ブログ

ご無沙汰です(4?年ぶり) 恐竜

中村です

ブログ 守屋君に任せて4年ほどたちます

守屋君も忙しく ブログどころでは無いようです

そこで これから せめて1週間に1度ぐらいは顔を出すように

勤めたいと思ってます

 

 

恐竜

 

 

来週TV出演の為 資料をあさっていると 1枚の写真を見つけました

工場倉庫内での写真です

バックに色々と作品が移っているように 倉庫内に沢山の作品があります

近くに来た時には どうぞ足を運んで 見学にでも来てください

 

未発表の作品も沢山溜まってます

少しずつUPしますのでご期待ください

中村雅英

 

 

 

思い出しました「ゴジラ」

「ゴジラ」 いよいよ25日から公開上映します

 

ゴジラ.jpg

 

製作の話(ブログ)後日掲示すると思いますが

担当者忙しくて それ所で無い様です

 

 

今日気が付いたのですが そういえば昔まだ1人で仕事をしてた頃

「2000年プレミアムゴジラ」を東京と大阪で2台作ったことを思い出しました

大きさは 高さ5.5m全長12mととても大きかったです

年末でクリスマスを兼ねていたので 全体をモールと2000個のイルミネーションで

装飾しました

本体はその当時私が得意としていた金網で作っています

前に書いたように当時は1人で仕事をしていたので 金網原型を1人で1週間で

2台仕上げました

今から思えばすごく短時間でつくった記憶があります

 

ゴジラ

背中のひれは発泡スチロールで一番高いひれで2mあります

モールや2000個のイルミネーション装飾は業者さんに手伝っていただきました

装飾だけで2日/1台掛かってます

 

ゴジラ3.jpg

 

 

めさましテレビ 3dキャラクター

先日放送されためさましテレビで 作ったキャラクターです

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=664847880253508&id=479105018827796

 

スチロール加工に水性塗料塗装です

製作時間は スチロール原形に5時間 塗装に3時間と2日に分けて撮影が行なわれました

撮影は定点カメラで最初から終わりまで連続撮影でした

いつものテレビ取材などは時間の関係上 前造りしたりして気楽にしてましたが

今回は それが出来ず 少し大変でした

恐竜

塗装の開始です
ウレタン塗料で一番薄い色から3・4色重ねていきます


恐竜15.jpeg

色の違うところはそのつどマスキングします
こちの内部の塗装です
恐竜18.jpeg

 

恐竜21.jpg補足

この恐竜は大阪ミナミ アメリカ村の三角公園前に取り付けられていましたが

いつの間にか無くなっていて 行方不明になっていました

最近同業者の会社の壁面に取り付けられているのが解りました

 

この恐竜は 8年前の物ですが

2日(月)からは最新の恐竜の製作工程を掲示します

ご期待ください

チョットだけ予告公開

http://www.foxmovies.jp/wwd/truck/index.html

 

 

 

恐竜

鱗の表現

表面肌の加工
パテでうろこ状にしています

ヘラを使って溝を削っています

この鱗処理だけでまる1日 掛かります


恐竜12.jpeg

 

表面ウロコ加工(パテ加工)
下にあるのは牙で右下は前足の一部です

 

 


恐竜13.jpeg

恐竜

スチロール原型の上にFRPを積層していきます

強度てきにも2プライ(450番×2)で充分でしょう

この時点で取り付けよう金物も仕込みます

 

恐竜9.jpeg

 

恐竜10.jpeg

 

恐竜11.jpeg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐竜

本日も スチロール原型の工程です

 

ティラノザウルスの上顎部分


恐竜3.jpeg

 

 

顔全体の合体です
この後に首がつきます


恐竜4.jpeg

 

 

首との接続

この恐竜は 壁から突き出てきた状態を再現します

よって頭部のみの製作になります


恐竜5.jpeg

 

 

 

 

 

恐竜

現在恐竜を造ってますが 今の時点で非公開です

そこで 公開までにの間に 以前(8年前)作ったモノを紹介します

2005年製作の恐竜ティラノザウルスです

 

スチロールで原形を作ります
顔だけで2500四方あります

 

 
恐竜1.jpeg

 

ティラノザウルスの下顎部分です

 


恐竜2.jpeg

無料造形教室

造形教室2.jpg
造形教室3.jpg振りかえて見ると 無料造形教室もかれこれ10年ほどやっています

特に社員や 外部の人からも  有料にしては とよく言われます

現在思案中です

ワタシ自信も無料の方が気楽に教えられますし 緊急の場合中止する事も出来る利点があります

 

 

最近の教室開催の時 全く写真をとって居ませんでした

昨日開催の教室風景久々に取りました ご紹介します

 

近隣の子ども会の親子約16名(小学生)の教室でした

スチロールを使っての造形教室です

 

造形教室1.jpg

 

 

巨大まぐろ

 

まぐろ23.jpeg

補足

尻尾が境界からはみ出しているとのことで30cmほどカットして短くしました

また胸ビレも出ているとクレームが付き 仕方なく胴体に貼り付ける事になりました

 

そういえばベースの看板も 1mほど後ろに下げました

足場ステージに全て上げ終えて工事に掛かろうとしたときにベースを後退するよう

STOPがかかりました

1週間工事が終わるまで まぐろは足場ステージの上にを置いたままでした

でも 「まぐろの輪切」が並べてあるようで その姿は看板以上にインパクトがありました

 

まぐろ24.jpeg

 

完成です

巨大看板

築地まぐろ看板

巨大看板取り付け

まぐろ21.jpeg

頭部は全立体 下は(角地)通路になってます よって裏側からも頭だけが見えます

 

まぐろ22.jpeg

 頭から順次胴体をつけます この後未だ胴体2パーツと尻尾があります

巨大まぐろ

今日から現場取り付けの紹介です

現場ー東京築地

 

 

 

 

 

マグロ20.jpeg

バックのグレーの看板面に取り付けます まぐろ10m 頭部(両面)は右側看板面からはみ出します

 

 

 

 

 

 

巨大マグロ

ボディー部塗装

追加画像

 

マグロ19.jpeg

工場が狭いので1パーツごとの塗装になります

各パーツごと塗装なので 再度つなぎ目部分を合わせて調整しながら塗装します

また全体のバランスが解らないので 外に出して全体を並べてもう一度確認します

 

巨大マグロ

築地まぐろ看板

サーフェイサー塗布後いよいよ塗装に入ります
シルバーをベースに濃いグリーンでぼかしを入れます

写真は胴体の後部分です

 

 

マグロ15.jpeg

 

 

 

 

頭部塗装
取り付け場所が最短で20m離れた場所(反対側道路6車線)からでないと見えないので
リアルであってまたあまりリアルでなく ある程度ディフォルメが必要です 特にひれなどのスジの部分など色々と工夫しました
また目玉もリアルでなくイラスト風に工夫しました
近場で見るものと今回のように遠くから見るものとでは
表現方法を変えないとうまくいきませんこの辺が造形看板の急所だと思います
たとえば人形さんなどの造形物だと 下から見上げる位置に取り付ける時 頭など少し(結構)大きめに作らないとバランスが狂います


マグロ18.jpeg

巨大マグロ

本体後部分の小さなヒレです

 

マグロ14.jpeg

 

 

 

 

尾ひれの部分の塗装仕上げです大きさ比較のため人物と一緒に撮りました
胸ビレで1800 背ビレw2300 尻尾の尾びれw3100あります

 

マグロ16.jpeg

 

 

補足 ヒレ等パーツだけでも 40こ近くあります

全てパーツごと仕上げて あと付けします

接続部分などは木 フラットバーなど仕込むことも有ります

巨大まぐろ

FRP積層後の補修です
パテでひずみ・ホール等修正します

 

 

マグロ12.jpeg

 

 

 

 

 

本体パテ修正後白のサーフェイサーを表面に
吹き付けます
今回写真を撮り忘れました
本体の裏面には取り付けようとして
コンパネの上にFRPをかけました

 

マグロ13.jpeg

 

 

巨大マグロ

FRPの積層です
ガラスマットに樹脂を含浸させます(ローラーでマットの上に樹脂を塗っていきます)
そのあと脱泡ローラーで気泡など抜きます

 

マグロ10.jpeg

 

補足

頭部は完全立体 それ以降は半立体で壁面に取り付けます

 

 

 

 

胴体部分のFRP積層です
2回積層しています
裏面は取り付け用にコンパネを挟み込んでます

 

マグロ11.jpeg

 

補足

通常は取り付け用に金物(アングル)や ボルトなど仕込んでおきます

今回は平看板面に取り付けます 看板裏面からビスが打てますので

どこでもビスが効く様にマグロの裏面全体にパネルを仕込んでます

巨大まぐろ

築地まぐろ看板

スチロール原型全体像  w10m
パーツで作った原型を並べてみました
あまりに大きすぎたので隣の倉庫の屋根の上から
撮影しました
よこに写ってる車は2台ともハイエースです
大きさの比較になると思います


マグロ9.jpeg


 


 


製作図面


コレだけの図面で製作します 細かい指図が無いので


全て自分の思うままに削って生きます


マグロ2.jpeg

巨大まぐろ

背びれ・胸ひれ・その他5点の原型製作

 

マグロ7.jpeg

 

 

 

 

スチロールの削りだし(尻尾の部分)の最終加工です
ワイヤーブラシ・ナイロンペーパーなどでととのえてます

 

マグロ8.jpeg

 

 

補足

工場が狭いので分割(2m×5パーツ)1パーツごと製作してますが

まぐろなど曲線(ライン)が大事なので

 

接続部分は2パーツづつ接続してバランスを見て調整してます

 

巨大まぐろ

2004/11

尻尾部分の原型の組み立て
胴体と同じように輪切りを積み重ねてます

 

補足

積み上げているのは尻尾の付け根部分h2400

全長10m トラックに乗りません そこで5分割(まぐろの輪切り状態)

 

マグロ5.jpeg

 

 

 

 

今日はヒレの切り出しをしました
スチロールの上ににヒレの型紙を置き
熱線でカットします
一番上にあるのが手作りの熱線カッターです


マグロ6.jpeg

巨大まぐろ

本日よりUPします
マグロの兜(頭)の部分のスチロール削りだしです
頭を輪切りにして積み重ねています頭だけで
2.5mを超えてます この下にまだ400mm伸びます
横の人物と比べてください


マグロ3.jpeg

補足

上段 頭部のパーツ

下段 5段(400×5段)この下にもう一段来ます

 

 

 

昨日の続き
頭部の原型の製作です
ナイフとナイロンペーパー(80番)で削りだしています
図面などないので自分の感性で彫刻しています


マグロ4.jpeg

 

 

巨大マグロ

9年前 未だ独りで製作していたときの記事です

10mの巨大マグロ製作の依頼

当時の工場は10坪足らずで空きスペースは

6m×3m マグロは10m×2.7m さてどうしようかな

 

2004年10月の日記より

ただいま次の製作の企画をたてています
大筋は マグロを作ります
大きさは約10m
設置場所は東京です
あまりにも大きすぎて製作方法手順など思案中です

製作過程UPしますのでご期待ください

 

まぐろ1.jpeg

 

 

9年前の製作日記19 怪獣

色付けは ウレタン塗料で全体を吹付けます
その他は刷毛塗りです
目は内に照明が入ります
歯は後付けです

 

怪獣6.jpeg

 

 

補充

歯は土粘土で造ってます

口からノズルが出て来て火を吹き出します

(ノズル先は口から結構離してます)

頭部分は難燃樹脂を使用

9年前の製作日記18 怪獣

手などの付属菩品の後付けをします
今回はスチロールにFRPを巻きました

 

怪獣4.jpeg

 

 

 

 

 

FRPで全体を覆うと次に表面の細工に入ります
型で造るとこの工程がいりません
表面模様などはパテで粘土細工のようにして付けていきます
パテはプラスティクパテで又は樹脂にタルク(粉)など混ぜて造ります
今回のように型無しで造ると後の模様付けが大変です パテなどは硬く削ったり研いたりするのが大変です
シビアな模様をつけたいときはやはり型で作る方法が一番です
なぜなら原形(スチロール・粘土)場合削ったりの加工が楽です


怪獣5.jpeg

9年前の製作日記17 怪獣

鉄筋の上に金網を載せていきます
この時点で出来るだけイメージに似させる
(後の修正が楽)
5mmメッシュの金網が適してます

 

怪獣2.jpeg

 

 

 

 

 

金網の上にFRPを積層していきます
上下2回に分けて積層します(ガラスマット+樹脂)ローラー塗り
後で表面はパテ処理しますので
FRPの凸凹はあまり気にしなくて好いです

 

怪獣3.jpeg

 

 

補足

いつものスチロール原型が金網原型になっただけです

内部空洞や 大きな作品には向いてます

スチロールより短期に加工できます

また思ったよりたやすいです

(スチロールは彫刻ですが

金網は粘土細工の様なものです)

樹脂も普通の樹脂が使え価格も1/2で済みます

9年前の製作日記16 怪獣

04年8月31日

今回は金網を使って原型を造ります

今回の作品
怪獣イメージ図

 

怪獣.jpeg

 

 

 

 

 

今回は久しぶりに金網ベースで製作します
内部に機械類を収めるので空洞が必要です
このような時は普通は型で造りますが

怪獣の輪郭を6mmの鉄筋で作ります
この上に金網を巻きつけます


怪獣1.jpeg

 

 

 

9年前の製作日記15 クリーニング

FRP塗りこみ後表面が
凸凹していますので
ポリパテなどで修復します
ペパー80番で全体を滑らかにみがきあげたあと
サーフェイサーを吹付けます

 

 

3.jpeg

 

 

 

 

 

サーフェイサーを塗ると(白1色)なので
歪や傷などよく目立ちますので
この時点でもう一度パテ修正します
その後塗装にかかります


 

 

クリーニング9.jpeg

 

 

 

 

 

クリーニング店取付現場写真
文字は立体文字
2500×2500

 

 

k5.jpeg