さっきの艶事の話のついでにコレも。
これは言わずと知れた奈良の「せんとくん」
以前、当社でワタシ作ったんですが(5体も!)、これも艶の調整を巧みに行っております。
奈良県の方から、あまりホームページ上で製作過程の大々的な掲載は慎むよう言われているので
多くの画像は掲載出来ないのであしからず。
画像見ていただくとお解かりだと思いますが、肌は艶消し(七分艶消し)、そして瞳は濡れた様にテカテカ、唇はほんのり艶。
この様に艶を部位によって使い分けることにより、より活き活きとして、ホンモノらしく(?)なります。
皆さんがよく知ってるディズニーランド。
あそこは我々造形師にとっては「聖地」
たくさんの(全部!)造形物で溢れかえっていますが、行かれたら一度、よく見てみて下さい。
飾られているフィギュアの塗装を。
全てにさっき書いた事が当然の様に施されているのが良く分かるはずです。
そういった普段とは違った角度から街の造形物を見て回っても面白いんじゃないでしょうか?
奈良、平城遷都1300年祭を成功させよう!!