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製作サポート

美大生 専門学校生 一般の方で FRP等による 造形製作をしてみたい人

弊社工場にて 卒業制作 イベント参加の自作品などの製作サポートいたします

スチロールなど廃材利用できるものは 無償で使ってください

(仕事の都合上使用できない場合もあります)

詳しくは 中村まで

 

 

天狗まみれ

はいどーも!

早速ブログ放置気味で全国からお叱りの声を絶賛受付中の守屋です。

 

いや~忙しかったのよ。

まぁ、年度末は毎年こんな感じで干からびたスルメイカの様になっておる訳ですが・・

年度末までに片付けないといけない仕事ってのは、だいたい役所や自治体などからの発注分ですわな。

何とか今年も、その呪縛から開放され枯れ枯れスルメイカから一夜干し程度に身体が回復し、今こうして

パソコンに向かってブログが書ける余裕があります。

しかし・・・

次の波(しかも大波)が直ぐ目の前に来ております。

詳細はまだ明らかには出来ないんやが、ザックリ言えば巨大な人物(キャラかな)を造らないといけません。

見積時、60日の製作納期を提示していたんやが、間に噛んでる業者の手違いか、それを30日程で製作せにゃならん事態が目の前にあります。

当然五月のGWなんぞワタシには解読不明なワードになってます。

前代未聞の納期で納めないといけない。

チームワークがモノを言うので、ここは巧くコントロールせんとね。

頑張るしかないので頑張ります。

心の頼りはキューピーコーワゴールドα のみ。

この小さい錠剤に命を懸けないといけないなんて。。。。。。。

我ながら、なかなかのギャンブラーやな。

昨今、スポーツ界の賭博問題でマスコミは騒いでおるが

そんなのに比べりゃワタシの賭けの方がヤバい賭けなんちゃうか?

嗚呼、今回も助けておくれキューピーさん。

 

 

さて、今回のブログは冒頭にも書いた、ワタシの天敵、お役所からのお仕事です。

随分前に兵庫県福崎町役場から河童の造形の依頼を受け製作、その河童が物凄く有名になり

マスコミに大注目されてYAHOOニュースのトップに出たり、ナニコレ珍百景では優勝したり、

それはもう世間を騒がせた、と言ったら過言かも知れんが、それくらい騒がした造形物。

知らない方は「福崎町 河童」などで検索を。

その福崎町役場で第1回妖怪造形コンテストっつーのを開催しまして

http://youkaizoukei.town.fukusaki.hyogo.jp/

(現在、第2回も無事終了。第3回も決定しております、是非ご参加を。)

そのコンテストで優勝した作品は等身大FRP像で製作し福崎町の河童の横に設置される、というもの。

第1回のお題は「天狗」

一般部門での優勝作品がコレ

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素晴しい作品です。

この作品を等身大にします。

元のミニチュアがある場合、3Dスキャンで読取り機械彫りで行なう場合もあるし、そのまま手作業で彫る場合もあります。

今回はアナログ手作業にて製作。

ブログみて下さってる方は手作業の方が見てて楽しいと思います。

では製作開始!!!

先ずは下書きを。

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ワタシの場合、下書きなんてこんなもんです。

良い子はマネしない様に。

よく色んな造形屋のブログありますが、見ていますと、まぁ几帳面に丁寧な下書きをされている方を

よく見かけます。ほとんどの方がそうされているようです。

でもね。

丁寧に描いた下書きなんて一撃で消えてしまいますのよ。

こんな風に。

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必要な情報はアウトラインのみ。

丁寧な下書きなんてクソ喰らえです。、無駄無駄。

私達の様に造形師と呼ばれる職に就く人間は大まかに分けると二種類に分類されます。

ひとつは、ただただ感覚のみで彫る(造る)タイプ。

もうひとつは、その都度 採寸、採寸採寸・・・でキッチリ造るタイプ。

出来上がりは同じだとしても後者は物凄く時間が掛かる事がほとんど。

ワタシは顕著な前者。感覚だけで生きる変態。

ポップ工芸の職人は感覚タイプがほとんどだと思う。

なので、たま~に応援で呼んだ職人さんがウチの原型彫りの速さに驚愕する事が多々あります。

ウチらはこれが普通やと思ってやってるんで逆に驚いたり。

よそはどんだけ時間掛かってるんやろ? て。

あとスチロールの彫り方も職人によって大きく分けて二通りあると思う。

 

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ひとつは上記の画像くらいまでニクロム線、と包丁でザクザク、バリバリと一気に彫り、その後ワイヤーブラシとサンドペーパーなどで粉まみれになりながら細部を削り出すタイプ。

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もうひとつは、物凄く良く切れるナイフ(自作ナイフが多い)で仕上がりギリギリまでナイフ一本で切り出し、最後のほんの少しだけペーパー類で丸めて仕上げるタイプ。

もうお解かりの様にワタシは完全な前者で全身スチロールの粉まみれで奮闘。

帰宅後、風呂に入るとスチロールがプカプカ浮かぶ事も。

パンツの中の恥部もスチロール祭りな事も。 あー恥ずかしや。

 

後者のナイフ一本でやるタイプは神経質な職人が多い気がする。

下書きもしっかり描くヤツが多い。

潔癖でスチロールにまみれたくないんやろね。

そんなヤツ、スチロール頭からブッ掛けたくなります。

当然、仕事メッチャ遅いです。早い人も知ってますが。。

 

まぁ、人それぞれ。

どーでも良い話。

次行きまひょ。

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ボディ部はだいたい完成。

次は頭部

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見よ!この適当な下書きを   ↑↑

でも大丈夫。感覚人間だから。

ツボは押さえて下書きしてます。

ワタシにしか解らない下書き。暗号みたいなもの。

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で、だいたい本体はこれで完成。

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今回の造形、一番大変なのは、意外と「羽根」の部分。

人の手の触れない所への設置だと大した事無いんだけど、子供らがガッツリ触る可能性ある場合、

羽根の様な薄いパーツは中に強固な金物を入れないと、いくらFRPは強化プラスチックとは言え

折れる時は折れます。

ゴッツい金物を中にいれなとダメです。

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この羽根だけで40kgくらいあります。

この金物全てが天狗の中に納まります。

微妙な羽根の角度など溶接時にきっちりとミニチュアと合わせる事が必要です。

こんな時に『感覚』で生きる人間は強いです。

適当(当然、物凄い考えはしますよ)にフィーリングで決めます。

『キッチリ派』の人間ならこの鉄骨も丸1日かけて一から図面を引くでしょう。

 

 

さっきのスチロール原型にFRPをコーティングし、表面の細かいシワなどはパテで造りこんでいきます。

この場合、スチロールで基本形を造りパテで細部を造って行くパターンか、粘土で一から造るパターンか

いくつか方法はあるんやが、デザインの内容、仕様などでパターンは決めます。

今回は仕上げがブロンズ像風なので、極端な細かな造り込みは不要なので、こーゆー造り方です。

とにかく、どんな造り方が一番早いかがカギです。

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全身も同じくFRPコーティングしたのちに台座に乗せ、目線などを設置現場を想定して決めます。

福崎町の担当の方と幾度と無くメールにてやり取りし、目線、固定角度を決めます。

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詳細が決まったら表面の処理をしていきます。

黒いサーフェーサーを吹いて表面を鋳物特有のザラついた梨地に仕上げます。

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そして塗装。

先ずは目玉から。

ここ(福崎町)のブロンズ像は何故か目玉だけは生き生きと生きている様な仕様で塗ってくれ、と

注文があります。

詳しい事は解りません。

どーしても気になる方は福崎町地域振興課へ行って聞いてください。

多分、「内緒ょ、ウフフ・・」と言われるでしょう。

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ミニチュアに合わせた色合いで塗ります。

 

その後、塗った目玉をマスキングし本体をブロンズ調に塗る。

ご存知の様にブロンズ像も色んな色のタイプがあります。

おはぐろ調の真っ黒の物や、緑青(ろくしょう。銅の青サビ)の物、黄金色などなど。

今回のケースはお任せだったんでカッコよくなる色味で塗りました。

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そして台座には銘板を入れます。

銅板製エッチング仕様。

銘板完成

この優勝作品の作者、稲村さん、有名映画の小道具なんかも手掛けるプロでした。

映画のエンドロールに名前が出るくらいの方でっせ!

最近まで全然知らずに造ってました。(ちなみにこの天狗は去年の秋に製作したものです)

知ってたらプレッシャーで押しつぶされていたかもしれないので逆に良かったわ。

 

設置の様子は次回書こうかのぅ。

タイトルが「天狗まみれ」となっとりますが、この案件の後も、同じ福崎町役場より、違う天狗の製作の依頼があり、それも立て続けに書きますんで暫く天狗にまみれて頂きます。

覚悟しといてください。

 

ではまた!

出勤で外へ出ると 家の前の道路が ピンクの絨毯 ふっとバックミラーで後ろを見ると      2本のラインが  まるで雪道の轍のようでした      車を止め 写真一枚撮りました

 

 

家前には サクラの巨大古木があり 先日満開になったばかりです

さくら古木 

今日は雨で 風も少しあり 花びらも 吹雪のように散っています    この日曜まで もってくれたらと 思ってましたが 花見どうなることや

【ぱっと咲いて ぱっと散る だから そんなサクラ がいいのかな】

 

原型ひとつ彫れない若手の従業員たちも  今は何所の造型屋よりも高度な技術を習得しているし   営業関係や雑用も私がいなくても すべてこなしている

最近良く耳にしますが 創業者経営の企業【大塚家具.ジャパネットタカタ.ニトリ.ヤマダ電機など】が 若手に会社を委ね経営革新を図ってるいるところが多いですね

社内的に 作新会社での期待感を醸成する良い機会であると思う、                         また対外的には新しいブランドを構築し会社のイメージを刷新する  いい機会だと思う

会社を今まで以上に盛り上げるには 老兵は 引き時かな

 

 

 

小屋

 

 

 

温室 いろり部屋 に続いて またまた小屋の製作です

今回は プライベートでなく 仕事としての製作です

 

 

基礎枠は いつもなら木の角材ですが 今回はアルミで組んでいます

小屋

 

 

 

壁面は 焼きすぎ板 屋根はわらぶき屋根です   全体をFRPで加工する予定でしたが 納期の関係でわらぶき屋根のみがFRP加工になりました

板壁やアルミのむき出しの柱などは エージングで 古びた感じにしてます                    画像クリックでUP小屋

 

 

 

タイトル写真のように 屋外の高所に取り付けています

いったいこの小屋は 何に使うのでしょうか

囲炉裏部屋

冬でも バーベキューが出来るようにと ウッドデッキを囲炉裏部屋に改装しましたが              寒い2月3月に 囲炉裏部屋でデバーベキューを3回ほど行いました   晴れの日は 部屋の中は 暖かくて 快適です(雨の時でもしめきっているので寒くはありません)が 使用していると問題点がいろいろと出てきました

炭火のときは 問題ありませんが 炭の着火時や かまどを使って羽釜で炊飯するとき 薪を使用するので 煙が出ます 目がしみて大変です 全面窓になっているので 一部を開けて 煙を出してますが                          対策として フードを付けるか 換気扇等の強制換気を 考えてます

窓や扉は すべて 透明アクリル板を使用しましたが 使用後雑巾で窓をこすると 煤で真っ黒になります       ガラスのところは それほどではありません  アクリル板なので静電気の影響で 煤を吸い付けるようです       対策としては アクリを ガラスに変えるしかないようですが  予算や加工の面で無理です  静電防止剤を塗るか こまめに掃除するしかありません

 

いつも 昼間ばかりですが 今回  夜に バーベキューで無く鍋パーティーを行いました

囲炉裏部屋

 

もちろん炭火です

酒も入りなんとなく気分も乗ってきたので 部屋の蛍光灯を消し 裸電球1つにしました (本当はランプが良かったのですが)

窓の外は  山の稜線の上に 星が見えます

炭も少なくなったので 今度は 薪をくべ キャンプファイヤーの雰囲気を出してみました

 

【彼女と二人きり 向かいに座っている彼女の顔が 薄暗いランプの明かりと 薪火の炎でゆらゆらと照らされ………】          お父さん 「火消えるで」  ハットわれに返る

 

いろり部屋

 

 

 

 

廃材利用

物干し場に板を流してウッドデッキ テラス を作りましたが 前回ご紹介したように 冬でも 利用できるようにと サンルーム風の 囲炉裏部屋に改築しました そのときの デッキの板を庭の片隅に積み上げていました

 

これも以前ご紹介した 温室ですが テラス部分は FRP防水の塗装仕上げだったので 余った板で ウッドデッキにする事にしました

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サンルーム DIYafter

温室前テラス

板を敷くと 敷か無いとでは 雰囲気は全く違いますね

仕事においても 形状は同じようなでも  一手間(お金) 掛ける掛けないとの差は大きいでね

一手間掛けると 見積額も上がってきますが やはり 良い物が出来ます

 

 

 

 

塗り直し祭り~♪♪

ども!守屋です。

先日、通勤のバイクを買い替えましてね。

通勤だけで年間15000kmほど走る(1日約50km)ので、この8年で

3~4台くらい乗り継いだかな。

通勤で使うからデカいのはNG。

車の間をすり抜けなアカンので。

昔は結構デカいバイクで通勤してた時もあったけど、スリ抜けできないから

結局、車通勤と変わらないくらい時間が掛かってしまうのよ。

だから最近は125ccのスクーターで通勤してた。維持費もゴッツい安いし。

でも最近、打ち合わせなんかで京都やら他府県に行く事も多くなり、125ccではチョットしんどく

なってきたんで、高速も乗れる少ーしだけ大きいのに買い替えよかな、と。

どの車種にしようか悩んでると「中途半端な排気量やけど、155ccのスクーターが良いのでは?」と

バイク屋。

155cc?なんじゃその変な排気量は。 普通125ccの上は250ccでしょに。

おもむろにバイク屋がカタログを提示してきたバイクが、YAMAHAの「マジェスティS」てバイク。

あ~これか。2年前に発売開始されたヤツやな。知ってる知ってる。

個人的にはこんな中途半端な排気量のバイクは大嫌いなんやけど、車体の大きさ(適度に小型)やし

積載量もまぁまぁ。

でも何か、欲しい!て気は起こらなかったんやけど、バイク屋がもう1枚、同じマジェスティSのカタログを

持ってきた。

「今年、YAMAHAが60周年で特別カラーのマジェスティを販売してますねん、テヘ。」 と。

見てみると・・・

「ゲゲっ!!大好物の黄色やんか!」

YAMAHAで言うところの「インターカラー」というヤツ。

三度の飯より黄色が好きなので

 

     即オーダー。

 

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何を隠そうこのワタシ、泣く子も黙る黄色大好き人間である。

多分、脳ミソも黄色かと思われ。

ヘルメットは高校生の頃からこのインターカラーのタイラレプリカ(往年のライダー、平忠彦モデル)を

代々被り続けている。

これで何個目やら・・。

このヘルメットもそろそろ寿命なので、またこのモデルの最新版買います。

どれだけ黄色好きと聞かれると困るんやが

昔乗ってたアメ車、シボレーブレイザー シルバラード。

    どやさ。

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最近ではもう絶滅したかと思われる、この様なラジコンの様な大改造車。

ボンネットの高さはワタシの身長と同じ高さの180cm。

タイヤの直径1.1m。

車幅は10トンダンプと同じ2・4メートルもあったバケモノ車。

運転席からの視線は観光バスの乗客と同じ高さ。

こんなオバカな車が大流行した時代もありました。

この車、カリフォルニアから輸入(空気の乾燥したカリフォルニアの車は程度が良いのが多いのだ)して、

自分独りでコツコツ改造した。

最初は真っ黒の糞ノーマル車だったけど足回りを大改造して最後に

お約束の黄色にペイント。

どんだけぇ~。

もう15年程前に手放したが今でも誰かが大切に乗り継いでくれているようです。

現在は京都市内に潜伏している模様。

上の画像も、友人が とあるイベントのパーキングで見つけてきて画像を送ってきてくれたもの。

あー懐かしや懐かしや。

身の回りの物を売りたい時、黄色く塗れば守屋が飛びつきます。 是非お試しを。

 

さてと。

 

色のお話しでしたので、今回の製作日記は塗装のお話しを。

 え~・・

FRP造形の寿命は何年くらいですか?

という質問をお見積時に時々耳にします。

難しい質問なんやが、FRP自体は数十年経っても健在で、古い遊園地などの遊具などで

よく見かけます。

でもそれらの長期ストックされている物は定期的にリペイント(再塗装)が行なわれています。

結局の所、表面の塗装が風雨や紫外線等により侵され、それをさらに放置していると

塗装が剥がれ、FRP自体が紫外線等のダメージを受け、劣化します。

何年で塗り直し?と質問も多いけど、こればっかりは「解りません」というしかない。

造形物の置かれる環境が大いに影響するから。

日向、日陰、風雨、子供のアタック、イタズラ、使用する色味など状況は様々。

でもだいたい平均して5年前後に塗り直しで帰ってくるのが多いかな。

ほとんどが子供がよじ登って靴で付けたキズだとか強風でひっくり返してしまったとか

誤って収納時に壁にガリッ!とやってしまったとか。

 

でもご安心を。

バッチリ塗り直せば新品時の輝きが取り戻せますんで諦めないで下さいな。

この造形物さん達も上記の最もたる状況でボロボロに。

コリャ酷いわ。

(ビフォー)

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DSCN7960設置場所は海遊館の隣のマーケットプレース入り口。

水族館に連れて来てもらってテンションMAXのクソガキ様が最初に目にする場所に設置されております。

当然、ヤツらの標的はこれらのお人形さん。

まぁ、面白いくらいにまとわり付きます。よじ登ります。

グーで殴りたくなるんやけど、実はコレが造形師としての誇りとなります。

我々の造る造形物はお子さんに気に入られてナンボの世界。

クライアント様もハラハラしますが、望んでおられた光景。

仕方ありません。  

登りなさい。

気の済むまで舐め回しなさい。

物言わぬ造形物。

嗚呼・・・可哀想に。

 

キレイキレイしてあげましょ。

(アフター)

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古い塗膜は全て削り落とし、傷は全てパテで補修。テカテカ。

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これらの全塗装の作業は比較的難しい作業では無いのでアルバイトや若手スタッフさん達にさせます。

 

さて、次が問題やがな。

 

先ほどは長い年月が経ち、全体の塗り直しやが、お次は最も難しいとされる

「部分補修」  という作業。

比較的新しく、全体のキズは無いのに誤って移動中に一箇所だけ擦れてしまったりした場合の補修。

先日ブログでも書いたドギーマン様の等身大フィギュア、大好評で全国各地のイベントに

ひっぱりだこらしいんやが、先日トラックの荷台でケースに擦れてしまったらしく、哀れな姿で

戻ってきました。

最悪な事に一番目立つ所に最大のキズが。。ドギー口先右側 (NXPowerLite)

キャティー右耳先端 (NXPowerLite)全身至る所に傷が付いてしまっていたので全塗装を勧めたんやが、さすがに予算的に厳しいので

部分補修コースでオーダーを頂きました。

ただ、この部分補修てのがやる方としてはかなり厄介で、キズ部分の色に調色した塗料をただ塗っただけでは逆にキズが目立ってしまう事もあります。

よく、オートバックスなんかでタッチアップペイントを買って塗ってエライ事になっている車をよく見かけます。

塗らない方が目立たないのに・・・  とか思うくらい。

プロの板金塗装屋さんでないと難しい世界です。

実はこのワタシもこれだけのキズ(しかもツヤ消しなので調色が難しい)なので綺麗に直せる自信は無く、

クライアント様には「完全には直せないかもですよぉー。。。」と予め伝えておりました。

このフィギュアはウチの若手ナンバー1の垣内サンが以前塗った物なので、

何色と何色混ぜてこの色作った?と聞くと、、「ワタシが責任持って直してみます。」と神対応。

でも、さすがに難しい作業なので心配になり、工場の隅から覗いたり横で写真を撮ったりしていると、

「塗り終わるまで見んといて下さい!!」と

まるで鶴の恩返し状態でカーテンを閉められました。

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DSCN8061

 

ものの30分後、カーテンは開けられ・・・・・・

            じゃーん!!

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かかか完全に跡形も無くリペイントされているではないか!!!!!!!!

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なんじゃこの娘は・・・。

恐ろしい技術の持ち主、いや何か特殊なハンドパワーを持った超能力者か、いやいや宇宙人か、

あ!サイババのお弟子さん!?

 

結局、どーやって塗ったかは教えてもらえず。

 

やはり怪しいぞ・・・・

サイババのお弟子さん説が今の所有力説。

 

ではまたーーーーーーー。

沢から水を引く

沢から水を引く

今回のDIYです
庭の水やりに 水道水を使っていますが ここの水道代が市内と違って結構高いのです

夏場 庭木 畑  花とひととおり散水するのに約1時間  朝夕2回     なので               水道代もバカになりません(嫁さんの愚痴)

裏庭の隣は山で境界に少量の水がチョロチョロと流れています(庭より1m低いところ)
その水を利用したいと思ってましたが  引越し当時は初夏で 雑草や竹藪で 上流へ入っていくことが出来ませんでした
草木も枯れたので昨日  取水場所を探しに 上流へ登って行きました
上流は小さな沢になっています

沢 上流

 

25mほど入ったところに 堰を作るのに適した場所を見つけました
(取水場所と 庭の水の出口との高低差を 取るため )                                     取水口は 砂や枯葉などでホースが詰まるので  台所の三角コーナーの水切り網を利用しています

取水口

 

ホースは太めの透明ホース使用(ゴミつまりや  エアー噛み【エアー抜きが簡単】が外部から確認出来る)

沢からのパイプライン

 

ホースからは思った以上の量がでています  (7ℓ/分)                                    水は24時間垂れ流しなので 植木の水やり以外の利用も思案中

沢から取水

 

 

つぎの DIY課題

錦鯉の池    水の流れる庭園 (曲水)   小川とビオトープ池       滝(儀岩はお手の物)     水車小屋   わさび、セリ、クレソン栽培      アヒルの池       究極はプール
それから
空調(夏冷たく冬温かい)    発電にも利用できるかも

湧き水なので 飲料水として使用したいのですが  (たぶん美味しいと思うのですが)
上流には民家などはないのですが 野生動物がいるので 又水質検査もしていないので 暫らくお預け

 

追申

算数ですが  1分間に7ℓ  1時間で420ℓ  1日24時間で10000リットル

1ℓは1kg  10000ℓ すなわち1日10トン まさか

もう一度計量しなおします  計算も間違ってるかも

 

いろんなビリケンさん

どぉーも!

イイ感じの連日更新ですよ。

 

社長の自宅界隈では、もう鶯が鳴き始めてとか・・  春やねぇ。

でも春になると女性の方なんかは電車などで変なおじさんとか多く出没する

嫌な季節ともいいますなぁ。

変なおじさんと言えば、こないだ清原が覚醒剤で逮捕されよったな。

まぁ、随分前から噂になっとたが、いざ逮捕されるとやっぱりその衝撃は大きかったわ。

ニュースなんかでPL時代の映像とか現役バリバリの頃の爽やかな容姿が映ると

なんでこの人は変なおじさんになってしもたんやろ?とか思ってしまうね。

清原は通常の7倍とかの覚醒剤使用反応とか出てるとか言ってたけど

ホンマやめられへんのやろね・・・。  常習性のあるものは何でも怖いわ。

ワタクシ守屋も今、常習性の有るモノにはまり込もうとして危機感を覚えている。

本当にヤバイ。。。  止めれない。

それは・・・

      「コイケヤのカラムーチョ」

そう、激辛の代名詞とも言われるスナック菓子。  

ワタシが確か中学生の頃、発売された。

その頃のスナック菓子の味のバリエーションはカレー味、サラダ味、チーズ味、コンソメ味、それくらい。

辛い七味の効いた柿の種くらいが辛さの王道って感じだった。

初めて食べた時の衝撃を今でも忘れない。

飛び抜けた辛さ、今まで経験した事のない味の濃さ。

昨今の激辛ブームや濃い味の食べ物の発端は、間違いなくこの商品が発売されてからだと

ワタシは思う。

日本人の健康の基準を大幅に下げてしまった恐ろしいお菓子であるとワタシは考える。

ワタシもおっさんになってあんまりスナック菓子なんかは食べなくなってんけど、

つい先日、スタッフの垣内サンが家から持ってきて目の前でバリバリボリボリ物凄い勢いで

食べている。

それはもう、故ウガンダ氏がカレーライスを飲み物の如く食べるが如し!

   あ、あの・・ ひとくちちょーだい。。

「モグ・・・・・。」

「んーーーー!!!!!!   旨し!!」

その日の帰り、コンビニで一袋買って帰ってしもた。

速攻で完食。

これは危ない。清原どころではない。

このままでは通常の7倍は食べてしまいそうなので垣内サンに相談したところ、

「あーーー・・・ えらいこっちゃ。」

「もうムリやわ、大袋は絶対に買わずにスリムパックを買ってリハビリしなさい」

と言われた。

そーゆー彼女も言わずと知れた末期的常習者である事は言うまでもない。

 

 

さてと。

いま、ホームページのリニューアルに伴って、会社のPCが破裂しそうなくらいに溜まった

造形の画像を整理している。

いろいろ造ってきたなぁ・・   懐かしくなる。

同じキャラクターでも何回も造ってるのがあったりして面白い。

通天閣でおなじみのビリケンさんなどが良い例。

ちょっと紹介しよかな。

コレなんかは最もスタンダードなヤツね。↓↓

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ホワイトバーージョンのも有り。

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こんなのもある。

串カツ持ってる。

ベタだけど解りやすくてイイね。

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木彫り風バージョン

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お次は上半身バージョン。

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それの全身、横綱バージョン。

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こんなのもあるよ。

キューピーちゃんバージョン。

現代風なアレンジやね。

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 ここまでアレンジしたものも。

DSCN6085

まーだまだ画像あったけど今日はこれくらいにしといたるわ。

 

さ、今日もカラムーチョ買うて帰ろかなぁ~♪

だまされた思って1回食べてみ?

止まらなくなる恐怖を覚えるから。

 

ではまた!

大きいのから小さいのまで・・ 卓上フィギュアの製作

いよいよスギ花粉の季節到来です!!

皆さん、頑張ってクシャミしてますか?

いかがお過ごしでしょう? 守屋です。

例外になくワタシクも毎年、ヘ~ックション!!の鼻ズルズルの目カイカイで、毎年1月の中旬から

毎日薬を飲み、右ポケットには点鼻薬、左ポケットには目薬が無いと生きた心地がしない地獄の数ヶ月。

がしかーし!

2~3年前から、年々花粉症の症状が軽くなってきており、

今年はまだ全然クシャミの予兆すら無い。 薬も一粒も飲まなくて大丈夫、 最高!

自分的には 「日々の行いが良いから、イイ感じに体質改善されてきたんじゃね~の?」と思ってたら

オカンが一言、 「アンタそれ、ただの加齢やで、老いて花粉すら感じない鈍感な身体になっただけ。テレビで言うてたわ」 とバッサリ。。

これはさすがに凹むわ。

 

ま、ヂヂイのお話はさておいて、前回のブログでも書きました、ウチの若手ナンバー1スタッフの垣内サンの

製作の様子を今回も書きます。

前回のブログで過去の製作事例をいくつか紹介した中で、ペットフードのドギーマン様の犬と猫の大きな

等身大のフィギュアの記事があったと思うんやけど、再びドギーマン様から連絡があり、

「前回の等身大フィギュアが凄く好評で、社内会議で次は卓上サイズの

フィギュアをお願いしたいんですが・・・」  とオーダーを頂きました。

ニヤリ・・・。

「やっぱりリピート発注頂けたたわ」 とワタシと垣内サン。

 

このお仕事、長いことやってますと、再びリピート発注頂けるかどうか解って来た気がします。

つーか、自分達的に、「イイのが造れた。」と思える作品を納めさせて頂くと

ほぼ100%、そのクライアント様から再びお仕事が頂けます。

努力を認めて頂けホント有り難い瞬間です。

 

今回は約30センチの卓上サイズなので2体とも垣内サンに製作を依頼。

我々の製作する造形物は、製作物の大きさ、デザイン、職人の好みなどによって

原型の素材を何で造るか判断します。

通常のそこそこ大きい物は、いつもブログで紹介する様に、基本的に発泡スチロールで製作やが、

モノが小さい今回の様な時は、各種粘土、樹脂、発泡ウレタンなどで原型を造る。

今回、大きさ、デザインで垣内さんがチョイスした素材は発泡ウレタン。

この段階で素材のチョイスを誤ると、やたら時間が掛かったりヘタすりゃ失敗する事も考えられます。

スチロールと発泡ウレタンの違いは(製法、素材が全くちがうんやけど)素材の粒子の密度や硬度。

ご存知の通り発泡スチロールは適度な硬さで加工が容易な為、昨今の造形屋ではメインとなる原型用素材。

発泡スチロールも発泡倍率というのがあって率が低い硬質のものは粒子が細かくガチガチで重い。

細かなデザインの時や、ある程度強度が必要なスチロール造形の時なんかに使う。

発泡ウレタンてのはもっと粒子が細かく、より繊細なデザインの時に使うと有効。

それ以上に細かなデザインの時は粘土系。  そんな感じです。

 

では製作開始!

スチロールの時と同じくアウトラインを決め、そのラインでカット。

発泡ウレタンは非常に加工しやすい素材です。

ナイフ、ヤスリなどで仕上げます。

ただ、粒子が細かいので紙ヤスリなどで削るとザラザラした砂状の粉で非常に不快。イ~ッ!てなる。

前回、等身大のものを造っているので彼女は非常にスムーズに進めます。

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ものの数日で完成♪  楽勝や、と言うてました。

但し、このままでは簡単にポキッ!と折れてしまう強度なのでFRPに置き換えます。

その為にはこの原型を型取りする必要があります。

型取りの前にこの原型に樹脂をコーティングし、更に磨き上げ細部の造作も入れていきます。

仕上がった原型をシリコンゴムで型取りします。

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出来上がったゴム型に今回はFRPで成形します。

キャストという樹脂を流し込む作り方もありますが。

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形状によっては上の画像の様にバラバラにしないと型取りが出来ない事もあり、非常に面倒なのだ。

簡単な形状に見えても犬の方のドギーちゃんは6パーツにも分かれて成型。  あーしんど。

全てのパーツが抜き終わったらバリなどを取り、さらに表面を仕上げ塗装へ。

卓上サイズになると塗装の塗り分けのマスキングが大変!

ワタクシ守屋の様な大男や巨人は指が太くてこのサイズになるとピンセットやらを駆使して

やっとの思いでマスキング作業をするんやが、下の画像よく見ると、彼女の指が工具の如く直角に曲がり

自在にマスキングテープを押さえてるではないか!!凄し!!

その指オッサンも欲しい!!

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彼女の直角フィンガーが織り成すドギーマンハヤシのフィギュア「ドギーちゃん&キャティーちゃん」の

至高の仕上がりをとくとご覧あれ!

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普通、入社3年強でこの表情、雰囲気はなかなか出せないわ。  ↑↑  たいしたもんだ。

完成したこのフィギュアをご覧になったドギーマンの担当の方、

「え~わ~!」「コレはえ~わ~」「めっっちゃえ~わ~」と連呼されて喜んでくださいました。

( ※ 「え~わ~」は関西弁です。標準語では「イイねー」の事です )

 

このフィギュア達、この3/31~4/3に東京ビッグサイトで開催されるイベント「インターペット」で

ドギーマンハヤシ様ブースにて披露されるそうです。

行かれる予定の方は是非ご覧下さい!

 

ではまた次回ーーーーーーーーーーー!!

 

梅に鶯

暖かくなったり寒くなったり

先日庭に 霜柱が立っていたかと思えば 蕾だった梅が立派に咲き誇りました

2・3日前から 鶯も 啼き出しています

フキノトウ も芽吹いてます

しもばしら-霜柱 都会生まれの人には 見た事の無い人が多いでしょう  私も生まれて初めてこの年になって見ました  霜柱の上を歩くと ザクザクと鳴きます

以前は 全く季節感が無い生活でしたが こちらに 引っ越してからは 家の周りから日々の変化が感じ取れます

こんな心境になるのも もう年のせいかも (67歳です)訂正しました

現在工場の仕事は  若手がすべて こなしてくれています   そろそろ隠居生活に入ってもいいかなと思うこのごろです

季節柄 皆様もお体に 気をつけてください

キン肉マンなフカヒレマン

どーもぉー  守屋でございます。

頑張って今日もブログの更新で御座います。

先日、半年ぶりにブログを更新しますと有り難い事に、ず~っと横這いだったアクセス数が

書き込んだ翌日から1.5倍に上がりました。

こんなワタクシのクソブログでも首を長~くして待っておられる変態な方が沢山いらっしゃる事を

実感できました、、  ほんと有り難いデス。   おーきに。

でも1.5倍に上がったとは言え、半年で10分の1に下がってしまったアクセス数・・・。

どーにかして過去の数値を取り戻すべく、社長と熱く協議しておりました。

 

社長曰く、アクセス数なんてどうでもイイ。

大事なのは検索ワードで、いかに検索ランクの上位を狙い新規顧客を獲得するか。   という自論。

ワタクシは守屋は、検索で訪れてきて下さった方をブログなどで更にリピートしてもらい、アクセス数を稼ぎ、上位ランキングの足しにするか。

これ、卵が先かニワトリが先かの水掛け論で、正直どちらが欠けてもダメな話。

 

 

熱く議論する社長とワタシの後姿を見ていた若手スタッフの垣内サンが一言。

「二人が言い合ってるけど、今はそんな事どーでもイイ話で、一番大事なのはウチのサイトに

訪れて来たお客様が、ウチのサイト見てココの店に絶対に仕事を頼みたくなるかどうか、や。」

「私なら今のサイト見ても頼もうとは思わない」

「もっとギャラリーの写真とかトップページの写真をイイやつに変えて、ゴチャゴチャ重複したレイアウトも

一度見直す必要があると思う」  と。

 

  確かに。

 

三人集まれば文殊の知恵。

個々が思う所を認め合い、ただ頑張れば良いのです。

 

何だかんだゆーて、サイトの管理上で一番大事なのは

飽きられない様に 「マメに更新すること」

 

これに尽きます。

さぁ、これからの変貌に期待してください。  頑張るでよ。

でも、いくら良いサイトで集客が完璧でも、結局の所ウチの会社の様な

技術を売り物にしている会社はヘタな商品を卸す事は絶対に許されません。

でも世の中の要求するクオリティは年々高くなる一方です。

なので各スタッフにのし掛かる重圧も、一昔に比べ相当なものだと思われ。

今までは、ややこしい(難しい)案件の造形はワタシ独りでこなしていかないとダメで、

その間、どうしてもピリピリしてて他のスタッフやアルバイトさんの指導が

おろそかになっている状況の中、シオシオなワタシを助けてくれる救世主的存在が、

上記の垣内さんであります。

過去のブログの中でも何度か紹介してきた。↓↓ (クリックすると内容が見れます)

映画 ウォーキングwithダイナソー!!! その①

♪ペットフードはドギ~マン♪

 

大きい事は良い事だぁ。  その1

 

大きい事は良い事だぁ。  その2

などなど・・・。

 

ウチに入社してまだ4年に満たない彼女。

でも最近は同業者の造形屋さんに打合せで会った時など、彼女の噂がチラホラ出てまいります。

同業者間でも彼女の技量の高さが取り立たされているようで、

良き後輩として鼻高々であります。

 

今回の製作日記は、その垣内さんの製作事例を紹介しまひょか。

横浜中華街にございます 「公生和」 様  http://www.kouseiwa.com

フカヒレ入りの「フカヒレまん」で有名なお店です。

創業86年(!)の超老舗なのだ!

TVなんかでも見たこと有る人も多いのでは?

そのお店のキャラクターの「フカヒレマン」の等身大フィギュアのお仕事を頂きましたので

垣内さんに製作の指令を出しました。

当初彼女は、以前に映画テルマエロマエの宣伝用に製作した阿部寛の像

(クリック↓↓)

テルマエロマエ2 ルシウス像

の原型にトライし、なかなか上手くいかず人物像の製作を苦手としており、

彼女自身、人物像の原型彫りは避けているようでした。

でもこのままではアカン!とワタシは判断したので今回は無理矢理にでも

彼女に彫らせました。

幸い今回は超リアル造形では無く、あえてマンガ風にユルく造る指示だったので

人物像の練習ととしてはうってつけだったのです。

フカヒレマン 原型

身長150チョイの彼女が180cm以上のブリブリマッチョな大男を彫るのですから大変です。

常時台に乗っての作業が続きます。  ↑↑

どうした事でしょう・・・。

あれほど苦手としていた人物像ですがサクサク彫り進めます。

何だかんだでたったの3~4日で完成させてしまいました。

原型完成

人物彫った事が有る人やフィギュア造る人なら解ると思うけど、こーゆー腕組みのポーズって

難しいんよねぇ。

粘土やと盛ったり削ったりして何度でも修正可能で気楽やけどスチロール造形は彫刻なので彫り進むのみの一方通行です。物凄く神経使って疲れます。

多分彫れなくてギブアップして助けを求めて来ると思ってたけど、バッチリ出来上がっとるがなコレ。

原型完成

ここでクライアント様の原型監修が入ります。

当然、一発OKを頂く事ができました。

彼女もホッとした様です。

このあと戦闘員(アルバイトさん)によるFRPコーティングとパテ研磨。

パテ研磨

でも垣内さん、バイトさん達の研磨が気に食わず、結局自分で研磨してました。

お次は塗装の工程。

グローブがオバチャンの食器洗い用みたいにピンクやが、これは赤や黄色など色を塗る場合、下地の色が

透けて影響し、発色が悪くなるのでその為に入れる色。

面倒やが手間は惜しみません。

このお仕事をやっていて一番笑える工程が塗装のマスキング中。↓↓

この瞬間にクライアント様が来たらヤバいと思う。

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別パーツで造ったマントも綺麗に塗装。

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クリヤーを塗ってテカテカにしていよいよ完成!!

簡単に言ってるが、この様なそこそこデカイ物を全体的に曇りなくテカテカに塗るのは

かなりの技量を要します。

本人さんもこのクリヤー塗装に関してはまだまだ納得がいってないご様子で、

日々研究の様です。

充分テカテカやと思うんやけど・・・・。

これ以上、勘弁してよ。

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腕に何やら文字が・・・                  ↓↓↓

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腕には『公生和』のタトゥーが!!!   イカツい!!

しかし物凄いツヤや。

何度も言うが、ここまでのツヤを出すのは本当に技術がいるのだよ!

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そして発送し無事に到着。

フカヒレマン君、お店でどんな感じで頑張ってんやろ・・・って思って店長さんのfacebook覗いてみると。。。

 

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ええ感じにイジられているようです。

でも店長さん、物凄くこのフカヒレマンを可愛がって下さっている様で、facebookに度々登場してます。

こーゆーのが一番嬉しいネ。

旧正月で賑わったであろう横浜中華街。

むこうの方々もこのフカヒレマンの写真撮ってあちこちでアップしてるやろから、

コレの存在は今や世界中に知れ渡っているのでしょうなぁ。

 

造った本人さんが一番喜んでるよ、フカヒレマン君。

 

次回も垣内さんネタで行こうと思ふ。

では!

 

 

黒門市場 3

 

またまた続きです     黒門市場の オブジェは全部で 7匹です

たい

くえ

クエクエ3クエ1

 

まぐろ

まぐろ

以上7匹

この製作の様子

http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/popp/?Y=2008&M=6

2008/4・5・6月の過去ブログで紹介してます

モニュメントは大きいほど インパクトがあります                                     弊社では魚類は よく作る造形です 大きなもので10mのマグロ(築地)  なかには小さなものも作ります

魚造形

これは シンガポールに送った レストランの装飾オブジェです(半身)  壁付けなどの場合は 半立体で 裏は平らになってます   値段も半身なので少し安くなります といって半額には なりません

 

魚の値段ついでに

のど黒

のどぐろです

先月 納品に石川県へ行ったとき お土産にと トロ箱に4匹ほど入って 値札が7900円と書いてあったので これくださいといって 氷を入れてもらって お金を払おうと….事件勃発   『あの  34128円です』と不服そうな顔

ソウです 1箱でなく 1匹の値段です

高級魚とわかってましたが まあ1匹2500円 4匹で10000円ぐらいかなと思ってました             なんと高い魚なのでしょうか

当然キャンセルしました  でも いっぺん食べてみたいなあ