どもども
ゴールデンウィークもいつの間にか終わってしもた。
こんな晴天続きのGWはいつぶりやろなぁ、ごっつエエ天気で暑かった。
が、しか~し・・・・ 仕事でちた。
某国営放送局からのご依頼の物件でおじぞうさんの着ぐるみ造ってた。
まぁ頑張った甲斐あって喜んでもらえたのが救いやったけど。
そんな快晴のGW中、盛大に行われた(であろう)皆さんご存知の、某、飛脚のマークの運送会社の野球大会の入場門の上を飾る野球選手造形を紹介!
先ずは下書き
今回も例外に無く、ポーズの資料は横から見た写真一枚のみ支給。
解らない部分は自分の身体とにらめっこで妄想勝負。
描き終えたら輪郭カットして厚みが足らない部分を貼り合せ、ひたすら彫刻。
スチロールの元のブロックの厚みが40センチなので削り始める前にいかにその幅に納め、いかに動きが感じられる様に削るかが腕の見せ所。
ちなみにこの場合、よーく見たら胸から腰にかけて縦にラインがありますやろ、そこが足した部分。
たったそれだけ。
10センチほどの厚みを足したかな。
それだけの厚みを足しただけで、今にも動き出しそうに見える・・はず。 どう?
このアングルから見ても、躍動感あってなかなかイイ感じでしょ?
ピッチャーが完成したら休憩する間も無く二匹目、バッターの製作を。
これも太ももの部分に25センチ、背中に5センチほど継ぎ足してます。
底の部分にスチロールのブロックの角ばった形状がお解かり頂けると思う。
こんな感じでブロックの幅ギリギリに巧く収めます。
結構デカいやろ。1・5倍率で造ってるから。
ワタクシ守屋、スチロールまみれ雪男状態!
で、原形が完成したらスチロール専用樹脂を塗ります。
今回は二日程の使用なのでFRPではなく、よりリーズナブルな樹脂コーティングでのご依頼。
但し!屋外の高いところに設置するので強度の必要な所(腕、バット、取付金具周辺等・・)にはFRPを貼ってガチガチにしてあります。
樹脂が硬化するまで一晩放置。
夜中、工場に誰も居なくなったら動き回って二人で野球ごっこしてそうな雰囲気・・・・
でも、それくらい、今にも動き出しそうな雰囲気を感じれてはじめてイイ仕事が出来た、と思う今日この頃。
続きはまた!!
おやすび・・・・