キタ~~ッ!!!
あの子が。
そう、お兄ちゃんが新型インフルエンザにかかってしもてからパタッと工場を訪れなくなった造形大好きお坊ちゃまが!しかもご両親とご一緒に!
聞いたら、本人はいたって元気で大丈夫だったそうで。よかったネ~♪
急に来なくなったから心配やったわ。
しかもご両親、差し入れまで頂いてホンマすんません・・。有り難く頂戴いたします。
前、ブログでふざけていらんこと書いてしもたから気ぃ遣ってくれはったんかなぁ。
オッチャンらのお口に飴玉でも突っ込んでくれるだけでイイのに・・・
もう手ぶらでおいでや。
次はステップアップでもっと難しいの教えたるw
さぁ!今回は前回の巨大エビちゃんに続く巨大シリーズ第二弾!「巨大ナット」の紹介だ!
大きさは1.8メートル厚み90センチのクレイジーなナット!!
大きさ解るかな?これも原型はスチロールの削り出し。
中のネジ山部もピッチやサイズ等、現物を忠実に再現してあります。
五右衛門風呂みたく中にスッポリ入れるで。上に置いてある現物のナット、実はコイツも15センチはあろうかのお化けナット!重いのなんの。
こんな巨大なナットを製作している㈱富士製作所様からのご依頼です。
上の画像はスチロール原型にFRPを積層した所。
内側のネジ山部も当然FRPを積層してあるねんけど、FRPの積層という作業、この様な凸凹した所や鋭利な所は、使用するガラス繊維のマットがうまく馴染まず、こんもり浮き上がった状態で硬化したり気泡が入ったりでかなりの技術を要求されるんやけど、ウチは秘密のやり方でこの作業を楽々クリア♪
それは企業秘密なので教えたらへ~ん。ウシシ。
が、しか~し!!!
そんなこんなで調子に乗って楽勝モードになっていたワタシ、ここからの作業(パテ、研磨、塗装)の写真撮るの忘れてしもてた・・・・トホホ。
よっていきなり完成取付後画像へと時空を越えた3分クッキング状態!
ん~。 やっぱ大きいのイイねぇ。実に単純明快アメリカンな感じで。(画像はごっつ下町やけど)
んで、こっち側にももう一個。
個人的にはこっち側はボルトにして建物を貫通してる様なデザインやったらもっとオモロくてマスコミやらにジャンジャン取り上げられるんちゃうかな~?て思う。
でもかなりのイメチェンやと思わへん?この立体ナットが有るのと無いのとでは。
これが仮に、予算ケチッてインクジェット印刷の写真貼っただけやったら誰一人感動せーへんやろうし、ヘタしたらだれも気付きもしないかもネ。
見た目ごく普通~の会社(工場)でも立体造形物を取り付けるだけで、なんかこう、今時の凄いユニークな発想や技術を持った会社に見えてくるのは私だけ?
いや、実際この会社、この大型ナットに関して物凄い技術を持ってはるらしいですわ。