ブログ

大きいのから小さいのまで・・ 卓上フィギュアの製作

DSCN8085

いよいよスギ花粉の季節到来です!!

皆さん、頑張ってクシャミしてますか?

いかがお過ごしでしょう? 守屋です。

例外になくワタシクも毎年、ヘ~ックション!!の鼻ズルズルの目カイカイで、毎年1月の中旬から

毎日薬を飲み、右ポケットには点鼻薬、左ポケットには目薬が無いと生きた心地がしない地獄の数ヶ月。

がしかーし!

2~3年前から、年々花粉症の症状が軽くなってきており、

今年はまだ全然クシャミの予兆すら無い。 薬も一粒も飲まなくて大丈夫、 最高!

自分的には 「日々の行いが良いから、イイ感じに体質改善されてきたんじゃね~の?」と思ってたら

オカンが一言、 「アンタそれ、ただの加齢やで、老いて花粉すら感じない鈍感な身体になっただけ。テレビで言うてたわ」 とバッサリ。。

これはさすがに凹むわ。

 

ま、ヂヂイのお話はさておいて、前回のブログでも書きました、ウチの若手ナンバー1スタッフの垣内サンの

製作の様子を今回も書きます。

前回のブログで過去の製作事例をいくつか紹介した中で、ペットフードのドギーマン様の犬と猫の大きな

等身大のフィギュアの記事があったと思うんやけど、再びドギーマン様から連絡があり、

「前回の等身大フィギュアが凄く好評で、社内会議で次は卓上サイズの

フィギュアをお願いしたいんですが・・・」  とオーダーを頂きました。

ニヤリ・・・。

「やっぱりリピート発注頂けたたわ」 とワタシと垣内サン。

 

このお仕事、長いことやってますと、再びリピート発注頂けるかどうか解って来た気がします。

つーか、自分達的に、「イイのが造れた。」と思える作品を納めさせて頂くと

ほぼ100%、そのクライアント様から再びお仕事が頂けます。

努力を認めて頂けホント有り難い瞬間です。

 

今回は約30センチの卓上サイズなので2体とも垣内サンに製作を依頼。

我々の製作する造形物は、製作物の大きさ、デザイン、職人の好みなどによって

原型の素材を何で造るか判断します。

通常のそこそこ大きい物は、いつもブログで紹介する様に、基本的に発泡スチロールで製作やが、

モノが小さい今回の様な時は、各種粘土、樹脂、発泡ウレタンなどで原型を造る。

今回、大きさ、デザインで垣内さんがチョイスした素材は発泡ウレタン。

この段階で素材のチョイスを誤ると、やたら時間が掛かったりヘタすりゃ失敗する事も考えられます。

スチロールと発泡ウレタンの違いは(製法、素材が全くちがうんやけど)素材の粒子の密度や硬度。

ご存知の通り発泡スチロールは適度な硬さで加工が容易な為、昨今の造形屋ではメインとなる原型用素材。

発泡スチロールも発泡倍率というのがあって率が低い硬質のものは粒子が細かくガチガチで重い。

細かなデザインの時や、ある程度強度が必要なスチロール造形の時なんかに使う。

発泡ウレタンてのはもっと粒子が細かく、より繊細なデザインの時に使うと有効。

それ以上に細かなデザインの時は粘土系。  そんな感じです。

 

では製作開始!

スチロールの時と同じくアウトラインを決め、そのラインでカット。

発泡ウレタンは非常に加工しやすい素材です。

ナイフ、ヤスリなどで仕上げます。

ただ、粒子が細かいので紙ヤスリなどで削るとザラザラした砂状の粉で非常に不快。イ~ッ!てなる。

前回、等身大のものを造っているので彼女は非常にスムーズに進めます。

DSCN7926

ものの数日で完成♪  楽勝や、と言うてました。

但し、このままでは簡単にポキッ!と折れてしまう強度なのでFRPに置き換えます。

その為にはこの原型を型取りする必要があります。

型取りの前にこの原型に樹脂をコーティングし、更に磨き上げ細部の造作も入れていきます。

仕上がった原型をシリコンゴムで型取りします。

1456384135776

出来上がったゴム型に今回はFRPで成形します。

キャストという樹脂を流し込む作り方もありますが。

1456383956794

形状によっては上の画像の様にバラバラにしないと型取りが出来ない事もあり、非常に面倒なのだ。

簡単な形状に見えても犬の方のドギーちゃんは6パーツにも分かれて成型。  あーしんど。

全てのパーツが抜き終わったらバリなどを取り、さらに表面を仕上げ塗装へ。

卓上サイズになると塗装の塗り分けのマスキングが大変!

ワタクシ守屋の様な大男や巨人は指が太くてこのサイズになるとピンセットやらを駆使して

やっとの思いでマスキング作業をするんやが、下の画像よく見ると、彼女の指が工具の如く直角に曲がり

自在にマスキングテープを押さえてるではないか!!凄し!!

その指オッサンも欲しい!!

DSCN8056

彼女の直角フィンガーが織り成すドギーマンハヤシのフィギュア「ドギーちゃん&キャティーちゃん」の

至高の仕上がりをとくとご覧あれ!

DSCN8085

DSCN8088

DSCN8090

普通、入社3年強でこの表情、雰囲気はなかなか出せないわ。  ↑↑  たいしたもんだ。

完成したこのフィギュアをご覧になったドギーマンの担当の方、

「え~わ~!」「コレはえ~わ~」「めっっちゃえ~わ~」と連呼されて喜んでくださいました。

( ※ 「え~わ~」は関西弁です。標準語では「イイねー」の事です )

 

このフィギュア達、この3/31~4/3に東京ビッグサイトで開催されるイベント「インターペット」で

ドギーマンハヤシ様ブースにて披露されるそうです。

行かれる予定の方は是非ご覧下さい!

 

ではまた次回ーーーーーーーーーーー!!