次に破損した脚部を切断し、正しい姿勢で本体を固定したうえで
新たにスチロールで足を製作します。
3メートルもあるので全体のバランスをよく確認しながら作業を進めます。
次にFRPの積層。
これだけ大きな造形物を支える脚部ですので、当然、中には強固な鉄筋を
仕込んであります。
FRPは積層するガラスマットの枚数を増やす事で強度が上がります。
このクラスの造形物ですと5~7枚は重ねます。
厚さにして約5~10ミリに達します。
大変根気のいる作業ですが、手は抜けません。
この日の工場の気温33℃!
そこに通気性の悪いツナギを着ての作業です。
バケツで水をかぶったかの様な汗。
楽しそうな仕事に見えますが実は大変なんすよ。
楽しいですけど(笑)