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TV取材でっせ~!!

先日、またまたTVの取材があったんで、その模様を。

 

つーか、既に放送開始されてたんで慌てて書いてますっっっ!!!

でも大丈夫。

8月5日~8月11日まで見れますから。

 

番組は「ケイキャットチャンネル」 そう、ご存知の方もいらっしゃるかな?ケーブルテレビ。

嗚呼・・・・ケーブルテレビか。。 アカン、見れへんわ。  とお嘆きの貴兄、大丈夫。

ちゃんと番組のサイトから配信サービスあるので。

こちらよりど~ぞ   http://eonet.jp/eohikari-ch/chikara/

番組名は「チカラコブ」  あのアホの坂田こと坂田利夫さんと海原やすよともこさんが司会の番組です。

今回、ポップ工芸に突撃取材にあたったのは若手漫才コンビ「銀シャリ」の二人。

朝の9時からの収録。早っ!

朝9時前に現場に到着し、寝ぼけてまだ芸人オーラがゼロの二人。

    見よ!この凡人オーラを!!  ↓↓↓  やる気ゼロ。

CIMG4042.jpgでもさすが芸能人、カメラに気付くと瞬時にこの笑顔。  実にウソ臭い笑顔である。

CIMG4045.jpg向かって左側が鰻さん。  マジで本名がウナギ。

八尾出身。ポップのほん近所が実家。

鰻家では代々鰻を食べてはならない言い伝えがあるとか・・

何でも、先祖が鰻を食し、心臓発作で亡くなったというではないか!!

そこで兄が一度、「うなぎパイ」を食べてみたところ泡を吹いて倒れたらしい・・・  

・・・・・絶対ウソや、たぶんネタやで。

特技は鼻の穴に一円玉を入れれるらしい。ただ入れるだけやないで、マンホールのフタみたいに

鼻に平面で入れることが出来るとか。  まぁ、どうでもエエけど。

 

右側が橋本さん。

ちなみにバストはCカップ。  それ以上の情報は得られず。

 

 

では撮影開始~♪♪

CIMG4046.jpgまずはウチの名物、「倉庫探検」から。

 

そのあと作業場へ・・・

FRPについてお勉強。

CIMG4049.jpgその後の作業、「研磨」について説明。

銀シャリのトレードマークの青シャツ&赤ネクタイも研磨の粉で真っ白に。

大変な作業である事を痛感した様子。ざまぁ見ろ。
CIMG4057.jpgさて、いよいよ本題、「作業体験」

年間、何本ものTV取材を受けるけど、ほぼどの局もこのパターンですな。

 

今回は何を造るのかな?・・・・

何じゃコレ。

右は番組の公式キャラクター「11ちゃん」

ひ、左は・・・・

鰻氏が即興でデザインした「コメディ」くん。

銀シャリの米からインスピレーションを受け、ご飯のキャラにしたらしい。 目が米。

CIMG4066.jpg素晴らしい・・・  何とシュールなんや。

しかも実際にはスフィンクスの腕の様に肘を床に付け腕を前へ出した風に造りたいとか!

どこまでキモいねん。

CIMG4070.jpg 芸人のくせにオモロい事も一切言うこと無く、黙々と制作。

当然です。フィギュア制作に充てられた時間は正味2時間ほど。

そんなタイトなスケジュールで完成させにゃならんので橋本氏には社長、鰻氏にはワタクシ守屋がサポートに付き制作。
CIMG4076.jpgでもあんまり手出しをし過ぎると素人が一生懸命造った感が損なわれるので程々にお手伝い。

 

やっと原型が完成。

初めてにしたらなかなかじゃないですか?

CIMG4085.jpg時計を見たら残り時間はもう30分程ではないか!!

急いで次の工程「塗装」へ・・・

CIMG4090.jpgここはあまり手出しをせず彼らに自由に伸び伸びやってもらいましょう。

ハミ出ようがOK!  それもイイ味になりますから。

CIMG4106.jpgアカンがな社長・・・・手伝ったら。

時間を気にせず楽しそうに塗る二人にシビレをきらせた社長、筆を奪い自ら塗り始める始末。

塗りながら横からドライヤーで強制乾燥。 これくらい時間が無いのデス。

CIMG4117.jpg塗装もいよいよ大詰め。 

最後に肝心な「目」を描き込む。  ↑↑↑

「アカン!塗ってる時、この人形、ずっとオレの乳触ってきて集中できへん」と鰻氏。

たいがいココで皆失敗して爆笑・・・となりオチが完成するんやが、この二人、普通~にこなす。

どこまでオモロないねん!!  そこはボケんかいっ!!

CIMG4129.jpg「まだ数ヶ所塗れて無いトコがあるが後は適当に修正して仕上げてスタジオへ送っといて下さい・・」

とディレクターさん。

そんな世界です。芸能界は。 怖い・・・

 

でも最後はお世話になった社長さんにお礼を。 「アリガトゴザイマシター」

CIMG4132.jpgかなり適当・・・・

CIMG4136.jpgヤバい生き物。 飼ってみたい。

CIMG4143.jpgで、最後は皆で仲良く記念撮影  パシャ!!

この時、丁度昼休み。

記念撮影があると知らずに先に昼飯喰いに帰ったパートさんがこの撮影に入れなくて後で狂乱してた。

CIMG4151.jpg通常、TVの取材はほぼ丸一日かかる事がほとんどやが、ここの撮影スタッフはキッチリ3時間で撤収。

どんな編集になってるか、かなり気になってたんやが、なかなかイイ感じにまとめられてた。

さすがやな。

 

何回も言うけどこの模様は8月11日までの放送やから早めに見たってや~。

 

ではまた!!

樹木シーリーズ

ゲゲッ!

気が付けば約一ヶ月もブログ更新してへんがなっっ!!!!!

えらいこっちゃ。

お詫びしてばかり、すみません。すみません。すみません。

めっちゃ忙しいのです。

どれくらい忙しいかと申しますと、簡単に言えば盆休みは無さげ。多分。

8月末までパンパン。

4メートルクラスのキャラクター、一ヶ月で2体も完成させにゃならん。

130センチのキャラクター3体も20日まで。

その他細々したのが色々・・・・

そんな中、ブログ書いてるとスタッフに冷たい目で睨まれるかも知れんが

仕方ないやん、書かな。

あんまり忙しいからエアーツールが珍しく次々ブッ壊れオーバーホ-ルに出し

残った研磨のサンダーが3台ともフル活動でワタシの入る余地無し。

デカいコンプレッサーも2台ともず~っと回り続けてる。

当然、作業場はメチャ暑。

幸いウチの工場、エアコンがあるんやが焼け石に水。

それでも外気より2℃ほど低く保てるので大分マシ。

この2℃の差は大きい。 ホンマに。

それでもTシャツはビチャビチャ。ワタシのおっぱいスケスケお恥ずかちい。

使い捨てのゴム手袋から汗がポタポタ落ちるくらい。

おかげで樹脂はすぐ硬化してくれるし塗料の乾燥も良好なんやが、人間も乾燥してシオシオ。

この気温やからスタッフさん達にゃ出来るだけ残業せずに定時で完全燃焼してもらうようにして

明日への体力を温存してもらってる。

ワタシ的にゃバシバシ残業させて前倒しで進めたいトコなんやが皆に疲れが溜まって寝込まれる方がイタいのでそこは我慢。

何事もメリハリがないと。

 

忙しすぎてこのブログに何の制作記事を書こうかまとまらないまま呆然と書いてる。

最近、樹木の造形が続いてたんでそれを書きまぷ。

第一弾は白樺の木。

まずはニクロム線でおおまかにカット。

CIMG3379.jpgその後はナイフやワイヤブラシなんかでゴリゴリやる。

 

CIMG3382.jpgで普通の白樺よりかなりぶっとくしてボリュームを出してある。

幹の中央に小物が置ける台も設けて。

この木を設置する現場はアパレル関係のお店の中央。

よって、見栄えのしないひょろ長い木はアウト。アクセサリー等を飾る台も必要、となると本物の木ではダメで造形による擬木が適している、という事で発注頂きました。

ただ、幹に台を設けて欲しい・・・と言われ、板で作った様な台を取り付けていてはあまりにも芸が無いんで切り株風にアレンジ。

しまった・・・画像が横向きのままやった。顔を横向けて見て。

CIMG3383.jpgあそうそう、枝も忘れちゃいけませぬ。

枝は現場の都合などもありシンプルに数本のみ。小枝も葉っぱも不要とのこと。

CIMG3391.jpg表面をFRPでコーティング。加熱用ライトを当てて硬化を促進させる。

このクソ暑いのに加熱?  そう、この記事はもう半年ほど前の記事なのだよ、えへへへ。

それくらいブログをサボってま~す♪ 溜まってま~す♪

CIMG3392.jpgFRPが硬化したら表面にパテで樹皮を造作。

資料をよく観察して・・・・

ヘラや色々な道具を使ってホンモノに近づける楽しい作業。

CIMG3405.jpg搬送トラックや搬入経路やエレベーターのサイズを考慮して枝は一本のみ取り外し出来る様になってるんやで。

どの枝か解らんやろぅ。
CIMG3406.jpg表皮はこんな感じ。

皮がめくれた感じやガサガサした所、時には朽ち果てた所や折れた所など、擬木の制作は

結構オモロかったりする。枝が多い時は泣きそうになるけど。

 

いよいよ塗装。

CIMG3411.jpg塗り始めから1.5~2時間くらいでだいたいこんな感じ↓↓↓

CIMG3415.jpg
CIMG3418.jpgここが例の小物置きの台。

ハンドバッグやアクセサリーを季節に応じてディスプレイするそうです。

枝にはハンガーをかけて洋服を飾るとか。
CIMG3419.jpg肝心な施工後の写真が無い・・・・

場所は梅田HEP FIVE 6階の「JELLY BEANS」てトコ。

大阪に住んでおきながら梅田はめったに行かんしなぁ・・

お近くの方はどーぞ。

 

ではマタマタ。