なんともヤラしい題名からで誠に申し訳ない。
セクハラで訴えないで。
「おしゃぶり乳首」 アカン・・何回書いてもやっぱりヤラスィ・・
でも男はみんなおっぱい星人。 ・・・のはず。 や、絶対に。
さかのぼれば皆、男も女もおっぱい星人。
哺乳類である以上。
くだらな過ぎる前置きはもうやめるとして、製作日記を。
改めて「おしゃぶり乳首」 (まだ言うか!)
だって仕方ない。それ造ったんやし。
皆さんご存知であろう、赤ちゃんや幼児のグッズ関係の最大手の某メーカー様からのお仕事。
今回は二回目の発注を頂きました。
前回は、小さなお子さんが上手にお箸を持てる様にトレーニングする為の矯正グッズで、それのデカいバージョンを造り、展示会で使用するものでした。手に持ったお箸が動くギミックを組み込んだもの。
今回のおしゃぶり乳首も巨大に造り可動させて欲しいとのこと。
我々が小さい頃、オカンに口に突っ込まれたおしゃぶりって、ごく簡単な造りというかデザインやった気がするけど、今のは違うでー!!最新のテクノロジーを駆使して設計された感じ。
吸い口となるシリコンゴム製の乳首の部分なんか人間工学というか赤ちゃんの口の形状や顎の発達を出来るだけ妨げないようにされてたり、口周りに当たる部分なんかも赤ちゃんのお口周りに泥棒のヒゲみたいな丸い跡が付かない工夫がされていたり・・・それはもう気軽におしゃぶりと呼んでいいのか解らなくなる位のハイテクぶり。
よって、製作するにあたっても、その微妙な形状を寸分狂わず表現せんとアカン。
画像はそれらのパーツ。パッと見、何の造型か解らんでしょ。
何やねんホンマ。訳わからん・・
そしてパーツを可動させる為、内部にメカを組み込みます。
さっきも書いた様に微妙なハイテク形状で構成されているので内部のスペースは狭くても、こちらの都合の良い様にサイズを変更できないので、取りまわしが大変大変っ!!
メカの仮組みと試運転を終えたら、一度全てのメカを外してから塗装。
塗装が終わって、また組み込んで完成。
今回は図の様にフタの様なパーツが左右に開閉するものでした。
なぜこの様な開閉するフタが付いているのかは最後まで分からへんかった・・・ハイテクすぎる。
今時の赤ちゃん達はこんなハイテクおしゃぶりでも、いとも簡単に使いこなすんやろなぁ・・
おそるべし今時の子。