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ナルニア国物語  こないだの続き

どおも。

今回は守屋です。

ブログは輪番やと決まったはずやのに社長とワタシでのたらい回しな様で・・・

まぁ、しゃーないわ。

我々の間にバイトさんや新入りの子に代筆してもらおかと考えておったけど、

あの子らも作業を一生懸命でやってて粉まみれ樹脂まみれ塗料まみれでヘロヘロやろし。

昨日も一日中その子に、いま造ってる巨大龍のボディ部を塗らしてたから、顔をはじめ全身緑色になって頑張ってたわ。

その姿、まるでデビルマンの如し。

横で作業してたワタシも鼻をかむと、とめど無くグリーンの鼻水が出た。 もう死ぬか思た。

塗装の時は色々な色の鼻水が出て楽しいよ♪   アカンがな。

 

さて、前回の続き、ナルニア国物語のPR用に製作したライオンとネズミの製作の模様を。

今回は短期展示なんで、いつものFRP製ではなく、モロ単純にスチロール造形で。

    まずはスチロール原形から。

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na2.jpgおケツの筋肉モリモリ感がイイですな。

1.5メートルくらいやったかな。  実物よりちと小さめ。

んで、いきなり塗装。もちろん水性塗料で。  油性で塗ったらスーパーイリュージョンでこの

ライオンが溶け消えます。 勇気のある方はどうぞ油性で。

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焦らずごく薄い色から塗り始めます。

濃いーのから始めると色味が濁り、みすぼらしい野良ライオン風に。

形状やモノによっては、あえて濃いのから始める場合もあるけど基本はコレ。

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間髪入れずに即、次のネズ公の塗装。  忙しいんだわこれが。

突然放置プレイされたライオンが後ろで吠えております。  フガ~ッッ!!

勘の鋭い方は気付いてるでしょう・・

後ろのライオンの色味、結構鮮やか系って事を。

理由は、あくまでこれはPR用の展示物。

こんな地味系の色の動物、まともな色で塗ってたら現場で全く映えません。

            こんなのアカンのです↓↓

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まさに野良ライオン・・・・シオシオです。

     こうせんとアカンのだよキミ!!

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作り物チックに見えるかも知れんけど、現場ではコレくらいの色の冴え味が必要なり。

そこは経験がモノを言うところ。

 

話は戻ってネズ公。

      見えますか!!

      高速で筆を動かすワタクシ守屋。

 これはドライブラシという技法。

筆に軽く塗料を含ませ、不要な塗料を一度ウエス等にこすり付け、半乾きな所を本体にスリスリして

塗ります。

こうする事により、本体の表面の凸型部分にのみ色が付きます。

毛並み部分等には有効な技法です。  

コレも色の順番は重要なポイント。

間違えるとドブネズミです。

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完成。

まぁスチロール造形やからこんなもんです。

きちんと粘土原形から型を取って造ると、もっとリアルでヤバいのが出来ますがそこはご予算がありますからねぇ・・・

ナル1.jpg

     組み合わせるとこんな感じ

ナル2.jpg

    結構イカツいよ。

ライオンのボディでも5~6色は重ねて深みを出してますから。

2~3色ではなかなかイイ深みが出ないっすわ。

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そしてサンタマリア号の甲板へ設置。

土台には出力プリントも貼って立ち入り禁止の柵も取り付けて完成。

スチロール造形の場合、強度が無いんで柵は必須。

子供らが指でホジホジして穴あけやがるから。  アイツらはモグラか?

スチロール製と解るとどこまでも指で穴掘って行く。もう潜り込んでライオンの中に住め!

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で、最後にコレでライオン君は昇天。

見よ!AKBかNMBか何か知らんけど姉ちゃんに囲まれて雄々しい顔を↓↓

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さぁ、お次は何書こうかな?

書くネタは何十個も大量にストックしてるから困りはしないんやが、なかなかパソコンに座る時間が・・・

でもガンバルわい。

こんなおバカブログでも毎日数百アクセスも覗いて頂いてるんやしね。

でわでわ。