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★Q&A★ 内照式のFRPは出来ますか?

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まいど、ポップ工芸です。

 

今日は、お客様からよく聞かれる質問に事前にお答えする、Q&Aのコーナーです!

本日の質問はこちら。

「内照式のFRPは出来ますか?」

造形物をFRPで作って内部に電球を入れて中から光らせたい。

そういう要望ってかなり多いです。

 

 

回答を申し上げますと、「もちろん可能です」。

一見は百聞に如かずということで、内照式のFRPお写真です。

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光っている個所の下に光源となるライトを置いています。

見事に綺麗に光っていますね。

こちら上の層は白で塗装していますが、下地に赤色を塗ってから白塗装をすると赤い光になります。

 

 

 

内照式は見て頂いたとおり可能です。

ただし、注意点があります。

①光ムラ

内照式が可能かどうかということは光を通すか通さないかということです。

FRP自体は樹脂+ガラス繊維ですので、基本的に光は通します。一方で塗料は光を通しやすいものもあれば通しにくいものもあります。

色分けをすると、どうしても光を通しやすいところと通しにくいところでの光ムラが発生します。

また全ヵ所同色、もしくは無塗装であっても、FRPや塗料を全て均一の濃さで仕上げるということは不可能ですので、この部分でも光ムラが出ます。

つまり、色の違い、素材の濃さの違いで光ムラが出てしまします。

 

②強度

強度を上げるためのガラス繊維をあまり厚くできません。

といっても普通の看板程度であれば全く問題ない強度はありますが、もし人が乗ったりと超ハードな使用方法の場合は通常に比べてガラス繊維を何倍にも厚くします。

そうするとその分光を通さなくなっていくのです。

また強度アップのための金具補強ももちろん出来ません。

従いましてあまりにハードな使い方をする場合には不向きです。

 

③価格

造形物の製作方法ですが、通常はスチロールを削り出して原型を作り、その上にFRPを積層させてゆきます。

したいがい造形物の中にはスチロールが埋まっています。スチロールは全く光を通しませんのでこのままでは内照式になりませんので、スチロールを取り除く必要があります。

一方でそんな簡単にスチロールを取り除くことはできませんので、作った原型を元に型を製作し、型抜きをして製品を作ります。

従い、型の製作というひと手間が加わるため、どうしてもお値段が高くなってしまいます。

 

 

纏めますと、光ムラが気にならず、超ハードな使用はせず、価格が上がることに問題なければ内照式ももちろん可能です!