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巨大マグロ

築地まぐろ看板

サーフェイサー塗布後いよいよ塗装に入ります
シルバーをベースに濃いグリーンでぼかしを入れます

写真は胴体の後部分です

 

 

マグロ15.jpeg

 

 

 

 

頭部塗装
取り付け場所が最短で20m離れた場所(反対側道路6車線)からでないと見えないので
リアルであってまたあまりリアルでなく ある程度ディフォルメが必要です 特にひれなどのスジの部分など色々と工夫しました
また目玉もリアルでなくイラスト風に工夫しました
近場で見るものと今回のように遠くから見るものとでは
表現方法を変えないとうまくいきませんこの辺が造形看板の急所だと思います
たとえば人形さんなどの造形物だと 下から見上げる位置に取り付ける時 頭など少し(結構)大きめに作らないとバランスが狂います


マグロ18.jpeg

巨大マグロ

本体後部分の小さなヒレです

 

マグロ14.jpeg

 

 

 

 

尾ひれの部分の塗装仕上げです大きさ比較のため人物と一緒に撮りました
胸ビレで1800 背ビレw2300 尻尾の尾びれw3100あります

 

マグロ16.jpeg

 

 

補足 ヒレ等パーツだけでも 40こ近くあります

全てパーツごと仕上げて あと付けします

接続部分などは木 フラットバーなど仕込むことも有ります

巨大まぐろ

FRP積層後の補修です
パテでひずみ・ホール等修正します

 

 

マグロ12.jpeg

 

 

 

 

 

本体パテ修正後白のサーフェイサーを表面に
吹き付けます
今回写真を撮り忘れました
本体の裏面には取り付けようとして
コンパネの上にFRPをかけました

 

マグロ13.jpeg

 

 

巨大マグロ

FRPの積層です
ガラスマットに樹脂を含浸させます(ローラーでマットの上に樹脂を塗っていきます)
そのあと脱泡ローラーで気泡など抜きます

 

マグロ10.jpeg

 

補足

頭部は完全立体 それ以降は半立体で壁面に取り付けます

 

 

 

 

胴体部分のFRP積層です
2回積層しています
裏面は取り付け用にコンパネを挟み込んでます

 

マグロ11.jpeg

 

補足

通常は取り付け用に金物(アングル)や ボルトなど仕込んでおきます

今回は平看板面に取り付けます 看板裏面からビスが打てますので

どこでもビスが効く様にマグロの裏面全体にパネルを仕込んでます

巨大まぐろ

築地まぐろ看板

スチロール原型全体像  w10m
パーツで作った原型を並べてみました
あまりに大きすぎたので隣の倉庫の屋根の上から
撮影しました
よこに写ってる車は2台ともハイエースです
大きさの比較になると思います


マグロ9.jpeg


 


 


製作図面


コレだけの図面で製作します 細かい指図が無いので


全て自分の思うままに削って生きます


マグロ2.jpeg

巨大まぐろ

背びれ・胸ひれ・その他5点の原型製作

 

マグロ7.jpeg

 

 

 

 

スチロールの削りだし(尻尾の部分)の最終加工です
ワイヤーブラシ・ナイロンペーパーなどでととのえてます

 

マグロ8.jpeg

 

 

補足

工場が狭いので分割(2m×5パーツ)1パーツごと製作してますが

まぐろなど曲線(ライン)が大事なので

 

接続部分は2パーツづつ接続してバランスを見て調整してます

 

巨大まぐろ

2004/11

尻尾部分の原型の組み立て
胴体と同じように輪切りを積み重ねてます

 

補足

積み上げているのは尻尾の付け根部分h2400

全長10m トラックに乗りません そこで5分割(まぐろの輪切り状態)

 

マグロ5.jpeg

 

 

 

 

今日はヒレの切り出しをしました
スチロールの上ににヒレの型紙を置き
熱線でカットします
一番上にあるのが手作りの熱線カッターです


マグロ6.jpeg

巨大まぐろ

本日よりUPします
マグロの兜(頭)の部分のスチロール削りだしです
頭を輪切りにして積み重ねています頭だけで
2.5mを超えてます この下にまだ400mm伸びます
横の人物と比べてください


マグロ3.jpeg

補足

上段 頭部のパーツ

下段 5段(400×5段)この下にもう一段来ます

 

 

 

昨日の続き
頭部の原型の製作です
ナイフとナイロンペーパー(80番)で削りだしています
図面などないので自分の感性で彫刻しています


マグロ4.jpeg

 

 

巨大マグロ

9年前 未だ独りで製作していたときの記事です

10mの巨大マグロ製作の依頼

当時の工場は10坪足らずで空きスペースは

6m×3m マグロは10m×2.7m さてどうしようかな

 

2004年10月の日記より

ただいま次の製作の企画をたてています
大筋は マグロを作ります
大きさは約10m
設置場所は東京です
あまりにも大きすぎて製作方法手順など思案中です

製作過程UPしますのでご期待ください

 

まぐろ1.jpeg

 

 

等身大キン肉マン  その②

どぉーーーーーー    も。

覚えていらっしゃいますか?  守屋です。

エライ永い事ご無沙汰しておりました。

あまりにブログ書いて無いので守屋退社説や死亡説などが飛び交っているのでは?

大丈夫です。 元気です。  しかも涼しくなってかなり元気です。

最後にブログ書いたのが5月24日。

何しとんねん、ホンマ。

その間、社長が大昔のポップ工芸(まだ社長が独りでやっていた頃の)のブログを

引っ張り出して貼り付けてこのブログを繋いでいてくれました。

やっぱ皆さん最近のポップ工芸の作品のブログ見たいでしょうから、またがんばります!

 

「2020東京オリンピック」

開催決定しましたなぁ。。

内心、福島の原発冷却水漏れの問題やらで、もうアカンやろなぁ・・・と思っていたら、何が何が。

他に大きく差を付けて圧勝やん。最後のプレゼンが効いたんでしょうな。

でも・・・。

2020年だで。 2020。

あと7年後でっせ旦那。  永っっ!!

爺さん婆さん連中は「もう、ワシャその頃には死んどるかも」とか言うてるし。

何を隠そう、このワタクシ守屋も大阪万博年生まれ。

開催年には50歳の大台に乗っかるではないか!!!

あまりウカウカ喜んでられんな。7年先って。

皆さんも今の年齢に7も足してごらん?

微妙な心境にならへん??

その頃の自分ってどんなんやろ?って。

 

ま、未来の話はこの辺にして、今ワタシがせにゃならんのは等身大キン肉マンの塗装ブログを

書かないといけないのだよ!

5月24日にキン肉マンの原型の記事をかいてそのままだから。

お手数ですが5月24日の記事から、もう一回読み直してくださいませ。。

 

前回のまでの記事では原型までの完成。今回はそれを塗装し納品までを書きます。

 

では。

原型が完成し監修を無事に終えたキン肉スグル君。

早速塗っていきます。

眼球と歯にホワイトをいれます。

でもそれだけじゃ立体感に乏しいのでそれぞれに違う色をグラデーションで入れます。

目には薄いブルー、歯には薄いグレーをいれます。

どちらもあえて控えめに。やってるかやってないか位にやるのがミソ。

ディズニーのドナルドダックの目なんかは結構濃い目のブルーを入れてますねぇ。

スグル塗装編 (4).JPGお次は唇。

キン肉マンの顔で最も目立つ部分。

色味のチョイスは決してミスってはなりませぬ。

調色は慎重に。  しかし凄い色やな。

スグル塗装編 (5).JPGその唇をマスキング。

口をふさがれ怒っているかの様。

この腕で殴られたら頭飛ぶわっ!

スグル塗装編 (6).JPGそして、おパンツとブーツに赤を入れます。

同じ色の様ですがおパンツとブーツの赤は微妙に変えてあります。

スグル塗装編 (7).JPG       どこの画像か解るかな  ↓↓↓

さすがのキン肉マンも、この部分のどアップは恥ずかしいであろう・・

そう、おケツの部分です。

太ももと太ももの隙間の幅は約2ミリ!!

当然、指も入る余地もないのでピンセットでマスキング。

この2ミリの隙間、同じ造形屋なら解ってくれると思うが、この隙間を残して型取りするのは

かなりの技術を要します。

太もも同士をくっ付けてしまえば簡単な事やが、そこはこだわっています。

マニアはこういう部分、ちゃんと造りこまれているか覗きます。

ヘンな世界だ。 ヤダヤダ。

スグル塗装編 (9).JPGさてさて細かな部分の塗装は終わり、身体(肌)の塗装へ。

キン肉マンは黄色人種。

そのへんをよく弁えて。

スグル塗装編 (10).JPG同時にテリーマンも塗ってました。

テリーは白人なのでベースの色から微妙に違います。  解るかな?

スグル塗装編 (11).JPG        コレで2色目 ↓↓

スグル塗装編 (12).JPG身体の色がある程度出来たら、お次はマスク。  ↓↓

同じ肌色系やけど、あくまで覆面の素材感を出さないといけない。

身体とは違い、ラバー素材の様な無機質な素材感を表現します。

スグル塗装編 (13).JPG色味、ツヤ感などを駆使し独特の風合いに持っていきます。

ゴムの様な伸縮性が有りそうな質感、解るかなぁ・・・。

硬いプラスチックで出来た本体を塗装で違う素材の様に見せなければなりません。

腕の見せ所です。

スグル塗装編 (14).JPGそして命とも言える「肉」マークに筆入れです。

少しの線ブレも許されません。

この時ばかりは息を止めて。

一分間の呼吸回数はおよそ5~6回か。

プチッ!と脳の血管が逝ってまいそうです。

スグル塗装編 (15).JPGそして全体のツヤの調整をします。

瞳は潤んだ様にツヤツヤ。

マスクは完全な艶消し。

身体はツヤ消しですがほんの少し汗でテカってる感を出す為に部分的にツヤを調整してます。

試合後みたいに、あえて汗かいたみたいにツヤ出すのもアリかな。

スグル塗装編 (16).JPG本来、人の身体いくら鍛えてモリモリになっても、こんな暗い影は出ません。↓↓

でも造形物として、それをそのまま真似すると、何かノッペリして迫力が出ません。

フィギュアはその辺り、デフォルメ(誇張)させる必要があります。

ちょっとヤリ過ぎかなぁ・・  てぐらいが丁度◎

スグル塗装編 (17).JPG

 

スグル塗装編 (18).JPG

 

スグル塗装編 (19).JPG自分で造ってて言うのも何やが、しかしエグい筋肉やな・・・。 

何やねんこの太ももはボコボコして・・・  って思うかも知れんけど、

トップクラスのボディビルダーの筋肉はこんなのデス。 キモいねー。

こうやって見るとキン肉マンとテリーマンで体脂肪率の違いが造形で表現出来ているのがよくお解かり頂けると思う。    ↑↑↑

ここまで考えて造られているのだよ。

 

スグル塗装編 (20).JPG目の周りと歯の周りに1ミリほどのラインを入れました。  ↓↓

コレを入れるのと入れないのでは見え方が全く違ってきます。

スグル塗装編 (21).JPGうっとり眺めてる暇もありません。

間髪入れず目隠しです。

この状態でトラックに積み込み現場へ。かなり強引。

スグル塗装編 (22).JPG

 現場(通天閣そばキン肉マンショップMUSCLE SHOP)に到着!

この日、マスコミに初披露です。大勢のマスコミ関係者、ファンが殺到!

キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ウォーズマンが怪しげにその時を待ちます・・・。

スグル塗装編 (23).JPG除幕はかのゆでたまごセンセイにより盛大に行なわれました。

あまりの人ごみで除幕の瞬間の画像、うまく撮れず(泣)

スグル塗装編 (24).JPGこのあとどさくさに紛れ、ワタクシ守屋もこの中に乱入!

ドヤ顔で新聞に載りました。エエやん。産みの親や。関係者や!

 

スグル塗装編 (25).JPGなんだかんだで超大変だったキン肉マンプロジェクト。

製作に大幅な時間を割いた為、全く儲けが無く赤字の物件でしたが、お陰様でコレが色々な業種の方の目に留まり、

「通天閣のキン肉マンの出来栄えが素晴しくどこの造形屋さんが造ったのか調べて来ました・・」と

ホントにお仕事が舞い込んで来る様になって来ました。

社運をかけて造ったと言っても過言ではない。

頑張った甲斐がありました。

数日前に書いてます大昔(9年前)の社長のブログ見て頂いたらお解かり頂けると思いますが、

当時、小さなガレージでコツコツお店の造形看板を社長独りで造っていたウチの会社も、ここまで皆様に認めて頂ける様になりました。

これからも皆様の心、歴史に残る作品を造って参りますんで宜しくお願いいたします。

 

な事よりワタクシ守屋、マメなブログ更新を心掛けます・・・ほんまスミマセン。

 

ではまた!!!

 

 

 

9年前の製作日記19 怪獣

色付けは ウレタン塗料で全体を吹付けます
その他は刷毛塗りです
目は内に照明が入ります
歯は後付けです

 

怪獣6.jpeg

 

 

補充

歯は土粘土で造ってます

口からノズルが出て来て火を吹き出します

(ノズル先は口から結構離してます)

頭部分は難燃樹脂を使用

9年前の製作日記18 怪獣

手などの付属菩品の後付けをします
今回はスチロールにFRPを巻きました

 

怪獣4.jpeg

 

 

 

 

 

FRPで全体を覆うと次に表面の細工に入ります
型で造るとこの工程がいりません
表面模様などはパテで粘土細工のようにして付けていきます
パテはプラスティクパテで又は樹脂にタルク(粉)など混ぜて造ります
今回のように型無しで造ると後の模様付けが大変です パテなどは硬く削ったり研いたりするのが大変です
シビアな模様をつけたいときはやはり型で作る方法が一番です
なぜなら原形(スチロール・粘土)場合削ったりの加工が楽です


怪獣5.jpeg

9年前の製作日記17 怪獣

鉄筋の上に金網を載せていきます
この時点で出来るだけイメージに似させる
(後の修正が楽)
5mmメッシュの金網が適してます

 

怪獣2.jpeg

 

 

 

 

 

金網の上にFRPを積層していきます
上下2回に分けて積層します(ガラスマット+樹脂)ローラー塗り
後で表面はパテ処理しますので
FRPの凸凹はあまり気にしなくて好いです

 

怪獣3.jpeg

 

 

補足

いつものスチロール原型が金網原型になっただけです

内部空洞や 大きな作品には向いてます

スチロールより短期に加工できます

また思ったよりたやすいです

(スチロールは彫刻ですが

金網は粘土細工の様なものです)

樹脂も普通の樹脂が使え価格も1/2で済みます

9年前の製作日記16 怪獣

04年8月31日

今回は金網を使って原型を造ります

今回の作品
怪獣イメージ図

 

怪獣.jpeg

 

 

 

 

 

今回は久しぶりに金網ベースで製作します
内部に機械類を収めるので空洞が必要です
このような時は普通は型で造りますが

怪獣の輪郭を6mmの鉄筋で作ります
この上に金網を巻きつけます


怪獣1.jpeg

 

 

 

9年前の製作日記15 クリーニング

FRP塗りこみ後表面が
凸凹していますので
ポリパテなどで修復します
ペパー80番で全体を滑らかにみがきあげたあと
サーフェイサーを吹付けます

 

 

3.jpeg

 

 

 

 

 

サーフェイサーを塗ると(白1色)なので
歪や傷などよく目立ちますので
この時点でもう一度パテ修正します
その後塗装にかかります


 

 

クリーニング9.jpeg

 

 

 

 

 

クリーニング店取付現場写真
文字は立体文字
2500×2500

 

 

k5.jpeg

 

 

9年前の製作日記14 クリーニング

FRP塗りこみ
スチロール削り出し後
ガラスマットにポリエステル樹脂を
含侵させます
2回積層します

 

クリーニング7.jpeg

 

 

 

FRP塗りこみ後表面が
凸凹していますので
ポリパテなどで修復します
ペパー80番で全体を滑らかにみがきあげたあと
サーフェイサーを吹付けます


クリーニング8.jpeg

9年前の製作日記11

今回も現在進行形の日記忙しくて書けそうにありません

過去物になりますが宜しく

スチロール加工詳しく書いてます

2004年7月の日記

クリーニング屋さんの看板の製作に入ります
イメージはハンガーに掛かった洋服です

追加

クリーニング屋さんからの以来です

いざ考えてみると 何を作っていいか

解りませんでした

粘土サンプル


クリーニング1.jpeg

 

 

おまたせしました
発泡スチロールの削り出し
写真はスカートの型紙とスチロール

クリーニング2.jpeg

 

9年前の製作日記10 海物語

2004年7月の日記

製品 男

肌色のベースを塗りました

マスキングで色分けして塗っていきます

 

 

海14.jpeg

 

 

 

細部の色付け マスキングして吹付け(ウレタン塗装)
最後にクリア塗装

 

海物語15.jpeg

 

これで終了

普通取り付け用として 裏面にボルトなど仕込む事があります

9年前の製作日記9 海物語

引き続きパチンコ屋キャラクターを掲示致します
生産型の樹脂塗りこみ後型から製品(本体」をはずします
下部が本体です
バリ・気泡の穴などは手直しします

 

12.jpeg

 

 

 

本体完成後塗装に入ります
肌の下塗りです

補足 型から抜いた製品はバリ・気泡等修正後サーフェイサーで下塗します

その後塗装に入ります


海物語13.jpeg

9年前の製作日記8 海物語

今日は生産型の工程です

2004年7月

生産型が出来あがるとワックス ゲルコート塗布へと進みます
白い部分がゲルコートです
黒い部分は生産型側のゲルコートです

補足 下部の黒いのが生産型です

昨日のFRPで固めたものから原型を抜いたものです

上部は 生産型をワックス処理した跡に白ゲルコートを塗ってます

 

海物語7.jpeg

 

 

 

生産型のゲルコート硬化後 ガラスマットに樹脂を含侵させます(2回


海物語8.jpeg

9年前の製作日記7 海物語

今日の日記は原型から生産型の製作です

2004年7月

スチロールで仕上げた原形の上に
スチロールに溶けない吹付けよう樹脂で全面塗る
硬化後ペーパーで磨き上げる

原型の出来上がり 

 

海.jpeg

 

 

 

追加説明

上部(男の子) 原型出来上がり後ワックスを塗る

下部(女の子)ワックスの塗った原型の上に先ずゲルコートを塗り硬化後

FRPを積層して生産型を作る


語6.jpeg 

9年前の製作日記6 海物語

スチロール原型の工程です

2004年7月の日記

型紙を使ってでスチロールの輪郭を切ります
スチロールのカットは熱線で切ります

 

1.jpeg

 

 

スチロールの削り出し
ナイフであらまし削ります
その後荒めの鑢で削りつぎは少し細かいペーパーで削ります


海物語.jpeg

9年前の製作日記5

今回は型物(量産)の紹介です

2004年6月の日記

製作が込み合ってるのではばたん君と並行に作ります
パチンコ屋さんのキャラクター海物語のミニチュアを粘土で作りました
この後色付けをします


5.jpeg

 

 

 

パチンコ屋さんのキャラクターの続きで発泡スチロールで原形を作ります
原寸大の型紙を作ります」


30.jpeg

 

続く

 

9年前の製作日記4

1004年5月

コーヒーカップのパテ処理をします
FRP樹脂を塗っただけでは 表面は凸凹だからパテで滑らかにします
全体に塗って硬化後研き表面を滑らかにします
パテはポリパテ又は樹脂にタルク(粉)を練り合わせた物を使用します
2 3時間で硬化します


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パテの研き作業です 部品を先に着けると研き難いので 後付けします
あらまし研いてから もう一度細部をチェック悪いとこらは直します
磨き上げると各部品をつけます(パテ付け)

19.jpeg

 

 

 

塗装の前にサーフェイサーで全面塗装します
これは樹脂とウレタン塗装をなじませるためです しかしもっと大事な事は肌目が揃います
塗料はウレタン塗料(車用)を使用します 耐侯性があり早く乾く為色数の多い時などとても便利です
最後にクリヤーを塗ことによって艶と耐侯性が増します
写真はまだクリヤーをかけていません(雨の為)
ケーキはぼかしがあるためエアーブラシで行います
後日機会がありましたらエアーブラシを取扱いたいと思います


20.jpeg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9年前の製作日記3

続きです

 

今日急に関西テレビの方が取材に来られました
写真撮影とインタビューで2時間ほどおられました15日土曜十時半の放送との事です
暇な方はご覧になって下さい
本日の製作はスチロールの上に樹脂を塗り込みします
道具は塗りこみの為のローラー だけです
白い布状の物はガラスマットでガラス繊維を編みこんだものです
ポリエステル樹脂は液状で硬化剤を入れる事により固まります
これをスチロールの上に載せたガラスマットに塗り込んで行きますこれを何回か繰り返します
ガラスマットの取扱には注意が要ります後日説明します

13.jpeg

 

 

 

FRPの製作にはほとんど道具は要りません
趣味の範囲で 又は試しに造る場合は市販のローラー(綿製)か刷毛で好いでしょう 容器なども使い捨ての空き缶などで好いでしよう
材料はエステル樹脂とガラスマット それに固めるための硬化剤と促進剤(これらはセットで東急ハンズなどで揃います)(スチロールを使用する時はスチロール用の樹脂)近くの人は工場まで取りに来てください
すべての作業においては保護具を付けましょう是だけは必ず守ってください
ガラスマットを扱う時は特に手袋 マスクは必ず着けますそうしないと「チクチクし又いつまでも痒くなります」
スチロールの下にはゴミ袋を引くと固まっても引っ付きません
製作中の写真は月曜日になります 明日十時半はテレビですよ


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木目模様の塗装の仕方についてのご質問がありましたので
土 日曜の欄を使用しました
                                                                今日やっと樹脂が全部塗りあがりました
表面はガラスマットを重ね合わせているので凹凸があります
ケーキはこの凹凸をうまく利用して本物らしく見せていきます

明日はコーヒーカップをパテ処理をして表面を滑らかにします


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きょうはココまで

 

 

9年前の製作日記2

9年前の日記なので大変初歩的なことを書いてますので

初心者にはよく解ると思います

2004年5月

明日からコーヒーカップとケーキの製作に取りかかります
これがイメージ図です
すこしアレンジして作ります
お楽しみに

 

 

 

マフィンカップ
マフィン.jpg

 

今回のカップとケーキは形が単純なため 粘土ミニチュアを造らず直接スチロールを削っていきます
カップの場合スチロールのブロックから熱線(ニクロム線)で円柱状に切り出します
次にカッターナイフで大体の形を荒削りします
次にペーパーで磨いて形を整えなす 上から樹脂を塗りこむので丁寧に磨きこむ必要は有りません ペーパーよりナイロン系の鑢が磨きよいでしょう
この写真は道具の刃物と鑢類です 円柱は型紙(半円)を造り上下に張った熱線で切ります
下の写真はカップの胴体です あすへつづく

 

6.jpeg

 

 

ケーキの削りだしです
ナイフはオルファーが一番使いやすいです
ペーパーはコーナンなどで売っているスポンジ状 ナイロンやすりなどが曲面を磨くのに適しています
今回は図面などないので自分の思いのままに削っています
スチロールを削ると大変スチロールくずが散らかりますのできおつけてください
今日は午前と午後2組の見学者が来られました
大変興味を持ってもらえたと思っております
みなさんも ご遠慮なくお越し下さい
お待ちしています

 

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今日は他の仕事が入ったので コーヒーカップの研きがあまり出来ませんでした
成るべく数点に分けて各部品毎に製作する方がやりやすいです
磨きは荒めのナイロンペーパーorワイヤーブラシ等である程度のラインをだし 其の後少し荒めのナイロンペーパー等で磨き上げると楽です
写真の取っ手 少し小さいので作りなおします
失敗を恐れず だめな時は作り直す方が 早く上達します

 

10.jpeg

 

 

 

 

 

ケーキとコーヒーカップの研きが仕上がりました
次の樹脂塗りこみの時には各部品にばらして行います
前にも言いましたがこの段階ではあまり丁寧に研く必要はありまっせん
いよいよ明日から樹脂塗りこみに入ります

 

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  本日ココまで

 

9年前の製作日記


 
 
 
 
 
 9年前の製作日記です 工場も守口市に有りました

従業員も無くワタシ1人で気楽に製作してました

2004年4月

今朝早くからクマさんの造形看板のスケッチを書いています
施主さん(西欧風居酒屋)の条件は入口上に取付け 上半身 サーフボード 及び店名を入れること 高さ1m以下 です
下記のスケッチでこれから打ち合わせます
okが出れば次に粘土でミニチュアを作ります
22.jpg

 

 

スケッチから粘土である程度の形にします
これをベースに本番の形を決めます
1回ではたいてい決まりません
この粘土の原型は実際製品を作る時の寸法取りに使います
そのためあまり正確には作りません
立体の為 採寸は正確に出来ないからです
次の行程はこれから作る製品の原型を作ります
原型には スチロール 金網 粘土その他色々あります

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今日は発砲スチロールを削って原型を作りました
ナイフ等で荒削りし ペーパーやすり等で形を整えました
今回ははじめての報告なので製作順序だけにしておきます

今後はスチロールの簡単な削り方 道具 その他技術的な事を
順を追って詳しく説明させていただきます
ご質問などございましたら 掲示板等でお尋ね下さい

 

26.jpeg

 

 

今日の作業はスチロールの上に樹脂を塗り重ねていきます
写真に有るようにガラスの繊維で出来たマットにローラーで樹脂を染み込ませていきます
スチロールの段階で幾等細かく細工しても樹脂を塗り重ねていくとほとんど細部は埋まってしまいます
細部はパテなどを利用して再現します
雌型などで製作すると後のパテ処理はいりません
詳しくは後日順を追って説明致します今回は手順まで

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2004/0428(水) 塗装
 

今日は塗装をしました
塗装前にサーフェイサーで下地処理を施それからウレタンを吹き付けます
何色か有る時は乾いてからマスキングしそれから次の色を乗せます
最後にクリヤーでコーティングします
リアルさを出すときはエアーブラシを使いはす

 

28.jpeg

 

 

やっと仕上がりました
サーフィンとくまは塗装後接着しました
この後お客さんのご要望で 目と鼻を一回り大きくしました
撮り付け写真は後日載せます 

 

 
 
サーフィン.jpg

 

 

 

道頓堀巨大立体看板巡り

新着情報に書いていますように いつもの無料造形教室を改め新企画を立てました

下記の要領で行います

ふるってご参加下さい

 

 

 

 

 

 

教室.jpg

 

今回は有料ですご注意ください

先着順です

3名以下の場合中止いたします

締め切り 7月22日まで

担当  中村雅英