歯科造形看板色々あります。

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どーも!守屋です。

夏に近付くと、だんだん朝の目覚めが早くなってきますなぁ。

目覚ましの時間より早くに目が覚めたりして物凄く悔しい。  もうちょっと寝れたのに。

歳をとると、だんだん朝早く起きるとか言うけど、あれはホンマみたいや。

ウチのオカンなんか朝の3時頃からゴソゴソしとる。

どんだけ早起きやねん、ホンマ。

このままやと、あと数年でオカンは夜行性動物になるかもしれん・・。

ウチには夜行性動物がいるので良い遊び相手になるかな。

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何か解ります? この夜行性動物。

 

このアングルやと解るかな。

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ダンゴムシの様に丸まる動物です。

 

そう、アルマジロ。

詳しくは マタコミツオビアルマジロ と言います。

本当に完全な夜行性動物です。

夜の9時過ぎくらいにゴソゴソと活動を始め、朝の6時過ぎ位に就寝します。

なので、意外と夜行性動物というのは 昼間仕事で家に居ない方にはオススメの生き物です。

このアルマジロ(マコちゃん)、物凄く馴れてます。手乗りアルマジロです。

野生の個体は触ろうものなら、すぐに丸まって護身します。

一度丸まると1時間くらい出てこなくなる事もあるみたいやけど、ウチのマコちゃんは

もう丸まる事を忘れてしまった様で、身体のどこを触ろうが全く平気なのだ。

お腹をさすって欲しがり、自らひっくり返って甘えてきます。

柔らかい腹部を外敵から守る為に強固な鎧を身に付け進化してきたくせに

お腹を触らせるなんて、何て可愛いんや。。

約一万年前にこの地球上に生息していたとされる クリプトドン。

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この生き物の末裔を、いま自宅で飼育してると思うとドキドキしてしまう。  しない?  あっそ。

こんな感じで、身を守る為に身体の一部が特別に進化した生物が大好きなのだ。

無類のカメ好きなのも そのせいです。

先日もこんな植物の実を花屋さんで見つけてしまった。

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見つけた瞬間に、もうレジに並んでました。  値札も見ずに。

まぁ、安いもんでしたけど。

ククミスといわれる種子の仲間。 おもちゃメロンとかとも呼ばれる。

イイですねー こーゆーの。

黄色い物と鎧系の生き物、意味も無く集めてしまうなぁ。  病気ですわ。

 

さて本題。

アルマジロの様に頑丈であって欲しい体のパーツ

      「歯」

その歯を守るスペシャリスト、「歯医者さん」。

以前ブログでも書いたことはあるけど、歯医者さんって本当に

立体造形看板が大好きです。

ウチの会社でも毎月と言ってはちょっとオーバーかも知れないが、

ほぼ毎月の様に歯医者さんからの依頼で造形看板を製作させて頂いてます。

少し前、歯医者さんがご家族でウチにいらっしゃいました。

堺市にございます「山西歯科医院」さま。

http://yamanishi-dental.com

ウチの作品例やブログをご覧になり、造形看板をオーダーくださいました。

まだ最初はデザインも何も決まってない状態だったので、ウチの方で

現場調査させて頂きました。

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院の入り口あたりにキャラクター人形をお勧め致しました所、

ご家族会議の結果、この様なイラストを起こしてくださいました。

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弊社へ御見積もりやオーダーの際、特別にデザイナーのもとで製図された4面図などの

イラストがないとダメだとお思いの方が多いと思いますが、そんなことは御座いません。

簡単なラフスケッチ、しかも正面図のみでも製作は充分です。

お気軽にお問合せください。

 

大きさはお任せだったので、設置場所から割り出し製作開始。

スチロール原型が出来上がったところで、一度お越し頂き、実際の大きさ感などを

チェックしていただきます。

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大きさ、形状など、この段階で確認頂き、変更箇所が有る場合、簡単な変更の場合は その場で修正

したりもします。

無事に監修を終え、FRP製に置き換え完成。

 

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バッチリ、イラストのまんま立体化されました。

奥様も大喜び頂きました。

その後、院の前の花壇に設置されました。

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造形看板は、その場所の雰囲気を大きく変える力があります。

この院を訪れるお子様方にとっては「歯医者」という存在は恐怖でしか無いのですが、

このフィギュアが有る事によって、その恐怖心を和らげる効果は少なからず有ると信じています。

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ちなみに、このフィギュアのプロフィールが、後ほど山西歯科医院様より届きました。

 

やっぴくん
5月5日生まれ
AB型
体重:25kg
性格:やさしい
すきなたべもの:やさい
ひそかにすきなもの:ハイチュウ
にがてなたべもの:しそのはっぱ
とくいなこと:はみがき(こまかいところをみがくのがとくい)
 

密かに好きな物がハイチュウですよ。

歯科だけに甘いお菓子は厳しく管理されてるのかな?

チャーリーとチョコレート工場のウィリー ウォンカみたいに。

 

 

本当に可愛がって頂いてるのが手に取る様に伝わってきます。

こーゆーの、造形師として一番嬉しいですな。

 

では、他の歯科医院でも同じ様に可愛がられている(であろう)

弊社製作の歯科キャラクターをダダダダ~ッと紹介しましょか。

先ずはネコちゃん

このネコちゃんは院長を模したデザインだそうな・・・。  でもカワイイ!

歯科 例 (2)

 

 お次、

歯科のキャラクターで最も多い「ウサギちゃん」

歯科だけに歯の頑丈な動物をモチーフにするんですなぁ。

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もういっちょウサギさん

この子は院の柱にブラ~ンとぶら下がるコアラさんの様なウサギさん。

歯科 例 (5)

 

 はい次!

ん~・・・・・。 何故ペンギンが歯科のキャラなのか解らないもの。

かれこれ5~6年前に製作したものやけど、何故ペンギンなのか未だ解読不能。 解った人、教えて!

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 お次!

この子は歯科だっかかな・・? いや赤十字なので病院のキャラだったかな?

まぁどっちでもイイや、可愛いから載せちゃう。

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はいはい次!

このインパクト指数最大のキャラ、超ご立派な眉毛のクマさん。

このクマさんも歯科のご家族様が手描きで描いて下さったイラストを元に製作しました。

勇気を振り絞って、この立派な眉毛の理由を聞きました。

  「院長の眉毛をご覧下さい」とのご回答でした・・・・。  それ以上、何も言えませんでした。

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 次~!!

おっと!この子は いかにも歯科医院なデザインで解り易いデザイン。

右手が動いて歯ブラシで頭をゴシゴシやります。

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 次ー!!

実にシンプル。素朴さが良いです。

コンパクトなのでリーズナブルでもありますよ。  如何ですか?

歯科 例 (4)

 

 もうちょい!

こちらは正統派の裏を行く虫歯菌キャラ。 

30センチほどの卓上サイズ。 カウンターなんかに置くとGOOD!

歯科 例 (3)

 

 まだあるよ!

これは歯科医院さんの間で、最も人気のあるデザイン。

でも造形屋にとっては製作が大変な分類の造形です。

この泡の部分がねーーー。  意外と大変なのよ。

歯科看板

  

  ラスト!

これは皆さんご存知のPontaカードのポンタくん。

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歯科 例 (1)

 

 

どーでしたか?

こうやって見ると、結構面白いでしょ?

どの医院も、一生懸命デザインを考え、医院を訪れる患者様に愛される事のみを追求されているのが

よく解ります。

なので造り手としましても、「可愛くなれ~」「可愛くなれ~・・」と念じながら造ってます。

冗談の様ですが、これはホントの話です。

ポップ工芸の作品には念が込められております。  怖っ!!

 

ではまた!!!

福崎町の天狗 妖怪天国

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どーもー  守屋です。

前回、DEADPOOLの製作ブログ書いたら、公式サイトで紹介してくださったり、

皆さんSNSで拡散してくださったりで、最大、通常の15倍ものアクセス数にまで跳ね上がりました。

有り難や有り難や~♪

20世紀フォックス社さんには、もう足向けて寝れないわ。

ホントありがとうございました。

DEADPOOLアドトラックも残す所あと3日ほどの運行です。

関東地方の方は探し回ってちょーだい!

 

さてさて興奮覚めやらぬ状態でお次の造形の紹介しまひょ。

「兵庫県福崎町」と聞いてピン!と来た方も多いはず。

そう、池の中から河童が現れるヤツ、テレビなんかで見たことあるでしょう?

二号機取り替え (78)

コイツね。

テレビ取材とかメディアに取り上げられた事、数知れず。

ナニコレ珍百景でアワードを獲得するなど、全国を暴れに暴れました。

福崎町という小さな町ですが、この河童見に訪れる人はあとを絶ちません。

経済効果は計り知れないそうで、次から次に弊社へ妖怪の造形の発注を下さります。

そもそも、これらの企画の発端は、ここ福崎町役場の地域振興課の小川氏。

この小川氏、昨今流行の「ゆるキャラ」をこよなく嫌い、あんなモン、クソ喰らえと一蹴。

気持ち悪いけど、ちょっとカワイイ、「キモカワ」というものが世間を賑わせ始めた頃、

小川氏は 「んなモン、甘い甘い。アカン!」

       「これからはキモキモの時代や!!!」 と、フガフガ言っておりました。

当初、ワタシはこの小川氏の自論に「??」でした。

だって「くまモン」や「ひこにゃん」が全盛期の時ですよ。

地方自治体など、どこも長い物に巻かれるのが普通でしょ。。

だから、世間にゆるキャラが大繁殖してる訳で・・。

まぁ、ウチとしては造形のお仕事が頂けるのですし、小川氏が鼻息を荒げようが

ゆるキャラを批判しようが、正直どうでも良く、請けたお仕事をキッチリ納めようと、

小川氏と河童造形の打ち合わせ。

小川氏がおもむろに箱から 「コレなんですわ。」  と差し出したのが、

かなりよく出来た粘土ミニチュアの河童。

「へぇ~・・。 こんなの事前に業者に造らせはったんですか?」 と聞くと

「いえ昨夜、徹夜で造ってきました」  と。

  

何を隠そう、この小川氏、相当な腕前のモデラーである事が後々発覚。

過去の作品やらを見せてもらうと、、恐ろしいクオリティのガンプラや、オリジナルの

作品など、完全にプロ。

そりゃ変わった思考回路してはるハズやわ。

となると、こちらもヌケヌケとしてられませんがな。

厳しい小川氏の監修のもと、必死で河童を製作。

鬼の小川氏もこちらの製作する河童の出来栄えに大変喜んでくださり、

もう、小川氏とワタクシ守屋は切っても切れない変態コンビとして現在に至ります。

 

どーでも良い前置きはこれくらいに。

この河童の実績が功を奏し、めでたく予算が下り、次の企画を小川氏から頂く。

「次は天狗飛ばしますんでよろしく~♪」  と、 まるで

また来週呑みにいきましょー。  くらいの軽いノリで、とんでもない事をヌカす小川氏。

もう、あの人の脳はどうなってるのか解らない。ギャラクシーな脳である。

で、今回も早速コネコネと小川氏がミニチュアを造ってきた。

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何やねんコレ?  髪の毛 逆立っとるがな。  ↑↑

 

コレ、何やってるポーズ?  と小川氏に聞くと、

「あ~ それ、逆さまに吊るんよ」 と。  ↓↓

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本来は当然、羽根をパタパタさせて飛ばしたい所なんやが、さすがに福崎町ではディズニーランド程の

資金調達は難しいので、限られた予算の中でのデザインとなります、当然の事ながら。

腕や首の角度などは綿密な打ち合わせの上決定。

右手には福崎町の名産「もちむぎ」を練りこんで作ったどら焼き(実際に販売中)を持たせ、

さりげに物販を意識した欲の塊の像である。

 

ではここからがウチのお仕事。

煮詰まったミニチュアを基に、それを等身大の像へ。

原型は今回も発泡スチロールからの削り出し。

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この天狗は何故か「鬼瓦」にぶら下がっている設定。

「何故」と理由を小川氏に聞いても、「ゴニョゴニョゴニョ・・・」と誤魔化す。

何度聞いても「ゴニョゴニョ・・・・」

多分、ただの思い付きで設定したんやと思う。

ギャラクシーでギャランドゥな脳の彼の発想にこれ以上突っ込むのはご法度。

指示の通りに原型を製作します。

出来上がったボディ部分を福崎町役場の会議室に持ち込み、サイズ感や修正箇所が無いかを協議。

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議長は河童氏に任命↑↑

福崎町PR用の映像を収録するのにウチで製作した着ぐるみバージョンンの河童です。

散々酷使され、開いた瞳孔が元に戻らないくらいにお疲れの様です↑↑

目線がロンドンとパリを同時に眺めておられます。ご愁傷様。

 

無事に一次監修を終え、引き続き製作は続く・・・

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企画当初、重量の問題から(ワイヤーで吊るため)羽根は出来るだけコンパクトに設定してくれ、と

小川氏に懇願して↑↑の様なデザインで一旦は決まったんやが、小川氏はこの画像を見るなり

「もぉ~っと大きくしてぇ~!」と。

小川はん、聞いてましたか?  今回は重量の制限があるのですよ?

最も重量が発生する「羽根」は小さくせんとアカンのですよ、と諭すと

「もぉ~っと大きくしてぇ~!」  しか言わない5歳児に憑依。

アカン、こうなったら企業努力しかない。

仕方無しに氏の希望する形に変更。

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各所、グラム単位での減量で取り戻すしかない。

内部金物の設計から全て洗い直し!

 

内部金物を仕込む為、一度バラバラにされる天狗。

犬神家の一族の如く作業場に放置される下半身。↓↓

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通りがかりの人達は、毎回ウチの工場で何が造られてるのか不思議で仕方ないでしょう。

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出来上がったスチロール原型に内部金物などを仕込み、表面をFRPでコーティングし

表面のディテールを造りこんでいく・・・

 

この段階で天狗の頭に植毛するウィッグの色の色合いを小川氏に相談。

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ウィッグを持つ自分の顔の疲れ果ててる事に気付く。↑↑

そりゃそーだわ、この頃、この天狗とDEADPOOLの製作を同時進行してたのでヘロヘロ。

極度の疲労から頭おかしなって天狗用に取り寄せたウィッグを試着し始めるワタクシ守屋↓↓

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スタッフ達が似合う似合うと言うから、調子に乗って色違いも試す始末↓↓

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ロン毛ウィッグ初体験で興奮し、隣にいた水内クンにも装着させる↓↓

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  「あれ?・・・・。」

ヤバい。どっかの心理教の教祖様にあまりにも似てたので興奮 興醒め。

アカン、アカン。見ちゃいかんものを見てしまったかの様に、そそくさと 皆 作業に戻る。

     ゴメン、水内クン。

 

マジメにお仕事しましょう。   とか言いつつ、あのヅラ、社長にも被せたかった。・・・後悔。

全く懲りてません。

 

 

今度こそ真面目に。

お次は塗装。

お目目や口など、いわゆる小物から。

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塗り終えた部分をマスキングし肌の塗装。

先ずは下地の塗装。

今回の天狗は例外に無く「赤い肌」。

だけど下地の色は普通~に肌色から。

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そのあと赤系を入れていく。

先ほどの肌色が皮膚の透明感を与えてくれます。

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巧く この肌色を残しつつ数種類の赤色を重ねて行きます。

塗る色の順番を間違うと、一瞬で色味がくすんでしまう。

絶対に濁ったりくすませてはいけないのです。

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今回は設置場所が屋外なので、塗装中の物を屋外に出し、太陽光のもとで色味のチェックをします。

通りがかりの子供達やご老人の方にはちょっと刺激が強すぎる光景やな。

 

 

小川氏のこだわりの羽根。

カッコ良く塗りまっせ~!

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多くの謎が込められた鬼瓦もバッチリよ。

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各所のツヤの調整をします。

 

塗装はコレで完了。

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次に福崎町の造形の特徴、小川氏の最も拘る部分「植毛」。

小川氏、前回の河童の時もそうやったんやが、とにかく植えたがります。

そのままウィッグを被せると仕事は早いんやが、そこは小川氏は許してくれません。

ちゃんと毛の生える角度など考慮し、植毛せんとダメです。

なぜそこまで小川氏はヅラはダメで植毛に拘るのか・・・・。

多分、小川さん本人が、アデランスでは無く、マープ増毛法なんだと思います。

今度、福崎町に行って後頭部をコッソリ調べてきます。

冗談はさておき、ここからは笑えない、気の遠くなる植毛作業。

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下穴を無数にあけ、一束ずつ植えて行きます。

狭い部位などはワタシの様な大男では手が入らないので垣内サンにお願い。

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作業は深夜に及ぶ・・・・。

 

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髪型を考え、毛先をカット。

企業秘密の整髪料で毛並みを固定する。

ただガチガチのスーパーハードな仕上がりでは風になびかないので、そのあたりのさじ加減が難しかった。

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天狗本体、やっと完成。

コレで終わりと思ったら大間違い。

この企画、天狗が小屋から飛び出してくる設定なので、その小屋も造らなきゃならん。

アルミフレームで小屋の骨組みを造る。

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この時点で納品4日前。↑↑

あと3日で小屋は完成するのか???

 

 

焼き杉板をフレームに貼っていき

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そのままでは、ただの和風の新築なのでエイジング塗装で古ぼけた感じを出す。

植毛に続き、これまた作業は深夜に及ぶ・・・。

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何とかかんとか納品日に間に合った。

ある意味、DEADPOOLの製作より納期的にはヤバかったかも。

 

 

取り付け当日。

FRP製の茅葺き屋根を現場にて組立。

扉の開閉のモーターやらセンサーやら組み込んで。

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設置場所へクレーン車にて移設。

 

小屋の重さ600kg!!!!!

200kgくらいと思ってた。

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小屋の設置が終わり、ワイヤーに天狗を取り付けが終わった頃は、もう辺りは真っ暗。

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翌朝から細かなセッティングが待っています。

 

ワイヤーはこの様な とんでもない重量のウェイトでピンピンに引っ張られています。

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天狗の飛行(移動)や小屋の扉の開閉などは、こんなスーパーコンピュータ京モドキで制御されます。

スゴイだろー!

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今回の製作の様子はテレビ局が密着取材してました。

最後の作業、「天狗の梱包剥がし」をを番組的に除幕式と捉え、剥がす瞬間を撮影されました。

取材陣より、「除幕は製作者の守屋さん本人の手でお願いします。」 といわれました。

いやいやワタシ、大の高所恐怖症なんですけど・・・。  と言う間もなく高所作業車のゴンドラへ押し込まれ

空中高くぶら下がる天狗のもとへ・・・・。

除幕

高所とか言ってるけど、ほんの4~5mのとこなんですけどねー。

ワタシにとってはスカイツリーの上で作業してるのと一緒。

撮影が入ってるので真面目な顔で除幕しておりますが、もうウ●コもらしそうなくらい怖いのです。

あ~ヤダヤダ。

 

何とか命がけの除幕も終わり試運転です。

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 このワタシを散々苦しめた天狗さん。

記念撮影

毎回、福崎町の案件は本当に気苦労が多いです。

でも自分にとってはカワイイ息子の様なもの。

皆さんに愛されて欲しいものです。

 

もう、来月も福崎町さんから次の妖怪の製作依頼がきております。

小川氏、次はどんな要求をしてくるのでしょう・・・・?

あまり酷い要求の場合は、彼のヅラを引き剥がしてやろうと思います。

 

この天狗や河童の稼動の様子はYouTubeで 「福崎町 天狗」 とか 「福崎町 河童」 とかで検索してみて。

イヤになるくらいアップされてるから。

あと、河童の着ぐるみが登場する超オモロイ福崎町のPR映像もあります。連ねて出てきますので是非見てあげてください!!

あと、全国妖怪造形コンテスト  てのも開催されてます。

http://youkaizoukei.town.fukusaki.hyogo.jp/index.html

これで3回目の開催です。

造形に興味ある人、奮って参加ください!  賞金もあるでよ。

 

ではまた!

 映画「デッドプール」アドトラックの製作 DEADPOOL

DEADPOOL

ど~も守屋です。

ご無沙汰しております。

今日はもう、くだらない前置きは無しにして、皆さんお待ちかねの

6月1日(水)上映開始の映画

   「 デッドプール 」

のPR用巨大フィギュアを製作したんで、その様子を大公開しちゃいますよ。

今回のPRの方法は身長7mの巨大DEADPOOL像を製作し、それをそのまま巨大なトラックの荷台に設置し、街中を走り回ろうではないか!! というもの。

このパターン、覚えていらっしゃる方もいるのでは?

過去にウチでは、、、

映画 ウォーキングwithダイナソー!!! その①

http://zoukeikanban.com/blog/with/

映画 ウォーキングwithダイナソー!!! その②

http://zoukeikanban.com/blog/with_1/

約2年前にこんなバカげたとんでもない企画を20世紀フォックス映画の宣伝担当のO氏から頂き

無我夢中で造ったのを思い出します・・。

まだ前回は巨大な箱型のアクリルケースに恐竜を入れるカワイイ設定やったんやが、

今回は完全に大気むき出しオラオラ状態での積載だという事で、これまた20世紀フォックス映画宣伝室さんのクレイジーな発想に度肝を抜かれました。 (O氏、どうかしてるゼ!)

早速、御見積。

見積時、製作必要納期を「60日」と設定させて頂き提出。

ありがたく発注頂ける事に。

ところが・・・・・・

中間業者の手違いで約40日ほどの納期で製作せにゃならん事が発覚!!

は、は、20日も短縮!?

当然、もうこのプロジェクトは漂流する氷山の如く、ズンズン押し迫ってくるではないか!!

「どうする?」

「どうするも何も造らなアカンのだよ、コレは」

答えは簡単♪

「不眠不休」で60日を40日にするだけ。

ポップ工芸、前代未聞の大ピンチで御座います。

笑えない状況やが、ここは笑って行きましょう。

眉間にシワを寄せていては死ぬかもしれないので。

 

レッツゴー♪

 

え~、先ずは何はともあれ原型の製作をしないと始まらない。

前回のウォーキングwithダイナソーの時は完全に手作業で原型を彫ったんやけど、

今回は3DCADでデータを製作しCNC切削(機械彫り)で製作することにしました。

何故かと言うと、その方法だと、データが出来上がった所から順次切削工程に移行出来る点。

データ製作とNC切削の両方の時間をトータルで考えると手で彫るのと大して変わらないんだけど、

データの監修を部位ごとに画面上でお願い出来る点も時間短縮で利点かな。

 

3DCADでデータを製作する場合、おおまかに分けて2通りの方法がある。

1つは、完全に画面上でデータを製作する方法。

もう1つは対象物を3Dスキャナーでスキャンしてデータを製作する方法がある。

今回はなんと、配給元の20世紀フォックス映画様よりDEADPOOLのコスチュームをお借りする事が出来たので

それを着て3Dスキャンする事に。

但し問題が・・。

そのコスチューム、当然 現地アメリカで製作されたもの。

   「デカい・・」

装着のマニュアルも同封されてたんやが対象身長が190~193cm以上みたいな事が書いてある。

まぁ、ワタクシ守屋も世間的には大型な180cmなので何とかなるやろ・・あとはデータで

チョイチョイと補正をかけて。。 とか余裕をブッこいていたんやが、何が何が。

腹抱えて笑うくらいサイズが合わない。

そこで急遽、20世紀フォックス映画O氏に連絡。

「ダメだこりゃ」と いかりや長介になりきって報告。

速攻で外タレの事務所に連絡頂きモデルを手配して頂く事に。

身長190ナンボのMr.マイケル到着。

どういう経緯で呼ばれたか、もひとつよ良く解ってないマイケルに、つべこべ言わせず、カタコトでスーツを

着させ、押さえつけてスキャン。

DEAD POOL 3D

「ノープロブレム、ノープロブレム」と、丸一日、1回もトイレにも行かず頑張ってくれたマイケル君。

お昼休みもこのままの姿で、コンビニのカラ揚げ弁当食ってる姿には笑ってしまったが

さすが現役モデルのプロ根性見せて頂きました。  さんきゅーマイケル。

マイケルも頑張ってくれたんだし、こっちも頑張らんとあきまへん。

撮ったデータを合成、修正し、どんどん進めて行きます。

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②データ製作1

②データ製作3

本当は靴底にはこんなのは無いんやけど、遊び心で、あえてカタカナ表記(あくまで日本発信の企画)なので「デッド、プール」のロゴとベルトのバックルの形状をを入れました。

DEAD POOLデータ製作(遊び心)

恐らく20世紀フォックス映画の方からは激怒されるであろうとビクビクしてデータ監修に提出すると・・・

「イイじゃないですか!面白い!」と言って快諾。

20世紀フォックス映画、なんとジョークの解る会社なんや。(O氏、どうかしてるゼ!!)

DEADPOOL本人の役柄のイメージも加味して頂いた上での判断だったんでしょうが、

通常、こーゆー事は絶対に有り得ません。

我々造り手も普段からこんなアメリカンなジョークをちりばめて仕事がしたいと思っているんやが

夢を叶えて頂いてホント嬉しいです。

 

20世紀フォックス映画さん、ただただジョークを許してくれるユルい会社と思っていては痛い目に遭います。

当然、細部の監修は恐ろしいくらいに指摘があります。

今回の3Dスキャンデータは、あくまでMr.マイケル版DEADPOOLに過ぎません。

主演のライアン・レイノルズのセクスィ~なマッチョ体型とは程遠い細身なMr・マイケル。

監修ではライアン・レイノルズの頭蓋骨の形状の特徴まで指摘を受け、データ修正に臨みます。

ただ、当然国内では未公開の映画なので資料が乏しい為、肉付きなど細部のデータ製作は大変。

画像検索で色々かき集めて参考にします。

特に背部の資料は皆無・・・・。

20世紀フォックス映画さんより、この様なポスターやパンフなどの資料を頂いたりして参考にします。

 

 

DEADPOOL_Launch_OneSheet

画像検索していると、映画撮影中のスパイショットのリーク画像なんかも色々出てくるんやけど、

以外や以外、これらのスパイショットが一番参考になったりします。 皮肉な話ですが。。

 

 

そうして何とか鬼監修を経て出来上がったデータを基に、NC切削機でギュンギュン彫り出します。

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1枚の大きいスチロールブロックからこんな風に彫り上がります。 ↑↑

小さい手に見えるけど、ホントはこんなにデカいのだ!!  ↓↓

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実寸の約3.7倍の大きさ。

マシンで彫り上がったパーツは細かい部分はユルく彫り上がっているので、そこは手作業で手直しを入れないと使えません。エッジを深く削ったりピンピンに尖らせたり。

手直しを入れたパーツ群に、お次はFRP(繊維強化プラスチック)を貼って行きます。

薄いガラス繊維を樹脂を用いて貼って行きます。

ここでも巧くガラス繊維を貼らないと折角エッジを立てた部品もユルユルな仕上がりになってしまう。

この工程は仕上がりに大きく影響します。

普段、仏の顔で接する事を念頭に置いているワタシですが、

職人達に対し、かなり厳しく怒鳴りつけてしまった。

ピリピリムードで作業は進みます・・。

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おケツに群がる職人達。

今回、20世紀フォックス映画さんが顔の次にこだわっておられた部位。 それは 「お尻」

丁寧~にFRPを貼る様に指示。

この様に一つの案件にスタッフ全員投入して一ヶ月も作業するのはポップ工芸史上初の事です。

大抵、数人は違う案件を造っているんやが今回は別。

全員の意思や技量、モチベーションなどを一つにまとめる事の難しさを改めて勉強させて頂きました。

小分けにされたパーツにFRPを貼り、表面にパテを入れ、平滑に研磨した後、各パーツを

組み立てていく。  ↓↓

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いくら高精度で切削されたパーツ群も微妙な寸法公差があります。

そのまま組み立てると上手く合わなかったり、パーツが大きい故に、ほんの数ミリのズレが先端では数センチの大きいズレになるので少しずつ削って修正を入れながら合わせていきます。

 

 

納品後、走行中に万が一外れては大事故に繋がり兼ねない重要なパーツは自分で取り付け。

未来のある若手職人達に責任を負わす訳にはいきません。

最もジジィである私が裁かれれば良いのです。

背中の刀などがそれにあたります。

内部に強固な鉄骨を入れて補強します。  ↓↓

ぶら下がっても大丈夫なくらいに補強しときました。

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やっと全体が見えてきました。

この段階で、納品一週間前。  何とか予定通りに進んでいます。  ↓↓

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全体に組み上がってはいるんやけど、そのデカさから全体のバランスを工場内で遠目に確認する事が出来ない。

頭の方からか、つま先の方からしか眺める事が出来ない。

真正面から遠目に眺めて確認出来ないので、最後の最後までドキドキな心情で製作。

お陰で抜け毛が止まりません。

健康診断で胃にポリープが複数見つかりました。

私の魂が擦り込まれたDEADPOOL像。

皆さんどの様な心情でこのブログを読んでいるのでしょう・・・。

鼻をほじりながらお菓子食べて適当~に読んでるでしょうけど。

まぁイイや。

暫しお付き合いを。

 

最終のサーフェーサー(下地剤)を吹きつけ、いよいよ塗装の工程へ・・・

塗装は最も重要な工程、と唱える造形屋、原型師も多いと思います。

どれだけ緻密に製作された原型でも、この塗装工程でヘタをこくと、

ただの学芸祭の装飾品と何ら変わりません。

慎重に行かなければなりません。

当然、塗装は弊社工場内で行なわれるんやけど、蛍光灯の灯りの下での

調色、塗装となる。

この蛍光灯の灯りがクセ者で、屋外の太陽光の下で見た時に、全く違った色味になってしまう。

その辺りの補正は職人の経験と勘だけが頼り。

通常、小さな人形とかなら1色塗っては屋外に持って行き、太陽光の下で確認出来るんやが

このデップー様は7メートル。

デカすぎて容易に出し入れできないのは当然、シークレットな製作状況下もありそれは出来ない。

今回、その調色を、冒頭で紹介したウォーキングwithダイナソーで小さい方の恐竜を製作した

垣内サンに一任。

何の迷いも無く調色してきたので若干心配っだった。

その下地色となる赤を塗る垣内サン。

1463212334621 誰もが鮮やか過ぎるのではないか?とも思われる色で塗装を始める彼女。

1463212368506

この画像を20世紀フォックス映画、O氏へ転送するや否や、早速、電話が・・。

「ちょ、ちょ、ちょっとこの色、明る過ぎやしませんか??」と。

「いやいや大丈夫。お任せください。」

きっとO氏は不安で一杯だったでしょう。

当然、デップー様はこんな色では御座いません。

もっともっと薄汚れてボロボロなのです。

ちゃんと次の工程を計算した下地色。

お次の工程は、このDEADPOOLのスーツの生地の特徴、

メッシュ地のラバーの様なレザー生地の様な質感を出す作業です。

DSCN8272

製作当初は納期の関係から、このメッシュ調塗装は諦める様に他のスタッフから言われていたんやが、

私自身、どうしても諦めきれず、何とか時間を作って行なった作業。

スタッフのみんな、頑固ジジィの我侭を聞いてくれて本当にありがとう。

お礼に胃のポリープを一つずつ差し上げようぞ・・。

 

この7メートル像のサイズに合ったメッシュ生地を探しに何軒もの生地屋さんを手当たり次第に回ったんやが

結局イイのが探せず・・。

知り合いの、衣装などを製作する職人さんに相談。いくつもの候補を探し出してくださり、何とか

このデップー像にピッタリのピッチの生地を入手する事が出来ました。

お礼にこの職人さんにもポリープを・・・

もう、ポリープネタやめとこ。 しまいに怒られるわ。

 

何とか貴重な納品ギリギリな一日を頂きメッシュ調塗装を終え、次の色へ。。

⑥塗装3(マスキング塗り分け)

赤い部分をマスキングし黒い部分の塗装へ。

画像では普通に黒一色で塗っているかの様に見えるけど、実は各パーツで黒のトーンを変えています。

画像で見える範囲だけでも5色の黒に塗り分けられています。

微妙な違い、解るかな? 解んねーだろーなぁ・・。

こーゆー誰も気付かない様な所やけど、モノが大きいだけに、単色で塗ってしまうと、物凄く安物臭い仕上がりになります。

先ほどのメッシュ塗装もやけど、たった数メートル離れると、メッシュ調であることは誰にも解りません。

でも、それらの色が重なって初めて出る色合いはベタ塗りや普通のボカシ塗装では絶対に出ないのです。

本物のメッシュ生地と同じ構造の塗り分けで初めて出る色合いです。

恐らく、今 全国を走り回っているこのDEADPOOL像が、この様な凝った塗装をされている事実を

誰一人知らないと思います。

でも本物のスーツとウリ2つな色合いである事は誰もが感じ取ってくれていると確信しています。

それでイイのです。 我々のお仕事はこーゆーものなのです。

ウンチクはこれくらいにして次行きまひょ。

 

次はエイジング塗装と呼ばれる塗装。

その名の通り年月が経ち、古ぼけた様な雰囲気や汚れた感じを出す塗装。

この作業は全体の統一感が重要な為、何が何でもワタシ独りで行なわせて頂く作業。

凹凸感も数倍に見せる事が出来る魔法の塗装。

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でも一歩でもやり過ぎると取り返しの付かない恐ろしい作業である。

もし、万が一、この作業をやり過ぎてしまうと、極端な話、一旦 真っ白に塗り戻して1からやり直しです。

でも怯えて少な過ぎると特有の質感は出ません。

 

お次の工程。

エイジング塗装は、非常に塗膜が薄いのでキズ付き剥がれ易い為、それを保護する為、

クリヤー塗装を行ないます。 そう、女性のマニキュアで言う所のトップコート。

テカテカでご覧の様にローションまみれの様な変態チックな雰囲気が漂っております。

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この状態では下ネタ大好物なDEADPOOL様でもさすがにご立腹でしょうから、ツヤの調整を行ないます。

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上の画像をご覧になって、お解り頂けますでしょうか?

部位によって微妙にツヤが違う事を。

顕著なのはふくらはぎの所や肩パッド部分などのツヤ感。

本物の衣装は、これらの部分は完全にレザー素材でして、レザー特有のツヤ感が御座います。

ブーツも然り。但し靴底のゴム部分はツヤを控えてあります。

時間も無いのに大変だけどウソはつけないのよ。本物がこうなっているのだから。

 

次に予め造っておいた小物パーツも塗装し、貼り付けます。

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DEADPOOL 完成 (1)

ベルトや帯類は実際に布を縫製して製作。

時間が無いのに時間の掛かる事ばっかやってます。

でも、こーゆーところで質感がグッと高まるから。

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DEADPOOL 完成

やっと完成でございますー!!

DEADPOOL 完成 (10)

どのアングルから見ても抜かりの無い様に最終チェック。

グローブのカーボンケブラー繊維の様な模様もキッチリ再現。

これも大変やったなぁ・・。

スタッフみんなイライラしてたのを思い出す・・・・・・・・

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DEADPOOL 完成 (9)

アップで見られても大丈夫。

この質感に20世紀フォックス映画 O氏も太鼓判を捺して下さいました。

完成したのは納期当日。トラックが到着する直前まで色々やってました。

間髪入れずトラックへ積載です。

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思いの他   「重い・・・」

手積みとなるのは解っていたので最小限の重量になる様、FRPの厚みを調整したけど、

デカものは重い。

お陰さまで積み込みの際、ウチのスタッフの水内君の腰が玉砕。

使い物にならないお爺さんになりました。

約3週間休んでおられます。

どーしましょ。

 

そしていよいよ旅立ちの時がやってまいりました。

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最近はメディアへの露出がめっきり減ってしまった「せんとくん」が、ここぞ!とばかりにカメラ目線で自分アピールしております!

皆さん、デップー様もだけど、せんとくんも応援してあげてくださいな!

今の所、せんとくんの方が国内では知名度高いんだから。

 

翌日、大阪駅のグランフロント内で除幕式が行なわれました。

体調不良で入院されてた第64代横綱 曙 太郎氏が入院先から駆けつけてくださいました。

DEADPOOL除幕式 (5)

当日はあいにくの雨模様で除幕がスパッ!と出来ず、ズルズルと除幕でしたが、それがまた焦らされて

ドキドキしました。

この時、初めて真正面から遠目に眺める事が出来ました。

DEADPOOL除幕式 (2)

やっぱデカいわ。

物凄いモノを任されてたんやなぁ・・と今更ながら実感。

3Dスキャンの時、扮してくれたMr.マイケルも京都から式典に駆けつけてくれました。

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DEADPOOLに合わせて真紅のシャツを着てくれましたよ。

粋な計らいですな、さすがモデルさん。

 

このアドトラックは6月5日まで巡航します。

運行スケジュールはTwitterなんかで確認できます。

#デップー発見  #デッドプール #DEADPOOL なんかで追跡してみて。

日本の映画の公式ツイッターでこのアドトラックについてライアン・レイノルズ本人がリツイートしてくれたんやで!

それと、コミック原作者のロブ・ライフェルド氏もTwitterでネタとして取り上げてくれたり!

も~コレ凄すぎと思わない!?

世界もが注目するこのトラック、是非追っかけて目に焼き付けてちょーだい!

ポップ工芸のスタッフの魂がすり込まれたDEADPOOL像です。

ギックリ腰で死にかけの水内クンにもエールのお言葉を頂戴できれば

きっと回復が早まるはずです。

ライアン・レイノルズ氏にこの気持ち、届かないかなぁ・・・。

届くとイイなぁ。

 

映画 「デッドプール」 は6月1日(水) TOHOシネマズ日劇ほか

 全国ロードショー です!!

http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

世界120カ国でぶっちぎりNo.1の大ヒット作!

みんな!映画館へ急げ!!!!

 

ポップ工芸のブログ史上、最も長文になり申し訳ございませんでした。

少々熱くなり過ぎた様です。

長々とお付き合いありがとうございました。

守屋でした。

 

次は何のネタ書こうかな。

© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

 

映画「DEADPOOL」宣伝用巨大フィギュア製作しました!

DEADPOOLアドトラック (3)

6月1日全国ロードショーの映画「DEADPOOL」の巨大フィギュアを製作しました。

全長7メートルの巨大フィギュアを、これまた巨大なアメリカントラックに積載し

現在、日本中を爆走中!!

走行場所の日程詳細などはTwitter(#デップー発見、#デッドプール)や公式サイトなどで

ご確認ください。(東京、名古屋、京阪神)

巨大フィギュアの製作の様子は近日中にブログでアップします!

迄ご期待!!

         製作ブログはこちら↓↓↓

 映画「デッドプール」アドトラックの製作 DEADPOOL

DEADPOOLアドトラック2DEADPOOLアドトラック (1)DEADPOOLアドトラック (3)

天狗まみれ

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はいどーも!

早速ブログ放置気味で全国からお叱りの声を絶賛受付中の守屋です。

 

いや~忙しかったのよ。

まぁ、年度末は毎年こんな感じで干からびたスルメイカの様になっておる訳ですが・・

年度末までに片付けないといけない仕事ってのは、だいたい役所や自治体などからの発注分ですわな。

何とか今年も、その呪縛から開放され枯れ枯れスルメイカから一夜干し程度に身体が回復し、今こうして

パソコンに向かってブログが書ける余裕があります。

しかし・・・

次の波(しかも大波)が直ぐ目の前に来ております。

詳細はまだ明らかには出来ないんやが、ザックリ言えば巨大な人物(キャラかな)を造らないといけません。

見積時、60日の製作納期を提示していたんやが、間に噛んでる業者の手違いか、それを30日程で製作せにゃならん事態が目の前にあります。

当然五月のGWなんぞワタシには解読不明なワードになってます。

前代未聞の納期で納めないといけない。

チームワークがモノを言うので、ここは巧くコントロールせんとね。

頑張るしかないので頑張ります。

心の頼りはキューピーコーワゴールドα のみ。

この小さい錠剤に命を懸けないといけないなんて。。。。。。。

我ながら、なかなかのギャンブラーやな。

昨今、スポーツ界の賭博問題でマスコミは騒いでおるが

そんなのに比べりゃワタシの賭けの方がヤバい賭けなんちゃうか?

嗚呼、今回も助けておくれキューピーさん。

 

 

さて、今回のブログは冒頭にも書いた、ワタシの天敵、お役所からのお仕事です。

随分前に兵庫県福崎町役場から河童の造形の依頼を受け製作、その河童が物凄く有名になり

マスコミに大注目されてYAHOOニュースのトップに出たり、ナニコレ珍百景では優勝したり、

それはもう世間を騒がせた、と言ったら過言かも知れんが、それくらい騒がした造形物。

知らない方は「福崎町 河童」などで検索を。

その福崎町役場で第1回妖怪造形コンテストっつーのを開催しまして

http://youkaizoukei.town.fukusaki.hyogo.jp/

(現在、第2回も無事終了。第3回も決定しております、是非ご参加を。)

そのコンテストで優勝した作品は等身大FRP像で製作し福崎町の河童の横に設置される、というもの。

第1回のお題は「天狗」

一般部門での優勝作品がコレ

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素晴しい作品です。

この作品を等身大にします。

元のミニチュアがある場合、3Dスキャンで読取り機械彫りで行なう場合もあるし、そのまま手作業で彫る場合もあります。

今回はアナログ手作業にて製作。

ブログみて下さってる方は手作業の方が見てて楽しいと思います。

では製作開始!!!

先ずは下書きを。

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ワタシの場合、下書きなんてこんなもんです。

良い子はマネしない様に。

よく色んな造形屋のブログありますが、見ていますと、まぁ几帳面に丁寧な下書きをされている方を

よく見かけます。ほとんどの方がそうされているようです。

でもね。

丁寧に描いた下書きなんて一撃で消えてしまいますのよ。

こんな風に。

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必要な情報はアウトラインのみ。

丁寧な下書きなんてクソ喰らえです。、無駄無駄。

私達の様に造形師と呼ばれる職に就く人間は大まかに分けると二種類に分類されます。

ひとつは、ただただ感覚のみで彫る(造る)タイプ。

もうひとつは、その都度 採寸、採寸採寸・・・でキッチリ造るタイプ。

出来上がりは同じだとしても後者は物凄く時間が掛かる事がほとんど。

ワタシは顕著な前者。感覚だけで生きる変態。

ポップ工芸の職人は感覚タイプがほとんどだと思う。

なので、たま~に応援で呼んだ職人さんがウチの原型彫りの速さに驚愕する事が多々あります。

ウチらはこれが普通やと思ってやってるんで逆に驚いたり。

よそはどんだけ時間掛かってるんやろ? て。

あとスチロールの彫り方も職人によって大きく分けて二通りあると思う。

 

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ひとつは上記の画像くらいまでニクロム線、と包丁でザクザク、バリバリと一気に彫り、その後ワイヤーブラシとサンドペーパーなどで粉まみれになりながら細部を削り出すタイプ。

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もうひとつは、物凄く良く切れるナイフ(自作ナイフが多い)で仕上がりギリギリまでナイフ一本で切り出し、最後のほんの少しだけペーパー類で丸めて仕上げるタイプ。

もうお解かりの様にワタシは完全な前者で全身スチロールの粉まみれで奮闘。

帰宅後、風呂に入るとスチロールがプカプカ浮かぶ事も。

パンツの中の恥部もスチロール祭りな事も。 あー恥ずかしや。

 

後者のナイフ一本でやるタイプは神経質な職人が多い気がする。

下書きもしっかり描くヤツが多い。

潔癖でスチロールにまみれたくないんやろね。

そんなヤツ、スチロール頭からブッ掛けたくなります。

当然、仕事メッチャ遅いです。早い人も知ってますが。。

 

まぁ、人それぞれ。

どーでも良い話。

次行きまひょ。

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ボディ部はだいたい完成。

次は頭部

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見よ!この適当な下書きを   ↑↑

でも大丈夫。感覚人間だから。

ツボは押さえて下書きしてます。

ワタシにしか解らない下書き。暗号みたいなもの。

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で、だいたい本体はこれで完成。

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今回の造形、一番大変なのは、意外と「羽根」の部分。

人の手の触れない所への設置だと大した事無いんだけど、子供らがガッツリ触る可能性ある場合、

羽根の様な薄いパーツは中に強固な金物を入れないと、いくらFRPは強化プラスチックとは言え

折れる時は折れます。

ゴッツい金物を中にいれなとダメです。

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この羽根だけで40kgくらいあります。

この金物全てが天狗の中に納まります。

微妙な羽根の角度など溶接時にきっちりとミニチュアと合わせる事が必要です。

こんな時に『感覚』で生きる人間は強いです。

適当(当然、物凄い考えはしますよ)にフィーリングで決めます。

『キッチリ派』の人間ならこの鉄骨も丸1日かけて一から図面を引くでしょう。

 

 

さっきのスチロール原型にFRPをコーティングし、表面の細かいシワなどはパテで造りこんでいきます。

この場合、スチロールで基本形を造りパテで細部を造って行くパターンか、粘土で一から造るパターンか

いくつか方法はあるんやが、デザインの内容、仕様などでパターンは決めます。

今回は仕上げがブロンズ像風なので、極端な細かな造り込みは不要なので、こーゆー造り方です。

とにかく、どんな造り方が一番早いかがカギです。

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全身も同じくFRPコーティングしたのちに台座に乗せ、目線などを設置現場を想定して決めます。

福崎町の担当の方と幾度と無くメールにてやり取りし、目線、固定角度を決めます。

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詳細が決まったら表面の処理をしていきます。

黒いサーフェーサーを吹いて表面を鋳物特有のザラついた梨地に仕上げます。

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そして塗装。

先ずは目玉から。

ここ(福崎町)のブロンズ像は何故か目玉だけは生き生きと生きている様な仕様で塗ってくれ、と

注文があります。

詳しい事は解りません。

どーしても気になる方は福崎町地域振興課へ行って聞いてください。

多分、「内緒ょ、ウフフ・・」と言われるでしょう。

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ミニチュアに合わせた色合いで塗ります。

 

その後、塗った目玉をマスキングし本体をブロンズ調に塗る。

ご存知の様にブロンズ像も色んな色のタイプがあります。

おはぐろ調の真っ黒の物や、緑青(ろくしょう。銅の青サビ)の物、黄金色などなど。

今回のケースはお任せだったんでカッコよくなる色味で塗りました。

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そして台座には銘板を入れます。

銅板製エッチング仕様。

銘板完成

この優勝作品の作者、稲村さん、有名映画の小道具なんかも手掛けるプロでした。

映画のエンドロールに名前が出るくらいの方でっせ!

最近まで全然知らずに造ってました。(ちなみにこの天狗は去年の秋に製作したものです)

知ってたらプレッシャーで押しつぶされていたかもしれないので逆に良かったわ。

 

設置の様子は次回書こうかのぅ。

タイトルが「天狗まみれ」となっとりますが、この案件の後も、同じ福崎町役場より、違う天狗の製作の依頼があり、それも立て続けに書きますんで暫く天狗にまみれて頂きます。

覚悟しといてください。

 

ではまた!

いろんなビリケンさん

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どぉーも!

イイ感じの連日更新ですよ。

 

社長の自宅界隈では、もう鶯が鳴き始めてとか・・  春やねぇ。

でも春になると女性の方なんかは電車などで変なおじさんとか多く出没する

嫌な季節ともいいますなぁ。

変なおじさんと言えば、こないだ清原が覚醒剤で逮捕されよったな。

まぁ、随分前から噂になっとたが、いざ逮捕されるとやっぱりその衝撃は大きかったわ。

ニュースなんかでPL時代の映像とか現役バリバリの頃の爽やかな容姿が映ると

なんでこの人は変なおじさんになってしもたんやろ?とか思ってしまうね。

清原は通常の7倍とかの覚醒剤使用反応とか出てるとか言ってたけど

ホンマやめられへんのやろね・・・。  常習性のあるものは何でも怖いわ。

ワタクシ守屋も今、常習性の有るモノにはまり込もうとして危機感を覚えている。

本当にヤバイ。。。  止めれない。

それは・・・

      「コイケヤのカラムーチョ」

そう、激辛の代名詞とも言われるスナック菓子。  

ワタシが確か中学生の頃、発売された。

その頃のスナック菓子の味のバリエーションはカレー味、サラダ味、チーズ味、コンソメ味、それくらい。

辛い七味の効いた柿の種くらいが辛さの王道って感じだった。

初めて食べた時の衝撃を今でも忘れない。

飛び抜けた辛さ、今まで経験した事のない味の濃さ。

昨今の激辛ブームや濃い味の食べ物の発端は、間違いなくこの商品が発売されてからだと

ワタシは思う。

日本人の健康の基準を大幅に下げてしまった恐ろしいお菓子であるとワタシは考える。

ワタシもおっさんになってあんまりスナック菓子なんかは食べなくなってんけど、

つい先日、スタッフの垣内サンが家から持ってきて目の前でバリバリボリボリ物凄い勢いで

食べている。

それはもう、故ウガンダ氏がカレーライスを飲み物の如く食べるが如し!

   あ、あの・・ ひとくちちょーだい。。

「モグ・・・・・。」

「んーーーー!!!!!!   旨し!!」

その日の帰り、コンビニで一袋買って帰ってしもた。

速攻で完食。

これは危ない。清原どころではない。

このままでは通常の7倍は食べてしまいそうなので垣内サンに相談したところ、

「あーーー・・・ えらいこっちゃ。」

「もうムリやわ、大袋は絶対に買わずにスリムパックを買ってリハビリしなさい」

と言われた。

そーゆー彼女も言わずと知れた末期的常習者である事は言うまでもない。

 

 

さてと。

いま、ホームページのリニューアルに伴って、会社のPCが破裂しそうなくらいに溜まった

造形の画像を整理している。

いろいろ造ってきたなぁ・・   懐かしくなる。

同じキャラクターでも何回も造ってるのがあったりして面白い。

通天閣でおなじみのビリケンさんなどが良い例。

ちょっと紹介しよかな。

コレなんかは最もスタンダードなヤツね。↓↓

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ホワイトバーージョンのも有り。

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こんなのもある。

串カツ持ってる。

ベタだけど解りやすくてイイね。

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木彫り風バージョン

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お次は上半身バージョン。

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それの全身、横綱バージョン。

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こんなのもあるよ。

キューピーちゃんバージョン。

現代風なアレンジやね。

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 ここまでアレンジしたものも。

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まーだまだ画像あったけど今日はこれくらいにしといたるわ。

 

さ、今日もカラムーチョ買うて帰ろかなぁ~♪

だまされた思って1回食べてみ?

止まらなくなる恐怖を覚えるから。

 

ではまた!

大きいのから小さいのまで・・ 卓上フィギュアの製作

DSCN8085

いよいよスギ花粉の季節到来です!!

皆さん、頑張ってクシャミしてますか?

いかがお過ごしでしょう? 守屋です。

例外になくワタシクも毎年、ヘ~ックション!!の鼻ズルズルの目カイカイで、毎年1月の中旬から

毎日薬を飲み、右ポケットには点鼻薬、左ポケットには目薬が無いと生きた心地がしない地獄の数ヶ月。

がしかーし!

2~3年前から、年々花粉症の症状が軽くなってきており、

今年はまだ全然クシャミの予兆すら無い。 薬も一粒も飲まなくて大丈夫、 最高!

自分的には 「日々の行いが良いから、イイ感じに体質改善されてきたんじゃね~の?」と思ってたら

オカンが一言、 「アンタそれ、ただの加齢やで、老いて花粉すら感じない鈍感な身体になっただけ。テレビで言うてたわ」 とバッサリ。。

これはさすがに凹むわ。

 

ま、ヂヂイのお話はさておいて、前回のブログでも書きました、ウチの若手ナンバー1スタッフの垣内サンの

製作の様子を今回も書きます。

前回のブログで過去の製作事例をいくつか紹介した中で、ペットフードのドギーマン様の犬と猫の大きな

等身大のフィギュアの記事があったと思うんやけど、再びドギーマン様から連絡があり、

「前回の等身大フィギュアが凄く好評で、社内会議で次は卓上サイズの

フィギュアをお願いしたいんですが・・・」  とオーダーを頂きました。

ニヤリ・・・。

「やっぱりリピート発注頂けたたわ」 とワタシと垣内サン。

 

このお仕事、長いことやってますと、再びリピート発注頂けるかどうか解って来た気がします。

つーか、自分達的に、「イイのが造れた。」と思える作品を納めさせて頂くと

ほぼ100%、そのクライアント様から再びお仕事が頂けます。

努力を認めて頂けホント有り難い瞬間です。

 

今回は約30センチの卓上サイズなので2体とも垣内サンに製作を依頼。

我々の製作する造形物は、製作物の大きさ、デザイン、職人の好みなどによって

原型の素材を何で造るか判断します。

通常のそこそこ大きい物は、いつもブログで紹介する様に、基本的に発泡スチロールで製作やが、

モノが小さい今回の様な時は、各種粘土、樹脂、発泡ウレタンなどで原型を造る。

今回、大きさ、デザインで垣内さんがチョイスした素材は発泡ウレタン。

この段階で素材のチョイスを誤ると、やたら時間が掛かったりヘタすりゃ失敗する事も考えられます。

スチロールと発泡ウレタンの違いは(製法、素材が全くちがうんやけど)素材の粒子の密度や硬度。

ご存知の通り発泡スチロールは適度な硬さで加工が容易な為、昨今の造形屋ではメインとなる原型用素材。

発泡スチロールも発泡倍率というのがあって率が低い硬質のものは粒子が細かくガチガチで重い。

細かなデザインの時や、ある程度強度が必要なスチロール造形の時なんかに使う。

発泡ウレタンてのはもっと粒子が細かく、より繊細なデザインの時に使うと有効。

それ以上に細かなデザインの時は粘土系。  そんな感じです。

 

では製作開始!

スチロールの時と同じくアウトラインを決め、そのラインでカット。

発泡ウレタンは非常に加工しやすい素材です。

ナイフ、ヤスリなどで仕上げます。

ただ、粒子が細かいので紙ヤスリなどで削るとザラザラした砂状の粉で非常に不快。イ~ッ!てなる。

前回、等身大のものを造っているので彼女は非常にスムーズに進めます。

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ものの数日で完成♪  楽勝や、と言うてました。

但し、このままでは簡単にポキッ!と折れてしまう強度なのでFRPに置き換えます。

その為にはこの原型を型取りする必要があります。

型取りの前にこの原型に樹脂をコーティングし、更に磨き上げ細部の造作も入れていきます。

仕上がった原型をシリコンゴムで型取りします。

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出来上がったゴム型に今回はFRPで成形します。

キャストという樹脂を流し込む作り方もありますが。

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形状によっては上の画像の様にバラバラにしないと型取りが出来ない事もあり、非常に面倒なのだ。

簡単な形状に見えても犬の方のドギーちゃんは6パーツにも分かれて成型。  あーしんど。

全てのパーツが抜き終わったらバリなどを取り、さらに表面を仕上げ塗装へ。

卓上サイズになると塗装の塗り分けのマスキングが大変!

ワタクシ守屋の様な大男や巨人は指が太くてこのサイズになるとピンセットやらを駆使して

やっとの思いでマスキング作業をするんやが、下の画像よく見ると、彼女の指が工具の如く直角に曲がり

自在にマスキングテープを押さえてるではないか!!凄し!!

その指オッサンも欲しい!!

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彼女の直角フィンガーが織り成すドギーマンハヤシのフィギュア「ドギーちゃん&キャティーちゃん」の

至高の仕上がりをとくとご覧あれ!

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普通、入社3年強でこの表情、雰囲気はなかなか出せないわ。  ↑↑  たいしたもんだ。

完成したこのフィギュアをご覧になったドギーマンの担当の方、

「え~わ~!」「コレはえ~わ~」「めっっちゃえ~わ~」と連呼されて喜んでくださいました。

( ※ 「え~わ~」は関西弁です。標準語では「イイねー」の事です )

 

このフィギュア達、この3/31~4/3に東京ビッグサイトで開催されるイベント「インターペット」で

ドギーマンハヤシ様ブースにて披露されるそうです。

行かれる予定の方は是非ご覧下さい!

 

ではまた次回ーーーーーーーーーーー!!

 

キン肉マンなフカヒレマン

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どーもぉー  守屋でございます。

頑張って今日もブログの更新で御座います。

先日、半年ぶりにブログを更新しますと有り難い事に、ず~っと横這いだったアクセス数が

書き込んだ翌日から1.5倍に上がりました。

こんなワタクシのクソブログでも首を長~くして待っておられる変態な方が沢山いらっしゃる事を

実感できました、、  ほんと有り難いデス。   おーきに。

でも1.5倍に上がったとは言え、半年で10分の1に下がってしまったアクセス数・・・。

どーにかして過去の数値を取り戻すべく、社長と熱く協議しておりました。

 

社長曰く、アクセス数なんてどうでもイイ。

大事なのは検索ワードで、いかに検索ランクの上位を狙い新規顧客を獲得するか。   という自論。

ワタクシは守屋は、検索で訪れてきて下さった方をブログなどで更にリピートしてもらい、アクセス数を稼ぎ、上位ランキングの足しにするか。

これ、卵が先かニワトリが先かの水掛け論で、正直どちらが欠けてもダメな話。

 

 

熱く議論する社長とワタシの後姿を見ていた若手スタッフの垣内サンが一言。

「二人が言い合ってるけど、今はそんな事どーでもイイ話で、一番大事なのはウチのサイトに

訪れて来たお客様が、ウチのサイト見てココの店に絶対に仕事を頼みたくなるかどうか、や。」

「私なら今のサイト見ても頼もうとは思わない」

「もっとギャラリーの写真とかトップページの写真をイイやつに変えて、ゴチャゴチャ重複したレイアウトも

一度見直す必要があると思う」  と。

 

  確かに。

 

三人集まれば文殊の知恵。

個々が思う所を認め合い、ただ頑張れば良いのです。

 

何だかんだゆーて、サイトの管理上で一番大事なのは

飽きられない様に 「マメに更新すること」

 

これに尽きます。

さぁ、これからの変貌に期待してください。  頑張るでよ。

でも、いくら良いサイトで集客が完璧でも、結局の所ウチの会社の様な

技術を売り物にしている会社はヘタな商品を卸す事は絶対に許されません。

でも世の中の要求するクオリティは年々高くなる一方です。

なので各スタッフにのし掛かる重圧も、一昔に比べ相当なものだと思われ。

今までは、ややこしい(難しい)案件の造形はワタシ独りでこなしていかないとダメで、

その間、どうしてもピリピリしてて他のスタッフやアルバイトさんの指導が

おろそかになっている状況の中、シオシオなワタシを助けてくれる救世主的存在が、

上記の垣内さんであります。

過去のブログの中でも何度か紹介してきた。↓↓ (クリックすると内容が見れます)

映画 ウォーキングwithダイナソー!!! その①

♪ペットフードはドギ~マン♪

 

大きい事は良い事だぁ。  その1

 

大きい事は良い事だぁ。  その2

などなど・・・。

 

ウチに入社してまだ4年に満たない彼女。

でも最近は同業者の造形屋さんに打合せで会った時など、彼女の噂がチラホラ出てまいります。

同業者間でも彼女の技量の高さが取り立たされているようで、

良き後輩として鼻高々であります。

 

今回の製作日記は、その垣内さんの製作事例を紹介しまひょか。

横浜中華街にございます 「公生和」 様  http://www.kouseiwa.com

フカヒレ入りの「フカヒレまん」で有名なお店です。

創業86年(!)の超老舗なのだ!

TVなんかでも見たこと有る人も多いのでは?

そのお店のキャラクターの「フカヒレマン」の等身大フィギュアのお仕事を頂きましたので

垣内さんに製作の指令を出しました。

当初彼女は、以前に映画テルマエロマエの宣伝用に製作した阿部寛の像

(クリック↓↓)

テルマエロマエ2 ルシウス像

の原型にトライし、なかなか上手くいかず人物像の製作を苦手としており、

彼女自身、人物像の原型彫りは避けているようでした。

でもこのままではアカン!とワタシは判断したので今回は無理矢理にでも

彼女に彫らせました。

幸い今回は超リアル造形では無く、あえてマンガ風にユルく造る指示だったので

人物像の練習ととしてはうってつけだったのです。

フカヒレマン 原型

身長150チョイの彼女が180cm以上のブリブリマッチョな大男を彫るのですから大変です。

常時台に乗っての作業が続きます。  ↑↑

どうした事でしょう・・・。

あれほど苦手としていた人物像ですがサクサク彫り進めます。

何だかんだでたったの3~4日で完成させてしまいました。

原型完成

人物彫った事が有る人やフィギュア造る人なら解ると思うけど、こーゆー腕組みのポーズって

難しいんよねぇ。

粘土やと盛ったり削ったりして何度でも修正可能で気楽やけどスチロール造形は彫刻なので彫り進むのみの一方通行です。物凄く神経使って疲れます。

多分彫れなくてギブアップして助けを求めて来ると思ってたけど、バッチリ出来上がっとるがなコレ。

原型完成

ここでクライアント様の原型監修が入ります。

当然、一発OKを頂く事ができました。

彼女もホッとした様です。

このあと戦闘員(アルバイトさん)によるFRPコーティングとパテ研磨。

パテ研磨

でも垣内さん、バイトさん達の研磨が気に食わず、結局自分で研磨してました。

お次は塗装の工程。

グローブがオバチャンの食器洗い用みたいにピンクやが、これは赤や黄色など色を塗る場合、下地の色が

透けて影響し、発色が悪くなるのでその為に入れる色。

面倒やが手間は惜しみません。

このお仕事をやっていて一番笑える工程が塗装のマスキング中。↓↓

この瞬間にクライアント様が来たらヤバいと思う。

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別パーツで造ったマントも綺麗に塗装。

DSCN7656

クリヤーを塗ってテカテカにしていよいよ完成!!

簡単に言ってるが、この様なそこそこデカイ物を全体的に曇りなくテカテカに塗るのは

かなりの技量を要します。

本人さんもこのクリヤー塗装に関してはまだまだ納得がいってないご様子で、

日々研究の様です。

充分テカテカやと思うんやけど・・・・。

これ以上、勘弁してよ。

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腕に何やら文字が・・・                  ↓↓↓

DSCN7686

腕には『公生和』のタトゥーが!!!   イカツい!!

しかし物凄いツヤや。

何度も言うが、ここまでのツヤを出すのは本当に技術がいるのだよ!

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そして発送し無事に到着。

フカヒレマン君、お店でどんな感じで頑張ってんやろ・・・って思って店長さんのfacebook覗いてみると。。。

 

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ええ感じにイジられているようです。

でも店長さん、物凄くこのフカヒレマンを可愛がって下さっている様で、facebookに度々登場してます。

こーゆーのが一番嬉しいネ。

旧正月で賑わったであろう横浜中華街。

むこうの方々もこのフカヒレマンの写真撮ってあちこちでアップしてるやろから、

コレの存在は今や世界中に知れ渡っているのでしょうなぁ。

 

造った本人さんが一番喜んでるよ、フカヒレマン君。

 

次回も垣内さんネタで行こうと思ふ。

では!

 

 

ちょっと箸休め・・・

ども、守屋です。

ここんとこずっとキン肉マンシリーズのブログばっかで肉々しい内容だったので

たまには野菜やお茶漬けなんかも食べたい・・・とお嘆きの読者の方もいるかと思い、今回は

違うキャラの製作日記にしまひょかな?(次回はまた肉りますが何か?)

何せかれこれ半年分のネタが溜まっており、もうファイルがグチャグチャになってます。

さっさとブログ書いて整理していかんと、何をいつ造ったのか、それらはもうブログに書いたのか書いてないのかも解らない状態orz

 

今回書くネタももう3月末に納品したもの。

たま~に以前のブログに出て来てたと思う「せんとくん」書きますわ、今回。

「せんとくん」

もう懐かしい響きやな(汗

時の流れは早いもので・・・・

かつて平城遷都1300年祭の公式キャラクターとして何かと噂になりましたなぁ。

一部では神への冒涜だのかなりキツい内容の物議をもたらした彼。

良くも悪くもゆるキャラ王座の席に登りつめた彼。

最近全く見かけない彼。

 

でも彼は健在です!

この4月にリニューアルというか衣替えというかモデルチェンジというか・・・

ま、とにかく変わりましたよ、  彼。

前回までの片乳出したセクスィースタイルではなく、今回はピシッ!と官服スタイルで公務につきます。

「公務」と書いたが、、あの平城遷都1300年祭のあと、職を失った彼は、その絶大なる「コネ」を生かし見事に奈良県の職員として働いている!  らしい。

そりゃ、公務員やから片乳出てるのはマズいと悟ったのでしょう。

こちら↓↓↓

 

114129481.jpgなるほど。  かなりシブめで攻めますなぁ、兄さん。

 

で、毎度の事ですが「せんとくん」のフィギュア製作となればポップ工芸★★

有り難いです。毎回ご用命頂きまして。

 

では早速製作開始~♪

 

と言っても、いつもそうなんじゃが資料として頂けるのはこのイラスト1枚のみ。

あとはyoutubeなんかで着ぐるみが踊ってるヤツなんかを凝視。

ただし着ぐるみとフィギュアはバランスやボリュームが全く異なるので後姿は基本、妄想で製作。

どんなバランスで造れば自然でなおかつカワイイか・・など。

 

デカいスチロールのブロックに簡単に下書きを入れる。

ホンマに下書きは簡単で良し。削ると全部消えちゃうから。

でも、基本のアウトラインはキッチリと。

せんとくん.jpg早っ!!胴体完成。

あとは頭の烏帽子を造って完成。

完成したら画像を作者である彫刻家の藪内佐斗司先生に監修のため送信。

せんとくん (2).jpg無事、一発OKを頂き、次の工程、原型の表面仕上げへ。

一体の発注の場合、前回のウォーズマンの様にこのスチロールのまま型取りに入るんやが今回は6体のオーダーなので、原型の段階で表面をより綺麗に整えて型取りする。

 

犬神家の如く逆さで樹脂を吹付けられている。

せんとくん (3).jpg樹脂が硬化したら綺麗に表面を研磨する。

パテでエッジを立てたり彫刻刀やヤスリなどで細かな部分を再度彫る。

そして型取り。。。

せんとくん (4).jpg

 

せんとくん (5).jpg単純な様で意外と分割数が多かった。

せんとくん (6).jpg

型取りが終わり、型を開け、再び彼と遭遇↓↓

きちんとした離型処理、適切な分割ラインであれば弱いスチロール原型でも破損は無く、綺麗に救出できます。

せんとくん (7).jpgそして今度は型に離型剤を塗る。離型剤は色々種類があり、何を使うかはその人の好みかな?

ウチでは2種類使います。

せんとくん (8).jpgでお次はFRPの積層。このへんはいつもと一緒。

アルバイト君らもだんだん上手になってきた。

みんな頭にフード被ってる。

コレは寒いから。  そんな時期のお話です。

どんだけブログほったらかしてるのがお解かりいただけるショット↓↓。

せんとくん (9).jpgこの前のウォーズマンの記事でも書いたが、ウチの社長、こうやって工場にちょっとイケてる人形があると、いつの間にかツーショットを撮っている、しかも毎回、自分が造りました的なドヤ顔で。

しかしこんな写真、いつの間に撮ってんやろ・・・ウチのスタッフに聞いても誰も知らない。

て事は・・・・みんなが帰ったあと、自分で三脚立ててタイマーで撮ってるのかっ!!!!

悲し過ぎるぞ社長!!一言言ってくれれば撮ったるのに。。

恥ずかしいお年頃なのネ。  よちよち。

 

何か下の写真、中国の兵馬俑みたいなぁ。
せんとくん (10).jpgで、それはさておき、お次の工程。

型から抜き、表面を研磨して整えたら、塗装ですよ。

 

いつもワタクシ守屋、目のマスキングの時、イタズラしてしまう↓↓

作業は楽しくしないとネ♪

しかしネコ目のせんとくん、コワ過ぎやな。。  マユ毛薄いし 悪そっ!

せんとくん (11).jpg塗り終わったらマスキングを剥がす。 作業してて一番テンション上がってくる瞬間かなぁ。

せんとくん (12).jpgこのあと最後の工程、クリヤー塗装及びツヤの調整して完成。

せんとくん (13).jpg完成!

ウチの工場に置いてあるガングロせんとくんとご対面。

せんとくん (14).jpg

せんとくん (15).jpg

せんとくん (16).jpg
せんとくん (17).jpgその後、奈良県庁内にて官服せんとくんの除幕式がありご招待頂きました。

新聞社、テレビ各局、かなりいらっしゃいました。

関係者、地元の幼稚園のチビッコ達も集まり総勢100人(ちょっとオーバーかも)は集まっていたと思われ、その人気は健在。

 

ハイ、毎度の事ですが着ぐるみせんとくんも登場!

せんとくん (18).jpg除幕のあとは自ら県庁玄関口へ運び出し、マスコミにお利口さんをアピールしております!!

あ~あ~・・ カーペットからはみ出しとるがなせんとくん。  ↓↓

せんとくん (19).jpgあまり出しゃばり過ぎる着ぐるみせんとくんにフィギュアせんとくんご立腹な様子。

一切、目を合わせません。

 

謝る着ぐるみ。。。  フィギュア無視!!

せんとくん (20).jpg      見よ!この微妙な二人の表情を!!   ↓↓↓

せんとくん (21).jpg

ダメだコリャ。  この二人の確執、収まらないわ  きっと。

 

 

ではまた。  守屋でした。