業社向 サービス始めました

 

   当社は、長年「FRP造形」を手掛けてまいりました
この30年(2016)の「技術と実績」を生かして「スチロール原型製作」を、
ご同業者向けのサービスとして、提供させていただいております
  詳しくはこちらで
                                http://www.advance-de.com/hpm/top/

エキスポシティ 色々!!

ど~も 守屋です。

嫌な梅雨ですなぁ。

バイク通勤歴20年以上のワタシにとって最も鬱陶しい季節。

とにかく雨天が何よりも誰よりも嫌いな訳ですわ。

しかも万人が認める雨男。 

朝、家を出ると雨が降り、会社に着くと止む。

勤務中は良い天気。

帰宅時、会社を出ると、ものの3分で雨が降り始める。

もう、このパターンを100回は繰り返してきたと思う。

新しく物事を始める時(初出勤、洋服や新車購入時など)も100%雨。  雨、雨。

はぁ・・・、嫌。

何とかならんもんですかね?

雨乞いのスペシャリストにでもなって副業したろかしら。

 

さて、雨で気分も乗らんので何を書こうか悩んでおります所、テレビで

エキスポシティに建設中だった、高さ日本一の大観覧車が完成し、本日7月1日より運行、とか。

ワタシが生まれた年、大阪万博跡地に出来たエキスポランドがエキスポシティという商業施設に生まれ変わり、そこのランドマークとして建設されました。

このエキスポの前を横切る名神高速は、仕事で毎月の様に走っており、その観覧車が少しづつ完成していく姿をずっと見守ってきてた。

こんな風景、なかなか見れないので結構楽しかった。

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検索画像で見つけた完成予想CG  (このCG、観覧車の芯がズレてて変よなぁ?)

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ゴンドラの中はこんな感じらしい・・・・・。

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アホちゃうか?

誰がシースルーにしろと言った!

高所恐怖症のワタシはこのCG画像だけでも肛門がモゾモゾしてきます。

      しかも

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こんなVIPゴンドラも数個あるとか。

今時こんなシチュエーションで愛を語るおバカさんが居るんですかねぇ?

どんな人が乗るんでしょーなぁ。  全力で応援したい。

 

このエキスポシティにも、ウチで製作した造形看板がありますよ。

この大観覧車のスグ横にあるお寿司屋、「大起水産」様の看板。

(お借りした画像)

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赤い柱に巻き付いたお寿司オブジェ。

怪しく間接照明でライトアップされてイイ感じであります。

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完全に外国人観光客を狙ったデザイン。  アメリカンな感じ。

寿司の大きさは1個40cm程度。

ウチの会社にしたら極小クラスだわ。

だって過去にこんなの造ってんだもの。

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寿司だけで2.5mくらいあったはず。

だから目立ちすぎて物凄い人気の看板。

観光客が写真撮りまくっているようです。

この大型看板も実は最初は大起水産さんの看板のように小さいのをたくさん並べるデザインを頂いたんやが弊社がそれを一蹴。

造形看板の激戦区の道頓堀では完全に他店に負けてしまうので、このデザインを提案したところ

高く評価頂き決定!

今回の寿司看板もこんな大きなのを提案したかったなぁ。

だってすぐ後ろには大観覧車、向かいには巨大ガンダムが戦ってんだもの。

ガンダム

マグロの寿司とカリフォルニアロールの寿司をこのポーズで戦わすパロったデザインを提案したかった・・・  嗚呼、残念。

あ、ちなみにこのガンダムは知り合いの造形屋さんが造ったもの。  スゴイねーーー。

今回の寿司造形はウチの若手さんやアルバイト君たちで製作。

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みんなワイワイ楽しんで造ってくれました。

こーゆーのが若手の練習にはもってこいの案件。

大き過ぎず小さ過ぎずで。

 

エキスポシティに行った事のある人は気付いたかもしれないけど、

ここにはいたる所に立体造形のフィギュアや造形看板があります。

弊社も寿司以外にフードコートにあるタイ料理専門の「TINUN」 (ティーヌン)の看板を造らせて頂きました。

トレードマークの麺を高々と持ち上げるムエタイ選手の看板。

このお兄ちゃんを製作。

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先ずはスチロール原型の製作.

いつもながら適当な下書きのワタシの造り方。

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今回のは壁付けのレリーフ(半身)タイプ。

厚みの制限は25cm。

レリーフではなく、完全な立体なら奥行きは60cmくらいは欲しい所を半分以下の25cmで納めないといけないので、いかに立体的に表現するかが腕の見せ所。

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簡単な様に見えて実はこの人物系のレリーフという造形は非常に高い技術を要します。

色々な造形屋のサイトの作品ギャラリーの人物系レリーフの画像見ますが、上手だなぁ、と思えるのは

ほんの、ほんの一握りだと思う。 それくらいに難しい。

極、極僅かにラインや彫り込む角度を誤ると、全く奥行き感は出ません。

その彫る角度は経験でしかないです。

与えられた厚みの中で一番手前の所と一番奥の所の厚みの配分を間違えてもおかしな事になり、

遠近感がゼロになる。  あ~怖い怖い。

 

特に外国のコイン(横顔のヤツね)やカメオブローチなどのレリーフは究極のレリーフだと思う。

こーゆーやつ。

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こんなのは厚み1~2ミリ程度の高低差で構成されてるんやけどホント凄い。

皆さん、ウソだと思ったら粘土買ってきて板の上で造ってみましょう。

腹抱えて笑う作品が出来上がるはずだから。

 

 

幸いスチロール原型は監修でバッチリOKが出たので、FRPでコーティングし塗装。

麺の所が真っ黒なのは、ここにLEDを仕込んでピーカピカさせる為。

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イラスト原図のままの影の塗り分け。

2Dを3D化したものにイラスト同様のネガポジな陰影を無理矢理入れるのは

本当は無理がある。

最初はワタシも断っていたんやがクライアント様の方が どうしてもイラストと同じ陰影を入れて欲しいと

仰ってこられたので何とかやってみる事に。

何故なら、イラストのままのハッキリ塗り分けられた影を立体物にそのまま描き込むと

正面からは良いが側面から見ると訳の解らぬ形の影の部分が現れる為。

でもその辺もギリギリ変な所が出ないようにアレンジして塗装。

イイ感じにまとまり、無事にOKを頂きました。

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レリーフ造形は裏面を製作しないで済むので、全立体造形より価格は安く提供してるけど

ホントは原型製作の段階で、全立体の原型を製作するするより3倍くらい頭を使う。

なので ごっつ疲れるのだ・・

 

なんだかんだで もうすぐ梅雨も明けるので

皆さんお時間があれば是非エキスポシティに足を運んでみて!

観覧車乗って寿司喰ってガンダム拝んで・・・

その他いろんな造形物があるので結構楽しいかもよ。

ワタシはまだ行ってないんやけど、ニフレルっていう水族館もあるので、ちと気になる。

ただ、このエキスポシティ、週末などは外周道路で どえりゃー大渋滞が起こるほどの人気施設の様。

気合入れて行かないとエライ目に遭うぞよ~。  がんばって~♪

 

ではまた! 次は何を書こうかなー。。