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日本一の暑さ   その2

前回の続き~

 

ミニチュアのチェックが終わり、いよいよ本番の製作です。

座った大きさで120cmやけど、この頭のデカさ。

かなりのボリュームなり。

うな3.jpg

簡単な形状のキャラに見えるけど、意外とバランスが難しいのです。

単なる球体では無い、複雑な曲線の集合体。

ましてやミニチュアの形状でOKを頂いているので限りなくそのミニチュアに近づけなければなりません。

ベースも造って。

何か昔の田舎のトイレみたいやな。

土台の裏からうながっぱ本体を固定する為に、あらかじめ色々小細工を入れておかなければなりません。

うな5.jpg

で、完成したスチロール原型にFRPコーティングし、パテで表面を滑らかに研き、仕上げのサーフェーサーを吹いて塗装に備えます。

あ、右手前のペンギン君はうながっぱには関係無いよ。

忙しいんで常に工場は3~4件の物件を並行して進めてる。

うな7.jpg

塗装の様子。

おや?塗装の兄ちゃんモドキの背後に、何やら見慣れぬお兄さん。

そう、この日、またまたテレビの取材が。

今年に入ってテレビの取材、何回目やろ。

最近やたら多いです。

この模様は後日紹介。

うな9.jpg

目玉の位置出し。

こんな球体のキャラは位置決めの基準となるパーツが少ないので位置決めが難しい。

きっちりセンターを出して左右対称にマスキング。

うな10.jpg

カワイイねー♪

塗装が完全に硬化したら大切なパーツ、「お皿」をドッキング。

やっと形になりました。

うな11.jpg

土台と合体。

うな12.jpg

うな14.jpg
うな15.jpg竹で担ぎ棒を製作。

ちょうど近所に竹の専門店があるのだ!イイだろー! (別に)

竹は祭りで使わない時は取り外すので外せるような金具で固定。

うな16.jpg

お祭り以外の時はこの専用台に置き、市役所のどこかに展示するとか。

杉材で製作のリッチな仕様。

側面の板に「うながっぱ」と市長自ら筆をいれるらしいです!

うな17.jpg

そしていよいよ納品。

このまんま多治見市まで4時間ぶっ飛ばしました。

 

うな18.jpg道中、すれ違う車の人たち、皆携帯で撮りまくっておりました。

そりゃそうやわなぁ。

こんなトラックに追い越されたら飲み物吹き出すくらいビックリするわ。

 

無事、市役所へ到着。

「暑い」

何やこの暑さは・・・

普段、大阪でヒーヒー言うてるのが恥ずかしいくらい暑い。

この日の多治見市、聞いて驚く無かれの39.4℃!

今年の最高気温マーク!

多治見市から最高の歓迎を受けました。

 

でもかなり喜んで頂けましたよ。

まだ追加の計画もあるそうな・・・・

おーきにー♪

エエ仕事しまっせー!!

 

ではまた。