16年前の作品
一人で造形をしていた時代です 工場は 写真でおわかりのように ガレージのような
処で 間口3.4m 奥行き8mの大きさです
そしてこの卵は 4m×2.5m 高さ1.8m なので残りの作業スペースはほとんどありません
全球なら 入口天井(2.2m)に当たって 工場から出すことができませんが 割れ卵だったので製作可能でした
内外両面仕上なので 原型材質は金網で作ってます
内部加工時は 内部に梯子とロープを使って出入りしていました
ここで死ぬかと思った 笑えぬ出来事がありました
当時は 塗装時 今のようにマスクを着けてませんでした
卵の中に入って ウレタン塗料の吹き付けをしていたとき 急に意識が朦朧とし 急いで脱出しないとと
思ったが 上手に梯子に登れません 何とか脱出てきましたが(一人作業ですので叫んでも誰も来てくれません)
『恐竜の卵から 人間の死体発見』 こんな見出しの新聞に載っていたかも
上部開口が 大きかったので大丈夫と思ってましたが ガスは下にたまるようです
何事も 作業時面倒くさがらず 保護具はきちんと着けましょう
昔の小さな工場のとき (小さいがゆえに)いろいろなエピソードがありました 次回の お楽しみに