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等身大ロビンマスク  その1

どもどもご無沙汰で。 守屋です。

 

世間はお盆ですなぁ。

皆さんは帰省されて田舎ライフを満喫されてますか?

海外なんかにブッ飛んでウヒャ~♪な方もいらっしゃるでしょう。

 

私?

今こうしてブログ書いてますがな。会社のデスクで普通~に。

まぁ、毎年の事ですわ。盆、正月、GW、連休、土日・・・そんなモンありまへんウチの会社は。

怒涛の6月が終わり、7月は閑古鳥が鳴くほどゆ~っくりしてて、コリャ久々に盆らしい盆が

送れるかなぁ・・と思ってたら8月に入って電話の嵐。

たった数日の間にポンポンポン!!とお仕事が埋ってしまいました。

ハナクソほじってのんびり構えていたスタッフ達もアワワワと呼び出され、このクソ暑い中、頑張ってくれてます。

お墓参りもここ数年行けてない状態なんやけど。。

こんだけ頑張ってお仕事してるんやから先祖様たちも許してくれるでしょ、多分。  うん。

 

 

さて、前回ちょいとせんとくんのブログ挟んで忘れられそうになってた等身大キン肉マンシリーズの

第二段は「ロビンマスク」コレも根強いファン多し。

前回のウォーズマンとは師弟関係にある。

今回も前回のウォーズマンと同じく「CCP」http://www.ccp.jp/ よりリリースされたソフビフィギュアを参考に製作が義務付けられた。

そのフィギュアの製作コンセプトがこれ  ↓↓↓

出身地:イギリス、ロンドン 人種:白人、身長:2m17cm、体重:155kg
特徴:著者ゆでたまご氏によるロビンマスクの設定ではあの「人間風車(ダブルアームスープレックス)」で有名なイギリスの正統派レスラー、ビル・ロビンソンがイメージ。

フィギュアの製作ではロビンマスクの得意技でもある「タワーブリッジ」に必要な僧帽筋、肩周りの三角筋、100キロ以上の対戦相手を持ち上げる腰周りや背筋をビルドアップさせ、筋肉からも見て取れるように相手の背骨を一瞬でへし折るであろう体形で製作。

とまぁ、サイズ、設定ともに恐ろしい内容である。

コレがそのフィギュア  1/10サイズ             

ロビンマスク 原型.jpg

 

ロビンマスク 原型 (1).jpgど~よコレ。

1/10の手のひらサイズのくせに超人オーラバシバシのイッチョマエなフィギュアやろ?

ほんまこのCCPてトコのフィギュアはスゴイ。

平均7000~10000円くらいはするんやが、毎回リリースされたモノ、予約で売り切れる。

全国の肉ファン垂涎フィギュアなのだ。

肉ファンならほとんどの人がこれらのフィギュア持ってるんちゃうかな?

 

このフィギュアを基に等身大製作は進められる・・・。

今回も前回のウォーズマンと同じく10倍の計算なので採寸は比較的楽。

でも実在する人物より、ややデフォルメされた(ありえないくらいの肩幅など・・)表面の筋肉の隆起は我々がイメージするマッチョマンよりも遥かに超越しているので、このミニチュアをより正確にトレースする必要がありますねん。

言い換えると、普通ーにプロレスラーの写真なんかを参考に製作すると、こんなフィギュアの様なバランスというか独特の雰囲気は出せない。

ワタシが製作しないといけないのは、あくまで「超人」なのです。

ロビンマスク 原型 (2).jpg血管なんかも面倒やがミニチュアとキッチリ同じ位置に。。。

ペンで血管のラインを描き、そのラインを残す様に慎重に削っていく。

粘土による原型製作なら盛ったり削ったり出来るから造り易く、修正がいくらでも出来るんで気分的にも楽なんやが、この様な等身大サイズになるととにかく時間がかかる。

スチロール造形やとそれに比べかなりスピーディ。

監修の際、打ち合わせ場所に簡単に持ち運べるというメリットもアリ。

但し!石材や木材の場合と同じ「彫塑」では無く、「彫刻」となるため、基本的に「削り」のみ。

「盛る」事は一切出来ない。

彫り進むのみの一方通行。

よって物凄く神経をつかう。

でも常にこのお仕事、時間と予算との戦い。

のんびり粘土でコネコネやってては納期はおろか赤字にもなりうる。

だけどたまには粘土でじっくり腰を据えてこんなの造ってみたいものだ。

でも造型師によっては粘土の方が早い、て人もいるはず。

よーいドン!!で競争したら絶対スチロール造型の方が早いと思うけど。個人的には。

ロビンマスク 原型 (3).jpgしかしデカいな・・・・

指とか、いつもそうやが何となく自分の指に似てしまう気がするw

ロビンマスク 原型 (5).jpg腕とかなんかはそんなにプレッシャーなんか感じず比較的楽しんでやれるけど、やっぱ「顔」は毎回胃が痛い。

特にこのテのロボっぽいヤツなんかは左右対称やシャープなエッジを立てたりせにゃならんので大変!!

薄く削った割り箸にサンドペーパーを貼ったオリジナルの武器を作って細部を削ったりもする。

旋盤で削ったかの様な直線的な段などが特に難しい。

ロビンマスク 原型 (4).jpgで、何だかんだ言ってやっと完成!

220センチ設定なのでありえないデカさ。

でもスチロール。

片手でヒョイ!と持ち上がる。

今ならコイツに勝てる。

あ、ヒザのパッドとベルトの丸いバックルは別パーツで製作したんで、この段階では無しね。

ロビンマスク 原型 (6).jpgしかしイカツい。

ロビンマスク 原型 (7).jpg見よ!

このモリモリな背中を!!

この原型を製作してる頃に来ていたアルバイトの姉ちゃんは「このギュン!!としたケツがたまらん・・・ケツが。」と申しておりました(笑

ちなみにこのロビンマスクが着る鎧、実は有り余るパワーを抑える為に装着しているとか・・・。

どんだけやねん!!

ロビンマスク 原型 (8).jpg
これを製作するにあたり貸し与えられた1/10フィギュアやが、等身大として製作する際、いくらそれが

優れたフィギュアだとしてもやはり1/10なので表現に限界がある。

また、そのミニチュアを製作した原型師の表現が自分的に「違う」と感じたら、容赦無しに作り変えて

しまう。

その原型師さんには申し訳無いんやがより良い物を造るには大勢の意見や個人的な表現も必要だとワタシは考えるので。

各所のエッジや細部のシワなんかは、結構アドリブを入れてかないと、かなりユルい物になってしまう。

それが等身大造型の難しい所。

大きくなる分、その箇所の質感がより要求される。

柔らかそうっだたり硬そうだったり。

ブーツのたわみ具合やパンツのシワ感とか指など結構修正させてもらった。

ロビンマスク 原型 (9).jpgそしてコレも当然監修を受ける。

このミニチュアを製作するCCPさんとゆでたまご嶋田センセイに。

前回のウォーズマンで絶対的な信頼を頂いていたので、今回も修正ナシの一発合格を頂くことが

できました。

アザッス!

 

ゆっくりはしていられない!

このあとテリーマンとキン肉マンの製作が迫っている!

4体全ての納品日までこの時点であと3ヶ月を切った!!

急げ守屋!

完成した原型は再びバラバラに切り離され、型取り作業へ・・・・

ロビンマスク 原型 (10).jpgこの続きは次回!!!

皆様、良いお盆をお過ごしくだされーーーー!!

 

ではでは。