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等身大の和牛製作 DAY4

まいどポップ工芸です。

 

お盆休みで更新止まっていましたので、数日分いっきに更新します。

現在製作している立体オブジェは等身大の和牛で、最初の発泡スチロールからの原型削り出しの工程です。

3日目まででこんな感じになっていました。

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全体的な形は出来てますが、細部がまだまだ出来てません。

 

ここから細部を作り込んでいきます。

 

4日目2

顔が少しづつ出来てきました。ブロックみたいな耳でしたが、今は曲線になっています。

 

細部を作り込んでいくと全体的なバランスがより見えていきます。

今回は体が妙に太く、大きすぎるので少しづつバランス見ながら削っていきます。

 

写真では分かりずらいですが、ずいぶんとシャープになりました。

4日目

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

等身大の和牛製作 DAY3 

まいどポップ工芸です。

 

牛製作3日目です。

 

これが2日目終了の段階。

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ポリゴン風だった表面を滑らかに削っていってる途中ですね。

 

 

 

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耳の大きさ等々も調整しつつ、ある程度表面がきれいになってきました。

 

 

 

 

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背中も綺麗にしていきましょうか。

大きい、天井にあたりそう。

 

 

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お腹も綺麗にしていきましょうか。

ついでに足も左右を切り離していきます。

 

 

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こんな感じになりました。

 

3日目はこれで終了。

 

つづく。

 

等身大の和牛製作 DAY2 

こんにちは、ポップ工芸です。

 

今日は原型彫り、昨日の続きです。

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昨日と同じなので書く事ないですが、まだ粗削りの段階です。。

ある程度体が牛っぽくなってきたので顔を削っていきます。

 

横から見れば輪郭取ってるのでまぁ牛ですが、

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前からだとまだまだ何か分からない状態。

 

 

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顔を少しづ作っていきます。

 

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こんな感じになりました。

粗いですが、これなら牛ってわかるレベルまできましたね。

 

表面がナイフで切られたポリゴンみたいなカクカクなので、粗目の金たわしで少し磨きます。

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こんな感じになりました。

 

ここでDay2終了です。

 

つづく

等身大の和牛製作 DAY1

まいどポップ工芸です。

 

製作日記を書いていて思ったのが、製作工程別で記事を書いているから、実際に一日でどれだけ進んだのかが分からないんじゃないかと。

 

ということで新企画『1日ごとの製作を追ってみよう』です。

 

丁度今は等身大黒毛和牛を製作中なので、これを順を追って作っていきます。

他の案件の兼ね合いやらで、一日に割ける時間や人数が均等ではないので全く同じ案件でも進み具合って全然違うんですがね。

今回は人員の都合と納期の都合で、元弊社の社員で、造形看板界におけるレオナルドダビンチこと水内さんにヘルプで応援に来てもらいました。

なぜ水内さんがレオナルドダビンチなのか。

それはレオナルドダビンチかミケランジェロか、だれか忘れましたが(笑)、その当時の超偉大な彫刻家の名言があります。複雑な彫刻を彫るのは難しくないのか?という質問をうけた返答です。

彫刻の材料となる大きなただの石の塊を見ながら『簡単だ。なぜならこの石の中には美しい像が既に存在している。私はただその像の形に添って削っているだけだ。』

カッコイイですね。

水内さんも造形彫るときはこんな感じなんですよ。

本人は否定しますけど、そうとしか思えないんです。

なにせ彫るスピードがまず半端なく早い。そして何より下書きをしない。普通下書きをしなかったら削れませんよ。

これは石の中に美しい像が見える人にしか絶対できっこない。

 

(((注記))))正直記憶がとても売る覚えで、この名言ですが、どの彫刻家が言ってたのか、本当にこういう事言ってたのか、あんまり覚えていません(笑) めっちゃ適当に書いてますので、誰かにここで書いたこと言わないようにね(笑)

 

 

 

ということで和牛製作Day1、レオナルド水内氏による原型製作です。

 

まずは紙に大まかな輪郭を描きます。

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手で描いているように見えますが、今回は牛さんのデータがあるので、機械で下書きはされています。ただ薄すぎて見えないのでマジックでなぞってます。

 

それを発泡スチロールにくっ付けて、熱線で切り抜くと、

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横から見たらもう牛です。

あくまで横からの2Dなので、左右の足はくっついてますし、前後からみたらただの四角です。

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これが後ろからみたところ。

 

ここから不要なところをガンガン削っていきます。

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大きく削るときは熱線でカットするのが簡単で楽。

 

 

 

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15分くらいでこうなりました。

 

 

そして、、、レオナルド水内さんはお子さんのお迎えがあると言って帰ってしまいました(笑)

めちゃくちゃ厳しめの納期をお願いしているんですが、余裕なんでしょうね。流石造形看板界のレオナルドダビンチです。

 

 

というわけで一日目は終了です。

 

つづく

 

 

 

ゴリラフィギアの製作! 

こんにちは、ポップ工芸です。

 

今日からゴリラフィギアの製作日記です。

つくるのはこちらのゴリラ。

 

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マルコォポーロ様の企業キャラクターです。

 

もらった資料はこれだけ。

横からや後ろからのイラストなんてありません。

横や後ろはあくまで想像しながら製作するのです。

 

これが結構難しいと言いますか、人それぞれで正解がありません。

例えばこのキャラクターの足に注目してほしいのですが、この絵をそのまま3Dにしてしまうと、左右の足が真横に一直線に並んだ、超不自然な足になります。

なので不自然にならない様に、足の向きの角度を内向きにずらしていく必要があります。

このずらす角度は正解なんてありません。職人がいい意味で適当に自然になるように調整するので、作る人によって違うものが出来上がるわけです。

 

それ以外にも2Dを3Dにするにあたりいろんな調整が必要になり、それが職人の技術や感性で出来上がりに差が出てくるのです。

今回はお客様がまずは紙粘土でサンプルをとのことだったので、サンプル製作したのですが、出来上がりを楽しんで頂くためにあえてサンプルはここでは紹介せず、さっそく原型からすすめていきます。

 

まずはおおまかな輪郭を熱線で抜き出したら、一気に彫り始めます。

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今回担当してもらうのが、この矢野さん。

4月に入社したばかりとは思えないスピードでどんどん彫っていってくれます。

 

 

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時々失敗して、やり直したりしていましたが、ちょっと目を離した間にここまで出来ていました。

 

 

順調に見えましたが、ここからかなり苦戦したようです。

腕の角度や帽子のツバの大きさ、色々と不自然な所が出て来て、そこから悪戦苦闘していましたが、ここまで出来上がりました。

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小物も製作してだいたい完成しました。

ここから細部を作り込んで整えていきます。

そしてとても上手な原型が出来上がったのですが、完成形の写真撮るの忘れていました(笑)

ただ原型が完成した時に、依頼主の社長様自ら工場まで来社くださり、じきじきにチェック頂いたところ、とても感動して喜んでくれました。

制作者の矢野さんにオリジナルワインまでプレゼントしてくれました。

 

喜んで頂けると作り甲斐がありますね!(僕が作ったんじゃないですけど)

 

 

この後は、FRP加工、パテ埋めと進んでいきますが、全く写真撮ってません (笑)

そして塗装。

 

塗装の順番は、基本はマスキングしやすい順。

つまり面積の小さいようなところから塗っていきます。

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今回だったら、目とか鼻とか口とか服のボタンだとか。

 

 

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塗ったらこうしてマスキング。またの間とか大変そうです。

 

 

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マスキングしたら塗装。

そしたらまたマスキング、とそれを永遠に繰り返す。

だから色数が多いと大変でお値段も高くなる。

 

 

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顔のマスキングが完了すると犯罪者にしか見えません。

 

綺麗にマスキングを剥がして、マスキングからはみ出してしまった塗装の跡などを筆できれいにすると、

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完成です。

 

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無事お取付けも完了しました。

遠くからでも目立っていい看板です。

 

入って数ヵ月の新人の子が仕上げたとは思えない仕上がりです。

施主様からもわざわざお電話でお礼のお言葉を頂戴しました。

制作者としてこれより嬉しいことはないですね!(僕が作ったんじゃないですけど)

 

 

丹波篠山の巨大イノシシ! その7 完成編

まいどポップ工芸です。

 

ようやくイノシシの製作日記の最終回です。

 

前回までで工場における作業は全部終了しています。

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こんな感じです。

 

 

今日はこの子を工場から送り出して、現地で左右の顔を引っ付けるという最後のお仕事です。

 

片方の顔だけで300kgくらいあるので、ただただ工場から送り出すだけでもとても大変でした。

 

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工場からアンパンマン号のように出庫。

 

 

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3mを超える顔面が浮かんでる姿は本当に目立つ。

 

 

 

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そして頭側を下にしてトラックへ。

 

 

写真だけ見てると超簡単そうですが、実際は両顔を終えるのに4時間くらいかかりました。

ここから車に揺られ、到着したのは兵庫県の丹波篠山。

今回のお客様は篠山観光ホテル様。ホテルのURLはこちら

こちらの篠山観光ホテルではレストランもあり、ぼたん鍋がとても美味しいのは当然ながら見事な日本家屋と日本庭園を堪能できます!!

さて、こちらのホテルの真ん前にイノシシを設置します。

 

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運ばれてきたイノシシの荷卸し。

 

大きすぎて2分割で運ばれてきたので、このままでは顔が左右に分かれたままなので、まずは引っ付けます。

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コーキングで引っ付けられたイノシシ。

 

 

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このままでは術後の後が痛々しいので、このコーキングに塗装をしていきます。このままでは術後の後が痛々しいので、このコーキングに塗装をしていきます。

 

塗装が完成したら運び出し。

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作業をしていた駐車場からひょっこり見えるイノシシの頭。個人的にはこのままの方が目立つんじゃないかなと思う。

 

 

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こうしてクレーンで設置場所へ。

 

 

 

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金具を取付けて、

 

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完成です!!

 

こちらの巨大イノシシは、丹波篠山の篠山観光ホテルで見る事ができます!

気になる方は篠山観光ホテルでググってください!

 

では一旦イノシシ終了です。

丹波篠山の巨大イノシシ! その6 表面コーティング編

まいどです。

 

いよいよイノシシ製作の最後です、と言ってましたが、今日は最後から一つ手前です。

本当に次の回で最後にします。

 

前回は塗装まで終わりました。

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こんな感じです。

 

最後に行うのは表面のコーティングです。

これにより塗装を剥げにくくし、そして艶あり艶消しの調整も行います。

目の塗装編で既に目はやってますが、目は艶ありのクリアというコーティングをしてます。

体はツヤツヤしていたらおかしいので、逆につや消しをしていきます。

スプレーガンで艶消し用のコーティング剤を吹きかけていきます。

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こちらはまだ艶消し前。

ちょっとテカってる感じしませんか?光の反射が強い所見てもらったら分かりやすいかもです。

 

 

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こっちが艶消し後。光沢が全くもってなくなりました。

 

 

表面がかわいて、目のマスキングを剥がすと、一旦完成。

 

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かっこよくできました。

 

施工主様にも一発で合格がもらえました。

 

左右の顔を並べるとこんな感じです。

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めちゃくちゃ大きい。

 

よく見ると左右の顔の間に隙間が見えると思います。

イノシシが巨大すぎてトラックで運べないのであえて2分割にしてます。

これを現地で引っ付けるという作業を行います。

どうやってくっつけるのか?それは次回の最終回で!

 

つづく

宝の山

まいど、ポップ工芸です。

 

 

工場の大掃除をしていたら、とても大きいダンボールが倉庫の奥底に眠っていて、何が入っているんだろうと、蓋を開けてみると、、、

 

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せんとくんの死骸が。。。。

ツノが折れ、手足がもげて悲惨なせんとくん達が大量に。。。。

 

 

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少し横の箱にはせんとくんのツノや足の残骸がありました。

 

それにしても大量です。

何匹いるんだろうと並べてみたら、13匹+上半面がないのが2匹もいました。

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並べたらめちゃくちゃキモイです。

 

ずっと工場においていたらどんどんツノが伸びてきそうなので、欲しい人はご来社ください。一人一つづつ差し上げます。

弊社工場の倉庫はこんなふうに色んなキャラクターが眠ってます。中には超人気キャラなんかもいたり。

弊社の工場は宝の山です。

 

 

そうそう、せんとくん、これで全部だろうと思ってたのですが、今日さらに3匹別の場所から出現しました。

たぶんまだいます。

 

 

丹波篠山の巨大イノシシ! その5 塗装編のつづき

まいどです。

 

お目目の塗装が終わりました。

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こんな感じでしたね。

 

今日は体を塗装していくのでこのお目目にマスキングをして隠します。

イノシシの体の塗装は複雑じゃないので本当に一瞬で終わります。

 

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全身を茶色でサクッと塗ります。

 

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鼻はちょっと色を変えます。

 

 

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牙もいい感じに塗装します。

 

 

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毛と毛の間にちょっと濃いめの茶色を重ねたら出来上がり。

面積は大きいけど目より断然楽。

 

次はいよいよ完成編です。

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その4 塗装-みんな大好き目の塗装の仕方編

まいどです。

 

イノシシ編も大詰めです。

前回は表面加工までやりました。

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こんな感じで毛並みが出来たわけです。

 

今日はこいつに色を塗っていきます。

色の塗り分けが必要な時は、マスキングをして塗装しない部分を隠す必要があります。

大きい部分をマスキングするのは大変なので、基本は小さく細かいところから塗っていきます。

ということで、目から塗ります。

 

 

目の塗り方は超簡単です。

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まずは下地の真っ白。

 

 

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続いて黄色。

 

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虹彩をちょちょっと書き込んで。

 

IMG_6252血管描いてみちゃったり。

 

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エエ感じに色を重ねて。

 

 

 

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こうなる。ね、簡単でしょう。

 

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そろそろ瞳も黒く塗っちゃいましょう。

 

 

目の周りも同じように黒く塗ったら、

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目頭あたりは充血させてみる。

 

 

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白目にも血管なんて入れてみたりして最後まで凝ってみる。

 

 

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そうして塗装完成。ね、簡単でしょう。

 

 

でもこのままだと乾燥お目目になるので、クリアを分厚く吹きかけてウルウルお目目にさせます。

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はい、完成。

 

つづく

 

丹波篠山の巨大イノシシ その3 表面加工編

まいどです。

 

前回はイノシシをFRP加工するところまででした。

いのしし12

 

ここから表面加工にはいります。

FRP加工を施しただけでは表面はガタガタしていて粗があります。表面加工とは、それを研磨やパテなどで綺麗にしていくこと。

なんですが、今回はあえてそれをせず、もうひと手間かけて表面に細かい毛並みを造っていきます。

 

 

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樹脂を混ぜた特殊な泥を、竹串を使って表面に毛並みを再現していきます。

毛の流れを考えて一つ一つ丁寧に。

本来はそんなに大変な作業ではないものの、なにせ3mを超す巨体なので非常に手間がかかりました。

 

いのしし14

そして細かい毛並みまでが綺麗に再現されたイノシシになりました。

だんだんとリアルになってきましたねー。

 

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その2 FRP加工編

まいどです。

 

前回のイノシシの続きです。

 

前回はイノシシの原型製作まで完了しています。

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こんな感じで仕上がっています。

 

原型が出来上がると次に行うのが、FRP加工です。

どれだけカッコよく出来上がっても所詮は発泡スチロール。これだとボロボロと欠けて壊れてしまいます。

そこで行うのがFRP加工。

FRPは特殊な樹脂にガラス繊維を混ぜたもので、表面にFRPを吹き付けていくことで軽くて超丈夫な表面になります。FRPはモーターボートなんかに使われたりもするので、その丈夫さは折り紙つき。

 

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これがガラス繊維。

繊維状になっているのでウールのような感じですが、やっぱりガラスなのでこいつが肌に触れるととてもチクチクして鬱陶しい。

 

 

 

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こいつを樹脂とまぜて表面に張り付けていきます。

 

あとはこれをひたすら繰り返し、

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全身FRP加工された、鋼鉄のような素肌をまとったイノシシが出来上がります。

 

つづく

丹波篠山の巨大いのしし! その1 原型製作編

まいどです!

 

 

久しぶりの製作日記です。

 

今回ご紹介するのはイノシシ。

ただのイノシシではありません、縦、横、高さともに3mを超える超大作です。

大きすぎて工場の天井にぶつかって天井を破壊するなんてハプニングがあったりと、本当に大変でしたが、そんな巨大造形が出来上がるまでの一部始終を書いていきますよー。

 

先ずは原型製作から始まります。

原型製作とは読んで字のごとく、造形物の形を作りあげること。

何をするかと言うと、発泡スチロールをイノシシの形に削り上げていくのです。

3mを超える発泡スチロールなんてないのでまずは発泡スチロールをくっ付けて並べていきます。

大きすぎて発泡スチロールを並べていくだけでもこんな感じです。

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発泡スチロールの巨大な壁です。

これでもまだ全体の1/3もないです。

 

上で発泡スチロールと天井に挟まれている彼に、このイノシシの製作全部一人でやってね♡と頼んだら笑顔で躊躇なく了解ですと言ってくれました。頼もしい限りです。

 

 

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有る程度並べていったら、おおよその輪郭を描いていきます。

 

その輪郭のとおり熱したニクロム線でカットすると、

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横からみると輪郭だけはしっかりイノシシが浮かび上がってきます。

 

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ここまできたら後は職人の腕で形を削りだしていきます。

 

 

いのしし5半日くらいでここまでアッという間に完成しました。

 

 

 

いのしし6耳、目、毛なみなど、細部を削り出していきます。

上に乗ってる職人を見てもらえたらどれだけ大きいかわかってもらえるんじゃないかなと。

 

 

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細かすぎる毛はあえて再現せず、太い毛束で毛の流れを作ります。

 

 

そうして出来上がったのがこちらの原型。

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かっこよく出来てます!

 

つづく

 

今日はテレビ撮影

こんにちは!

 

本日は某テレビ局のテレビ撮影がありました。

何回目でしょうこれで。

大昔に出たTVチャンピオンに始まり、隣の人間国宝、ウラマヨ、、、、と数えたらきりが有りませんが、そのおかげで弊社も少しずつ有名になりました。

ありがたいことです。

 

詳細を発表できるようになったらまた告知しますが、撮影風景の写真だけいくつか挙げておこうと思います。

 

 

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テレビクルーの到着。

弊社のオフィス、お菓子の家に荷物を置いてもらい、撮影準備。

 

 

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ピンマイクを装着する社長。

 

 

今日は一つの作品を完成させるまでの一連の製作風景を撮影。

 

まずは原型製作から。

普段は隠居モードの社長なので、普段はまったく社長の製作の様子をみることができませんが、今日は久しぶりに社長の製作を見る事ができます。

 

テレビチャンピオン、発泡スチロール王選手権優勝の技術を目の前で拝見して技術を盗むぞー!っと思ったら、

社長「矢野さん原型お願いね」

っとまさかの原型全振り。それも今年4月に入社したばかりの新人に。

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プレッシャーで押しつぶされるんじゃないかと心配して見ていましたが、こちらの心配をよそにあれよあれよという間に原型を仕上げてしまった。

社長より上手いんじゃないか。。

 

 

 

続いて塗装。

今度こそ社長の塗装テクニックが見れるぞと思ったら、

社長「清水さん塗装やっといてね」

 

任されたのは、これまた4月入社の新人さん。

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何の製作かわからないように隠してますが、とても綺麗に塗ってくれました。

はたから見ていてもわかるくらいに緊張しているのが分かりましたが、よく頑張ってくれました。

 

 

そして無事完成!社長は一切製作せずに!笑

 

こうなるとテレビ的に問題あるんじゃないかということで、急遽コンセプトをチェンジ。

「この道20年、造形看板の熟練職人の製作風景」改め、「今年4月に入社した頑張る新米職人たちの製作風景」

 

 

ということで弊社の最後の4月入社の新人である直田君にも出演してもらいました。

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製作風景の後のインタビュー風景。

直田君「道頓堀のような造形看板がいっぱいある場所を他にも作りたい。そしてそこを自分の作品で埋め尽くしたい。」

と熱く答えていました。

 

熱意とやる気に満ちた新人のインタビューの間、社長は何をしていたかというと、2階の事務所でお昼ごはん食べていました(笑)

 

そして社長の出番なく撮影終了。

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ピンマイクの装着までした社長。

一言も話さないまま終了!!!

まさかの撮影の日まで隠居モードとは!

 

 

 

一応社長の名誉の為にいうと、普段は社長が新人の教育担当をしています。社長の技術を毎日叩き込んでいます。

今日分かったことは、しっかり新人たちが育っているということ。

技術を持った職人を見つけてくるのは難しいですが、新人を育てるのはもっと難しい。

コロナで厳しい状況ですが、しっかり人には投資をしていく必要があるなと改めて思いました。

 

 

本日撮影の放送日や詳細はまた告知しますので、お楽しみに!!

ムエタイ選手ができるまで

まいど、ポップ工芸です!

 

 

今日はムエタイの格闘家を作る方法を教えちゃいますよ。

本当に簡単に作れちゃいますよ!

 

まずは発泡スチロールにムエタイ選手の画を描きます。

そしたら熱線なんかを使って外郭を綺麗に落としていきます。

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こんな感じになります。もうムエタイ選手が見えてきましたね。

ね、簡単でしょう。

 

 

次に、ここは不要だなってところを包丁かなんかでザクザク落としていきます。

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この時点で、上手な小学生が作る工作レベルになります。

ね、簡単でしょう。

 

 

ここまできたら包丁ではなく、粗目のサンドペーパーで細部まで削っていきます。

ここ目だなとか、シワだなとか、気持ちのままに綺麗に削っていけばいいです。

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だんだんと上半身が出来てきました。

 

下半身も同じように、こんな感じかなぁと自分が思うように削っていきましょう。

リアルを追求したい人は、ズボンのシワや、筋肉のスジなんかも再現していきましょう。

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そうこうしているうちに、原型が出来上がりました!

ね、簡単でしょう。

 

発泡スチロールだけだと弱いので、樹脂とガラス繊維を混ぜたいわゆるFRP加工を施します。

FRPは本当に軽くて丈夫。モーターボートの材料なんかにも使われているくらいですからね。

する事は単純で、ガラス繊維(布きれみたいなもの)を樹脂を使って表面に付けていくだけ。

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するとこんな感じで発泡スチロール感が消え、丈夫で強いムエタイ選手が出来上がります。

 

残すは塗装だけ。

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真っ黒に塗っちゃってもいいでしょう。

 

 

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今回はこんな感じのモノクロに仕上げました。

ね、簡単でしょう。

 

個人的にべたべたとカラフルに色塗り分けするより、こういう方がセンスがあるなぁと感じるタイプでこういうの好きです。

 

自宅で簡単に発泡スチロールを削るといっても削りカスだったりでめちゃくちゃ汚れるので、これを見て家でもちょっと作ってみようかなぁと思われたよい子のみんなは、おかあさんに怒られる前に、ポップ工芸に来て作りましょう。待ってるよ!

 

では!

 

 

 

看板や装飾は、店外用だけじゃないんですよ

まいどポップ工芸です!

 

緊急事態宣言も解除されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

街中では飲食店に活気が少しづつ戻ってきているように見えます。

先日もイオンモールに行ったらいつもと変わらないレベルとまではいかないものの、かなり人が入っていたように見えました。

 

そんな中で弊社は新型コロナ、まだまだ影響出まくっております!

お客様が飲食店様だったり、イベント会社様だったりすることが多い弊社ですので、影響もそれらの会社様よりワンテンポ遅れてやってきます。コロナの影響が出始めたのも4月中頃からでした。

回復もワンテンポ遅れることが予想されるので、まだまだ耐え忍ぶ時期が続きそうですが、おかげさまでなんとかゼロにならない程度のお仕事を頂きながら頑張っております。

 

派手で目立つ巨大看板はみんなの心をワクワクさせて、コロナで沈んだ世の中を明るく出来る力を持ってます!

少しでも皆様の活力になれるよう引き続き頑張りますので、皆様宜しくお願いします!

 

と長い前置きの後のさくっとした本文が始まります。

 

弊社が造っているような大型ディスプレイですが、ほとんどの場合、遠くからお客様に見てもらえるようにと店外に設置されます。

そんな外に置かれることがおおい弊社の作品ですが、当然ながら室内にだって使用できます。

 

こんな使い方もあるんだよという作品を今日はいくつか紹介します!

 

まずは椅子!

ただの椅子ではなくお菓子の椅子です。

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造形看板の素材であるFRPはモーターボートなんかに使われる素材なので、人が乗ってもまったく問題ありません。

 

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カフェで実際にお客様に座って頂く椅子として使用して頂ければ、インスタ映えは間違いなし!

 

そしてこちらは大型古書のディスプレイです。

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とても古びた感じを上手く再現してあります。

一見すると本当にただの本にしか見えませんが、、

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この通りめちゃくちゃ巨大です。

こちらも椅子やテーブルとして使って頂いても大丈夫ですが、アパレル点などで、商品をディスプレイして頂くことも可能です。

ビンテージを扱われるお店などの店内装飾にもってこいですね!

 

 

飲食店、アパレル、家具問わず、これからお店をオープンされる方で、どうしてもイイ感じのお店のイメージにピッタリくる椅子、テーブル、装飾棚、もしくは装飾品が見つからないという方、多くおられますが、そんな時はポップ工芸にご連絡を!

世界に一つだけのお店にしませんか!?!?

 

 

 

 

頑張って練習中

まいど!ポップ工芸です!

 

弊社では4月から新入社員3名が入ってきました!

2月3月と忙しかったのでこれからどんどん忙しくなるぞー!と思って雇ったタイミングでまさかのコロナ。

 

いきなり新入社員が難しい造形するのは難しいのではじめはお手伝いから始めるのですが、コロナで仕事が落ち着いてしまったので、今は職業訓練としていろんなものを練習で製作してもらっています。

直近練習で造ったのがこちらの大きな目玉。

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初めてにもかかわらず綺麗に目の造形をしてペイントしてくれています。

 

コロナの逆境をいい意味で活かして、本番デビューに備えるポップ工芸の新入社員達を宜しくお願いします。

 

 

 

 

現在進行中の何か

こんにちは、中村です。

 

コロナに負けず弊社では色々な物を製作中です。

 

その中の一つがこちら。

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何でしょうかこれは。

全く分かりません。

 

IMG_5641これで何か分かりましたか。

まだまだ全く分かりません。

 

 

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大きな器の中に入れられるようです。

 

IMG_5840先程の何かがここまで進化しました。

これで何か分かるでしょうか。

 

答えは、

 

 

 

 

 

 

月末に!

 

 

コロナに負けず、巨大カニ 

こんにちは、自宅でお仕事テレワーク、そんなものから最も対極に位置する会社ポップ工芸です。

 

世間はコロナで自粛ムード。

飲食や観光、ホテル業界を中心として苦しい時代になりました。

そんな中でもなんとかお仕事頂戴して工場は元気に動いております。

そして4月より新入社員3名加わり、新生ポップ工芸で頑張っております。

ほんとうに有難い事です。皆様のおかげです。ありがとうございます。

 

 

 

驚くことに今一番苦しい業界であるはずの飲食業界からのお仕事が現在のところは一番多く、

大変な中でも次の一手を考えて、看板という大きな投資のご決断をされるお客様には、

ただただ感服するばかりです。

 

先日も弊社ではご飲食店様からのご注文で超巨大なカニを製作しました。

IMG_5621 image0写真では大きさはなかなか伝わらないですが、足だけで3メートルを超える大作。

 

ただただ大きく作ればいいと思われるかもしれませんが、小さい物をただ大きくすると写真を引きのばした時の様に粗が出ます。

また小さい時はリアルでよくても大きくした途端に妙な気持ち悪さを感じることもあります。例えばイチゴを細部まで凝って巨大化させたら絶対に気持ち悪い事間違いない。

実はただ巨大化させるだけではいい看板にはなりません。

 

巨大ものは、めだってナンボを社訓とするポップ工芸の十八番。今まで数えきれないほどの巨大ものを造ってきました。

弊社の巨大造形の技術ノウハウは他社には決して負けません!

 

 

このカニもいよいよ完成して取付場所まで大きなトラックで運搬するのですが、

IMG_5620 大きすぎてトラックに収まりきりません。

 

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目の錯覚かトラックが小さく見えます。

 

これで公道を走るとほんとうに目立ちます。

見る人全員が、うわ!!!カニだ!!!と大きな声をあげ、立ち止まって写真をとってくれます。

 

巨大というのはそれだけで人の視線を引き付ける効果があるんだなぁと改めて実感。

 

実はそのことを誰よりも実感しているのが、巨大看板を何度も注文してくださるご飲食店様だったりします。

何を隠そう、この巨大カニは以前も巨大カニをご注文下さったリピーターのお客様。

そして現在進行形で製作している巨大イノシシがあるのですが、こちらもリピーターのお客様。

どちらのお客様も巨大看板も集客効果を実感されたからこその再注文です。

 

ポイントはマスコミ。

巨大であると人の目を引くだけでなく、マスコミの方の目を引きます。

テレビで宣伝しようとするとそれこそ超巨大な広告費がかかってしまいますが、巨大看板があるとなんとマスコミの方から取材させてもらっていいですかとお声がかかるのです。

タダでテレビで紹介してもらえるんですよ。

看板は決してお安いものではないかもしれませんが、テレビで宣伝してもらえればトータルでお得になるのです。

 

ということで、皆様、コロナに負けず巨大看板作りませんか!?

その際はぜひポップ工芸で!

 

福崎町シリーズ

 

今年の10月に設置しました、福崎町妖怪造形コンテストの最優秀作

作品名  「怪しい抜け道」

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妖怪の種類は「砂かけ婆」です。

非常にストーリー性を感じる作品ですなぁ。  スバラシイ。

今回はこの作品を等身大ブロンズ風FRP像にします。

 

でも、我々造形屋に言わせると、この様な1つの作品に

複数の人形や部品が混在している物は

非常に手間が掛かる=「高額な見積もり」になってしまう。 という事。

当然、お役所様からのお仕事であるので ある程度の予算の上限というのが

ある訳で、その範疇で見積もりを提出せにゃアカン訳です。

相当な忖度の元、見積もりを出す訳やがここん所の妖怪造形コンテストの

優秀作が、どうしても今回の様な複数体や大量の細かな付属パーツから

構成されたジオラマ感の高い物が入選し、非常に頭を悩ませている所であります。

シンプルな妖怪単体で「おおっっ・・!!」と言わせる様な作品で

勝負出来る物は出てこないんですかねぇ。

個人的には毎回このコンテストのジュニア部門の作品が

非常にシンプルで面白い。

明らかにお父さんお母さんに手伝ってもらった感のある

出来過ぎモデルもありますがー。

ジュニア部門の優秀作品を等身大FRP像にしてみたいなぁ、と

毎回思ふ。

 

先ずはスチロー原型の製作から。

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それを石膏型取りしてFRP成型ですわ。

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組み立て組み立て。

こーゆー完全な人の形をしたものが作業場にあると、毎回分かっているんやが、

横を通る度にドキッ!とする。   本当に人が居る気がして妙~に気持ち悪い。

少なからず何かしら憑依してるのかも。 あー怖い怖い。

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加熱乾燥用のライトを当てると怖さ倍増。

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毎度の事ながら眼球から塗装。

妖怪コンテストの等身大ブロンズ像は眼球のみ、ちゃんと彩色という謎ルールがあります。

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DSC_3805砂かけ婆もワタシと同じく結膜下出血の様であります。

目以外はブロンズ調塗装なので気楽です。

銘板を取り付けて完成。

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無事完成し設置。

今回の作品は福崎町ブロンズ像の中では小型の分類。

ギリッギリ、ハイエースに載る大きさです。

でも応力強度を考えた内部金物の全体の組み立て構成は難しかったなぁ。

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このブロンズ像の完成後、間髪入れずに福崎町妖怪ベンチシリーズの発注で

現在ワタシが妖怪ゲロ吐き男と化しておるのですが、ちゃんとお仕事は

こなしておりますので皆様ご心配なく。

現在製作中の妖怪ベンチシリーズはこちら↓↓

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えー皆様、本年も数ある造形屋の中より株式会社ポップ工芸を

ご贔屓頂きまして誠に有難う御座いました。

今後も、皆様に感動、衝撃、安心を感じて頂ける商品の

製作にスタッフ一同精進して参りますので

今後とも宜しくお願いいたします。

 

 

妖怪ベンチシリーズ その2

 

さてさて前回の続き、兵庫県福崎町の妖怪ベンチシリーズの続きをば。

前回は 雪女、猫また、海坊主を紹介したけど、

今回は、 油すまし、一つ目小僧、鬼、一反もめんの4種を紹介

これらも、見本のミニチュアをお借りして、忠実に等身大モデルにします。

↓ ↓ ↓

油すまし 前

一つ目小僧 前

鬼 前

一反木綿 前

中でも「鬼」なんかはスマホ片手に自撮りしてるチャラいデザインで最高!

一反もめんも、最初からデザイン上で口の中を顔出しパネル風にくり抜いたものにしてあり

鬼を含め、インスタ映えを狙った今どきのデザインでおもろい。

作者さんのセンスの良さが窺われますなぁ。

 

今回も各妖怪のサイズの割り出しは慎重に行いましたよ。

特に人の形をしていない一反もめんなんかは大きさの設定が難しい。

あまり小さすぎても顔だしパネルとしてはアウトだし、デカすぎると

強度や設置場所のスペースの問題などがある。

何より顔出しパネルとして重要なのが口の大きさである。

日本人の平均頭蓋骨サイズを割り出し、一反もめんの

口のサイズを設定。

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顔出しパネルとか言ってるが本来の正しい使い方は

このミニチュア模型の作家さん曰く、「顔出し」 では無く 「顔入れ」だそうだ。

出しも入れも可能なリバーシブルとの事。  お洒落さんな一反もめんである。

 

各種妖怪、そんなことを協議し仕様が決まったらスチロール原型の製作に。

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そして監修でチェックを受け、OKが出たら石膏で型を取ってFRP成形にー。

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で、FRP成形が終わると内部鉄骨を組んで組立てまする。

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内部鉄骨で一番大変だったのは油すまし。

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体内にガッツリとパイプを溶接して補強。

これくらいやらないと、人形の上に乗ったりするおバカさんが稀にいらっしゃるので。

その他の妖怪もどんどん仕上ていきます。

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全てのFRP作業が終わると、いよいよ最後の工程の塗装です。

ワタシの場合、基本的に必ず最初に目玉から塗ります。

何故かって?

それはご飯の時、大好物のおかずを先に食べるか最後に食べるか?程度のこと。

好きな順番に塗ればイイんですよ、別に。

ウソウソ。

ちゃんと理由はあります。 でも説明が面倒なので割愛。

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油すましが出来上がる様子 ↓↓

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上の画像、良く見て頂くと解ると思うが↑↑、この油すましのデザイン、油の壺から注がれた油が

ウニャウニャ変形して妖怪になるという面白いデザイン。

液体が固体になっていく、という感じなので表面のツヤの調整も変えてます。

注がれて直ぐの油は液体なのでツヤを付けてあり、どんどん固体化して妖怪に

なって行くほど、つや消しにしています。

サンプルのミニチュアには無かった表現ですが、こーゆー遊び心は

自分のセンスをアドリブで勝手に入れて行きます。作者に怒られない程度に。。

 

7種の妖怪の最後に塗ったのは、このチャラい鬼。

 

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でも、なんだかんだで全て無事に完成。

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一応最後は記念撮影しておきます。

 

 

無事に完成してホッとしてるのも束の間。

お次はこれらを4tトラックに積んで福崎町役場まで搬送&設置が待っています。

役場に到着するとテレビの取材班が待ち受ける。

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現場で一体ずつコンクリートアンカーで固定していく。

 

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全部で50本くらいのカンカーを1人で打ったと思う。

 

 

まぁ、とりあえず無事に全ての妖怪の設置を終え、大渋滞の中、トラックを運転して帰社。

製作工程の画像をまとめ、完了報告書を書いて全て終了~♪

しかし永かった。製作開始から約半年。

もう、こんなペースで仕事するのは御免や。

とか言いつつ、

もう既に今期の妖怪の製作は始まっておりますよ。

今期は倒れない事だけを目標に、来年の四月まで

頑張ろうかのう・・・。

でももう、この時くらいに相当無理をしないと間に合わない様な

状況でございます。 大丈夫かしら・・・・・・。

 

ま、何とかなるでしょ!

ではまたー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

新年 明けましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします。

 

妖怪7体の製作の様子を紹介しましょか。

兵庫県福崎町役場さんから 以前に縁台で将棋をする河童と

パソコンを打つ天狗の造形を造らせて頂いたが、その2体がえらく好評で

7体もの追加製作を頂きました。

ラインナップは雪女、猫また、海坊主、一反もめん、油すまし、鬼、一つ目小僧。

今回のブログでは雪女、猫また、海坊主の製作の様子を。

猫また 前雪女 前海坊主 前

上の画像は福崎町役場より提供された資料原型模型。

妖怪造形コンテストの入賞者や上位入賞者の猛者に原型製作を依頼して造られたもの。

この原型ミニチュアを元に等身大にて製作。

先ずは何はともあれスチロール原型の製作から。

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ミニチュアを忠実に再現するのは当然やが、大きさ感がかなり重要で、この猫またに関しては

一度、身長150cm設定で製作するも妙にデカく、結局身長120cmがベストと判明。

実際に立体にしないと解らない難しい問題。

 

それぞれのスチロール原型が完成したら石膏による型取り。

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ジャングルジムの様な補強を入れます。

造形屋によって、この辺りの補強の入れ方は皆違う。

補強をほとんど入れずに石膏の厚みを厚くする所もあるが

脱型の際、非常に大変。

ウチの場合は補強でしっかりさせて石膏は極薄にします。

脱型の際、簡単に崩せてとても楽だから。型の変形も無く、石膏も半分で済むし。

 

石膏の型が出来るとお次はFRP貼り。

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FRP成形の後、スチロール原型では表現出来ない細かなディテールをパテで造り込む。

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必要に応じ、体内はゴッツい鉄骨を仕込みます。

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雪女にはオプションで氷塊が付きます。

下心で雪女に近付いた愚かな男達がフリージングされドクロになっています。

中央に穴が開いているのは顔出しパネル式にしてある為。

これらの妖怪は全て観光客の皆様に喜んで頂く為の物。

遊び心はバッチリ随所に散りばめてあります。

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で、いよいよ塗装の工程。

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雪女の冷たい無表情な目付きを塗装で再現。  怖っ!!

猫またの目  ↓↓

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眉毛は筆描き。毛の生え方に注意して描く。

失敗出来ない一発描き。

この頃、既にワタシの体温は39℃超え状態。

高熱で凄く手がプルプル震えながらの作業だったのを覚えている・・。

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皆で協力してドンドン塗装。

しかしワタシはドンドン弱っていく・・・。

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やっとの事でとりあえず3体完成。

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我ながら見本のミニチュアに似て、よー出来とる。  パチパチ。

 

さて、間髪入れず次回のブログでは残りの4体の製作の様子をお伝えしましょ。

残りの4体もクセがすごい!

乞うご期待!!

半年後にまた会いましょう!

 

ウソウソ。 今回は直ぐ書きますますから見逃さない様に!!!

では~♪

 

 

 

 

兵庫県 福崎町シリーズ その④

さてさて、前回福崎町シリーズも「その③」で、天狗がベンチに座ってパソコンやっとる

造型を紹介しましたけど、今回もそれ同じ様な「ベンチシリーズ」で御座います。

 

今回のデザインはコレ  ↓↓↓

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またまた資料として頂いた画ははコレ1枚のみ。

福崎町役場、地域振興課の小川サンによるラフスケッチ。

多分5分も掛からずにスラスラ~っと適当に描きはったと思うんですが、

普通の造型屋ならば、もっと資料をください!と激高すると思うんですが、

そこは永い付き合いです。   我々も慣れたモンです。

細かい仕様を確認する事も一切無く、黙々と製作開始。

もう、あっという間に形にして塗装まで始めております。

河童ベンチブログ (3)

実はこの将棋をする河童、歴代の池から出てくるガジロウ河童の改造品になります。

この河童にはマスター型がございまして、その型から再度複製し、大改造を施し製作しています。

 

大元の形状はコレです↓↓↓

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な、な、何やねん!全然形が違うやんけ!!  と仰る方もいるでしょうが本当のお話です。

このしゃがんで尻子玉を見せ付けるポーズが次はこうなって ↓↓↓

子河童ブログ (1)

んで、その次がこうなって・・・  ↓↓↓

子河童ブログ (2)

先に完成をお見せしますが、今回こうなる・・・・。  ↓↓↓

河童ベンチブログ (8)

改造とは簡単に申しておりますが、切った、貼った、削った、盛ったを永遠に繰り返し、

高須クリニックもビックリのYes!!な整形手術でございます。

ポーズはおろか、顔の表情も4体とも全て違う事がお解かり頂けると思います。

この辺りの流用改造、ワタクシ守屋の結構得意とするジャンル。

大変な作業ですけど。。

 

で、話を戻して製作風景を。

塗装の工程ですな。

先に目玉を塗って、その次に身体のベース色を入れます。

河童ベンチブログ (4)

それからはドンドン柄をエアブラシで描いていきます。

河童ベンチブログ (5)

どんどん・・・・。

河童ベンチブログ (6)
まだまだ・・・・・

河童ベンチブログ (7)

組み立てて完成ーーー!!

河童ベンチブログ (8)

 

 

 

で、早速現場に取り付け。

場所はJR福崎駅前。

河童ベンチブログ (11)

河童ベンチブログ (10)

河童ベンチブログ (9)

ちなみに駅の入口には福崎町のゆるキャラ 「フクちゃん、サキちゃん」 というのも居て、

それもウチで製作させて頂きました。

元々はこのフクちゃんサキちゃんが福崎町を代表するキャラクターでしたが、

地域振興課の小川サンの悪戯により、このグロテスクな河童のガジロウ

(ちなみにコイツもゆるキャラだそうです)が爆発的大人気となり、

今となっては影の薄っす~い可哀想な存在となっております。

個人的には「サキちゃん」がお気に入りです。

頭にスパゲティーを乗せているので。

あなたは常時、頭にスパゲティを乗せて過ごせますか?

さりげにクレイジー過ぎでしょ。

 

 

無事に設置後、直ぐの晩、小川サンから画像が送られてきました。

「何やろ?」 と思ってよく見ると・・。

河童ベンチブログ (12) 河童ベンチブログ (13) 河童ベンチブログ (14) 台がブッ壊されております。

「誤って車がバックで突っ込んで、縁台がバキバキなんよー!しかも当て逃げー!助けてー!」  って。

 

幸い、犯人はすぐ検挙されましたがー。

せっかくの河童も数箇所破損が見受けられ。

あと5cmズレていたら河童は粉々になっていた所でした。

 

何とか保険が適用されるという事で、早速修理して台も新しいのに交換。

河童ベンチブログ (15)

 

最悪な出だしでしたが、やはり大人気。

皆、楽しそうに写真を撮っておられる様ですよん。

サザエさんのとかでこんな感じのブロンズ像のがありますが、

やっぱりこんな風にリアルに塗装されてた方が絶対に写真栄えしますわな。

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このお盆も帰省のお客さんで大変な賑わいになっているであろう福崎町。

まだまだ妖怪は増殖していくので、本当に異様な街になると思われます。

この妖怪ベンチシリーズはイイ写真が撮れて個人的にもホント面白いと思いますわ。

残りの7体の妖怪も出来次第、設置されていきますよー。

嗚呼、、、製作急がねばぁぁぁ!!!

 

 

ではーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

兵庫県 福崎町シリーズ!  その③

 

いま、ウチの工場の駐車場には、過去に造った巨大DEADPOOL像が業社さんから引き取られ

寝っ転がっております。

(当時の製作の模様はコチラ クリック⇒ 「映画 デッドプール アドトラックの製作」  )

身長7mもあるので、ほぼ車1台分のスペースを占有してる。

駐車場なので来客時なんかは結構、邪魔と言えば邪魔なんやが

そこはDEADPOOL様。

この像を目当てに関東から、わざわざ訪れる家族様がいたりと、

その人気ぶりは今でも衰える事は無い様です。

丁度、去年の今頃、この像は一ヶ月間の宣伝に使われたのちに

ウチに戻って来た訳なんやが、戻って来たら直ぐに工場の屋根の上に乗せて

ポップ工芸の看板として目立って頂こうと考えておりました。

社長に屋根の上に上げてくれ、とお願いする事、丸一年。

 

未だに屋根の上には乗っておりませぬ・・。

 

 

いつになったら乗せてくれるんでしょうか?

どうやら、像を乗せる土台は屋根に作ってくれた様なんですが、

ウチの社長、ここからが長い・・。

相当ジラします。

とにかく熱しやすく冷めやすい性格なので飽きてしまう様子。

過去にも、同じ様な事がありました。

社長がウチの会社の倉庫に、大きな「お菓子の家」を事務所代わりに

造った時もそうでした。

外観はすぐに(早い!)完成したんやが、それで満足してしもて、

入口の扉をいつまでたっても造らない。

その為、冬場は暖房が効かなくて凍えながら事務処理をする社長。

夏場はエアコンが効かないし蚊が入り放題。

来客時は、このお菓子の家で打合せをする場所になるにもかかわらず・・。

夏のある日、社長とお客様が打合せをしている時、

案の定、室内に蚊が入って来たようで、

社長がお客様の身体に向かって殺虫剤を思いっきりブッかけているのを目撃し、

打合せ後、「お客様に向かってキンチョール噴射とはど~ゆ~事や!!」と

社長をこっ酷く説教し、やっとの思いで扉を付けさせました。

 

お菓子の家が完成してから3年目にして扉が取付けられましたとさ・・。

めでたし めでたし。

 

この出来事が無かったら、多分今でも扉無しのワイルド生活をしているであろう

社長です。  ワイルドだろぉ~?

 

多分、もう夏が来て暑くなるとか言い出して、DEADPOOL像の移設は冬、いや来年になるであろう。

 

でも、この像が屋根に乗っかると、ちょっとした話題になるのは必至かと思われ。

SNSなんかでけっこう拡散されるやろね。

で、Googleでウチの会社、どんな風に映ってんのかなぁ??と検索したところ・・

げげっ!                 ↓↓↓

天狗ベンチブログ (1)

会社の前に飾ってある「せんとくん」に、ちゃんとモザイク処理がしてあるではないか!!

Google側もプライバシーの保護の為にわざわざモザイク入れてくれたんやろけど、

せんとくんである事がモロバレなんですけど・・。

一番隠さないとアカン、 「ツノ」 が これ見よがしに丸出しであります。

つーか、せんとくんの人形はモザイクで隠す必要があるのかい???

人形ですよ、Googleさん。

 

さてさて、毎度長~い前置きゴメンナサイ。

ついつい社長ネタは面白過ぎて人気があるので多く綴ってしまいます。

 

表題にございます、福崎町シリーズ、まだ有るんですわ。

飽きました? まだ次回も福崎町ですよ、  ぬははは。

 

今回でパート③です。

前回は池の河童を書きましたが今回は天狗です。

去年あたりでしたか。 福崎町の「飛ぶ天狗の」製作の様子をブログで

書きましたが、今度は例の福崎町地域振興課のクレイジー小川氏より

こんなラフ画がメールで送られてきました。

天狗ベンチブログ (2)

毎度の事やが、メールには特に説明も無く、

「コレ造って下さい」   のみ。

なので造り始めます。

ここまで来たら、もう 年配の夫婦のようなやり取りです。

氏の言いたい事、表現して欲しい事は、この1枚の画で

全て汲み取ります。

いや正確に言うと、汲み取らなアカンのです。

クレイジー小川氏は言わずと知れた真面目な町の公務員ですが 昨今、

テレビの取材とおねーちゃんと遊ぶのに忙しい人なので、

ホンマにこの画、1枚のみで製作開始です。

 

滅多に造らないが手のひらサイズのミニチュアを製作、イメージを掴みます。

天狗ベンチブログ (3)

で、何となくのイメージが掴めたら等身大にて製作します。

今回はボディ部分はスチロールにて、顔(頭部)は粘土にて製作。

天狗ベンチブログ (4) 天狗ベンチブログ (5)

 

 

 

天狗ベンチブログ (6)

時々ボディと合わせてバランスを確認。

天狗ベンチブログ (8)

天狗ベンチブログ (7)

 

 

原型が完成したらシリコンや石膏なんかで型を取ってFRPにて成型、

組み立てます。

別パーツになっている部品は先に塗装します。

天狗ベンチブログ (9)

天狗ベンチブログ (10)

天狗ベンチブログ (11)

 

天狗ベンチブログ (12)

 

天狗ベンチブログ (13)

 

今回、後から 唯一 クレイジー小川氏より指示が有ったのは、このパソコンに映る内容。

天狗ベンチブログ (15)

 

写真では分かり難いが、この天狗 仕事サボって公園のベンチで

「河童の弱点」 というのをGoogleで検索しております。

ライバルの大人気である福崎町の河童を、何としても打ちのめして

福崎町ナンバー1の妖怪の座を狙っているのでしょう。。

 

このパソコンに映る内容は、今後 ネタの宝庫 小川氏の案で色々と変化するであろう・・。

天狗ベンチブログ (14)

 

実はこのベンチ天狗、 「妖怪ベンチ」としてシリーズ化される予定です!

福崎町のあちこちに、色んな妖怪が設置されフォトスポットとして皆様を楽しませてくれる事でしょう!

 

次回のブログ、「兵庫県 福崎町シリーズ その④」では

早速、次の妖怪ベンチを紹介しますぞよ。

お楽しみにーーーーーーーーーーーーーーー!

 

では!

 

兵庫県 福崎町シリーズ!  その②

前回に引き続き、兵庫県福崎町の妖怪シリーズのネタを書きますよ。

今回紹介するのは、言わずと知れた福崎町を一躍有名にした、

池から出没する河童の「ガジロウ」。

このガジロウは実は今回のを含め、計3回リニューアルしています。

最初のはコレ  ↓↓

子河童ブログ (1)

我々は「初号機」と呼んでいます。

サンドベージュを基調としたプレデター風の塗装を施したもの。

この初号機の貢献は凄まじく、知名度、訪問者数の乏しかった福崎町を

一気に有名にした名器であります。

全てはこの初号機から始まりました。  今見ても恐ろしい顔をしとります。

 

その後、塗装の劣化を理由に(水中では物凄く塗装が痛みやすいのです)、

スペアのマシンとして製作したのが、この2号機。  ↓↓

子河童ブログ (2)初号機をそのまま複製してはつまらない、って事で全面リニューアル。

日本民俗学の父、柳田國男の著書「遠野物語」に記されている河童に基づき

全身 真っ赤に変更。

オマケに尻子玉(河童に抜き取られるという架空の臓器)を食べようとする、

これまた恐ろしい仕様に変更。

(ちなみに、この「ガジロウ」が出没するこの池は柳田國男氏の生家のすぐ横に位置します。)

この「赤い河童」がまたまた噂になり、各メディアで取り上げられ、この池を訪れる観光客は益々増加!

その勢い、海外にも及びます。

 

その後、数年間何度かメカトラブルに見舞われましたが、人形本体の劣化は少なく、

この2号機は一日8時間の勤務を休まず遂行してくれました。

ホントご苦労様でした。

 

そして遂に福崎町の小川サンより第3形態の案が上がったと連絡が。

今度は尻子玉ダブルで喰って体の色はやっぱグリーンかなぁ・・とか思ってましたら

こんなフィギュアが送られてきました。 ↓↓

子河童ブログ (3)

んっ!?顔がまるで違う・・。。

「小川サン、コレ何ですの?」  と聞けば

「あ~、それ子供の河童なんよ」 と。

「既存のガジロウの両サイドにくっ付けようと思ってねー」

 

なるほど。 河童を繁殖させるつもりなんやな。

でもあまりにもガジロウと顔の表現が違うんでモヤモヤしながら製作開始。

子河童ブログ (5)

子河童ブログ (4)

違和感無いかガジロウの原型をヨコに並べ比較。

「どう考えても血縁の親子には見えない・・」

さすがにコレは違いすぎて小川サンに報告。

 

「小川サン、色々やってみたけどダメだわ、このデザイン。」

「赤の他人だわ」  と告げますと

早速別案が送られてきました。  ↓↓

子河童ブログ (6)

あ、コレなら違和感無いわ、って事で本番の製作を開始。

小川サンにしたら、ここらで一発、大きな革命的なデザインの変化が欲しかった様で、

斬新なデザインを起した様です。

常に1歩、いや 5歩くらいブッ飛んだトコで物事を考えてはる方であります。

なのでこの様に我々がブレーキを踏んであげないとテポドンに乗って銀河の彼方へ

飛んで行ってしまいます。  危ない危ない、今回は何とかセーフ。

 

このやり取りで、作業が2週間ほど遅れてしまったので急ピッチで原型製作。

子河童ブログ (7)

子河童ブログ (8) 子河童ブログ (9) ガジロウの左右に各一体設けます。

基本、左右対称で同じポーズとの指示でしたが、金剛力士像の「阿吽」に基づき

向かって左側は開口、右側は口を閉じる仕様を提案しました。

子河童ブログ (11)そして小川氏は今回も頭髪は「植え込み式」で、と熱望されおりますので下穴を開けます。

子河童ブログ (12)

いよいよ塗装です。

今回は幼い河童のイメージなので親河童のガジロウより優しく柔らかい色調で行います。

その前に眼球の塗装から・・・。

子河童ブログ (13)ベースのオフホワイトをしっかり塗ってから皮膚の模様をエアブラシで描いて行きます。子河童ブログ (15)薄い色から段々濃い色を重ねて・・。

遠山の金さんの桜吹雪のもんもんみたいです。

公衆浴場やプールは出禁ですな。

一生、池で暮らして頂きましょう。

子河童ブログ (14)

 

 

ほぼ完成。

もう少し濃い目のシャドーを入れて出来上がり♪

子河童ブログ (16)

色を入れ終え、最後に大量のクリヤー塗装を重ね塗りします。

それはもう、重ねて重ねて重ねまくってブ厚い層を造り、ドロ沼の水に耐えれる様にします。

子河童ブログ (17)

この作業を怠ると、強靭と言われるウレタン塗装でも、いとも簡単に剥がれ始めます。

 

更に灼熱のライトで焼き付けて強制硬化させます。

その姿、まるで地獄絵図。  分かっていても結構怖し。

子河童ブログ (18)

で、めでたく完成しました子河童ブラザーズ、早速福崎町役場、地域振興課へ納入です。

なぜ池の取付け現場で無く、役場に納入かと申しますと

原型のモタモタで2週間の遅れを取った代償として、小川サンが自ら「植毛」をして下さるとの事。

これは我々ポップ工芸チームにとっては願っても無い幸福。

だってあのガジロウの頭髪を全て植付けるのに2人掛かりで丸2日半かかるからなのだ!

いや~これはラッキーです。

植毛施術後、小川サンが一言、

「あんなモン2度と出来るか!大変にも程がある」

「こんな大変な仕事、もう頼まないから安心して」

と言ってましたが絶対ウソです。

次回のもガッツリ植えてくれ!と言ってくるのは目に見えてます。

鬼軍曹。

 

さ、いよいよ完成し設置です。

予め池の水を半分抜いて準備完了。

通常、池の底に沈んでいる二代目ガジロウが泥だらけで現れました。

子河童ブログ (19)

この二代目ガジロウは取り外され、赤く塗り直された初号機ガジロウと交換バトンタッチです。

子河童ブログ (20)

普通~に池に入って作業している様に見えるけど、実はこの池には物凄い量の泥が堆積しており、

リング型の金物が見えると思うけど、この下のみコンクリートの基礎が有り、

その範囲から一歩でも足を踏み外すと底無し沼に引きずり込まれ、冗談抜きで溺れ死にます。

ここだけは、ふだん冗談の集合体の小川サンも、一切ワタシとは目を合わせず

「守屋サン、悪いけど溺れても助けに行けない池やから有事は自己責任で・・」

と恐ろしい言葉を頂いて作業しておりました。  ひぃ~っっ!!

 

取付けが終わり、再び池に水を注ぎます。

その姿、ターミネーターのワンシーンの様。。

子河童ブログ (21)

 

その後、重量バランスのセッティング、エアー供給量の微調整も終わり、

改めて三代目Jソウルブラザーズガジロウに生まれ変った!!

子河童ブログ (22)子河童ブログ (23)

小川サンはこの子供河童、ガジロウの子供で既に名前も決めていたが、

それは一旦破棄し、新たな名前&誕生ストーリーを募集しているとか!

↓ クリック ↓

子供河童名前募集!!

締め切り間近なので、妄想癖に自信の有るアナタ!

面白い名前&誕生ストーリーを書いて応募して、何をやっても満足できない可哀想な小川サンを

笑わせてやってくれ!!!

 

いよいよゴールデンウィーク本番!

USJもイイけど死ぬほど混んでるよ!!

そうだ!皆で福崎町へ行こう!

 

ではまた次もパート③で福崎町妖怪を紹介しますよーー!

では皆様、よい休日を!

兵庫県 福崎町シリーズ!  その①

 

福崎町のネタを書きます。

兵庫県福崎町と聞けば、皆様 ピンッ!とくる方も多いでしょう。

ここ一週間でもTVで3~4本放送されてたんちゃうかな?

そう、池から飛び出す全くゆるくない、ゆるキャラのガジロウ。

先日、ヤフーのトップニュースにも紹介されてましたな。

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コイツね。もう有名すぎてお腹一杯の人も多いかな?

 

このガジロウの生みの親、福崎町役場地域振興課の小川サンが企画している

「全国妖怪造型コンテスト」なるものが毎年催され、今回で3回目が終わった所です。

優勝作品は、等身大のブロンズ風像で製作し、展示されるというもの。

毎回、お題の妖怪が指定され、そのお題に沿って全国からプロアマ問わず

物凄い作品が応募されます。

第一回目は「天狗」でして、それの最優秀賞の作品の等身大像を作った時のブログも

記憶に新しいところ。(知らない方はコチラ 「天狗まみれ」 )

そのコンテストの第2回の優勝作品がコレ ↓↓

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「山の神」であります。

正直、この作品だけは決まらないでくれ・・・と願っておりました。(作者様ゴメンナサイ)

だって見てよ。 ウジャウジャ子供が一杯ぢゃんか。

こーゆー、数で攻めて来るの、造型屋泣かせと言いまして、イジメ以外の何者でもございません。

でもしかし、世界感が凄いスバラシイ作品でありますなぁ。

 

つべこべ言わず、ワタシはこれを等身大にするのがお仕事。

コレでご飯食べさせて頂いておるのですから。

 

さっさと製作スタ~ト!!

先ずは胴体部分から。

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毎度の事やが、今回も例外にあらず超テキトーな下書きから製作が始まります。

適当に見えて適当では御座いません。

本当に適当にやってますと、沢山いる子供ウリ坊がまともに納まりませんので。

一応、キッチリ見本の人形を事細かく採寸して大きさや位置関係を出しています。

毎回、この福崎町シリーズはワタシ独りで行っていたのですが、今回はさすがに

納期も無く、また若手の育成の為にも、分業で行う事にしました。

 

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まぁ、それにしてもデカいですわ。

座高で2mの設定ですから。

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で、とりあえずスチロール原型完成。

その後、表面をFRPでコーティングしたり、型を取って複製したりと作業は進むむむむ・・・

ホンマにデカいですやろ、コレ。  ↓↓

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全てのFRPコーティング作業が終わり。

DSC_3555

その後、表面のディテールを樹脂で造り込んで行きます。

DSC_3559

お客様が乗っかって来たりぶら下がりそうな所には、原型を一度切り開き、中に補強の金物を仕込み、

ゴリゴリに補強します。

DSC_3570

 

ウリ坊のセットアップも終わり、やっと全体像を拝めます。

image1

DSC_3597

このウリ坊の間に、ドサクサに紛れて子供の河童もいましたが、

演出上、この子河童は少し離れた所に設置。

観光客の皆様方を、この子河童の居た所に入ってもらってウリ坊と一緒に記念撮影を

して頂く、といった狙い。

 

その後、塗装前に表面に黒いサーフェーサーを吹きます。

通常、白やグレーのサーフェーサーですが、黒いサーフェーサーを使うのは、

キズが付き、万が一塗装が剥がれたとしても、そのキズを出来るだけ

目立たない様にする配慮。

image2

目玉から塗装します。  先ずは白目になる部分から。↑↑

その後、瞳を描きます。   ↓↓

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何故かここ福崎町のブロンズ像は全て眼球はリアルに塗装します。

そーゆー指示だから。 実にミステリアス。

地域振興課の小川サンの拘りの部分です。  彼の脳内の構造は謎です。

 

 

目が塗り終わり、今度は全体をブロンズ色に塗って行きます。

先ずは下地色から。 image4どんどん色々な色を重ねてブロンズ像特有の金属感を出していきます。↓↓

かなりの色数が重ねられていますよ。  何色重ねか解るかな?

image6

その後、緑青(ろくしょう: 銅のサビた色)を入れ、エイジングし、完成~。

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銘板はこんな感じで。

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バックのデッドプール像が目立ち過ぎー。

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で、お約束の一枚。

 

こーゆー風に記念撮影してほしいそうです。  ↑↑

 

 

早速、現場に運び設置。

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西日で超逆光ですが、バックの柿の木が実にイイ感じに雰囲気を醸し出しております。↑↑

設置場所は例の河童の出る池のすぐヨコです。

池から河童が出没するわ、小屋から天狗が飛んでくるわ、妖怪のブロンズ像がゴロゴロ・・・

完全に妖怪パークに変貌しつつあるこの公園。

第3回コンテストの優勝作品のブロンズ像の制作も始まっております。

夏くらいにお披露目です。

これまた造型屋泣かせの力作。  どんだけ泣かせる気や。  おい!福崎町さんよ。

お手柔らかに・・。

 

実は福崎町、この時期に、この像以外に4種類、計6匹の妖怪を設置しております。

それら6匹をウチで同時進行で製作しておりましたので引き続きこのブログでお伝えいたします。

乞うご期待あれ!!

 

ではーーーーーーっ!!

 

明けましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さぁ、明けましたよ。

と言っても、もう今日は1月の6日ですよ。

一年の1/60が既に過ぎ去ろうとしておるのだよ、そこの旦那。

そう考えながら時計を眺めると怖くなる。

時計で言う1秒が過ぎておるのですぞ。

なんと恐ろしい速さ。

歳をとると時間の経つのが早く感じると言いますが、

ここまで早いとは・・・。

去年の正月が、ついこないだの出来事の様に思い出されます。

お餅食って酒飲んでヤフオク見ながらゴロゴロしてても一日。

バリバリ頭と身体使って残業して働いても一日。

まぁ、どっちも生きていく上では大切な事なので

オンもオフも全力でやったほうがイイと思う今日この頃。

 

さて、今年は酉年です。

一般的には酉年は商売繁盛の年ともいわれてます。

どーなるんでしょね?

この人が暴れて上向くのかダメなのか・・

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良い意味で暴れて欲しいものです。

 

 

酉。

鳥ではなく酉だけど、年賀状とかで鳥の絵や写真が多くてテンションが上がります。

何故ならワタクシ守屋、色々と多趣味なのはご存知だとは思いますが、

鳥(小鳥~大型鳥まで)も大好物なのです。

鶏肉も好きですがー。

十数年前には、こんな鳥も飼ってました。

%e3%82%aa%e3%82%aa%e3%83%8f%e3%82%b7-5南国を代表するような有名なフォルムですな。

オオハシという鳥です。

オオハシも数種類おりまして、私が飼っていたのは画像と同じクリハシオオハシという種類。

まぁまぁデカイ鳥です。小型のカラスほどの大きさ。クチバシはドデカいですが。

飼っていた個体は最初は良く馴れて手乗り状態やったんやが、

突如、ある日を境にワタシの事を嫌いな人ナンバーワンに昇格してくださり、

それはもう、手の付けれない程の凶暴鳥に豹変しました。

理由は最後まで解らず。

鳥の飼育の難しさを痛いほど教えてくれた。

 

 

なので、もう大型鳥なんか難しいからやめとこ、と思っていながら

宝くじが当たったら(一枚も買ってないが)、先ずはこの鳥を飼うつもり。

 

 

 

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スミレゴンゴウインコ(ヒヤシンスマコウ)という鳥。

幼少の頃から最も憧れる鳥。

かなり大きな鳥です。尾の先まで1m近くはある。

かなり貴重な鳥でして、国内で買おうと思えば現在700~800万円とかします。

アホか。

でも欲すぃ・・。

個人的には高級車買うくらいなら断然こっちかな。

 

 

 

趣味の話はもうエエか。

 

鳥の造型のお仕事も、年間あたり数個は必ず造りますが、

4~5年ほど前にワタシが造ったこの某パチンコ屋さんの鳥キャラクター。

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実は最も人気がある(?)というか、発注やお見積の際、

お客様がホームページ上の、この鳥キャラの画像を指して、「こんな感じに仕上がりますか?」とか

「こんな感じのキャラクター人形をお店に置きたいんです」とか

仰られる程の人気ぶり。

キャラクター人形をお考えのお客様のほとんどが、この鳥さんに興味を示されます。

何ででしょ?

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どーです?

なぜ、人気ナンバーワンであるのか解ります?

デザイン、色の構成、サイズ感、仕上がり具合・・・・

全てのバランスがイイのかなぁ?

無能なワタシには解析できないですが、こうして

ご指名を頂けるのは造型屋冥利に尽きます。

 

 

でも、日々造るものも こんな風に、お客様の心に響く造型、心に残る造型を目指して

頑張らなアカンなぁ・・ と 改めて思う訳で。

 

今年もポップ工芸、スタッフ一同 力を合わせて他社とは一味違う、

より良い造型を目指して頑張って参ります。

今後ともご贔屓の程、よろしくお願いいたします。

 

ブログも頑張って更新します(?)のでお楽しみに~♪

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年もお世話になりました。  ホント。

どーもども。 守屋です。

すっかり寒いなぁ、と思いましたら 今年も今日で仕事収めでやんの。

月日も曜日も何が何やら解らんくらいドタバタした一年でした。

 

でもまぁ、こんな事を言えるなんて本来ありがたい話な訳で・・ 。

皆さんは経験した事があるか解らないけど、ワタシは過去に勤めていた会社で

仕事が暇過ぎて閑古鳥が鳴いているのを聞いた事があります。

しかも大合唱クラスの鳴き声を。

その鳴き声を聞きますと、恐ろしい倦怠感、漠然とした不安感、不眠、全身の不調など

それはもう、自分が生きてるのか死んでるのかも解らんくらいです。

かと思えば昨今、過労死や長時間勤務により自害してしまうなど、深刻な問題も耳にします。

こんな事言ったら炎上してしまうかもしれないけど、個人的には経験上、

「仕事が無い方が苦しい」 です。

そりゃ、色々な理由で命を落としてしまうのしょうが、その仕事が本当に好きだったり

やりがいを感じて止まないとか、物凄い高い目標がある、単純に高収入を得いている人などは

なっかなかへこたれないですよね。

疲れて身体はボロボロでも風邪すらひきもしない。

忙し過ぎて儲かってる経営者や、野望の有る人は睡眠2時間でも自害する様な者はあまり聞いた事が無いですもんね。

 

気の持ち様も大事ですけど、そーゆー自らの求める環境に巡り合う努力というか

アンテナ張る努力は惜しんだらダメですな。

運も引き寄せるくらいの。

 

な事より、今時の子は全ての刺激や欲求に飽和状態なんで、逆にどうしたいのか、

何がホントに楽しいのかすら解らない様な気もしますなぁ。

若者達は違う意味で苦しんでるのかな・・

ストレスの発散の仕方も解らないんでしょう。

ワタシなんて単純なんで、ストレスなんてカッ速いバイクに乗って

アクセル全開にしたり、可愛いサボテンでも買って眺めるだけで放心状態になれますよ。

お得な世代ですわ。

 

 

 

これだけ忙しいポップ工芸も私が入社した当時は、閑古鳥の鳴き声を

よく聞きました。

結構ヤバい級の鳴き声も聞こえた事も数知れず。

でも私なりに無い知恵を絞り、またそれに賛同して頑張ってくれるスタッフ達の努力、

金策の為にF1マシンの如く走り回る社長。。。。。

そんなこんなで皆の力が1つになり、今こうして忙しい忙しいと言える会社にようやくなった所です。

本当に有り難いですね。

これからが勝負どころかと。

 

今年一年をの仕事内容を振り返りますと、この2016年はポップ工芸にとって

大きな変化が見られた様に思えます。

この造型屋業界では今までポップ工芸は一匹狼的な存在で通っておりました。

全ての作業や、受注分の仕事のみを完全に自社でこなしておりましたが

ワタシ個人的には一匹狼では仕事内容や受注量などに限界を感じていた為、

今年は重点的に、外交(他社の造型屋との提携)を重んじて動いていました所、

他社からのお仕事を頂いたり、逆に他社にお願いしたり、また技術面のセッションも多く、

作業のやり方の変化や、今まであまり行わなかった作業、たとえば3Dプリンターでの製作や

全身メッキ加工のフィギュアなどなど面白い内容の物が多かった気がします。

中でも今年一番思い出に残った仕事は、やはり「DEADPOOL」像の製作かな。

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とにかく短納期との勝負でもあったし、スタッフ全員投入で1つの大物を製作したのも初めてだったと思う。

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納期が納期故に個人的には全然納得出来て無いんやけど、色んな意味で勉強させてもらえました。

ちなみにこのDEADPOOL像は現在、仕事を終え、弊社のガレージに鎮座しております。

来年早々にも工場の屋根の上に乗せて涅槃の守護神になって頂く予定。

ちょっとしたパワースポットになろうかと。

 

でもまぁ、忙しいのがイイったって、このDEADPOOL像みたいに、のんびりした気持ちで

仕事に望めるのが理想ですけどねーーーー。

 

では

今年も数ある造形屋の中から弊社をご用命頂きまして本当に有難う御座いました。

来年も業界先駆けの料金プランも色々考えておりますので是非ご期待ください!

 

では皆様、良いお年をををををーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ募集!!

只今、アルバイトスタッフを募集しております。

若干名

男女不問

経験問わず

(キャラクターフィギュアや立体造形物の製作補助。簡単な作業ですのでご安心を)

時給¥1000

笑顔の素敵な方、お待ちしております!

 

その他詳細、条件等は相談。

経験、技能考慮ののち社員登用も有り。

先ずはお電話ください。  担当:守屋まで。