
ベンチ コーすけくん コープ共済 企業キャラクター
立体 造形 看板 FRP オブジェ 発泡スチロール 職人 手作り ハンドメイド ディスプレイ 店舗装飾 イベント
こんにちは、ポップ工芸です。
今回株式会社マテックス様のご依頼で、コープ共済様のキャラクターであるコーすけ君を製作させていただきましたのでその時の製作の様子です~
今回のご依頼内容はこのようなベンチに座っているコーすけ君を作ってほしいというもの。
いつも通りですが、弊社にくるのは基本的に前からのイラストのみ!
これだけで十分です。というよりこんなきれいなイラストいただけるなんて嬉しいという感じ(笑)
ほんとうにたまに子供の落書きですかこれ、、、というイラストだけ送られてくることもありますので!!
これさえあれば弊社では問題なく製作できます。
もちろん平面と立体ではどうしても物理的に違和感が出てくるところもあります。例えば今回ではお花の向きですが、イラストではこちら正面に向かってお花が咲いています。でもこれを立体にするときにそのまま表現してしまうとどうなるでしょう?
真横を向いた自然界ではとっても不自然な向きのお花になってしまいますね。
また今回のイラストは実は弊社の助言を反映したイラストになっています。もともとは腕は顔と体にくっついていませんでした。別にくっつけなくても製作できますが、腕のような突起物は非常に折られやすいのです。
なので体にくっつけることで絶対に折れない仕様にしているのです。
こういう細やかなアドバイスができるのも、老舗の造形屋である弊社だからこそです!!!←超重要!!
ということでいただいたイラストをもとに早速削っていきます。
今回担当したのは新人の黒田さんなんですが、入って一発目のお仕事が実はこれ。
できるかな~とこちらの心配をよそに、なんとベテランと変わらないスピードでさくさく作ってしまいました!
本当は製作している様子の写真を少しづつ撮りたかったのですが、少し目を離している間に完成させてしまったので全く写真撮ることができませんでした(嬉しい誤算!)。
ということで原型の完成~。
世の中には機械で原型するところもたくさんありますが、正直これくらいのサイズになってくると圧倒的に手で彫った方が早いです。そして安いです。
弊社も実はCNCマシン導入しましたが、こんな優秀な職人だらけなのであんまりマシンが活躍する機会が少なそうです(嬉しい誤算!)。
次の工程は、FRP加工。
ハンドレイアップという方法でFRPを表面に施してゆきます。
ガラスマットを樹脂で表面に張り付けていくだけなんですが、これも実は結構難しい。厳密にいえば実は一番誰にでもできる工程なんですが、ここを上手くすることで次の工程でかかる時間が劇的に減るのです。なので下手くそがすると次の工程で余計に時間がかかってしまう。
ここでも新人黒田さんは玄人職人真っ青なほど丁寧な仕事をしてくれました。おそらく黒田さん、今までのポップ工芸の職人の中で、仕事し始めて1か月目までという区切りだけでみたら一番上手いと思う。伸びしろもありそうですし、超期待の新人さんです。
これが終わると表面はカッチカチにコーティングされます。
この後は汚い表面をきれいにパテ、研磨してゆきます。この作業が一番面白くない。なのでこの作業を減らすためにきれいに先述のFRP加工をする必要があるのです。
この様子は面白くないので割愛で。
それが終わるといよいよ塗装で完成。ここの様子は写真撮り忘れたので割愛で(笑)
そして丁寧にベンチに組み込みます。
文字では簡単ですが、ベンチにきっちり合わせて作るって非常に難しいし手間がかかります。このあたりは造形ではない技術や知識経験になります。
世の中の造形屋さんは形は作れますよ。でもこういう細工ができるかどうかがなんでもできる造形屋と人形しか作れない造形屋さんとの違いになってきます。
ということでしっかりベンチにくっつけて完成です!
こんな後ろからひょっこりバージョンもつくりました!
普通のベンチがとってもかわいいベンチに早変わり。
こちらのベンチは神戸市の肥田市灘区田中にあるコープ共済さんで飾られています。
ぜひお子様を連れて写真撮ってくださいね~
どうも、ポップ工芸です。
こういう巨大な文字の立体オブジェ、観光地やホテルでよく見かけませんか?
こちら兵庫県のアクリエ姫路コンベンションセンターの巨大立体文字オブジェ。こちらもポップ工芸製作です。
平面の文字看板では決して現れない本物の立体感、存在感。ライトアップで高級感もプラスされます。
このような巨大立体文字オブジェ、通常はステンレスなど金属で作られることが多いですが、実はFRPで製作することのメリットが沢山あります。
メリット①価格が安い!
ある一定のサイズに達すると金属性は非常に高価になります。
メリット②とても軽い!
鉄は非常に重いです。取り回しに重機が必要になったりとても大変。FRPなら一人でも持てます。
メリット③形状が自由!
こんなかっこいい「M」だって、曲線だらけの文字だって、なんだってできてしまうのがFRPのよいところ。オリジナルデザインの文字がつくれます。
メリット④天気に強い!
金属と違ってFRPは腐食に非常に強いです。モーターボートの材料だったりしますので基本的に耐候性には非常に優れています。
メリット⑤頑丈!
雨には強くても金属より衝撃には弱い?そんなことはありません!FRPは軽くて強い、それが特徴です。弊社の立体文字オブジェは、耐久テストの実験で最も折れやすいところに170kgの負荷をかけ続けそれに耐えるという実験をしましたが、まったくビクともしませんでした!
他にももっといろいろなメリットがありますが、どのFRP業者も同じでしょ?と価格だけで業者を選ぶことなかれ。巨大で外に常設するものはかならず「弊社のような経験豊富な業者」を選びましょう!
外で台風にも負けない頑丈さを兼ね備えておきながら、軽さを兼ね備えるには、経験と知識が必須です。弊社の文字看板には考え抜かれた強度補強がされています。
近年3DプリンターやNCマシンが低価格化し、様々な業者が同じような作品を作っていますが、プリンターとマシンでは表面的な造形は素人でもできますが、安全性は担保してくれません!
かっこいいだけではなく安全性をお求めのお客様はぜひポップ工芸までご連絡を!!
こんにちは、ポップ工芸です。
いつもキャラクターやら岩やら作ってますが、造形物はいろんなものに使えます。
今回はそんな一例をご紹介します。
兵庫県は小野市はお水が美味しいことで有名。
そんな美味しいお水を色んな方に飲んでほしいということで、小野市役所様が小野市のお水を飲めるウォーターサーバーを設置することになりました。
先に出来上がりからお見せすると、これを製作しました。
下にボタン穴があって、ここを押すとお水が受け皿の上から出てくるというもの。
中のウォーターサーバーは機械仕掛けのまったく可愛くない無機質なウォーターサーバーですがとっても可愛いウォーターサーバーになりました。
作り方もお見せしましょう。
まずは原型作り。ただの円ではなくちょっといびつな形をしていたので面倒ですがウエディングケーキ方式をとります。
こうして段々の円柱を重ねてゆきます。
そしてトップの削ってはいけないところをマークして、綺麗にならしてゆきます。
綺麗になったらFRP加工。
中をくり抜くので歪みやすくなるので、いつもより多めにガラスを巻いてゆきます。
FRP加工が終わったら綺麗に表面処理をしてゆき、卵肌にします。
このままでは中にスチロールが詰まっているので、中のスチロールをくり抜いてゆきます。
以外にこれがしんどい作業。
綺麗に抜けたら、機械が出る所の穴あけ&点検口の開口。
中に見えるのが本来のウォーターサーバー。
このままでは中が丸見えなので美しくカバーをつくりつつ、お水の給水口が遠いのでこれを近づけてカバーにはめ込むという面倒な加工をしてゆきます。
普通の造形屋さんはキャラクター作ったりなどは上手ですが、多分こういうの出来ません。
ただポップ工芸の社長はこういう工作が大得意。感心するくらいに上手いこと方法考えて作っていきます。
もう一回同じ写真で恐縮ですが、うまいこと給水口作ってるでしょう。
あとは塗装をして完成。
この塗装も簡単そうに見えて結構大変なんですよ。何が大変って綺麗な左右対称のラインを描くこと。簡単そうで左右対称ってとても難しい。
そして完成。
機械から出てくるお水よりこのほうがおいしく感じますよね!!
兵庫県の小野市の市役所内で見る事ができます。
小野市に立ち寄る際には美味しいお水だけでなく、かわいいウォーターサーバーも是非見て行って下さいね!
こんにちは、ポップ工芸です!
バタバタしておりまして年明けから2カ月近くたってしまいましたが、本年初投稿ということで明けましておめでとうございます!
本年度も皆様宜しくお願い致します。
ということで本年最初の投稿は、擬岩・擬木でございます。
いつもは外に設置する事が多い弊社の作品ですが、今回は建物の中です。店舗装飾としての造形を作っていきます。
この擬岩・擬木というのは弊社ではかなり依頼が多いもののなかの一つ。
やはり本物の岩や木は、値段もさることながら、重たすぎて屋内使用には全く向きません。
そして欲しいサイズや色の岩や木なんてそう簡単に見つかりません。
FRPですと、軽い、安い、サイズも自由ということで、まさにFRPの独壇場のような商品です。
今回のお客様である、動物たちが暮らす森のカフェ“アニミル”様(大阪、アメリカ村)も同じように屋内を自然あふれる雰囲気にしたいというご要望をお持ちで、弊社にて擬岩・擬木を製作&お取付けまでさせて頂きました。
お取付け前のアニミル様の店舗の様子のお写真がこちら。
カピバラ君がいい味出してくれていますが、やっぱり自然には程遠い普通のお部屋感が否めません。
こちらのお部屋をなんと、こんな感じにされたいとのこと!
山羊が岩に上って、ネコが木の洞穴でくつろいで、、と自然感あふれるお部屋です。
さっきのお部屋をこうして欲しいとのとてもユニークなご依頼です。
頂いたイメージ図は実際の店舗の写真に合成して作られたもの。
実際は、左に見える扉は木で覆い隠し、木に穴をあけてまるで木から出てきているかのように見せたいとのこと。
そして右側にある大きな柱を隠すように木を設置してほしいとのこと。
岩の雰囲気ももっと一枚岩のような感じでと、色々なご要望はありますが、こんな感じに仕上げていきます。
店舗の図面を頂いたのですが、やはり実際見てみないと分からないということで、現地調査をさせて頂き、ドアや柱の位置を計測。壁の隙間からその他いろいろなご要望をお伺いして、作った模型がこちら。
小学生レベルの図工でゴメンナサイ。。でも大きさだけ分かればいいんです(言い訳)。
この方眼紙の1メモリが20cmになります。
ということでこの模型から計測したサイズを元に、擬岩・擬木の製作を開始です。
まずは擬岩の原型(発泡スチロールの削り出し)。
今回担当するのは新人の直田君。なんか直田君ばっかり登場していますが他の人も造ってますよ!
資料を見ながら熱カッターでスチロールを考えながらカットしていきます。
時間をかけて丁寧に仕上げ、ある程度の形になったところで社長が現れました。
社長『そんなんじゃあかん!』
原型をおもむろにぼこぼこに破壊していく社長。
ああああ、、、、せっかく頑張って直田君が作ったのに。。。
ところがこれが岩製作において重要なところなんです。
岩の原型のポイントは『何も考えず&乱雑に破壊』です。
岩ってどんな感じだっただろうか、、と考えるだけ無駄です。だって自然に二つとして同じ岩何てないんだから。
考えて考えて考えに考えて形を作ったって、人間の頭で考えている以上はそれは不自然で、自然な岩にはならないです。
そして乱雑に破壊しましょう。作るのではなく破壊する。自然界の天然の岩は、雨、風といった自然の猛威にさらされある意味で破壊された結果の産物です。だからスチロールも同じように破壊していくのです。
そうするとあら不思議、本当に自然に自然な岩が勝手に出来上がってきます。
弊社では昔はよく造形教室を開催しておりまして、小さな子供向けに開催するときは子供の集中力が続かないので簡単に直ぐできるものということで、擬岩をよく作っていました。
その時にどう子供に教えるかというと、スコップでスチロールを好き勝手に掘っていきなさいと教えます。
すると見事にカッコイイ、リアルな岩が出来上がります。
大人が考えに考え抜いて作る岩より、子供が好き勝手にする方がいい物が出来上がるんです。
もちろん全ての岩が同じではないので、最後はお客様の求めるイメージに近いように調整は必要ですよ。
そして出来上がったのがこちら。イイ感じでしょう!
左下の平らな部分は、人が腰掛けできる場所を作ってほしいとのことでこしらえた場所。
山羊は険しい岸壁を移動するので、それを見せる為の険しい岩肌がほしいとのことで右側にそういう場所を製作。
原型が出来たらFRP加工してゆきます。
ガラスの繊維を樹脂で巻き付けていくのですが、通常この作業は非常に神経を使います。適当にやってしまうとガラス繊維がガタガタになってしまい表面がボコボコになってしまい、後処置が非常に面倒になります。
通常はそうなんですが、岩はそんなこと全く気にする必要なし!ボコボコになってしまっても、岩なんでむしろそれが活きてきます。
FRP処置が済み、本物の岩のように強固にカッチカチに強化されました。
ここからは表面のテクスチャーに入ります。
形は上で書いたとおり適当にぶっ壊していけばよいですが、表面の岩肌はこのままではただのガラス繊維です。岩っぽくなるかどうかは塗装に加えてこの表面仕上げが非常に重要。
ここでも岩肌を一つ一つ丁寧に仕上げていくよりもっといい方法があります。
それはモルタル用のエアガンで泥上の樹脂を吹き付けていく方法。
大粒の泥がイイ感じに吹き付けられ、岩独特の岩肌を再現してくれます。
アップの写真がなかったのですが、左右で処置前後の違いがお分かりいただけますかね。
最後に塗装です。
原型は考えずに壊せ、FRP加工は雑でもOK、表面処理はガンで吹き付けるだけ。
塗装も適当にやっておけばいいんでしょう、と思われるかと思いますが、残念ながら、塗装だけは結構難しい。
まぁ塗り分けるわけでもないですし、決まった色があるわけではないので、コツとちょっとした方法をつかめば簡単なのですが、慣れない人がやってもあまり深みが出てこない。要は経験がものを言うところ。
基本は色をランダムに塗り重ねていくこと。こうすることで天然の岩のような深みのある色になってくる。
ね、イイ感じでしょう。
でもそれだけではどうしても塗装した岩という感じが出てしまいます。
そういう時はしっかりと本物の岩を観察すると答えが見えてきます。
例えば本物の岩の角は他の場所に比べてやはり削れ、白っぽくなっています。
そういうところをきっちり再現いきます。
さっきよりかなり自然になってきたでしょう。
最後にツヤ感も調整して落とし、完成!
遊んでいるのではありません!強度チェックです!ガッチガチに補強しているのでこうして乗っても全く壊れません!
擬木も同じ作り方なのでかなり割愛しますが、
まずはスチロールで大きく削り出し。
その後FRP加工をしてから細かい木の質感をパテで表現していきます。
大きいので木の中に入り込んで作業。まだ塗装前ですが表面処理でずいぶん木の感じが出てきました。
そして塗装。実はこの間ずっとテレビ放送で取材が入っていました。自分で撮るよりプロに任せておけばいいやと、しっかり写真を取らなかったのでこの間の写真が全くありません(笑)
とってもかっこよくなりました。
ということで木ができあがりました。擬岩に対してのこの情報量の少なさが物語っているとおり、擬岩と作り方は根本的に変わません。
大切なのはよく自然物を観察してそのとおり再現することのみです!
今回は取付けもやらせて頂きました。
その間もずっとテレビ撮影がまわってます。
朝から初めて夕方暗くなってきたころに取付け完了!
ネコちゃんも喜んでくれましたよ!
メリークリスマス!!
ポップ工芸です!
気づけばもう今日はクリスマスイブですね~。
今日は早く帰宅してさっさとクリスマスを祝いたいので前置きは省略します(笑)
久しぶりのQ&Aですが、今日の質問は、
『補修・修繕はできますか?』
です。
素人の意見からすると作れるんだから補修もできるに決まってるだろうと思うでしょう?
答えは、実は、、、、
そりゃ当然できますよ(笑)
直近ですと、12年くらい前に製作したイノシシの補修修繕に行ってきました。
弊社が製作したイノシシですが、4階建てのビルの屋上に、文字通り野ざらしで設置されていました。
こちらが12年前に設置したときの様子です。
こちらのイノシシの12年後がこちら。
色が落ちてきて、色が緑っぽくなっています。
汚れもひどく、ところどころに苔まで生えていました。
野ざらしでまったくメンテされていなかったことがよく分かります。
工場に持って帰り作業したかったのですが、巨大サイズで、かつ高所といこともあり流石に持って帰るのは大変だろうということで、現地での補修作業を行いました。
このとおり足場を組んでの作業です。
写真では伝わりにくいですが、落ちたら死ねる高さでの作業。
写真の彼(直田君)は実は大の高所恐怖症。泊りがけでの作業だったのですが、夜中突然彼が叫びながら布団から起き上がりました。
なんだなんだと話を聞くと、イノシシの作業中に足場から落っこちる夢を見たんだとか(笑)
普通の造形屋さんはこんな高所作業出来ませんが、ポップ工芸なら可能です!
直田君の頑張りもあり無事新品のように戻ったイノシシ君です。
脱線しますが、弊社の看板は改めて凄いなぁと思ったのが、12年間ほぼメンテされることなく台風の日も雪の日も野ざらし状態にあったこのイノシシですが、塗装は色褪せはしていたものの、中身の素材(FRP)はぼほ無傷でした。
思ったよりも修復箇所がなく、ほとんどの作業は塗装のみ。再塗装すれば新品同様にもどりました。
普通の平面看板なんて金属部分が3,4年くらいで錆て使い物にならなくなりますが、弊社の立体看板は12年たっても健在です!平面看板に比べて費用は多少高くても、3,4倍長持ちすることを考えたら断然立体看板の方がお得じゃないかと思います。
ちなみに塗料も弊社では車に使用する塗料と同じものを使っています。塗料としては最も耐候性のある塗料です。色褪せするとは言え5年くらいは軽く持ちますよ。
お話を戻しますが、補修修繕はなんだって可能です。いざとなれば一から作れるんですから当然です。
ただただ、一つだけ注意があります。
それは現地での作業には限界があるということです。
弊社はハンドメイドでの製作ですが、いくらハンドメイドだからといって多少の機械や電気工具は使います。それら設備が必要なものは現地では出来ません。
設備の要否は物によって変わるので、何なら設備なしで出来るのかは一概にお伝えは出来ませんが、あるかないかで仕上がりに大きく差が出ます。
やはり工場と同じクオリティを出すには設備が必要ですので、そのクオリティをお求めでしたら現地での補修・修繕は出来ません。
工場に持ってきてもらえればなんだって出来ますよ!
それではまとめますと、今日のQ&A『補修修繕はできますか?』ですが、
回答は『なんだって出来ますよ!現地での補修も可能ですよ!ただし現地では限界がありますよ!難しいものは工場に持ってきてね!』
ということで残り数日ですが皆様よいお年を!
メリークリスマス!
こんにちは、ポップ工芸です!
前回の記事から1ヵ月くらい空いてしまいました。。
ずっとバタバタしていて記事を書く時間がありませんでした。
ただ、コロナがどんどん大変になっていくなかで忙しくさせて頂いているというのは本当に有難いことです。
皆様お苦しい時節かとは思いますが、力を合わせてコロナ禍を乗り越えれればいいですね。
さてさて、バタバタしているなかで色んなものを作っていましたが、今回は歯の造形を紹介します。
実は歯医者さんというのはこのような業界にとっては大のお得意様なんです。
子供が怖くて行きたくない歯医者。そんな歯医者の前に可愛らしいキャラクターを置く事で、楽しい場所だと子供をだまして連れて行くって魂胆ですね!
この短い期間になんと歯医者さんからの依頼が2件ありました。
一つはこちら。
ツルっと可愛らしい歯。
もう一つはこちら。
本物のように歯茎が出たカッコイイフォルム。
この二つ、デザインが違う以外に大きな違いがあります。
それは大きさ。
前者は100cmの大きさに対して、後者は50cmです。
たった50cmの違いですが、これがとっても大きな違いを生み出します。
百聞は一見に如かずということで、
どうです、1m側の方が圧倒的に大きいでしょう!
写真では厚みが分からないですが、実際に見たら全然違います。
50cmは女性がひょいと持ち上げれますが、1mは一人じゃ無理です。
重さは大したことないですが、大きくて手が回らないので持てません!
たった長さ50cmの違いですが、その差は歴然です。
なぜそんなに違ってくるのか。それは体積です。
長さが2倍というのは、面積だと4倍、体積だと8倍になるのです!
よくお客様に聞かれる疑問の一つに、大きさ(長さ)が2倍になったら価格も2倍ってことで大丈夫ですか?というものがあります。
答えはもちろん『NO』なのですが、その理由がお分かりになられるかと思います。
材料費も4倍、8倍になって手間も4倍、8倍になるんですよ。価格も2倍以上になっちゃいます。
ただ大きくても小さくても基本的な作り方は同じです。
大きなスチロールに歯の形をした型紙をセットして、型紙通りにカット。
こんなのが出来上がります。
綺麗に角を落としてまとめていって、
歯ブラシなんかも作ったりして原型は完成!
あとはFRP加工してガッチガチに固めて、表面を綺麗にして、塗装をすれば(説明雑過ぎてすいません(笑))、
完成です!
今回は香川県のアリーデンタルクリニック様まで宅配させて頂きました。
とっても可愛いですね!
全国の歯医者の皆様、オーダーお待ちしておりますよ!
では!
こんにちは、ポップ工芸です。
巨大キャラクターばっかり作ってる印象のあるポップ工芸ですが、実はいろんなもの作ってます。
まずは、イカ。
石粉粘土で製作。
実物大くらいのサイズのイカ。
小さいですが、しっかり吸盤も一つ一つ作り込みました。
続いてこれは、電灯のカバー。
この中に電気を仕込むと、
こうやって光ります。
世界に一つだけの電灯カバーの出来上がり。
お次は指。
ご依頼は某テレビ局様。
誰もが知る超人気芸能人の型がこうして手を突っ込んで使うんだって。
まだテレビ放送されてないので、放送されたら番組名と芸能人名を明かそうかな。
最後は化粧品のサンプル。リップかな。
本当に色んなものを作るので、御社はどういうものを作ってるんですかと聞かれても、いろんなもの作ってますとしか言いようがないのです。
今現在もなんか変なものつくってますので、興味ありましたらいつでも工場まで!
では!
こんにちは、巨大なものが大好きなポップ工芸です。
今日は超巨大な金平糖の製作日記です。
ご依頼者は、弊社と同じく大阪の八尾市に本社を構える大阪糖菓様。
本社工場にはコンペイトウ王国というコンペイトウの博物館があり、そこで金平糖の手作り体験なんかもできちゃいます。
コンペイトウ王国の入り口は数々の金平糖で飾られていたのですが、それらの金平糖が台風で飛んでいってしまい、寂しい雰囲気になってしまいました。
そこで今回は台風なんかに負けない大きな金平糖をします!
最初の工程、原型製作。
発泡スチロールを削り出して形を作ります。
金平糖と言えば小さな粒々がたくさんついたお菓子ですが、それらを超リアルに再現して大きくしたろころで可愛げがありません。
ただただリアルがいいってものでもないので、いい頃合いでデフォルメして製作していきます。
粒々の削り出し。
こんなのはあっという間に完成します。
粒々は全部で15個くらいあるので、これを全て作るのは大変なので、これを元に型を製作。
こうして大量の粒々を複製。
次は本体の球を作っていきます。
今回は裏側は見えないので、あえて半球にしてその分大きく作ります。
手の感覚で球を作るのは難しすぎるので、こうやって球を作る装置を手作りで即席で作ります。
スチロールの削り出しが終わったら、FRPを巻いてかっちこちの強い金平糖に仕上げていきます。
FRP強化完成!
FRP処置をすると表面がガラス繊維でガタガタなのでパテ埋めしつつ、綺麗に研磨していきます。
めっちゃきれいな半球が出来ているでしょう。
3Dプリンターなんてなくても球はつくれますよ~
さっき作った粒々たちを貼り付けていきます。
その後、塗装とツヤを調整して、、
巨大金平糖の完成です。
いつもは工場引き渡しが多いですが、今回はお取付けまでご依頼いただいたので取付けもしてきました。
金平糖を取り付ける金具を設置。
その金具に金平糖を取付け!
こして後ろに人がいるとめっちゃ大きいでしょう!
2m超えの世界一大きな金平糖、八尾市のコンペイトウ王国で見れますので是非ごらんあれ!
まいど、ポップ工芸です。
今日は、お客様からよく聞かれる質問に事前にお答えする、Q&Aのコーナーです!
本日の質問はこちら。
「内照式のFRPは出来ますか?」
造形物をFRPで作って内部に電球を入れて中から光らせたい。
そういう要望ってかなり多いです。
回答を申し上げますと、「もちろん可能です」。
一見は百聞に如かずということで、内照式のFRPお写真です。
光っている個所の下に光源となるライトを置いています。
見事に綺麗に光っていますね。
こちら上の層は白で塗装していますが、下地に赤色を塗ってから白塗装をすると赤い光になります。
内照式は見て頂いたとおり可能です。
ただし、注意点があります。
①光ムラ
内照式が可能かどうかということは光を通すか通さないかということです。
FRP自体は樹脂+ガラス繊維ですので、基本的に光は通します。一方で塗料は光を通しやすいものもあれば通しにくいものもあります。
色分けをすると、どうしても光を通しやすいところと通しにくいところでの光ムラが発生します。
また全ヵ所同色、もしくは無塗装であっても、FRPや塗料を全て均一の濃さで仕上げるということは不可能ですので、この部分でも光ムラが出ます。
つまり、色の違い、素材の濃さの違いで光ムラが出てしまします。
②強度
強度を上げるためのガラス繊維をあまり厚くできません。
といっても普通の看板程度であれば全く問題ない強度はありますが、もし人が乗ったりと超ハードな使用方法の場合は通常に比べてガラス繊維を何倍にも厚くします。
そうするとその分光を通さなくなっていくのです。
また強度アップのための金具補強ももちろん出来ません。
従いましてあまりにハードな使い方をする場合には不向きです。
③価格
造形物の製作方法ですが、通常はスチロールを削り出して原型を作り、その上にFRPを積層させてゆきます。
したいがい造形物の中にはスチロールが埋まっています。スチロールは全く光を通しませんのでこのままでは内照式になりませんので、スチロールを取り除く必要があります。
一方でそんな簡単にスチロールを取り除くことはできませんので、作った原型を元に型を製作し、型抜きをして製品を作ります。
従い、型の製作というひと手間が加わるため、どうしてもお値段が高くなってしまいます。
纏めますと、光ムラが気にならず、超ハードな使用はせず、価格が上がることに問題なければ内照式ももちろん可能です!
こんにちは、ポップ工芸です!
バイクで通勤してるんですが、10月も中旬になってきて、朝晩の通勤が辛くなってきました。
世界ではコロナがまだ猛威をふるっていて、フランスでは一日の感染者数が3万人に、なんてニュースが流れている中で、日本はGo toキャンペーンでずいぶんとコロナから回復してきているようですね。
おかげさまでポップ工芸もコロナ以前と同様とまではいかないまでも、かなり忙しくさせてもらっていて、現在4つほどの案件を同時進行で行っていて、まだ3つほど手付かずの案件がたまっているという状況。
ほんとうにほんとうに有難いです。
ただ納期が全て同じ時期ということで、なかなか完成品が出来ないのでブログのネタに困ってきました(笑)
ということで困った時の過去日記リバイバル。
今日はミイラ男の製作です!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2006/08/02(水) ミイラ男
次回製作のミイラ男です。ゲームセンターの看板になります。イメージ図です。
今回の製作はテレビ(朝日放送「ムーブ」)の番組で紹介されます。
工場にテレビカメラが入って製作過程を撮影しながら仕事を行っていきます。
2006/08/03(木) ミイラ男
イメージ図から粘土でミニチュアをつくります。
これを基にして実寸(2500×2000)の像を作ります。
2006/08/04(金) ミイラ男
スチロールを各部分の大きさにしたがってブロックにきっていきます。
カットは熱線です。
2006/08/05(土) ミイラ男
各ブロックを接着しミニチュアを見ながら熱線で大胆にカットしていきます。
2006/08/07(月) ミイラ男
容が不安定なので全部接着しないで各部分ごと作業を進めていきます。
2006/08/15(火) ミイラ男
長い間お待たせしました。
今日は右手の削り出しです。
各ブロックを形状に合わせて接着します。
接着はスチロール用ボンドと鉄筋を差し込みます。
2006/08/16(水) ミイラ男
右手も同様熱線で大胆にカットした後、ワイヤーブラシで角を落とし丸みをつけていきます。
2006/08/17(木) ミイラ男
次に足の部分に入ります。手と同様ブロックをつなぎ、熱線カットします。
2006/08/18(金) ミイラ男
ワイヤブラシで全体を整えます。
この段階で全体の形を修整していきます。
今回はリアルさを追及せず頭と手を大きめにしてデフォルメをつけています。
容としては躍動感を持たせました。
2006/08/21(月) ミイラ男
FRP積層です。
今回は1回積層です。
次に包帯を巻くので結構ラフに作業しました。
2006/08/22(火) ミイラ男
FRP積層後包帯を巻きます。
包帯はガラスクロスを使用しました。
ガラスクロスはガラス繊維を布状に織り込んだものです。
ガラスクロスをいつもと同じようにローラーで樹脂を含浸させます。
2006/08/23(水) ミイラ男
塗装ですが近くから見ると包帯のラインもはっきりわかるのですが、取付け場所がかなり高いところなので塗装で包帯ラインを強調しています。
この後目に赤色ライトを仕込みます。
本日朝日放送でミイラ男が放送されます。 詳しくは掲示板で。
2006/08/24(木) ミイラ男
最後に目の周りの加工です。
目は赤色ライトを取り付けます。
顔はライトの交換などのため鉄板で創りました。
迫力を出すため手足に足枷(あしかせ)をはめチェーンをつなぎました。
2006/08/25(金) ミイラ男
取り付け写真です。
ゲイセンの入り口アーチに付けました。
取付け後演出効果のため包帯の解けた部分をたらしました。
完成!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このミイラ男、製作されたのが2006年8月と、今から14年も前の作品ですが、今でも現役で外に飾られています。
Google Mapのストリートビューから画像拝借。
設置場所は変わっちゃいましたが、ミイラ男は健在。
弊社の製作する看板がどれだけ丈夫かおわかりいただけるでしょう!
普通の文字の看板でも14年たったらボロボロですよ。取り換えのコスパを考えたら立体看板、造形看板の方がお得!
ちなみに場所は大阪は守口市の163号線沿いで中央環状線との交差点近く。マップでいうとここ↓
興味がある方は是非見に行ってくださいませ~
こんにちは、ポップ工芸です。
2カ月くらい前に、工場を掃除していたら大量のせんとくんが出てきたという記事をあげました。
(そのときの記事はこちら)
結局全部で16匹+死骸が2匹出てきました。
ブログで欲しい人あげますよ~、勝手に持って行ってね~、とせんとくんの里親を募ったところ、なんとなんと合計8匹のせんとくんが、無事新しいおうちに引き取られてゆきました。
もうせんとくんブームから10年くらいたってるのに、せんとくんファンがまだいるんだな~、こんなキモチ悪い、もといキモ可愛いものを欲しがる物好きな人もいるもんだな~、なんて呑気に思っていたんですよ。
そしたらなんと、ここにきて、せんとくんのお見積り依頼が!!
それも複数件!!!
なんで!?!?!?何があった!?ググってみても特にイベントらしきこともない。理由が分からない。
もしやここにきて再びせんとくんがキテる!?
ちなみに、ちまたにいるせんとくんの100%はポップ工芸生まれです。
凄い光景でしょう。この10倍くらい作ってますからね(笑)
ほんとうに弊社にとっては超お得意様のゆるキャラです。ポップ工芸のスタッフはせんとくんに足を向けて寝れません。
せんとくん、感謝感謝です、と思いながら工場の屋根裏を掃除していたら、、、
せんとくんが出てきました、18台。
間違いない、せんとくんキテます。
こんにちは、ポップ工芸です!
今日はフライパンの造形風景をお伝えしていきます!
フライパンと言っても、ポップ工芸のお得意ものである巨大もの!
フライパンのハンドル部分だけで1メートル越え、フライパンの鍋部分に至っては直径1.6メートル!
二つ合わせると2.6メートルの超超超巨大フライパンです!
そんなクレイジーなフライパンの製作依頼をしてくださったお客様は藤田金属株式会社様。
弊社と同じく八尾に工場を構えるフライパン製造会社さん(フライパン以外にも製作されているかもしれませんが)で、サンプルで3つもフライパンを頂きましたが、どれも素晴らしい!
デザインもさることながら、機能性が素晴らしい。焦げない。へたくそが料理しても全く焦げない!
フライパンが素晴らしいのに、自分の料理の腕があがったような錯覚を感じます!
是非みなさんも試してください!ここで買えますよ!↓
https://frypan-village.com/wp/item/
さて本題のフライパン立体看板の製作です。
担当は4月入社の直田君。
これが彼にとって初めての作品になるのですが、はてさて上手に作ってくれるだろうか。
まずはスチロールの削り出し。
厚紙に円を描いて、スチロールにあてて、熱線を使って切り取ります。
こうやってフライパンの底ができあがり。
同じ要領でフライパンの側面もできあがり。
よく見ると側面がガタガタ。これでは折角型紙を作った意味がない。これが汚いと後処理が非常に大変になります。まだまだ練習が必要ですね~。
熟練工がすると綺麗な滑らかな面になります。
実はハンドルも3,4回やり直しました。
フライパンの側面の時の以上にガタガタで修正時間が掛かり過ぎるためやり直し、綺麗に取れたと思ったらサイズが小さすぎてやり直し、ハンドルとフライパンの接合部分が合わなくてやり直し、、とかなり苦戦する直田君。
切り取ったら、接着面や、ガタガタの部分を綺麗にペーパーでやすって原型を完成させます。
原型が完成したらスチロールにFRP加工を施します。
こうして、FRPでかっちかちに強化されたフライパンができあがりです。
FRP加工しただけでは表面が非常にザラザラしています。
これを綺麗に整えていきます。
さきほどのFRP加工の段階で丁寧にやってないとこの整える作業がめちゃくちゃ苦労します。
表面をパテ埋めしています。
ザラザラをとるのにいきなりFRPを削って綺麗にしがちですが、FRPはとても頑丈なので簡単に削れません。しかもガラス繊維なのでこいつを削るととてもチクチク刺さるんです。
なので表面をパテ埋めして凹凸を無くし、パテを削って綺麗に整えるのです。
これは凹凸探しをしているところ。
凹凸といっても表面にある小さな凹凸ではありません。全体の流れの中の凹凸です。
素人の方は表面にある小さな傷のような凸凹にしか目がいきません。例えば表面にちょこっと凹んだ箇所があると、そこをパテ埋めして穴を埋めて綺麗にしようとします。
でも全体的な流れでみるとその個所は実は凹んでいるのではなく盛り上がっているんです。ただでさえ盛り上がっている個所にパテ埋めしてさらに盛っちゃっているんです。
例えるなら、山を切り開いて削って平野を作るとしましょう。でも山の中には谷があって、谷の部分は山の他の個所から比べると凹んでいるわけです。
では平野を作るにあたって、その谷を先ず埋めますか?埋めませんよね。どうせ山を削っている間にその谷も無くなってしまうのだから、谷を埋めても意味ないですよね。
この単純なことが、なぜか造形になるととたんに出来なくなるから人間って不思議です。
凹んだところをパテ埋めし、膨らんだところを削っての繰り返しが永遠に続きます。
これが結構大変でかつ難しい。
大きな流れの凹凸って本当に見分けるのが難しいんですよ。膨らんでるのか凹んでるのかわからなくなってきます。
簡単だよ~って思う方、一度球を作ってみてください、きれいな真球を。たぶん作れないから。
きれいになったら、サーフェーサーを吹き付けます。
これも慣れない方がすると、思いっきり垂れます。
直田君も何回も垂らしていました(笑)
垂れたところは膨らんでしまうので削ってきれいにします。
サーフェーサーが終わると塗装なんですが、今回は白色一色ということでサーフェーサーから変化がないので写真は割愛。
塗装も下手だと、思いっきり垂れます。
直田君も何回も垂らしていました(笑)
サフと同じく垂れたら削って綺麗にします。今回は白だから見た目には分からないですが、これが白以外だと削るともちろん色も剥げます。再塗装が必要です。
塗装が終わると、最後にツヤ消しだったりツヤ加工だったりをして全体的なツヤ感を整えます。
これも塗料のようにガンで吹き付けるので、直田君がすると思いっきり垂れます(笑)
ツヤ調整加工が終わるとついに完成!
デデーン!!っと超特大のフライパンでございます!!
大迫力で、とても写真映えしますね~!!
やはり看板においてサイズは正義ですわ。
実は、最初はハンドルも含めて1メートルくらいのを作ってほしいという依頼でした。ですが、1メートルのもの作っても全然面白くもないですよと、再検討頂いたんです。だって1メートルってこのハンドル部分くらいの大きさしかないですからね。
お値段はもちろんあがりますが、確実にその価値があることを実感頂けると思います!
どうしたら目立つのか、写真映えするのか。弊社には長年の知恵、知識が御座います。実際に製作されなくてもご相談いつでも乗りますのでご気軽にご連絡を!
直田君にとってはじめての作品でとても苦労していましたが、とてもイイ感じに仕上がってよかったです。これからどんどん上手くなっていってくれるのを楽しみにしてますよ~
以上フライパン製作でした~
まいど、ポップ工芸です。
お客様から聞かれるご質問にお答えするQ&Aコーナーを始めました!
今日は最近とても増えてきたこのご質問「3Dデータは必要ですか?」に回答させていただきます。
結論から先に申し上げますと、回答は不要です!
理由は、職人による手彫りだからです!
こうしてナイフで削り、ペーパーで整えるのです。
3Dデータがあれば形状が分かりやすくとても助かるという程度です。
そもそも3Dデータなんてものが普及してきたのはここ最近のことで、ずっとデータなしでやってきてますのでね。
でもこれがポップ工芸の立体看板の安さの秘密なんですよ!
昔は超高額だった3Dプリンターも今や小型のものであればご家庭でも買えるような価格になってきました。3Dの切削機を使って造形をする造形屋さんも増えてきました。
ただどれだけいいマシンをもっていたって、結局は3Dデータがないと動きません。造形屋さんで3Dデータから作ってくれるところありますよ。
でもデータ作りも結構大変なんです。コストがかかるんです。
3Dデータ作るのと同じくらいの速さで、ポップ工芸の職人たちは手彫りで造形しちゃいます!
マシン側はようやく作成したデータを基に原型彫りがスタート。彫り上がったらそれで完成ではありません。なぜならマシンの性能がまだまだ低いから。現状手彫りに匹敵するくらいに細かい造形は出来ません。マシンが原型を掘り出した後に、人の手で修正が必要です。
そんなことしている間にもポップ工芸の職人さんたちは次の工程に取り掛かっていますよ。
まぁ億単位のマシン買えば大丈夫でしょうけど、造形屋でそんなマシン入れたらそれこそ投資回収のために価格がつり上がるでしょうね。
ということで、「3Dデータは必要ですか?」に対する答えは、「不要!」でございます!
まいどポップ工芸です。
今も現在進行形でいろいろ作ってるのですが、まだ途中なので過去の日記リバイバル編いっときます。
今日はマグロです。
マグロいままで何体作ってきたでしょうか。
大きい物は築地のマグロで10m越え。リアル物からちょっとデフォルメしたものまで。
今も倉庫にはマグロが眠っているくらい作りまくってきました。
ちなみに型があるので180cmまでのマグロでしたら格安でおつくりしますよ!
では本編スタート!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2006/05/22(月) マグロ
まぐろの原形スチロールの削りだし
2006/05/23(火) マグロ
ワイド180cm。
ヒレなどは別に作って後付けです。
この上にFRP積層しますので細かい細工は不要です。
2006/05/24(水)
FRP積層。 2プライ(2回FRPを塗り重ねるということ。回数が多いほど強度が増します)
2006/05/25(木)
FRP積層後のパテ処理
2006/05/29(月)
全体をサーフェイサーで吹きつけしています。
原形をパテやペーパー磨きなどしているので肌そろえの意味も加えてサーフェイサーを吹いています。
2006/05/30(火)
ウレタン塗装仕上げ。
エアーブラシでぼかし。
2006/05/31(水)
クリヤーをかけて終了。
裏面に取り付けようボルトを仕込んでます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
イイ感じのマグロです!
冒頭で申し上げましたが大事なことなのでもう一度お伝えしますが、マグロの型があるので格安で作れます!
誰かマグロ注文してくれい!!
まいどポップ工芸です。
弊社のホームページは過去何度かリニューアルされ、その都度消えていってしまった製作日記ブログがあります。
大昔の作品になり、今より技術も材料もなかった時代ですが、とても可愛らしい作品がいっぱい。
今の作品はそれなりの設備が必要なことがほとんどですが、この時代の作品だったらご家庭でDIYでも作れるものもあるなぁと。
このまま忘れさられていくのはもったいないので、リバイバル集ということ過去のブログを復活させていきたいと思います。改行、句読点など見やすさは改変していきますが、基本は昔のブログをそのままコピペです。(手抜きじゃないです!!)
写真も今みたいに高画質ではないので見にくいところもあるかもしれませんがあしからず。
リバイバル編の一発目はサーフボードを持ったかわいいクマの立体店頭看板。
でははじまりはじまり。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2004/04/22(木) クマの看板 スケッチ
今朝早くからクマさんの造形看板のスケッチを書いています。
施主さん(西欧風居酒屋)の条件は、入口上に取付け、上半身、サーフボード、及び店名を入れること、そして高さ1m以下、です
下記のスケッチでこれから打ち合わせます。
okが出れば次に粘土でミニチュアを作ります。
2004/04/23(金) 粘土ミニチュア
スケッチから粘土である程度の形にします。
これをベースに本番の形を決めます。
1回ではたいてい決まりません。
この粘土の原型は実際製品を作る時の寸法取りに使います。
そのためあまり正確には作りません。
立体の為、採寸は正確に出来ないからです。
次の行程はこれから作る製品の原型を作ります。
原型には、スチロール、金網、粘土その他色々あります。
2004/04/26(月) スチロール加工
今日は発砲スチロールを削って原型を作りました。
ナイフ等で荒削りし ペーパーやすり等で形を整えました。
今回ははじめての報告なので製作順序だけにしておきます。今後はスチロールの簡単な削り方、道具、その他技術的な事を順を追って詳しく説明させていただきます。
ご質問などございましたら、掲示板等でお尋ね下さい。(※2020年現在はこの掲示板はありませんが、質問ありましたらお電話でもメールでもお気軽にどうぞ)
2004/04/27(火) FRP塗りこみ
今日の作業はスチロールの上に樹脂を塗り重ねていきます。
写真に有るようにガラスの繊維で出来たマットにローラーで樹脂を染み込ませていきます。
スチロールの段階で幾等細かく細工しても樹脂を塗り重ねていくとほとんど細部は埋まってしまいます。
細部はパテなどを利用して再現します。
雌型などで製作すると後のパテ処理はいりません。
詳しくは後日順を追って説明致します今回は手順まで。
2004/04/28(水) 塗装
今日は塗装をしました。
塗装前にサーフェイサーで下地処理を施それからウレタンを吹き付けます。
何色か有る時は乾いてからマスキングしそれから次の色を乗せます。
最後にクリヤーでコーティングします。
リアルさを出すときはエアーブラシを使います。
2004/04/30(金) くま完成
やっと仕上がりました。
サーフボードとくまは塗装後接着しました。
この後お客さんのご要望で、目と鼻を一回り大きくしました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このクマ可愛いですね~。
驚くのが製作日数がたった5日ということ。確かに今と比べて多少粗削りなところはありますが、店頭看板としては本当に全く申し分ないレベル。ポップ工芸の全資産をかけてもいい(ほとんどないけど)、99%のお客様は喜んでくれる。
この頃に比べて、同業者の数も増えました。それにつれてクオリティもどんどん上がっています。
一方でお値段もそれ以上にどんどん上がっています。
正直いって、この用途にこんなクオリティ不要じゃないか??って思う事がたくさん。そして同時に価格を聞いて高いなぁと諦められるお客様も多い。
安かろう悪かろうを目指すという意味では無く、商品には適切な価格と適切な質が必要なんです。
こんな当たり前のことを今のこの造形看板業界は忘れているような気がします。
ということで(どういうことで?)、リバイバル編、クマさん製作日記でしたー。
和牛の発泡スチロール削り出しを動画で纏めました!
下のポップ工芸のインスタグラムで見れます!
他にもいろいろと写真を載せてますので良ければ是非フォローお願いします!
まいどポップ工芸です。
タイトルでネタバレしてますが、ついに完成しました。
目の塗装が乾かずマスキング出来ず、顔の一部が塗装できずにいました。
一通り塗装は終えましたが、このままでは黒光りした牛になっているので、マットでテカりをなくしていきます。
全てのテカりを無くすのではなく、ツノや蹄、そして目などは半ツヤにしたり、逆にピカピカにしたりと、色々考えて行います。
一度目のマット後。
色保護もかねて2回目のマットを吹きます。
そして2回目の加工が終わり完成!っと思ったら、顔の表面に小さなぷつぷつが無数に。
原因が分からない。マット加工まで済んだのに、もう一度削って塗装し直す。
それでも治らない。。。
なんだこのぷつぷつは。。。
こういう時は塗装一筋で生計をたてている、塗装スペシャリストの知人に電話で聞いてみました。
すると一発で理由が分かりました。
その理由は、暑すぎること。
塗料の薄め液のシンナーが暑すぎて沸騰して気化してしまっているんだとか。
確かに連日35度を超える猛暑。
弊社の工場も場所によっては全然空調が効かず30度を超えてくるところも。。
ということで、弊社工場で最も空調の効く特等席に牛さんを移動して再塗装しようやく完成しました。
ということで等身大の黒毛和牛の完成です!
まいどポップ工芸です。
昨日までで細部も完成し、全体にサーフェーサーを吹いていました。
真っ白な黒毛和牛が出来上がりました。
が、、、、
社長のチェックで、お目目がボツになりました。
瞼が不自然で、目の上が盛り上がりすぎているのも不自然と。
ふだんはのほほんとしている社長ですが、ちゃんとチェックしています。
そして指摘がはいると、言われてみれば確かになぁというものばかり。
やはり元テレビチャンピオンです。
せっかく時間をかけて作り上げたお目目を一からやり直し。
さくっとやり直しと口では言うが、作る方はそれこそ一日仕事。
大変だけど、いいもの作るには仕方ない。
妥協せずに真心こめて一体一体製作させて頂いております。
上の写真と比べて、大きな変化ではないですが、変わったの分かりますかね。
目を修正しつつ、全身の傷や穴などを綺麗にしていきます。
サーフェーサーを吹くと粗が浮き出てきてよく見えるのです。
全て綺麗にしたら2回目のサーフェーサーを吹きます。
なんで2回も吹くのかというと、サーフェーサーにはいろんな意味があるのです。
まずは上で書いたように粗が浮き出て目立つので修正しやすい。
研磨がしやすいので、修正が簡単。
また塗装の下地になります。白で統一することで真っ白なキャンバスとなり、塗装における色ムラがなくなります。
そして今回最も大切なサーフェーサー2回目の意味が、表面の表情を付けること。
牛の体は毛なので、本当にリアルを追求すると毛並みも再現しますが、ご予算がとんでもない料金になります。
超リアルを追求することに意味がある用途でしたらいいですが、基本看板というのはそういう性質のものではありませんし、予算も限られています。
表面ガタガタだったらもちろんダメですが、牛さんなので表面がツルっツルでもおかしいでしょう。
その中間の丁度いい感じの表面をサーフェーサーの吹き付けで作り出します。
イイ感じの表面になってます。
今日はサーフェーサーを乾燥させないといけないのでこれで終了。
つづく
まいどポップ工芸です。
和牛製作の続きです。
昨日はこんな感じで終わっていました。
筆者≠製作者なので、今日は何の作業をするのかは実は全く分かりません(笑)
見ていたら顔の細部を製作していました。
上の写真を見てわかるように、顔はかなりのっぺりしています。これは発泡スチロールだとボロボロかけて細かい表現に限界があります。それに頑張って削り出したところでFRPを巻いて、表面加工してとやっていると、結局埋まってしまいます。
なのでこういう細かい所は後からパテなどで再現するのです。
こうやってパテを粘土のように使います。
左右のバランスとりながらすこしづつ。
髪の毛も少しキュートに作り上げていきます。
パテは紙粘土のように固まるので固まったら研磨して綺麗にしてと。
筆者は用事があったので途中で工場を後にしたのですが、製作者は頑張って目を作り込んでくれているはずなので、朝一でお目目を確認したところ、、、
失敗しちゃったようです(笑)
今顔の造形を担当してくれている製作者はこの4月に入ったばかりなのでそれも仕方ない。
学校を卒業して即一発でうまく作れることなんてないので、これも勉強勉強。
普通だったら失敗したところはブログに載らないですが、今回は毎日の進捗をありのままに載せる企画なのでこういう失敗も隠さずお見せしますよー。
ということでつづく
こんにちは、ポップ工芸です。
和牛製作の続きです。
昨日は足の金具を取り付けて終わってましたね。
今日は表面加工の続きです。
正直見ていてもあまり変化ないので全然面白くないです(笑)とくに写真で見てても本当に分からないと思います(笑)
だからこのブログをわざわざ見て下さってる人には大変申し訳ない(笑)
読者が逃げないように改めて今回のブログの趣旨をおさらい。
今までは一つの作品、もしくは一つの工程ごとに一つの記事を上げていましたが、これだとどの工程にどれだけ時間がかかって、一日にどれくらい進捗するのか分からない。
なので今回は毎日の進捗を載せてみようという新企画。
今回の表面加工なんて見てて本当に面白くもなんともないので、普段のブログだったら一瞬ですっ飛ばされます。でも実はこれが一番時間が掛かったりすることもあるんです。
そういうリアルな現場をお伝えできればというのがこの企画の狙いでございます!
表面加工という工程、製作している本人が一番つまらないと思っています!
是非読者の皆様もこの作業つまらんなと思いながら読んでくださいませ!
さてさて昨日カチコチに固めた足にもパテをして表面をきれいにしていきます。
蹄は爪の盾筋をこの段階で多少本物より深めに作っておきます。これが後でイイ感じに効いてきます。
ひっくり返して、背中も綺麗にパテ埋め。
そして本日の作業は終了。
ね、見てても面白くないでしょう(笑)
つづく
まいど、造形看板、立体看板、オブジェを手掛けるポップ工芸ですー。
なんやこの説明と思われますが、最近HPのアクセスが減ってきていて、業者の人にちゃんとブログの中に、キーワード入れておきなさいと言われ、無理やり突っ込みました。
ということで造形看板、等身大の和牛製作の8日目です。
7日目はFRP加工までを終えたところです。
FRPの加工が終わったら、表面を綺麗に加工していきます。
FRPってガラスなので、ローラーで塗りつけただけでは表面がガッタガタ。ガラスなのでそれで手を切ってしまうこともあるくらいにガッタガタ。
アップするとこんな表面です。
汚い肌してるでしょう。これをツルツル卵肌になるようにきれいにしていきます。
研磨して綺麗にしようと普通は思うでしょうが、FRPはただのガラスではなく強化ガラス。削ろうとしてもなかなか削れません。
なので、簡単に削れるサーフェーサーを塗り込んでいきます。
白いのがサーフェーサー。
サーフェーサーを塗り込んだら、あとはひたすら研磨。
つるつるになるまで研磨。
もう根性で研磨。
するとこんな感じに見た目にもツルツル肌に生まれ変わります。
正直この作業は時間もかかるし手間もかかる。
そして簡単そうに見えて技術もいる。へたくそがやると、研磨しなくていい所を研磨してへこましたり、逆に無駄にサーフェーサーを盛り過ぎてしまったりしてしまう。
お見積りをするときに表面加工代という項目があります。ここの金額がかなり大きく、この工程が大変なんてやったことない人にはわからないものだから、なんで表面加工代ってこんなにするの?と聞かれることがあります。
やってみれば分かりますよ!
そして今日はもう一つ工程があります。
取り付け用の金具付けです。造形物を設置する際に必要な金具を造形物内に埋めます。
取り付ける場所や、造形物の形や大きさ重さによって金具の付け方も様々。
このあたりは経験で学ぶしかない。
今回は4本足の牛が地面に置かれるだけなので簡単。
この写真のように足に鉄板を地面に平行に取り付けるだけ。そもそも固定しなくてもちゃんと自立するので大そうな金具なんて不要。
ついでに、ちょっと足の部分のFRPが足りない感じがしたので厚くもって保険かけておきました。
そんなところで本日の作業はおしまい。
ということでつづく
まいどです。
Day6までで原型が完成しました。
こんな感じです。
原型が終わると、FRP加工に入ります。
FRP加工とは、表面を強化ガラスでカッチカチにすることです。
発泡スチロールの軟な体を鋼鉄の鎧のようにしちゃうわけです。
ガラス繊維を特殊な樹脂でスチールの表面に塗っていきます。
少しづつローラーや刷毛を使って塗っていき、
丸一日かけて、全身にFRPが塗られました。
乾燥させて乾かす必要もあるので、次の作業にいきたいですが、今日はここまで
ガラス繊維ってチクチクするし、樹脂はべたべたするし、薬剤の臭いが強烈だしで、結構つらいし、何より面白くもない作業ですが、このおかげで強く壊れないオブジェが出来上がるのです。
つづく。
まいどポップ工芸です。
現在製作している立体オブジェは等身大の和牛。
5日目までの進捗はこんな感じ。
もうほとんど完成に近いですが、ここから細部の細部まで作り込みます。
この作り込み次第で出来上がりが大きく変わります。
が、一工程一工程ずつ写真で見ても変化が分かりづらいので、一気にここで完成版をお見せします。
というのも6日目の今日で原型が完成しちゃったので。
まずは横から。
筋肉の感じだとかがとてもリアル。
お尻の感じもイイ感じです。
顔から体にかけての首の感じがとても自然です。
顔は発泡スチロールだけでは表現に限界があるので、この後の工程でパテを使ってリアルに仕上げていきますが、原型段階でもここまで仕上げます。
ということで6日間で原型完了です。
お客様にも一発で原型チェックOKでした。
この後はFRP加工に入りますが、今日はここで作業終了。
つづく
まいどポップ工芸です。
お盆休みで更新止まっていましたので、数日分いっきに更新します。
現在製作している立体オブジェは等身大の和牛で、最初の発泡スチロールからの原型削り出しの工程です。
3日目まででこんな感じになっていました。
全体的な形は出来てますが、細部がまだまだ出来てません。
ここから細部を作り込んでいきます。
顔が少しづつ出来てきました。ブロックみたいな耳でしたが、今は曲線になっています。
細部を作り込んでいくと全体的なバランスがより見えていきます。
今回は体が妙に太く、大きすぎるので少しづつバランス見ながら削っていきます。
写真では分かりずらいですが、ずいぶんとシャープになりました。
つづく。