まいど、ポップ工芸です。
お客様から聞かれるご質問にお答えするQ&Aコーナーを始めました!
今日は最近とても増えてきたこのご質問「3Dデータは必要ですか?」に回答させていただきます。
結論から先に申し上げますと、回答は不要です!
理由は、職人による手彫りだからです!
こうしてナイフで削り、ペーパーで整えるのです。
3Dデータがあれば形状が分かりやすくとても助かるという程度です。
そもそも3Dデータなんてものが普及してきたのはここ最近のことで、ずっとデータなしでやってきてますのでね。
でもこれがポップ工芸の立体看板の安さの秘密なんですよ!
昔は超高額だった3Dプリンターも今や小型のものであればご家庭でも買えるような価格になってきました。3Dの切削機を使って造形をする造形屋さんも増えてきました。
ただどれだけいいマシンをもっていたって、結局は3Dデータがないと動きません。造形屋さんで3Dデータから作ってくれるところありますよ。
でもデータ作りも結構大変なんです。コストがかかるんです。
3Dデータ作るのと同じくらいの速さで、ポップ工芸の職人たちは手彫りで造形しちゃいます!
マシン側はようやく作成したデータを基に原型彫りがスタート。彫り上がったらそれで完成ではありません。なぜならマシンの性能がまだまだ低いから。現状手彫りに匹敵するくらいに細かい造形は出来ません。マシンが原型を掘り出した後に、人の手で修正が必要です。
そんなことしている間にもポップ工芸の職人さんたちは次の工程に取り掛かっていますよ。
まぁ億単位のマシン買えば大丈夫でしょうけど、造形屋でそんなマシン入れたらそれこそ投資回収のために価格がつり上がるでしょうね。
ということで、「3Dデータは必要ですか?」に対する答えは、「不要!」でございます!