ジャ~ンッ!!!完成!
カッコイイねぇ。個人的に甲殻類は大好きなんでこのまま飾っておきたい・・
裏はやっぱキモい↑エイリアンのフェイスハガーみたいで。
取付台に乗っけてしまうとこの裏なんて全然見えへんのやけどちゃんと造ってあります。
これは顔面アップ!改めて見てもやっぱヘンな生き物すわ。
で、昨日書いた「色」のお話。
生き物とかに詳しい人やったら、今回のエビの色味、何か鮮やか過ぎてオモチャっぽいと感じた事でしょう。当然我々も然り。
打ち合わせの段階で元請け様(看板屋さん)からの色味の注文が「コカコーラの赤」でした。
正直、我々は「?」 そんな色で塗ってしもたらせっかくの造形が台無しになるんちゃうか・・と思ってました。ウチはリアル系の色味出すの得意な会社やからハリキッてたし。
しかし、塗ってるうちに、だんだんその意味が分かってきた。
これはあくまで「看板」。ウチの社長の口癖、「カンバン目立ってナンボ」の世界なんですわ。
ホンモノそっくりな暗い色味やったらアカンのです。
国道沿いで運転する人から見て、遠くからでも一目瞭然で初めて本領発揮、というわけです。
どうしても我々造り手からしたら、いかにホンモノそっくりに仕上げるか、と思いがちやけど、看板という概念も常に考えながら作業せんといかんのやなぁ、と感じました。
ついに別れの時がきました。
触角を含め、4メートルを超えるエビちゃん。当然普通の混載便で発送できるはずもなく、チャーター便で長崎まで直送です。
「伊達本舗」という物産店の御食事処の看板になります。8メートルくらいの高所に取り付けられるため、かなり目立つ事でしょう。何せこの色味やしね!
ガンバッテお客さん集めるんやで!エビちゃん!!!いってらっしゃーい!