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★Q&A★ 3Dデータは必要ですか?

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まいど、ポップ工芸です。

 

お客様から聞かれるご質問にお答えするQ&Aコーナーを始めました!

今日は最近とても増えてきたこのご質問「3Dデータは必要ですか?」に回答させていただきます。

 

結論から先に申し上げますと、回答は不要です!

理由は、職人による手彫りだからです!

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こうしてナイフで削り、ペーパーで整えるのです。

 

3Dデータがあれば形状が分かりやすくとても助かるという程度です。

そもそも3Dデータなんてものが普及してきたのはここ最近のことで、ずっとデータなしでやってきてますのでね。

 

でもこれがポップ工芸の立体看板の安さの秘密なんですよ!

昔は超高額だった3Dプリンターも今や小型のものであればご家庭でも買えるような価格になってきました。3Dの切削機を使って造形をする造形屋さんも増えてきました。

 

ただどれだけいいマシンをもっていたって、結局は3Dデータがないと動きません。造形屋さんで3Dデータから作ってくれるところありますよ。

でもデータ作りも結構大変なんです。コストがかかるんです。

 

3Dデータ作るのと同じくらいの速さで、ポップ工芸の職人たちは手彫りで造形しちゃいます!

マシン側はようやく作成したデータを基に原型彫りがスタート。彫り上がったらそれで完成ではありません。なぜならマシンの性能がまだまだ低いから。現状手彫りに匹敵するくらいに細かい造形は出来ません。マシンが原型を掘り出した後に、人の手で修正が必要です。

そんなことしている間にもポップ工芸の職人さんたちは次の工程に取り掛かっていますよ。

まぁ億単位のマシン買えば大丈夫でしょうけど、造形屋でそんなマシン入れたらそれこそ投資回収のために価格がつり上がるでしょうね。

 

ということで、「3Dデータは必要ですか?」に対する答えは、「不要!」でございます!

リアルマグロ  <過去日記リバイバル編>

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まいどポップ工芸です。

 

今も現在進行形でいろいろ作ってるのですが、まだ途中なので過去の日記リバイバル編いっときます。

 

今日はマグロです。

マグロいままで何体作ってきたでしょうか。

大きい物は築地のマグロで10m越え。リアル物からちょっとデフォルメしたものまで。

今も倉庫にはマグロが眠っているくらい作りまくってきました。

ちなみに型があるので180cmまでのマグロでしたら格安でおつくりしますよ!

 

では本編スタート!

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

2006/05/22(月) マグロ

まぐろの原形スチロールの削りだし

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2006/05/23(火) マグロ

ワイド180cm。
ヒレなどは別に作って後付けです。
この上にFRP積層しますので細かい細工は不要です。

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2006/05/24(水) 
FRP積層。 2プライ(2回FRPを塗り重ねるということ。回数が多いほど強度が増します)

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2006/05/25(木) 
FRP積層後のパテ処理

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2006/05/29(月) 
全体をサーフェイサーで吹きつけしています。
原形をパテやペーパー磨きなどしているので肌そろえの意味も加えてサーフェイサーを吹いています。

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2006/05/30(火) 
ウレタン塗装仕上げ。
エアーブラシでぼかし。

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2006/05/31(水) 
クリヤーをかけて終了。
裏面に取り付けようボルトを仕込んでます。

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

イイ感じのマグロです!

冒頭で申し上げましたが大事なことなのでもう一度お伝えしますが、マグロの型があるので格安で作れます!

誰かマグロ注文してくれい!!

 

 

 

 

 

 

かわいいクマの店頭看板  <過去日記リバイバル編>

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まいどポップ工芸です。

弊社のホームページは過去何度かリニューアルされ、その都度消えていってしまった製作日記ブログがあります。

 

大昔の作品になり、今より技術も材料もなかった時代ですが、とても可愛らしい作品がいっぱい。

今の作品はそれなりの設備が必要なことがほとんどですが、この時代の作品だったらご家庭でDIYでも作れるものもあるなぁと。

 

このまま忘れさられていくのはもったいないので、リバイバル集ということ過去のブログを復活させていきたいと思います。改行、句読点など見やすさは改変していきますが、基本は昔のブログをそのままコピペです。(手抜きじゃないです!!)

写真も今みたいに高画質ではないので見にくいところもあるかもしれませんがあしからず。

 

リバイバル編の一発目はサーフボードを持ったかわいいクマの立体店頭看板。

でははじまりはじまり。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2004/04/22(木) クマの看板 スケッチ

今朝早くからクマさんの造形看板のスケッチを書いています。
施主さん(西欧風居酒屋)の条件は、入口上に取付け、上半身、サーフボード、及び店名を入れること、そして高さ1m以下、です
下記のスケッチでこれから打ち合わせます。
okが出れば次に粘土でミニチュアを作ります。

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2004/04/23(金) 粘土ミニチュア

スケッチから粘土である程度の形にします。
これをベースに本番の形を決めます。
1回ではたいてい決まりません。
この粘土の原型は実際製品を作る時の寸法取りに使います。
そのためあまり正確には作りません。
立体の為、採寸は正確に出来ないからです。
次の行程はこれから作る製品の原型を作ります。
原型には、スチロール、金網、粘土その他色々あります。

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2004/04/26(月) スチロール加工
今日は発砲スチロールを削って原型を作りました。
ナイフ等で荒削りし ペーパーやすり等で形を整えました。
今回ははじめての報告なので製作順序だけにしておきます。今後はスチロールの簡単な削り方、道具、その他技術的な事を順を追って詳しく説明させていただきます。
ご質問などございましたら、掲示板等でお尋ね下さい。(※2020年現在はこの掲示板はありませんが、質問ありましたらお電話でもメールでもお気軽にどうぞ)

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2004/04/27(火) FRP塗りこみ
今日の作業はスチロールの上に樹脂を塗り重ねていきます。
写真に有るようにガラスの繊維で出来たマットにローラーで樹脂を染み込ませていきます。
スチロールの段階で幾等細かく細工しても樹脂を塗り重ねていくとほとんど細部は埋まってしまいます。
細部はパテなどを利用して再現します。
雌型などで製作すると後のパテ処理はいりません。
詳しくは後日順を追って説明致します今回は手順まで。

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2004/04/28(水) 塗装
今日は塗装をしました。
塗装前にサーフェイサーで下地処理を施それからウレタンを吹き付けます。
何色か有る時は乾いてからマスキングしそれから次の色を乗せます。
最後にクリヤーでコーティングします。
リアルさを出すときはエアーブラシを使います。

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2004/04/30(金) くま完成
やっと仕上がりました。
サーフボードとくまは塗装後接着しました。
この後お客さんのご要望で、目と鼻を一回り大きくしました。
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

このクマ可愛いですね~。

驚くのが製作日数がたった5日ということ。確かに今と比べて多少粗削りなところはありますが、店頭看板としては本当に全く申し分ないレベル。ポップ工芸の全資産をかけてもいい(ほとんどないけど)、99%のお客様は喜んでくれる。

 

この頃に比べて、同業者の数も増えました。それにつれてクオリティもどんどん上がっています。

一方でお値段もそれ以上にどんどん上がっています。

正直いって、この用途にこんなクオリティ不要じゃないか??って思う事がたくさん。そして同時に価格を聞いて高いなぁと諦められるお客様も多い。

 

安かろう悪かろうを目指すという意味では無く、商品には適切な価格と適切な質が必要なんです。

こんな当たり前のことを今のこの造形看板業界は忘れているような気がします。

 

ということで(どういうことで?)、リバイバル編、クマさん製作日記でしたー。

 

等身大の和牛製作 特別編! 原型製作動画

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和牛の発泡スチロール削り出しを動画で纏めました!

下のポップ工芸のインスタグラムで見れます!

他にもいろいろと写真を載せてますので良ければ是非フォローお願いします!

 

 

 

 

 

 

等身大の和牛製作 DAY15 完成

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まいどポップ工芸です。

 

 

タイトルでネタバレしてますが、ついに完成しました。

一応昨日までの振り返りをすると、IMG_6529

目の塗装が乾かずマスキング出来ず、顔の一部が塗装できずにいました。

 

しっかり乾ききったので、顔の塗装を終えました。IMG_6530

 

 

一通り塗装は終えましたが、このままでは黒光りした牛になっているので、マットでテカりをなくしていきます。

全てのテカりを無くすのではなく、ツノや蹄、そして目などは半ツヤにしたり、逆にピカピカにしたりと、色々考えて行います。

 

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一度目のマット後。

 

色保護もかねて2回目のマットを吹きます。

 

そして2回目の加工が終わり完成!っと思ったら、顔の表面に小さなぷつぷつが無数に。

原因が分からない。マット加工まで済んだのに、もう一度削って塗装し直す。

それでも治らない。。。

 

 

なんだこのぷつぷつは。。。

こういう時は塗装一筋で生計をたてている、塗装スペシャリストの知人に電話で聞いてみました。

すると一発で理由が分かりました。

その理由は、暑すぎること。

塗料の薄め液のシンナーが暑すぎて沸騰して気化してしまっているんだとか。

 

確かに連日35度を超える猛暑。

弊社の工場も場所によっては全然空調が効かず30度を超えてくるところも。。

 

ということで、弊社工場で最も空調の効く特等席に牛さんを移動して再塗装しようやく完成しました。

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ということで等身大の黒毛和牛の完成です!

等身大の和牛製作 DAY14

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こんにちは、ポップ工芸です。

 

作業開始14日目、いよいよ大詰め、塗装に入ります。

昨日は全体にサーフェーサーを吹いたところまででした。

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こんな感じでした。

 

 

 

塗装はマスキングしやすいように小さい部分から。

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目やツノの下地。

 

 

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足の蹄。

なんだかギャルみたいな牛になりました。

 

 

 

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重ね塗りや筆を使って表面の味付けをしながら蹄やツノを仕上げます。

 

 

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そして体を一気に塗装。

 

と思ったら目が乾かず、マスキングできず。やむなしで目が乾くまで放置することになり本日はおしまい。

 

本当は今日塗装完成するはずだったのだが、、。

 

つづく

 

 

等身大の和牛製作 DAY13

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まいどポップ工芸です。

 

昨日までで細部も完成し、全体にサーフェーサーを吹いていました。

真っ白な黒毛和牛が出来上がりました。

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が、、、、

 

社長のチェックで、お目目がボツになりました。

瞼が不自然で、目の上が盛り上がりすぎているのも不自然と。

 

ふだんはのほほんとしている社長ですが、ちゃんとチェックしています。

そして指摘がはいると、言われてみれば確かになぁというものばかり。

やはり元テレビチャンピオンです。

 

 

せっかく時間をかけて作り上げたお目目を一からやり直し。

さくっとやり直しと口では言うが、作る方はそれこそ一日仕事。

大変だけど、いいもの作るには仕方ない。

妥協せずに真心こめて一体一体製作させて頂いております。

 

 

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上の写真と比べて、大きな変化ではないですが、変わったの分かりますかね。

 

目を修正しつつ、全身の傷や穴などを綺麗にしていきます。

サーフェーサーを吹くと粗が浮き出てきてよく見えるのです。

 

全て綺麗にしたら2回目のサーフェーサーを吹きます。

なんで2回も吹くのかというと、サーフェーサーにはいろんな意味があるのです。

まずは上で書いたように粗が浮き出て目立つので修正しやすい。

研磨がしやすいので、修正が簡単。

また塗装の下地になります。白で統一することで真っ白なキャンバスとなり、塗装における色ムラがなくなります。

 

そして今回最も大切なサーフェーサー2回目の意味が、表面の表情を付けること。

牛の体は毛なので、本当にリアルを追求すると毛並みも再現しますが、ご予算がとんでもない料金になります。

超リアルを追求することに意味がある用途でしたらいいですが、基本看板というのはそういう性質のものではありませんし、予算も限られています。

 

表面ガタガタだったらもちろんダメですが、牛さんなので表面がツルっツルでもおかしいでしょう。

その中間の丁度いい感じの表面をサーフェーサーの吹き付けで作り出します。

 

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イイ感じの表面になってます。

 

今日はサーフェーサーを乾燥させないといけないのでこれで終了。

 

 

つづく

 

等身大の和牛製作 DAY12

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まいどポップ工芸です。

 

もう製作開始より12日たっています。

12日はカレンダーベースではなくあくまで製作実日数です。

なのでもう2週間以上になります。

 

さて11日めはこんな感じで終わっていました。

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目を綺麗に作り込んでいました。

 

 

 

はたから見ると綺麗に見えますが、職人さん的にはまだまだ。

ということで目をさらに作り込む。

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製作している職人さん的にいい出来になったようなので、

エアブラシで全体にサーフェーサーを塗る。

 

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サーフェーサー吹いたら真っ白な牛が出来上がり。

 

 

乾くまで時間がかかるので今日はこれでおしまい。

 

 

つづく

 

 

 

 

等身大の和牛製作 DAY10

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まいどポップ工芸です。

 

和牛製作の続きです。

 

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昨日はこんな感じで終わっていました。

 

筆者≠製作者なので、今日は何の作業をするのかは実は全く分かりません(笑)

 

見ていたら顔の細部を製作していました。

上の写真を見てわかるように、顔はかなりのっぺりしています。これは発泡スチロールだとボロボロかけて細かい表現に限界があります。それに頑張って削り出したところでFRPを巻いて、表面加工してとやっていると、結局埋まってしまいます。

なのでこういう細かい所は後からパテなどで再現するのです。

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こうやってパテを粘土のように使います。

 

 

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左右のバランスとりながらすこしづつ。

 

 

 

髪の毛も少しキュートに作り上げていきます。

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パテは紙粘土のように固まるので固まったら研磨して綺麗にしてと。

 

筆者は用事があったので途中で工場を後にしたのですが、製作者は頑張って目を作り込んでくれているはずなので、朝一でお目目を確認したところ、、、

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失敗しちゃったようです(笑)

今顔の造形を担当してくれている製作者はこの4月に入ったばかりなのでそれも仕方ない。

学校を卒業して即一発でうまく作れることなんてないので、これも勉強勉強。

 

普通だったら失敗したところはブログに載らないですが、今回は毎日の進捗をありのままに載せる企画なのでこういう失敗も隠さずお見せしますよー。

 

ということでつづく

 

 

 

等身大の和牛製作 DAY11

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まいどポップ工芸です。

 

黒毛和牛製作の続きです。

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昨日までは目を頑張って作っていましたが、巧く出来なかったところまででした。

 

 

 

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綺麗に修正していきます。

 

目だけじゃないです、尻尾も綺麗にしていきます。

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大きな毛束の流れに細かい毛の流れも再現。

 

 

 

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イイ感じの目になってきたところで本日はおしまい。

 

 

つづく

等身大の和牛製作 DAY9

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こんにちは、ポップ工芸です。

 

和牛製作の続きです。

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昨日は足の金具を取り付けて終わってましたね。

 

今日は表面加工の続きです。

正直見ていてもあまり変化ないので全然面白くないです(笑)とくに写真で見てても本当に分からないと思います(笑)

 

だからこのブログをわざわざ見て下さってる人には大変申し訳ない(笑)

 

読者が逃げないように改めて今回のブログの趣旨をおさらい。

今までは一つの作品、もしくは一つの工程ごとに一つの記事を上げていましたが、これだとどの工程にどれだけ時間がかかって、一日にどれくらい進捗するのか分からない。

なので今回は毎日の進捗を載せてみようという新企画。

 

今回の表面加工なんて見てて本当に面白くもなんともないので、普段のブログだったら一瞬ですっ飛ばされます。でも実はこれが一番時間が掛かったりすることもあるんです。

そういうリアルな現場をお伝えできればというのがこの企画の狙いでございます!

 

表面加工という工程、製作している本人が一番つまらないと思っています!

是非読者の皆様もこの作業つまらんなと思いながら読んでくださいませ!

 

 

 

 

さてさて昨日カチコチに固めた足にもパテをして表面をきれいにしていきます。

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蹄は爪の盾筋をこの段階で多少本物より深めに作っておきます。これが後でイイ感じに効いてきます。

 

 

ひっくり返して、背中も綺麗にパテ埋め。

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そして本日の作業は終了。

 

ね、見てても面白くないでしょう(笑)

 

つづく

 

 

等身大の和牛製作 DAY8

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まいど、造形看板、立体看板、オブジェを手掛けるポップ工芸ですー。

 

なんやこの説明と思われますが、最近HPのアクセスが減ってきていて、業者の人にちゃんとブログの中に、キーワード入れておきなさいと言われ、無理やり突っ込みました。

 

 

ということで造形看板、等身大の和牛製作の8日目です。

 

 

7日目はFRP加工までを終えたところです。

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FRPの加工が終わったら、表面を綺麗に加工していきます。

FRPってガラスなので、ローラーで塗りつけただけでは表面がガッタガタ。ガラスなのでそれで手を切ってしまうこともあるくらいにガッタガタ。

アップするとこんな表面です。

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汚い肌してるでしょう。これをツルツル卵肌になるようにきれいにしていきます。

研磨して綺麗にしようと普通は思うでしょうが、FRPはただのガラスではなく強化ガラス。削ろうとしてもなかなか削れません。

なので、簡単に削れるサーフェーサーを塗り込んでいきます。

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白いのがサーフェーサー。

サーフェーサーを塗り込んだら、あとはひたすら研磨。

つるつるになるまで研磨。

もう根性で研磨。

 

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するとこんな感じに見た目にもツルツル肌に生まれ変わります。

 

正直この作業は時間もかかるし手間もかかる。

そして簡単そうに見えて技術もいる。へたくそがやると、研磨しなくていい所を研磨してへこましたり、逆に無駄にサーフェーサーを盛り過ぎてしまったりしてしまう。

お見積りをするときに表面加工代という項目があります。ここの金額がかなり大きく、この工程が大変なんてやったことない人にはわからないものだから、なんで表面加工代ってこんなにするの?と聞かれることがあります。

やってみれば分かりますよ!

 

そして今日はもう一つ工程があります。

取り付け用の金具付けです。造形物を設置する際に必要な金具を造形物内に埋めます。

取り付ける場所や、造形物の形や大きさ重さによって金具の付け方も様々。

このあたりは経験で学ぶしかない。

 

今回は4本足の牛が地面に置かれるだけなので簡単。

この写真のように足に鉄板を地面に平行に取り付けるだけ。そもそも固定しなくてもちゃんと自立するので大そうな金具なんて不要。

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ついでに、ちょっと足の部分のFRPが足りない感じがしたので厚くもって保険かけておきました。

 

そんなところで本日の作業はおしまい。

ということでつづく

 

等身大の和牛製作 DAY7

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まいどです。

 

Day6までで原型が完成しました。

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こんな感じです。

 

 

原型が終わると、FRP加工に入ります。

FRP加工とは、表面を強化ガラスでカッチカチにすることです。

発泡スチロールの軟な体を鋼鉄の鎧のようにしちゃうわけです。

 

ガラス繊維を特殊な樹脂でスチールの表面に塗っていきます。

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少しづつローラーや刷毛を使って塗っていき、

 

 

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丸一日かけて、全身にFRPが塗られました。

乾燥させて乾かす必要もあるので、次の作業にいきたいですが、今日はここまで

 

ガラス繊維ってチクチクするし、樹脂はべたべたするし、薬剤の臭いが強烈だしで、結構つらいし、何より面白くもない作業ですが、このおかげで強く壊れないオブジェが出来上がるのです。

 

つづく。

 

等身大の和牛製作 DAY6

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まいどポップ工芸です。

 

現在製作している立体オブジェは等身大の和牛。

 

5日目までの進捗はこんな感じ。

5日目3

もうほとんど完成に近いですが、ここから細部の細部まで作り込みます。

この作り込み次第で出来上がりが大きく変わります。

が、一工程一工程ずつ写真で見ても変化が分かりづらいので、一気にここで完成版をお見せします。

というのも6日目の今日で原型が完成しちゃったので。

 

まずは横から。

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筋肉の感じだとかがとてもリアル。

 

 

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お尻の感じもイイ感じです。

 

 

 

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顔から体にかけての首の感じがとても自然です。

 

 

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顔は発泡スチロールだけでは表現に限界があるので、この後の工程でパテを使ってリアルに仕上げていきますが、原型段階でもここまで仕上げます。

 

ということで6日間で原型完了です。

お客様にも一発で原型チェックOKでした。

 

 

この後はFRP加工に入りますが、今日はここで作業終了。

 

つづく

 

等身大の和牛製作 DAY5

5日目3

まいどポップ工芸です。

 

等身大和牛の立体看板製作の続きです。

 

4日目

4日目はこんな感じでした。

 

まだ足がポリゴン風なので作り込んでいきます。同時に全体バランスを見ながら体も整えていきます。

5日目

ここまで出来ました。上の写真と見比べると大きく変わってるでしょう。

ちょっと作りにくいので反転。

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エエ感じになってきました。

 

5日目3

尻尾も作って5日目でここまでできました。

つづく

等身大の和牛製作 DAY4

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まいどポップ工芸です。

 

お盆休みで更新止まっていましたので、数日分いっきに更新します。

現在製作している立体オブジェは等身大の和牛で、最初の発泡スチロールからの原型削り出しの工程です。

3日目まででこんな感じになっていました。

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全体的な形は出来てますが、細部がまだまだ出来てません。

 

ここから細部を作り込んでいきます。

 

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顔が少しづつ出来てきました。ブロックみたいな耳でしたが、今は曲線になっています。

 

細部を作り込んでいくと全体的なバランスがより見えていきます。

今回は体が妙に太く、大きすぎるので少しづつバランス見ながら削っていきます。

 

写真では分かりずらいですが、ずいぶんとシャープになりました。

4日目

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

等身大の和牛製作 DAY3 

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まいどポップ工芸です。

 

牛製作3日目です。

 

これが2日目終了の段階。

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ポリゴン風だった表面を滑らかに削っていってる途中ですね。

 

 

 

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耳の大きさ等々も調整しつつ、ある程度表面がきれいになってきました。

 

 

 

 

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背中も綺麗にしていきましょうか。

大きい、天井にあたりそう。

 

 

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お腹も綺麗にしていきましょうか。

ついでに足も左右を切り離していきます。

 

 

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こんな感じになりました。

 

3日目はこれで終了。

 

つづく。

 

等身大の和牛製作 DAY2 

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こんにちは、ポップ工芸です。

 

今日は原型彫り、昨日の続きです。

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昨日と同じなので書く事ないですが、まだ粗削りの段階です。。

ある程度体が牛っぽくなってきたので顔を削っていきます。

 

横から見れば輪郭取ってるのでまぁ牛ですが、

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前からだとまだまだ何か分からない状態。

 

 

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顔を少しづ作っていきます。

 

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こんな感じになりました。

粗いですが、これなら牛ってわかるレベルまできましたね。

 

表面がナイフで切られたポリゴンみたいなカクカクなので、粗目の金たわしで少し磨きます。

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こんな感じになりました。

 

ここでDay2終了です。

 

つづく

等身大の和牛製作 DAY1

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まいどポップ工芸です。

 

製作日記を書いていて思ったのが、製作工程別で記事を書いているから、実際に一日でどれだけ進んだのかが分からないんじゃないかと。

 

ということで新企画『1日ごとの製作を追ってみよう』です。

 

丁度今は等身大黒毛和牛を製作中なので、これを順を追って作っていきます。

他の案件の兼ね合いやらで、一日に割ける時間や人数が均等ではないので全く同じ案件でも進み具合って全然違うんですがね。

今回は人員の都合と納期の都合で、元弊社の社員で、造形看板界におけるレオナルドダビンチこと水内さんにヘルプで応援に来てもらいました。

なぜ水内さんがレオナルドダビンチなのか。

それはレオナルドダビンチかミケランジェロか、だれか忘れましたが(笑)、その当時の超偉大な彫刻家の名言があります。複雑な彫刻を彫るのは難しくないのか?という質問をうけた返答です。

彫刻の材料となる大きなただの石の塊を見ながら『簡単だ。なぜならこの石の中には美しい像が既に存在している。私はただその像の形に添って削っているだけだ。』

カッコイイですね。

水内さんも造形彫るときはこんな感じなんですよ。

本人は否定しますけど、そうとしか思えないんです。

なにせ彫るスピードがまず半端なく早い。そして何より下書きをしない。普通下書きをしなかったら削れませんよ。

これは石の中に美しい像が見える人にしか絶対できっこない。

 

(((注記))))正直記憶がとても売る覚えで、この名言ですが、どの彫刻家が言ってたのか、本当にこういう事言ってたのか、あんまり覚えていません(笑) めっちゃ適当に書いてますので、誰かにここで書いたこと言わないようにね(笑)

 

 

 

ということで和牛製作Day1、レオナルド水内氏による原型製作です。

 

まずは紙に大まかな輪郭を描きます。

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手で描いているように見えますが、今回は牛さんのデータがあるので、機械で下書きはされています。ただ薄すぎて見えないのでマジックでなぞってます。

 

それを発泡スチロールにくっ付けて、熱線で切り抜くと、

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横から見たらもう牛です。

あくまで横からの2Dなので、左右の足はくっついてますし、前後からみたらただの四角です。

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これが後ろからみたところ。

 

ここから不要なところをガンガン削っていきます。

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大きく削るときは熱線でカットするのが簡単で楽。

 

 

 

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15分くらいでこうなりました。

 

 

そして、、、レオナルド水内さんはお子さんのお迎えがあると言って帰ってしまいました(笑)

めちゃくちゃ厳しめの納期をお願いしているんですが、余裕なんでしょうね。流石造形看板界のレオナルドダビンチです。

 

 

というわけで一日目は終了です。

 

つづく

 

 

 

ゴリラフィギアの製作! 

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こんにちは、ポップ工芸です。

 

今日からゴリラフィギアの製作日記です。

つくるのはこちらのゴリラ。

 

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マルコォポーロ様の企業キャラクターです。

 

もらった資料はこれだけ。

横からや後ろからのイラストなんてありません。

横や後ろはあくまで想像しながら製作するのです。

 

これが結構難しいと言いますか、人それぞれで正解がありません。

例えばこのキャラクターの足に注目してほしいのですが、この絵をそのまま3Dにしてしまうと、左右の足が真横に一直線に並んだ、超不自然な足になります。

なので不自然にならない様に、足の向きの角度を内向きにずらしていく必要があります。

このずらす角度は正解なんてありません。職人がいい意味で適当に自然になるように調整するので、作る人によって違うものが出来上がるわけです。

 

それ以外にも2Dを3Dにするにあたりいろんな調整が必要になり、それが職人の技術や感性で出来上がりに差が出てくるのです。

今回はお客様がまずは紙粘土でサンプルをとのことだったので、サンプル製作したのですが、出来上がりを楽しんで頂くためにあえてサンプルはここでは紹介せず、さっそく原型からすすめていきます。

 

まずはおおまかな輪郭を熱線で抜き出したら、一気に彫り始めます。

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今回担当してもらうのが、この矢野さん。

4月に入社したばかりとは思えないスピードでどんどん彫っていってくれます。

 

 

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時々失敗して、やり直したりしていましたが、ちょっと目を離した間にここまで出来ていました。

 

 

順調に見えましたが、ここからかなり苦戦したようです。

腕の角度や帽子のツバの大きさ、色々と不自然な所が出て来て、そこから悪戦苦闘していましたが、ここまで出来上がりました。

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小物も製作してだいたい完成しました。

ここから細部を作り込んで整えていきます。

そしてとても上手な原型が出来上がったのですが、完成形の写真撮るの忘れていました(笑)

ただ原型が完成した時に、依頼主の社長様自ら工場まで来社くださり、じきじきにチェック頂いたところ、とても感動して喜んでくれました。

制作者の矢野さんにオリジナルワインまでプレゼントしてくれました。

 

喜んで頂けると作り甲斐がありますね!(僕が作ったんじゃないですけど)

 

 

この後は、FRP加工、パテ埋めと進んでいきますが、全く写真撮ってません (笑)

そして塗装。

 

塗装の順番は、基本はマスキングしやすい順。

つまり面積の小さいようなところから塗っていきます。

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今回だったら、目とか鼻とか口とか服のボタンだとか。

 

 

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塗ったらこうしてマスキング。またの間とか大変そうです。

 

 

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マスキングしたら塗装。

そしたらまたマスキング、とそれを永遠に繰り返す。

だから色数が多いと大変でお値段も高くなる。

 

 

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顔のマスキングが完了すると犯罪者にしか見えません。

 

綺麗にマスキングを剥がして、マスキングからはみ出してしまった塗装の跡などを筆できれいにすると、

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完成です。

 

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無事お取付けも完了しました。

遠くからでも目立っていい看板です。

 

入って数ヵ月の新人の子が仕上げたとは思えない仕上がりです。

施主様からもわざわざお電話でお礼のお言葉を頂戴しました。

制作者としてこれより嬉しいことはないですね!(僕が作ったんじゃないですけど)

 

 

丹波篠山の巨大イノシシ! その7 完成編

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まいどポップ工芸です。

 

ようやくイノシシの製作日記の最終回です。

 

前回までで工場における作業は全部終了しています。

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こんな感じです。

 

 

今日はこの子を工場から送り出して、現地で左右の顔を引っ付けるという最後のお仕事です。

 

片方の顔だけで300kgくらいあるので、ただただ工場から送り出すだけでもとても大変でした。

 

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工場からアンパンマン号のように出庫。

 

 

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3mを超える顔面が浮かんでる姿は本当に目立つ。

 

 

 

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そして頭側を下にしてトラックへ。

 

 

写真だけ見てると超簡単そうですが、実際は両顔を終えるのに4時間くらいかかりました。

ここから車に揺られ、到着したのは兵庫県の丹波篠山。

今回のお客様は篠山観光ホテル様。ホテルのURLはこちら

こちらの篠山観光ホテルではレストランもあり、ぼたん鍋がとても美味しいのは当然ながら見事な日本家屋と日本庭園を堪能できます!!

さて、こちらのホテルの真ん前にイノシシを設置します。

 

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運ばれてきたイノシシの荷卸し。

 

大きすぎて2分割で運ばれてきたので、このままでは顔が左右に分かれたままなので、まずは引っ付けます。

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コーキングで引っ付けられたイノシシ。

 

 

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このままでは術後の後が痛々しいので、このコーキングに塗装をしていきます。このままでは術後の後が痛々しいので、このコーキングに塗装をしていきます。

 

塗装が完成したら運び出し。

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作業をしていた駐車場からひょっこり見えるイノシシの頭。個人的にはこのままの方が目立つんじゃないかなと思う。

 

 

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こうしてクレーンで設置場所へ。

 

 

 

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金具を取付けて、

 

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完成です!!

 

こちらの巨大イノシシは、丹波篠山の篠山観光ホテルで見る事ができます!

気になる方は篠山観光ホテルでググってください!

 

では一旦イノシシ終了です。

丹波篠山の巨大イノシシ! その6 表面コーティング編

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まいどです。

 

いよいよイノシシ製作の最後です、と言ってましたが、今日は最後から一つ手前です。

本当に次の回で最後にします。

 

前回は塗装まで終わりました。

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こんな感じです。

 

最後に行うのは表面のコーティングです。

これにより塗装を剥げにくくし、そして艶あり艶消しの調整も行います。

目の塗装編で既に目はやってますが、目は艶ありのクリアというコーティングをしてます。

体はツヤツヤしていたらおかしいので、逆につや消しをしていきます。

スプレーガンで艶消し用のコーティング剤を吹きかけていきます。

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こちらはまだ艶消し前。

ちょっとテカってる感じしませんか?光の反射が強い所見てもらったら分かりやすいかもです。

 

 

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こっちが艶消し後。光沢が全くもってなくなりました。

 

 

表面がかわいて、目のマスキングを剥がすと、一旦完成。

 

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かっこよくできました。

 

施工主様にも一発で合格がもらえました。

 

左右の顔を並べるとこんな感じです。

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めちゃくちゃ大きい。

 

よく見ると左右の顔の間に隙間が見えると思います。

イノシシが巨大すぎてトラックで運べないのであえて2分割にしてます。

これを現地で引っ付けるという作業を行います。

どうやってくっつけるのか?それは次回の最終回で!

 

つづく

宝の山

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まいど、ポップ工芸です。

 

 

工場の大掃除をしていたら、とても大きいダンボールが倉庫の奥底に眠っていて、何が入っているんだろうと、蓋を開けてみると、、、

 

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せんとくんの死骸が。。。。

ツノが折れ、手足がもげて悲惨なせんとくん達が大量に。。。。

 

 

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少し横の箱にはせんとくんのツノや足の残骸がありました。

 

それにしても大量です。

何匹いるんだろうと並べてみたら、13匹+上半面がないのが2匹もいました。

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並べたらめちゃくちゃキモイです。

 

ずっと工場においていたらどんどんツノが伸びてきそうなので、欲しい人はご来社ください。一人一つづつ差し上げます。

弊社工場の倉庫はこんなふうに色んなキャラクターが眠ってます。中には超人気キャラなんかもいたり。

弊社の工場は宝の山です。

 

 

そうそう、せんとくん、これで全部だろうと思ってたのですが、今日さらに3匹別の場所から出現しました。

たぶんまだいます。

 

 

丹波篠山の巨大イノシシ! その5 塗装編のつづき

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まいどです。

 

お目目の塗装が終わりました。

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こんな感じでしたね。

 

今日は体を塗装していくのでこのお目目にマスキングをして隠します。

イノシシの体の塗装は複雑じゃないので本当に一瞬で終わります。

 

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全身を茶色でサクッと塗ります。

 

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鼻はちょっと色を変えます。

 

 

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牙もいい感じに塗装します。

 

 

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毛と毛の間にちょっと濃いめの茶色を重ねたら出来上がり。

面積は大きいけど目より断然楽。

 

次はいよいよ完成編です。

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その4 塗装-みんな大好き目の塗装の仕方編

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まいどです。

 

イノシシ編も大詰めです。

前回は表面加工までやりました。

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こんな感じで毛並みが出来たわけです。

 

今日はこいつに色を塗っていきます。

色の塗り分けが必要な時は、マスキングをして塗装しない部分を隠す必要があります。

大きい部分をマスキングするのは大変なので、基本は小さく細かいところから塗っていきます。

ということで、目から塗ります。

 

 

目の塗り方は超簡単です。

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まずは下地の真っ白。

 

 

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続いて黄色。

 

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虹彩をちょちょっと書き込んで。

 

IMG_6252血管描いてみちゃったり。

 

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エエ感じに色を重ねて。

 

 

 

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こうなる。ね、簡単でしょう。

 

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そろそろ瞳も黒く塗っちゃいましょう。

 

 

目の周りも同じように黒く塗ったら、

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目頭あたりは充血させてみる。

 

 

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白目にも血管なんて入れてみたりして最後まで凝ってみる。

 

 

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そうして塗装完成。ね、簡単でしょう。

 

 

でもこのままだと乾燥お目目になるので、クリアを分厚く吹きかけてウルウルお目目にさせます。

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はい、完成。

 

つづく

 

丹波篠山の巨大イノシシ その3 表面加工編

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まいどです。

 

前回はイノシシをFRP加工するところまででした。

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ここから表面加工にはいります。

FRP加工を施しただけでは表面はガタガタしていて粗があります。表面加工とは、それを研磨やパテなどで綺麗にしていくこと。

なんですが、今回はあえてそれをせず、もうひと手間かけて表面に細かい毛並みを造っていきます。

 

 

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樹脂を混ぜた特殊な泥を、竹串を使って表面に毛並みを再現していきます。

毛の流れを考えて一つ一つ丁寧に。

本来はそんなに大変な作業ではないものの、なにせ3mを超す巨体なので非常に手間がかかりました。

 

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そして細かい毛並みまでが綺麗に再現されたイノシシになりました。

だんだんとリアルになってきましたねー。

 

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その2 FRP加工編

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まいどです。

 

前回のイノシシの続きです。

 

前回はイノシシの原型製作まで完了しています。

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こんな感じで仕上がっています。

 

原型が出来上がると次に行うのが、FRP加工です。

どれだけカッコよく出来上がっても所詮は発泡スチロール。これだとボロボロと欠けて壊れてしまいます。

そこで行うのがFRP加工。

FRPは特殊な樹脂にガラス繊維を混ぜたもので、表面にFRPを吹き付けていくことで軽くて超丈夫な表面になります。FRPはモーターボートなんかに使われたりもするので、その丈夫さは折り紙つき。

 

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これがガラス繊維。

繊維状になっているのでウールのような感じですが、やっぱりガラスなのでこいつが肌に触れるととてもチクチクして鬱陶しい。

 

 

 

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こいつを樹脂とまぜて表面に張り付けていきます。

 

あとはこれをひたすら繰り返し、

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全身FRP加工された、鋼鉄のような素肌をまとったイノシシが出来上がります。

 

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その1 原型製作編

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まいどです!

 

 

久しぶりの製作日記です。

 

今回ご紹介するのはイノシシ。

ただのイノシシではありません、縦、横、高さともに3mを超える超大作です。

大きすぎて工場の天井にぶつかって天井を破壊するなんてハプニングがあったりと、本当に大変でしたが、そんな巨大造形が出来上がるまでの一部始終を書いていきますよー。

 

先ずは原型製作から始まります。

原型製作とは読んで字のごとく、造形物の形を作りあげること。

何をするかと言うと、発泡スチロールをイノシシの形に削り上げていくのです。

3mを超える発泡スチロールなんてないのでまずは発泡スチロールをくっ付けて並べていきます。

大きすぎて発泡スチロールを並べていくだけでもこんな感じです。

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発泡スチロールの巨大な壁です。

これでもまだ全体の1/3もないです。

 

上で発泡スチロールと天井に挟まれている彼に、このイノシシの製作全部一人でやってね♡と頼んだら笑顔で躊躇なく了解ですと言ってくれました。頼もしい限りです。

 

 

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有る程度並べていったら、おおよその輪郭を描いていきます。

 

その輪郭のとおり熱したニクロム線でカットすると、

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横からみると輪郭だけはしっかりイノシシが浮かび上がってきます。

 

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ここまできたら後は職人の腕で形を削りだしていきます。

 

 

いのしし5半日くらいでここまでアッという間に完成しました。

 

 

 

いのしし6耳、目、毛なみなど、細部を削り出していきます。

上に乗ってる職人を見てもらえたらどれだけ大きいかわかってもらえるんじゃないかなと。

 

 

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細かすぎる毛はあえて再現せず、太い毛束で毛の流れを作ります。

 

 

そうして出来上がったのがこちらの原型。

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かっこよく出来てます!

 

つづく

 

今日はテレビ撮影

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こんにちは!

 

本日は某テレビ局のテレビ撮影がありました。

何回目でしょうこれで。

大昔に出たTVチャンピオンに始まり、隣の人間国宝、ウラマヨ、、、、と数えたらきりが有りませんが、そのおかげで弊社も少しずつ有名になりました。

ありがたいことです。

 

詳細を発表できるようになったらまた告知しますが、撮影風景の写真だけいくつか挙げておこうと思います。

 

 

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テレビクルーの到着。

弊社のオフィス、お菓子の家に荷物を置いてもらい、撮影準備。

 

 

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ピンマイクを装着する社長。

 

 

今日は一つの作品を完成させるまでの一連の製作風景を撮影。

 

まずは原型製作から。

普段は隠居モードの社長なので、普段はまったく社長の製作の様子をみることができませんが、今日は久しぶりに社長の製作を見る事ができます。

 

テレビチャンピオン、発泡スチロール王選手権優勝の技術を目の前で拝見して技術を盗むぞー!っと思ったら、

社長「矢野さん原型お願いね」

っとまさかの原型全振り。それも今年4月に入社したばかりの新人に。

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プレッシャーで押しつぶされるんじゃないかと心配して見ていましたが、こちらの心配をよそにあれよあれよという間に原型を仕上げてしまった。

社長より上手いんじゃないか。。

 

 

 

続いて塗装。

今度こそ社長の塗装テクニックが見れるぞと思ったら、

社長「清水さん塗装やっといてね」

 

任されたのは、これまた4月入社の新人さん。

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何の製作かわからないように隠してますが、とても綺麗に塗ってくれました。

はたから見ていてもわかるくらいに緊張しているのが分かりましたが、よく頑張ってくれました。

 

 

そして無事完成!社長は一切製作せずに!笑

 

こうなるとテレビ的に問題あるんじゃないかということで、急遽コンセプトをチェンジ。

「この道20年、造形看板の熟練職人の製作風景」改め、「今年4月に入社した頑張る新米職人たちの製作風景」

 

 

ということで弊社の最後の4月入社の新人である直田君にも出演してもらいました。

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製作風景の後のインタビュー風景。

直田君「道頓堀のような造形看板がいっぱいある場所を他にも作りたい。そしてそこを自分の作品で埋め尽くしたい。」

と熱く答えていました。

 

熱意とやる気に満ちた新人のインタビューの間、社長は何をしていたかというと、2階の事務所でお昼ごはん食べていました(笑)

 

そして社長の出番なく撮影終了。

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ピンマイクの装着までした社長。

一言も話さないまま終了!!!

まさかの撮影の日まで隠居モードとは!

 

 

 

一応社長の名誉の為にいうと、普段は社長が新人の教育担当をしています。社長の技術を毎日叩き込んでいます。

今日分かったことは、しっかり新人たちが育っているということ。

技術を持った職人を見つけてくるのは難しいですが、新人を育てるのはもっと難しい。

コロナで厳しい状況ですが、しっかり人には投資をしていく必要があるなと改めて思いました。

 

 

本日撮影の放送日や詳細はまた告知しますので、お楽しみに!!

ムエタイ選手ができるまで

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まいど、ポップ工芸です!

 

 

今日はムエタイの格闘家を作る方法を教えちゃいますよ。

本当に簡単に作れちゃいますよ!

 

まずは発泡スチロールにムエタイ選手の画を描きます。

そしたら熱線なんかを使って外郭を綺麗に落としていきます。

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こんな感じになります。もうムエタイ選手が見えてきましたね。

ね、簡単でしょう。

 

 

次に、ここは不要だなってところを包丁かなんかでザクザク落としていきます。

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この時点で、上手な小学生が作る工作レベルになります。

ね、簡単でしょう。

 

 

ここまできたら包丁ではなく、粗目のサンドペーパーで細部まで削っていきます。

ここ目だなとか、シワだなとか、気持ちのままに綺麗に削っていけばいいです。

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だんだんと上半身が出来てきました。

 

下半身も同じように、こんな感じかなぁと自分が思うように削っていきましょう。

リアルを追求したい人は、ズボンのシワや、筋肉のスジなんかも再現していきましょう。

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そうこうしているうちに、原型が出来上がりました!

ね、簡単でしょう。

 

発泡スチロールだけだと弱いので、樹脂とガラス繊維を混ぜたいわゆるFRP加工を施します。

FRPは本当に軽くて丈夫。モーターボートの材料なんかにも使われているくらいですからね。

する事は単純で、ガラス繊維(布きれみたいなもの)を樹脂を使って表面に付けていくだけ。

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するとこんな感じで発泡スチロール感が消え、丈夫で強いムエタイ選手が出来上がります。

 

残すは塗装だけ。

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真っ黒に塗っちゃってもいいでしょう。

 

 

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今回はこんな感じのモノクロに仕上げました。

ね、簡単でしょう。

 

個人的にべたべたとカラフルに色塗り分けするより、こういう方がセンスがあるなぁと感じるタイプでこういうの好きです。

 

自宅で簡単に発泡スチロールを削るといっても削りカスだったりでめちゃくちゃ汚れるので、これを見て家でもちょっと作ってみようかなぁと思われたよい子のみんなは、おかあさんに怒られる前に、ポップ工芸に来て作りましょう。待ってるよ!

 

では!