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かぶりものシリーズ

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普段、FRP造形で造っているのは立体造形看板やフィギュア、疑岩や疑木などが多いんやけど、

たま~に発注頂くのが「かぶりもの」。

そう、着ぐるみ。

今回は着ぐるみの頭部の製作を。

アンパンマンのアトラクションで使うもので、名前は忘れてしもたけど、たしか「よふかしおに」「あさごはんマン」「はやおきくん」っだったかなぁ・・ 全然違ってたらゴメン。誰か詳しい人、教えて!

花火大会3

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でもやっぱ淀川の花火大会はスゴいわ。

年々祭りの協賛金が集まらずスケールダウンしてるとはいえ、すばらしい迫力デス。

 

花火には一切目もくれず、ひたすら任務を遂行する女神像。

エエ仕事しよる。

ご希望の方、この真面目な女神像、格安レンタルいたします。

各種イベントにどうぞ。

お問い合わせはポップ中村まで。

 

花火大会2

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んでマンモス君もこの通り。

やっぱり祭りにはあり得ない光景・・

そんな怖い顔で睨み付けてどーすんねんマンモス君。

 

 

淀川花火大会の模様

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先日、掲示板でも書き込みました、淀川花火大会の様子を今更ながら報告。

イベント屋から造形物の出展(出店?)を依頼され、いつもの女神像とTVチャンピオンの時48時間で造ったマンモス君を前日深夜に引き連れいざ現場へ。

周りは焼そばや焼き鳥屋の露店が並ぶ一角。

そこに鎮座する女神像。日常ではあり得ない異様な光景・・・場違い? ・・・・まぁエエか。

 

この女神像も展示会とかで日本全国連れ回され、いささかお疲れ気味だろうに顔色一つ変えないおりこうさん。

キューピー6

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リア。

可愛い足が何とも言えまへんな。

例の背中の模様。何やろこの図柄、結構シブかったりする。

意外と深い意味があったりして。

なーんも意味無かったりして。

 

一気にアップしてしもた。

明日は何を書こうかな・・

ま~だまだ一杯溜まってる。

頑張って書こ。

 

キューピー2

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すんません。

いきなり原型完成してサーフェイサー吹いてます。撮り忘れ。

これだけデカいと可愛さを超越して恐怖さえ覚えます。

ん~・・ やっぱ白目は怖い。

吹き付けしてる水内クンがジャンパー着てるのは無視ね、無視。

キューピー1

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コレがそのキューピーさん。

しかしまぁ、実にうまいこと合体させますなぁ。

最初見たとき爆笑でしたが、見れば見るほど、その絶妙なバランスについ見入ってしまいます。

今回はこれの1mほどの大きさでFRP造形にします。

ご当地キュ~ピ~

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皆さんご存知、ご当地キューピー。

サービスエリアや雑貨屋さんでよく見かけるアレ。

色んなキャラクターを着せてコスプレっぽいのもあれば食材を被せられたり、

かなりの無理矢理感がウケてます。

 

そのご当地キューピーの造形製作依頼がありました。

場所は九州は熊本県人吉市。そこの物産「きじ馬」とのコラボ。

人吉はワタシの母親の故郷。

ウッチャンナンチャンのウッチャンの故郷でもあります。

 

 

夏休みの宿題その4

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こちら男子チームの熱帯魚。

エエ味出てますわ。

なんでこう子供らの作る作品って温かみが出るんでしょうなぁ。

心底汚れきったワタシには到底マネ出来まへん。見習わなければ・・・・

 

毎日、納期に追われ、バタバタ作業してたんやけど、何か久々にスローなペースで一日が過ぎ、

ホッと出来てすごいエエ感じです。

子供パワー恐るべし。

 

夏休みの宿題その3

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さすがお姉さんチーム、すばらしいのが出来、ホンマにビックリしたわ。

中をくり抜き、百均で買ってきたライトを仕込んであります。

これなら学校に持っていっても自慢できるわ。

グッジョブ!!

夏休みの宿題その2

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作業もいよいよ大詰め塗装の工程。

ペンキが乾くまでの待ち時間の間、男子チーム豹変。

廃材のスチロールで瓦割り大会を始めたり、かかと落としで廃材クラッシュ!

元気でよろし。

夏休みの宿題

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先日、東京のテレビ局の方から取材の申し入れがありました。

取材内容は夏休みの宿題の自由工作をポップ工芸で。といった具合。

ディレクターから小学生を数人招集しておいてくれ、とのことなので、社長のお孫さんをはじめ6人にスタンバってもらっていたところ、突然、ディレクターから番組内容の変更がありキャンセル。

途方にくれる子供たちを放っておくわけにもいかないので、そのまま造形教室開始!!

女子チーム(高学年)はハロウィンのカボチャお化け、男子チ-ム(低学年)は熱帯魚の製作で。

 

最初は皆、緊張なのかヤル気ゼロなのかテンション↓↓↓

しかし、徐々に思い描く形になってくると真剣そのもの。

お約束のスチロールまみれの洗礼を受けながらドンドン進みます!

海遊館へ納品

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そして某日早朝、海遊館の現場へ納品。

こんな感じで皆様のご来館を心よりお待ちしております☆

 

設置後、ご担当の方からの情報によりますと、このペンギン君&イルカちゃん、物凄い人気だそうで、老若男女、外国人の方までこの横で記念撮影を連日撮って帰られるそうな。

こないだ載せたせんとくんも毎日、多数の観光客や修学旅行生に揉みくちゃにされて記念撮影されてるとか。

 

世界中の人たちのアルバムの1ページに自分が頑張って作った作品が残るんや・・と考えたらこの仕事やってて良かったと造形師冥利に尽きます。

イルカも完成

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んでこっちがデザイン決定まで大変だったイルカちゃん♪

一見、何の変哲もない様ですが全体のラインやヒレの位置や形状等、デフォルメとリアルをバランスよく配合してます。分かってもらえるかなぁ・・・

ペンギン完成

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色塗ったら可愛さ倍増↑

この掲示板にイベントやらのスケジュールが書き込まれるそーな。

チビッコらにぶら下がられても大丈夫な様に頭のピンピンも頑丈に作ってまっせ!

いつでもかかって来い!チビちゃん達!

続続海遊館

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出来上がった原型にFRPをコーティングしたところ。

ペンギンの手の先とイルカの胸の辺りに金物を仕込んであります。

あとで金属製の掲示板を取り付けるため。

イルカの波しぶきはもっと豪快に大きく作りたかったんやけど、安全面の都合上、小さくして欲しい、とのことでしたのでギリギリサイズ。これ以上大きいと波に足を掛け上によじ登るエキサイティングなお坊ちゃまがいるのでは?と。

確かに、子供達はこれらの造形物には目が無いようで、とりつかれた様に引き寄せられ、気の済むまで撫で回します。見ているととても面白いです。

海遊館続き

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原型が出来上がったペンギン君

大きさは160cmくらい。

これも海遊館のほうから担当の方が工場までチェックにこられました。

大変喜んで頂け一安心。

夏は海遊館へ!

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もうお盆休みも今日で終わりの方も多いじゃないでしょか?

長い夏休み、退屈なチビッコ達を是非連れてってあげたいのが大阪の海遊館。

その海遊館に隣接するマーケットプレイス。

色々な食事が楽しめたりおもろい雑貨屋さんもあります。

そのマーケットプレイスの入り口にペンギンとイルカのイベントスケジュール表示用の造形が設置されましたので紹介を。

 

画像はデザイナー様から送られてきた図面。

この図をもとに、今回もミニチュアを作り、大阪ウォーターフロント開発㈱様へプレゼンに。

ペンギン君はすでに着ぐるみがあったので問題なくパス。

問題はイルカの方で、愛嬌ある図の様なデフォルメをする、という意見と、いやここは海遊館、教育上デフォルメのしすぎは良くない、という意見に別れ、部長様やイルカ飼育担当員の方まで来られ、議論が交わされました。

そして日を改め2度に亘った会議の結果、やはりどちらも譲ることは出来ない、という事で、2案の間をとる。という結果になりました。

て事はワタシの原型の表現力が試される、という事・・(汗)

リボン完了

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あんなにデカい!と感じたリボンも、いざ現場に行くとごっつ小さく見えますな。

取り付けはコンクリートアンカーを打ってボルト留め。

現場は長崎県のクリニック。

院長さんが女医さんなのでとても可愛らしい外観ですねぇ。

 

今回、リボンの製作担当は中村シャチョーでした。

 

リボン完成

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リボンの完成。

金網だった原型も綺麗なリボンに変身。

後ろのバイクと比べて分かるように、これ結構デカいんですわ。

帯の幅30cm厚みは1cm弱といった感じ。

薄いですがボルト取付部にはちゃんと鉄板が仕込んであり強度を上げてます。

金網リボン

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金網だったのがやっとリボンらしくなりましたやろ。

画像は下地のサーフェイサーを吹きマスキングも終え、塗装に入ったところ。

ぐるぐるループしているので塗装も大変!

塗る姿はまるでヨガのポーズ。

パテ研きで歪んだ背骨や骨盤をここで矯正。

続 金網マジック!!

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その金網に直接FRPを貼り込んでいきます。

その後、いつもと同じくパテを盛り、研磨して平滑を出します。

形は簡単やけど、単純に面積が大きくて大変。

でもこの作業で手を抜くと仕上がりにハッキリと表れるんで凹凸が無くなるまで必死で研きます。

表面の凹凸を見るのは手で表面を撫でる事で確かめます。

知らない人がその光景を見ると、まるで造形物を可愛がってナデナデしてるみたいに見えるそうです。

ある意味、可愛がってんのかな(笑)

金網マジック!!

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これも立派な造形物の原型です。

 

材質は見ての通り金網。

今でこそスチロール造形は主流やけど、一昔まではこんな金網で原型を造る手法もあったんですよ。

社長は基本、何でも金網で造れます。我々にはマネできまへん。

道頓堀の「金龍」ラーメンの龍もこの手法で造ったそうな・・

 

今回、金網にしたのは他でもなく、薄いリボンの造形だから。

まず厚紙で小さいミニチュアを造りそれを見ながら社長は金網をバリバリとハサミで裁断。

ササッと曲げて即完成。速っ!

艶事2

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さっきの艶事の話のついでにコレも。

 

これは言わずと知れた奈良の「せんとくん」

以前、当社でワタシ作ったんですが(5体も!)、これも艶の調整を巧みに行っております。

奈良県の方から、あまりホームページ上で製作過程の大々的な掲載は慎むよう言われているので

多くの画像は掲載出来ないのであしからず。

画像見ていただくとお解かりだと思いますが、肌は艶消し(七分艶消し)、そして瞳は濡れた様にテカテカ、唇はほんのり艶。

この様に艶を部位によって使い分けることにより、より活き活きとして、ホンモノらしく(?)なります。

 

皆さんがよく知ってるディズニーランド。

あそこは我々造形師にとっては「聖地」

たくさんの(全部!)造形物で溢れかえっていますが、行かれたら一度、よく見てみて下さい。

飾られているフィギュアの塗装を。

全てにさっき書いた事が当然の様に施されているのが良く分かるはずです。

そういった普段とは違った角度から街の造形物を見て回っても面白いんじゃないでしょうか?

 

奈良、平城遷都1300年祭を成功させよう!!

 

艶事

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ほら、艶が無くなるとまたイメージがガラッと変わりますやろ。

やさしい感じになったというか、柔らかそうというか。

 

クリヤーを数回吹いて厚い層が出来たら、最後にクリヤーにフラットベースという

艶消し剤を混ぜて吹きます。そのフラットベースの量により艶の具合を調節できます。

艶が消えるだけで材質も変わった様な錯覚さえ感じます。

隣のご主人が、「これ、ゴムで出来てますんか?」と言ってきた程です。

ヘラクレスオオカブトの日記の時も書きましたが、この「艶」というのは非常に造形の

出来栄えを左右するものなのです。

 

今回、めら蔵くんの製作担当は守屋でした。

めら蔵くん塗装1 ツヤツヤ編

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鉄板焼き屋さんのキャラクターのめら蔵君、なぜか鮮やかなトリコロールカラー。

画像は塗装直後です。

このあと、数回に別けクリヤー塗装をし、最後に指定である「艶消し」にします。

個人的にはこのキャラにはこの状態のツヤツヤ仕様が頭部の炎に勢いを感じれて似合ってる感じもしますが。

でも艶消しもガラリと印象が変わるのでお楽しみに!

続き

めらFRP.jpg

お盆ですなぁ。

しかしポップ工芸、おかげ様でお盆も休まずバタバタさせていただいてます。

このお寒いご時世に本当に有り難い限りです。

 

さて、めら蔵君(めら蔵っていう名前だそうです)も無事原型のチェックをパスし、

次の工程、FRPの積層です。足の裏とコテを持つ右手には予め金物を仕込んでおきます。

設置の際、力がかかる下半身や手、細い部分などは積層数を増やし、より強度を高めます。

その後、全体のパテ処理&研磨をし、次の工程の塗装へ。