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巨大まぐろ

FRP積層後の補修です
パテでひずみ・ホール等修正します

 

 

マグロ12.jpeg

 

 

 

 

 

本体パテ修正後白のサーフェイサーを表面に
吹き付けます
今回写真を撮り忘れました
本体の裏面には取り付けようとして
コンパネの上にFRPをかけました

 

マグロ13.jpeg

 

 

巨大マグロ

FRPの積層です
ガラスマットに樹脂を含浸させます(ローラーでマットの上に樹脂を塗っていきます)
そのあと脱泡ローラーで気泡など抜きます

 

マグロ10.jpeg

 

補足

頭部は完全立体 それ以降は半立体で壁面に取り付けます

 

 

 

 

胴体部分のFRP積層です
2回積層しています
裏面は取り付け用にコンパネを挟み込んでます

 

マグロ11.jpeg

 

補足

通常は取り付け用に金物(アングル)や ボルトなど仕込んでおきます

今回は平看板面に取り付けます 看板裏面からビスが打てますので

どこでもビスが効く様にマグロの裏面全体にパネルを仕込んでます

巨大まぐろ

築地まぐろ看板

スチロール原型全体像  w10m
パーツで作った原型を並べてみました
あまりに大きすぎたので隣の倉庫の屋根の上から
撮影しました
よこに写ってる車は2台ともハイエースです
大きさの比較になると思います


マグロ9.jpeg


 


 


製作図面


コレだけの図面で製作します 細かい指図が無いので


全て自分の思うままに削って生きます


マグロ2.jpeg

巨大まぐろ

背びれ・胸ひれ・その他5点の原型製作

 

マグロ7.jpeg

 

 

 

 

スチロールの削りだし(尻尾の部分)の最終加工です
ワイヤーブラシ・ナイロンペーパーなどでととのえてます

 

マグロ8.jpeg

 

 

補足

工場が狭いので分割(2m×5パーツ)1パーツごと製作してますが

まぐろなど曲線(ライン)が大事なので

 

接続部分は2パーツづつ接続してバランスを見て調整してます

 

巨大まぐろ

2004/11

尻尾部分の原型の組み立て
胴体と同じように輪切りを積み重ねてます

 

補足

積み上げているのは尻尾の付け根部分h2400

全長10m トラックに乗りません そこで5分割(まぐろの輪切り状態)

 

マグロ5.jpeg

 

 

 

 

今日はヒレの切り出しをしました
スチロールの上ににヒレの型紙を置き
熱線でカットします
一番上にあるのが手作りの熱線カッターです


マグロ6.jpeg

巨大まぐろ

本日よりUPします
マグロの兜(頭)の部分のスチロール削りだしです
頭を輪切りにして積み重ねています頭だけで
2.5mを超えてます この下にまだ400mm伸びます
横の人物と比べてください


マグロ3.jpeg

補足

上段 頭部のパーツ

下段 5段(400×5段)この下にもう一段来ます

 

 

 

昨日の続き
頭部の原型の製作です
ナイフとナイロンペーパー(80番)で削りだしています
図面などないので自分の感性で彫刻しています


マグロ4.jpeg

 

 

巨大マグロ

9年前 未だ独りで製作していたときの記事です

10mの巨大マグロ製作の依頼

当時の工場は10坪足らずで空きスペースは

6m×3m マグロは10m×2.7m さてどうしようかな

 

2004年10月の日記より

ただいま次の製作の企画をたてています
大筋は マグロを作ります
大きさは約10m
設置場所は東京です
あまりにも大きすぎて製作方法手順など思案中です

製作過程UPしますのでご期待ください

 

まぐろ1.jpeg

 

 

等身大キン肉マン  その②

どぉーーーーーー    も。

覚えていらっしゃいますか?  守屋です。

エライ永い事ご無沙汰しておりました。

あまりにブログ書いて無いので守屋退社説や死亡説などが飛び交っているのでは?

大丈夫です。 元気です。  しかも涼しくなってかなり元気です。

最後にブログ書いたのが5月24日。

何しとんねん、ホンマ。

その間、社長が大昔のポップ工芸(まだ社長が独りでやっていた頃の)のブログを

引っ張り出して貼り付けてこのブログを繋いでいてくれました。

やっぱ皆さん最近のポップ工芸の作品のブログ見たいでしょうから、またがんばります!

 

「2020東京オリンピック」

開催決定しましたなぁ。。

内心、福島の原発冷却水漏れの問題やらで、もうアカンやろなぁ・・・と思っていたら、何が何が。

他に大きく差を付けて圧勝やん。最後のプレゼンが効いたんでしょうな。

でも・・・。

2020年だで。 2020。

あと7年後でっせ旦那。  永っっ!!

爺さん婆さん連中は「もう、ワシャその頃には死んどるかも」とか言うてるし。

何を隠そう、このワタクシ守屋も大阪万博年生まれ。

開催年には50歳の大台に乗っかるではないか!!!

あまりウカウカ喜んでられんな。7年先って。

皆さんも今の年齢に7も足してごらん?

微妙な心境にならへん??

その頃の自分ってどんなんやろ?って。

 

ま、未来の話はこの辺にして、今ワタシがせにゃならんのは等身大キン肉マンの塗装ブログを

書かないといけないのだよ!

5月24日にキン肉マンの原型の記事をかいてそのままだから。

お手数ですが5月24日の記事から、もう一回読み直してくださいませ。。

 

前回のまでの記事では原型までの完成。今回はそれを塗装し納品までを書きます。

 

では。

原型が完成し監修を無事に終えたキン肉スグル君。

早速塗っていきます。

眼球と歯にホワイトをいれます。

でもそれだけじゃ立体感に乏しいのでそれぞれに違う色をグラデーションで入れます。

目には薄いブルー、歯には薄いグレーをいれます。

どちらもあえて控えめに。やってるかやってないか位にやるのがミソ。

ディズニーのドナルドダックの目なんかは結構濃い目のブルーを入れてますねぇ。

スグル塗装編 (4).JPGお次は唇。

キン肉マンの顔で最も目立つ部分。

色味のチョイスは決してミスってはなりませぬ。

調色は慎重に。  しかし凄い色やな。

スグル塗装編 (5).JPGその唇をマスキング。

口をふさがれ怒っているかの様。

この腕で殴られたら頭飛ぶわっ!

スグル塗装編 (6).JPGそして、おパンツとブーツに赤を入れます。

同じ色の様ですがおパンツとブーツの赤は微妙に変えてあります。

スグル塗装編 (7).JPG       どこの画像か解るかな  ↓↓↓

さすがのキン肉マンも、この部分のどアップは恥ずかしいであろう・・

そう、おケツの部分です。

太ももと太ももの隙間の幅は約2ミリ!!

当然、指も入る余地もないのでピンセットでマスキング。

この2ミリの隙間、同じ造形屋なら解ってくれると思うが、この隙間を残して型取りするのは

かなりの技術を要します。

太もも同士をくっ付けてしまえば簡単な事やが、そこはこだわっています。

マニアはこういう部分、ちゃんと造りこまれているか覗きます。

ヘンな世界だ。 ヤダヤダ。

スグル塗装編 (9).JPGさてさて細かな部分の塗装は終わり、身体(肌)の塗装へ。

キン肉マンは黄色人種。

そのへんをよく弁えて。

スグル塗装編 (10).JPG同時にテリーマンも塗ってました。

テリーは白人なのでベースの色から微妙に違います。  解るかな?

スグル塗装編 (11).JPG        コレで2色目 ↓↓

スグル塗装編 (12).JPG身体の色がある程度出来たら、お次はマスク。  ↓↓

同じ肌色系やけど、あくまで覆面の素材感を出さないといけない。

身体とは違い、ラバー素材の様な無機質な素材感を表現します。

スグル塗装編 (13).JPG色味、ツヤ感などを駆使し独特の風合いに持っていきます。

ゴムの様な伸縮性が有りそうな質感、解るかなぁ・・・。

硬いプラスチックで出来た本体を塗装で違う素材の様に見せなければなりません。

腕の見せ所です。

スグル塗装編 (14).JPGそして命とも言える「肉」マークに筆入れです。

少しの線ブレも許されません。

この時ばかりは息を止めて。

一分間の呼吸回数はおよそ5~6回か。

プチッ!と脳の血管が逝ってまいそうです。

スグル塗装編 (15).JPGそして全体のツヤの調整をします。

瞳は潤んだ様にツヤツヤ。

マスクは完全な艶消し。

身体はツヤ消しですがほんの少し汗でテカってる感を出す為に部分的にツヤを調整してます。

試合後みたいに、あえて汗かいたみたいにツヤ出すのもアリかな。

スグル塗装編 (16).JPG本来、人の身体いくら鍛えてモリモリになっても、こんな暗い影は出ません。↓↓

でも造形物として、それをそのまま真似すると、何かノッペリして迫力が出ません。

フィギュアはその辺り、デフォルメ(誇張)させる必要があります。

ちょっとヤリ過ぎかなぁ・・  てぐらいが丁度◎

スグル塗装編 (17).JPG

 

スグル塗装編 (18).JPG

 

スグル塗装編 (19).JPG自分で造ってて言うのも何やが、しかしエグい筋肉やな・・・。 

何やねんこの太ももはボコボコして・・・  って思うかも知れんけど、

トップクラスのボディビルダーの筋肉はこんなのデス。 キモいねー。

こうやって見るとキン肉マンとテリーマンで体脂肪率の違いが造形で表現出来ているのがよくお解かり頂けると思う。    ↑↑↑

ここまで考えて造られているのだよ。

 

スグル塗装編 (20).JPG目の周りと歯の周りに1ミリほどのラインを入れました。  ↓↓

コレを入れるのと入れないのでは見え方が全く違ってきます。

スグル塗装編 (21).JPGうっとり眺めてる暇もありません。

間髪入れず目隠しです。

この状態でトラックに積み込み現場へ。かなり強引。

スグル塗装編 (22).JPG

 現場(通天閣そばキン肉マンショップMUSCLE SHOP)に到着!

この日、マスコミに初披露です。大勢のマスコミ関係者、ファンが殺到!

キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ウォーズマンが怪しげにその時を待ちます・・・。

スグル塗装編 (23).JPG除幕はかのゆでたまごセンセイにより盛大に行なわれました。

あまりの人ごみで除幕の瞬間の画像、うまく撮れず(泣)

スグル塗装編 (24).JPGこのあとどさくさに紛れ、ワタクシ守屋もこの中に乱入!

ドヤ顔で新聞に載りました。エエやん。産みの親や。関係者や!

 

スグル塗装編 (25).JPGなんだかんだで超大変だったキン肉マンプロジェクト。

製作に大幅な時間を割いた為、全く儲けが無く赤字の物件でしたが、お陰様でコレが色々な業種の方の目に留まり、

「通天閣のキン肉マンの出来栄えが素晴しくどこの造形屋さんが造ったのか調べて来ました・・」と

ホントにお仕事が舞い込んで来る様になって来ました。

社運をかけて造ったと言っても過言ではない。

頑張った甲斐がありました。

数日前に書いてます大昔(9年前)の社長のブログ見て頂いたらお解かり頂けると思いますが、

当時、小さなガレージでコツコツお店の造形看板を社長独りで造っていたウチの会社も、ここまで皆様に認めて頂ける様になりました。

これからも皆様の心、歴史に残る作品を造って参りますんで宜しくお願いいたします。

 

な事よりワタクシ守屋、マメなブログ更新を心掛けます・・・ほんまスミマセン。

 

ではまた!!!

 

 

 

9年前の製作日記19 怪獣

色付けは ウレタン塗料で全体を吹付けます
その他は刷毛塗りです
目は内に照明が入ります
歯は後付けです

 

怪獣6.jpeg

 

 

補充

歯は土粘土で造ってます

口からノズルが出て来て火を吹き出します

(ノズル先は口から結構離してます)

頭部分は難燃樹脂を使用

9年前の製作日記18 怪獣

手などの付属菩品の後付けをします
今回はスチロールにFRPを巻きました

 

怪獣4.jpeg

 

 

 

 

 

FRPで全体を覆うと次に表面の細工に入ります
型で造るとこの工程がいりません
表面模様などはパテで粘土細工のようにして付けていきます
パテはプラスティクパテで又は樹脂にタルク(粉)など混ぜて造ります
今回のように型無しで造ると後の模様付けが大変です パテなどは硬く削ったり研いたりするのが大変です
シビアな模様をつけたいときはやはり型で作る方法が一番です
なぜなら原形(スチロール・粘土)場合削ったりの加工が楽です


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