画像の整理してたら懐かしいの出てきたから紹介しよかな。
ポップ工芸マニアのあなたなら当然ご存知のアレ。
「自由の顔面女神」
コレは元々展示会のブースで展示するために造ったもの。
ブースの大きさは大体3メートル四方の大きさが多い為、設定を2メートルにして製作。
ではどうぞご覧くだされ。
まずは巨大なスチロールのブロック。一個あたり2×1×0.5mの大きさ。
そこに大体のアウトラインを描き込む・・・正面からと側面を。
この段階では何が何やら訳解らんでしょ。
でもこんな塊の中にギリギリ納まる様、ちゃんと勘ピューターで計算してます。
で、その横方向から見たラインでまずカット。
すると当然、最初に描き込んだ正面からの下絵は消えてしまうので再び描き込む。
但し次は平面ではなく、曲面に描き込まないといけないので位置的なバランスを取るのが難しい。
でもコレをキッチリしておかないと失敗は許されないので慎重に。
だってスチロール代だけでもン万円するしね(汗)
守屋必死!!!
そしてラインが決まったら今度はタテ方向のカット。
こんな下絵でホンマに出来るんかぁ?
守屋の勘ピューターが今まさに計算しております!「今日の昼メシ何食べよう・・・」と。
おっと!やれば出来る子やないの!守屋クン(^^)/
最初の画像から見たら、あんなブロック塊からこんなの削り出すって考えられへんでしょ。
そして完成した原型にFRPでコーティングしてパテで完成。
完成後は日本中の展示会に連れ回し、会場で目立ちまくった女神さん。
その後もテレビの取材を受ける事数回・・
その他イベントやらでひっぱりだこ。
今は工場のガレージに鎮座して通行人たちをビックリさせるのが彼女の日課。
今でも年間通して数人の方が、彼女売ってください、ナンボですか?と訪れます。
オモロイ人もいるもんやなぁ・・・。
他にも懐かしい画像出てきたから、後日紹介するわ。
ではでは。