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粘土コネコネその3

昨夜は例の何ちゃら流星群、曇ってあんまり見えへんかったらしいね。

ラジオやら聞いてたら皆、おそくまで起きて観測してたけど見えなかった!とブーブー言うとる。

今晩あたりはイケるんちゃうかな?

どーしよ・・・・

起きて観測するべきか・・・次は確か、数十年後やいうてたし。

そーゆー表現に弱いんよなぁ・・   数十年後とか最後とかもう入荷しないとか絶滅寸前とか・・・。

まぁ、仕事疲れで即、爆睡してると思うけど。しかも11時とかに。   子供か!

 

さて今日は型取りを。

出来上がった原型を型取りするんやけど、型取りは通常、石膏、シリコン、FRP等がある。

複製する個数や形状の複雑さとかで何で型取りするか決めるんやけど、今回は比較的簡単な形状なのでFRPですることにした。

福原氏型取1.jpg

ただ、FRPで型取りするには予め原型の段階で、よーく考えておかないと後で大変な事に・・

何か言うたら、シリコンゴムやったら全く問題無いけどFRPには柔軟性がゼロ。

だから原型の立ち上がりの部分の形状を垂直もしくは台形にしとかんと型から抜けなくなるから。

台形を逆にした様な形だと絶対に抜けない。でも矛盾して、その台形を逆にした様な感じの形状の方が、よりエッジが効いてシャープというか、よりメリハリのある作品になるんですわ。

でもシリコン高価やしね・・・。その辺は原型の表現力でカバー!!

福原氏型取2.jpg

ハイ!綺麗にポコッ!と抜けましたヨ。

あれだけ軟らかかった粘土も数日でパキパキに硬くなって割れとるがな。

でももうこの原型さんのお勤めは、これにて終~了~♪ 勿体無い気もするけど一気に剥して丸めちゃいます。・・・嗚呼、残酷。

んで、出来上がった型を綺麗に洗って粘土を落とし、離型剤をしっかり塗り込んでFRPを積層します。この辺はいつもと同じ。強度が必要な所なんかは多く積層します。

取り付け金具とかもこの段階で樹脂で固定。

福原氏型取3.jpg

そして完全硬化まで数時間放置プレイ。

で、硬化したら型をポコポコ叩いて中身を抜きます。上で書いた様にちゃんと抜け勾配を巧く考えてたら楽勝やけど、何も考えんと原型造ったらココで泣きを見ます。一生抜けません。

でも大丈夫。ちゃんと綺麗に抜けました♪

福原氏型取4.jpg

見た目は汚いけど、気泡も少なくバッチリ抜けてる。

今回は2個発注頂いたんでもう一個。

明日は塗装やらを書こうかなぁ・・

 

流星群どうしよ・・起きてよか寝よか・・・目覚ましかけて早朝に起きるとするか。