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ロケットの設置&おかえりせんとくん

先日のロケット造形、現場設置の巻~。

 

完成したロケット、二日ほど放置して熟成させます。

てのはウソで二日ほど放置して塗料を完全硬化させます。

 

そしていよいよ現場へ向けて発射させます!

トラックに固定する為の台を角材でパパッと製作。

社長、こんなの作らしたら早い早い! ものの1分。

そして積込み

ロケット積荷1.jpg

こりゃ目立つわ!!!

どこか北の方のお国の軍事パレードもこんなんやったら楽しいのに・・・

後ろから見たらもっとイカツい!

ロケット積荷2.jpg

これだけのロケットチャージャー積んでたらゼロヨン負け知らずやろな・・・

あ、このロケット逆噴射やった!  ・・・アカンやん。

そしてフェリー乗り場まで。

 

いってらっしゃ~い(^^)/~

なぜいってらっしゃい だと?

そうワタクシ守屋は急遽(前日)キズ修理の仕事が入りお留守番に。

社長らは大阪から九州の新門司港まで片道ちょうど12時間の船旅。

 

ここからは現場に同行してないので帰社後の社長のボヤキを基に妄想で書かせていただく。

 

朝9時より搬入。

前日までの打ち合わせでは、こちらサイドはロケットを噴射台に乗せるのを補佐して頂く程度。

と聞いていたんやが、何が何が・・・

前日までに敷き終わっているはずの土台の板の搬入さえまだの状態。

まずはその土台の搬入のお手伝いから。これまたゴッツ重かったらしい。

そのあとロケットを搬入なんやが、設置場所が流れるプールの中洲らしく、既に水の張られたプールを横断しないとダメだったらしく、プールに脚立をハシゴ代わりに渡し、その上をスライドさせ通過。

何とか無事通過。

ネタ的には誰か1人くらいプールに落ちて欲しかった。 出来たら社長に。  ・・ウソウソ。

            コレが噴射装置↓

ロケット設置1.jpg

スゲー装置。

この装置にロケットを被せる。

ロケット設置2.jpg

プールの中洲なので、当然ユニック(クレーン車)も入れるはずもなく、高さ2メートル以上ある噴射装置の上まで50キロもあるロケットを人力のみで持ち上げなければなりません。

コリャ大変やわ。

しかもこの日は九州地方の天候は大荒れ。

突然大雨が降ったり止んだり・・・

帰りのフェリーの時間ギリギリで何とか設置完了。

ロケット設置3.jpg

下の緑の土台がこの周りに直径8メートル広がります。

 

記念撮影  カシャ!

ロケット設置4.jpg

このメガネのおっちゃんが社長。

最高のキャラしております(笑)

まるでこのロケットを開発した発明家の博士の様です。

あ~あぁぁ・・・・

レインコートのボタンは掛け違えてるし身体は傾いてるし・・・・

でもこのだらしない感じが世の女性の母性本能をくすぐるんやろな・・・

きっとわざとボタンずらしてんのやな。

・・・ヤルな社長。さすがや。

ホンマお疲れ様でした。

 

で、1人工場に居残りチームのワタシはと申しますと・・・

先日、納品したせんとくん、平城遷都1300年祭のメイン会場である平城宮跡会場内の

公式記念品ショップ前に設置して頂いたんやけど、足にキズが付いてしまったらしく補修してほしい、とのこと。

出来ればせんとくんが不在にならない為にもその場でタッチアップして欲しい・・との事やったんやが、綺麗に治すにはドックインが必要と判断した為、急遽、ウチの工場の看板ガングロせんとくんを連れて行き、修理中配備。

社長らが出張中、頑張って修理し、3日後に納品。

ウチのガングロせんとくん、サボらんとちゃんと会場で頑張ってんかな?  と現場に近づくと・・・

平城宮跡せんとくん.jpg

おいおいお前さん!

エラいモテモテやないか!!!何ニヤけとんねん!

普段、工場前で外環を走る車を一日中眺めるだけが日課だったガングロせんとくん。

こんなにチヤホヤされるのは生まれて初めてでしょう。

でもアカンよ。 いつもの工場に帰るよ!

泣きじゃくるガングロ君を台から引きずりおろし、修理してピカピカになった美白せんとくんと交替。

さ、いつもの工場へ帰ろう。

そのまま連れて帰るのは可哀想なので車窓から平城宮跡の名所を見せてやった。

これが大極殿だよ。

大極殿.jpg

そしてこれが遣唐使船。

ゴメン、運転しながらやから指が写ってしもた。
遣唐使船.jpg

最後は朱雀門や。

朱雀門.jpg

もうエエな、ガングロくん。

ここは夢の世界や。夢なんやで。

阪奈道路をゆさぶられ、どんどん下界の現実へ。

そしてまた、いつもの定位置へ・・・

黒せんと.jpg

彼への夢の3日間は、はたしてどの様に映ったのでしょう・・・

 

皆さん、時々彼に逢いに来てあげてください。

きっと喜んでくれるはず・・・

 

何かオレ、悪者みたいな終わり方やん。