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職業体験

今年も 恒例の地元中学生の 職業体験学習が始まりました

今回はのべ3日間ですが 3校が重なり 8名になり

全員に目が届かず 十分な指導ができませんでした

写真 1

 

本当は全員が作業手伝いをする予定でしたが さすが8名となると なかなか難しいので

メインの作業手伝いと 発泡スチロールを削って造形するグループとに分けて行いました

 

 

 

 

造形教室(出張)

今回は 河童でお世話になっている 兵庫県福崎町依頼による造形教室を

出張して開催しました


会場風景です 2回に別けての開催です

小学生低学年を対象にしていましたが 2才のお子さんから園児も参加しました


今回はみんなでカッパのキーホルダーの製作です

1時間くらいの時間しかありませんでしたが 上手に作ってました

皆、頑張って生きてますよーーー。

どーも守屋です。

また一ヶ月ほど放置かな?

相変わらず忙しいのよねぇ。

お盆は皆さん故郷でゆっくり過ごされたんかな?

ワタクシ守屋はお盆は一日も休まずお仕事ですよ・・・・・・・・

この会社は盆も正月も無いのだよ。

まぁこの暑さやし、無理はせん程度にはやってんやけど。

こないだのブログでも書いたけど、作業場は36℃ 。

こんな中、長袖つなぎの作業着を着て作業してみなされ。

身体中の水分が全て抜ける感じ。

平成生まれの若手スタッフでさえヘロヘロになる。

コテコテの昭和生まれのワタシなんぞ死にかけ。

網にかかったダイオウイカのような腐った目で作業してます。

 

暑さで樹脂や塗料なんぞ速攻で硬化してしまうんで作業性はイイんやが

逆になんかバタバタした感じで作業することになり疲れちゃう。

なんかホッとした時間が欲しくて工場の外に花壇を作って色々と花を植えてんやが、

少し前に朝顔の種をスタッフさんが買ってきてくれたんで撒いてみると、

可愛い双葉の芽が出たかと思うと、怒涛の勢いで成長が始まり、

上に上がれないから左右へグングン伸びはじめた。

 

ブログ (1).jpg

 

 

こりゃアカン!言うて急遽その辺にある角材を数本立て、左右へヒモを渡してやると、

待ってました!と言わんばかりにその即席の棚に絡み、日に日に巨大化!!  ↓↓↓

その姿、まるで悪魔のようである。

ブログ (7).jpg

 

 

驚いたのはツルの先端が壁の隙間に入り込み、工場内へと侵入しはじめた!

まさに「進撃の朝顔!!」

 

ブログ (6).jpgこの巨人朝顔、なんとこのホコリ&樹脂&塗料&溶剤でまみれたこの作業場内において

綺麗な花まで咲きはじめたではないか!

 

ブログ (5).jpgもう葉っぱなんぞホコリと塗料で真っ白である!

恐るべし成長力。  

ワタシは心身ともに全く成長してないのに   ・・・見習わなければ。

ホント生き物の成長ってスゴイねぇ。

 

ワタシが家で飼ってるペットさん達も日々すくすくと成長してるよ。

ちょっと紹介しよか。

 

このトカゲはフトアゴヒゲトカゲ。

ブログ.jpg物凄い肥満。  ダイエット中やが一向に痩せる気配ナシ!

どれだけ粗食にして餌の回数を減らそうが確実に脂肪に変換する特技をもっています。

 

 

 

 

          爬虫類(ヘビ)嫌いの方、閲覧注意

 

 

 

 

 

 

ブログ (3).jpgこちらはパプアニューギニア産の蛇  「ベーレンパイソン」

マニア垂涎の蛇かな。今はそうでもないかな。

一昔は車が一台買えるくらいの値段で取引されてたとか・・。

チビから飼いはじめ現在約2メートル。

最終的には3~4mにまで成長する大蛇です。

いつかこの蛇に巻き付かれて死んでしまうかもしれません。

このブログが半年ほど更新されない場合は、そう思って頂いて間違いないでしょう。

 

        お次。

 

 

 

ブログ (2).jpgコレは珍獣中の珍獣「マタコミツオビアルマジロ」

ワタシが幼少の頃から一生に一度は飼ってみたいと夢見ていた生き物。

アルマジロって存在自体はあまりにもメジャーであり、また生息地(南米など)では畑を荒らす害獣として嫌われていたり食用にしたり楽器になったりでヒドイ扱いみたいやけど、ワタシ自身、これほど

不思議な形をした生き物は他に居ないのでは・・?  と思っており、愛して止まない生き物。

最近、ひょんなことから入手でき、飼育を始めてまだ一ヶ月ほど。

実際に飼育してみると、これまた珍獣。

基本的に夜行性なんやが、夜8時くらいに起床。その後朝5時くらいまでひたすら走り回る。

ホントに5秒として止まらない。  ひたすら朝までグルグル走り回っている。

パクパクッと餌をついばんでは、またひたすら走る。

その運動量からか結構大食い。

でも手を差し出すとじゃれてきてカワイイ。

お腹をコチョコチョするとひっくり返って喜ぶ。 そしてまた走る。

物凄く馴れてるから滅多に丸まらないけど、ちゃんとボール状に丸まります。

 

ブログ (4).jpg画像見てもどうなってるか解らんでしょ?  ↑↑↑

頭(額)と尻尾が交差して完全に蓋になって完全なボールになります。

 

 

この他まだ色々飼ってるけど書くのしんどいんでやめときます。

 

このアルマジロを入手してしまったことにより、ワタシが生涯で一度は飼ってみたい生き物は

あと1つになった。

 

     それがコレ

 

ロブ.jpeg    アメリカウミザリガニ。  そう、一般的に言う「ロブスター」です。

コレのとにかく巨大なのを飼いたい。画像のはワタシ的にはまだ小さいくらい。

死ぬまで成長を続けると言われている生き物なので飼っていて楽しいはず。

いつかコイツを3メートルくらいの水槽で飼いたいのですょ。

昔から夢見てきた事はどんどん実現してきたので、いずれこのブログで巨大ロブスターを紹介できると思います。

今日、宝くじが当たれば明日ロブスターを買い付けにアメリカへ行こうと思ってます。

 

今回は製作日記じゃなくて珍獣紹介でゴメンナサイ。

 

ではまた~。

 

 

 

大きい事は良い事だぁ。  その2

どーも守屋です。

 

暑い。

 

暑すぎる。

 

ウチの工場、作業場所は1階と2階にあるんやけど1階はエアコンを入れてるにも

関わらず、現在36℃!

2階は原型を彫る為の部屋がある。

通称 「独りにさせてルーム(仮)」

何せその部屋が異常に暑い。

スレート建ての工場なので晴れの日は天上が熱せられ、それはもうサウナ状態。

版権の関わるシークレットな物を造る時や、ややこしいデザインで、とにかく集中して

他人を寄せ付けたくない場合などに使用する個室。

いまワタクシがややこしい案件でその部屋を占拠して作業しとるんやが、エアコンを入れない状態で

温度計を見て唖然・・

 

ブロ (2).jpg      よ、43℃超えとります・・・。

エアコンが付いてると申しましたが、社長がチョイスを誤って一般家庭用100Vのを付けたもんやから

全開で回しても35℃を一向に下回りません。

中東ドバイの様な気温の中で作業をしております。

ラクダでもペットで飼おうかしら。

よく熱中症で倒れんもんや。

しかも今年の梅雨はよく降ります。

ジメジメ湿度で自宅で育ててるガジュマルの鉢にも、妙なお友達が増えてます。

 

ブロ (1).jpgだが、このクソ暑いのを歓迎しとるのがコイツ。

前回のブログで紹介したワタシのペットの「コバルトツリーモニター」

 

 

ドアラブログ.jpgコイツはインドネシアのバタンタ島と言う島に生息しとるので、このモワモワジメジメが

大好物。

よく見て頂くと解りますが、こんな高湿度にも関わらず、水槽の中を霧吹きで加湿してます。

これくらいやらないとこの美しいブルーが保てず色褪せてきます。

実に厄介な生き物を飼ってます・・・

 

 

さて、前回に続き大きい物シリーズで今回も書きます。

    第二弾は「巨大パンケーキ」

 

巨大っつーても腰掛け程度の大きさですけどね。

実際、腰掛けて椅子として使うものらしいです。(撮影スタジオとかで)

 

では製作開始!!

今回もウチのスタッフの垣内サンによる製作です。

 

先ずはスチロールによる大きさの割り出し。

クライアント様からはサイズ図面は頂いてはいるんやが、

実際に腰掛として使うので図面通りのサイズではしっくり来ない場合があります。

よっていくつか造ってみてサイズを決定します。

 

パンケ.jpg 

 

実際に座ってみてチェックチェック・・・

   フムフム良い感じ。

このサイズで行こ。

パンケ (2).jpgあーーーー!

またFRPコーティングの画像撮り忘れ。

いつもこの工程の画像撮り忘れてしまう。

FRPで手がベトベトやからさっさと終わらせてしまいたいからやろね。

 

 

 

下の画像はパテ処理で表面の凹凸感や質感を造って下地の1色目を塗ったところ。

パンケ (3).jpgシロップが垂れた感じも樹脂で造ります。

ドロドロの樹脂を上からドロ~ッと流せば、こんなの簡単に出来るんじゃね?

と思っているアナタ!

そんな都合よくドロ~ッと流れ、イイ感じの所でピタッ!と固まる樹脂なんぞ御座いません。

ぜーんぶ下に流れ落ちちゃいますから。

よって、イイ感じに流れ落ちる瞬間の状態の形で造り込まないといけないのです。

強度の事も考えながら。

パンケ (4).jpgそして上に乗っかるバターの塊や、滴るシロップを塗装、そしてそれらをマスキングし、パンケーキ本体の塗装を行ないます。

パンケーキ表面は細かな凹凸を表現するため予め樹脂を吹き付けて質感を出してます。

塗装も何色もの塗料をドット状に吹き焼き目をリアルに表現します。

パンケ (5).jpg 

 

 

 

そしてマスキングを剥がし、一度テカテカにクリアー塗装を何度も重ねトップコートをし、キズを付きにくくし、最後に細部のツヤの調整を行います。

実に簡単な様に書いてますが、シロップの透明感を出す塗装はかなりテクニックを要します。

透明でないものを透明に見える様に描くのは本当に難しいのです。

色がくすんでしまっては即アウト!

でも何色もの色を巧く重ねないと深みは出ないのです。

 だから透明な樹脂をデロデロ~と上から流せばイイじゃん、て未だに言ってるキミ!

やってみりゃ解るさ。

そう簡単にはこの濃厚ドロドロ感は出せないから、 マジで。

若手の垣内サン、かなり悩みながらもバッチリ完成させました。

今回はワタシは原型から仕上げまで横からアドバイスは一切しないで黙って見守りました。

これで彼女はまた1つ自信を持って出来る作業が増えました。

このひとつひとつの積み重ねなんだよねー。。

パンケ (6).jpgあ、ちょっと照明の都合で変な色に写ってるけど、凄く巧く塗ってくれました。

微妙~にバターがシロップ溶け出してる感じも、彼女はキッチリ見定め、塗装で表現してくれてました。

この観察力が全ての世界です、造形屋ってのは。

  スバラシイ!!  グラッチェ!!

パンケ (7).jpg当然ながらクライアント様からも絶賛頂きまして、彼女もごっつ喜んでました。

このクライアント様、彼女の作品を大変気に入って下さってまして(前回の巨大古洋書もこのクライアント様)、何度も何度もリピート発注下さっております。

なのでこのクライアント様からの発注分は全て彼女が担っております。

そーゆー部分で責任感とか信頼感とかを学んでもらえればイイなぁ・・と思って。

 

頑張れ!造形師を目指す全国の若手職人達よ!!

オッチャンはこーゆー若者達を応援してます。

     フガフガっっ!!!

 

ではまたー!