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花壇の造形

元気ですか~っ!!

元気があれば何でもできる。

A猪木氏はエエこと言いますな。

極めて単純明快な文句やけど確かにそう思う。

あの人、あんなアゴしてエッセイ集とかも過去に出版してる。

オモロすぎ。

猪木大好き。

だから猪木モノマネ系の芸人、全て好き。

春一番氏どうしてんのかなぁ・・生きてんのかしら。

春一番氏、過去に体調崩して入院してた時、どこが悪くて入院してたんか忘れたけど、身体の何かの数値が、医者ももうヤバいと言ってた時に、A猪木に闘魂注入してもらったら、驚くなかれ、その数値、平均値くらいまでグングン下がったと言う話は有名。

でも・・・死にかけて入院してる相手に思いっきりビンタ喰らわす猪木が凄い。

あの人いつも元気やから平気で何でもできるんやな。

「元気があれば何でもできる」・・・やっぱ凄いな、猪木。  ダ~ッ!!!

 

さてさて意味不明の前置きは終わり。

前回のクマちゃんの会社、某有名電力会社と申しました。

そちらから新たに追加注文を頂きました。

今回はキャラクターでは無く 「花壇」  渋い。

会社のマークの形の花壇が欲しいとのこと。

花壇1.jpg

スチロールで原型を製作。

マークの形でどこの電力会社かバレバレやん(汗)

でもこの画像にモザイク入れたら何の作業してる写真か解らんしねぇ。

で、その原型にいつも通りFRP積層。

花壇2.jpg

どんどんどんどん何層にも渡って積層します。

何故なら・・

花壇や水槽とかをFRPで製作する場合、気をつけないといけません。

中に入れる土や水は、想像を絶するほどに内側から圧力をかけます。

最も力がかかりそうな所には内側にリブを入れて補強したり。

今回は花壇なので各所にドレン(水抜き穴)も入れてます。

それ付けないとお花が根腐れをおこすから。

積層が終われば樹脂を吹きつけて完成。

花壇3.jpg

花壇4.jpgこの花壇かなりデカいんです、実は。

後ろに写ってるクマちゃん造形をシコシコしてる兄ちゃんと比較してみて。

完成後、お客様が直接トラックで引き取りに来られたんやけど、あまりのデカさに荷台に載らず!

でもそのトラックしか無いという事だったんで、皆で考えに考え、まるで知恵の輪を外すかの如く、ひっくり返してねじって回して押さえて何とか積載。

もう1ミリの余裕も無いくらいキッチキチ!

まぁ、載って良かった良かった。焦るわホンマ。

 

ではまた!!

クマちゃん その2

前回の続き~

 

出来上がった原型から成型用の型を取り、複製します。

型から抜いてスグがこれ↓↓

くま5.jpg

何ともみすぼらしいと言うか小汚いと言いますか・・・

でもこの後、不要なバリを削り、細かなピンホール(気泡等)をパテで埋め下地処理のサーフェーサーを吹き付けるとウソの様に綺麗になるで!

テッカテカ☆☆

一級強化プラスチック成型技能士の兄ちゃんガンバッテ塗るの図↓↓

真剣な眼差しです。平面に吹くなら簡単やけど、この様な形が入り組んだ造形物をタレない様に均等に吹くには熟練の技を要します。

一瞬でもよそ見したらダラダラ~と。

くま6.jpg

その後塗装へ。

くま7.jpg

クリア塗装の後、フラットベースという艶消し剤を吹きマット仕上げに。

マット仕上げにすると何かこう、柔らか味みたいなのが現れます。

くま8.jpg

くま9.jpg

ポップ工芸での儀式↓↓

出来上がった造形物(巨大なモノ以外)は出荷までの間、玄関先に立たせ、通りががりの方にお披露目します。

この間に店先に置く造形物としての礼儀作法を学ばせます。

まだ緊張している様子が表情に出てるやろ(笑)

笑顔がひきつってるよ!クマちゃん!

でも半日もしたらエエ笑顔に変わりよる。

ホンマやで・・・

くま10.jpg

でその後、先方様からご好評を頂き、続々と増殖中!

きっとあなたの街でも見かけることになるでしょう!

ほら、ホンマにイイ笑顔になっとるがなこれが↓↓↓

解る?この違い。

親バカと言うか製作者バカというか、ずっと眺めてると表情が違ってくる様に見える瞬間がある。

ただ単にワタシが病んでるのでは?という噂もあるけどー・・・

くま11.jpg

周りが何を言おうと、な事は気にしな~い!!

んぢゃまた!!アディオス!

クマちゃん その1

アカン・・・  寒すぎる。

 

何やのこの寒さ。

昨日ニュースでチラッと見たけど、どこか忘れたけど、大雪で走行中の車がそのまま一瞬で雪に埋もれ、運転手が閉じ込められる、というのがあった。

何それ・・ドリフのコントやん。 ・・・「だめだこりゃ」って笑てられへんけど。

佐渡島なんか風速40メートルとか言うてた。人間飛ぶで、それ。

新潟も猛吹雪やったみたい。

そういえば去年、新潟にヘラクレスオオカブトの3メートルのデカい造形、社長と二人で取り付けに行ったけど、カブトムシ大丈夫やったんかな?あまりの寒さで1メートルくらいに縮んでんちゃうか?

気温が低いのは造形屋にとってもツラいもの。

気温が低いと樹脂の硬化時間が著しく遅くなります。

塗装にしても乾燥が遅くて次の色を塗るまでに時間を多くとらないといけなかったり。

でも樹脂にしても塗料にしても季節に応じて「夏用」とか「冬用」とかあるねんで。

人間の身体もガンバッテ毛穴開いたり閉じたりして頑張ってるし。凄いなぁ・・

 

さて今回紹介する造形は、某有名電力会社のキャラのクマさんです。

近畿地方の方ならCMでよく見るアレです。

先ずはどのポーズにするか打ち合わせ

くま1.jpg

ゴメン。写真ボケとる。

で、ポーズが決定したら10センチ程の簡単なスチロ-ルミニチュア製作して詳細を練り直し最終的に決定を頂きます。

くま2.jpg

くま3.jpg

今回はこの2パターンに決定!

そして本番用のスチロール原型を製作。↓↓

大きさは1メートルで。

くま4.jpg

好評なら量産の可能性もあるとのことだったので完成した原型を型取りして製作。

う~・・寒いから続きはまた後日!

ほんじゃ。

 

タコちゃん看板

今日は久々に雨。

テンションさがるぅぅぅ・・・

オマケにごっつ寒い。

幸いウチの工場、造形屋では珍しく空調が入ってて工場内は意外と快適なんやけど。

それでも寒いね。明日から寒波が来てもっと寒なるみたいやし。

こう寒い日が続くと、つい食べたくなるのがたこ焼。

て事で今回はタコ焼屋さんの造形をひとつ。(なんと無理矢理な持っていき方・・)

 

粉モンの街、大阪。

道頓堀とかには、かなりのたこ焼屋さんがあります。

皆さんご存知の道頓堀のあの大きなタコの造形をはじめ、ポップ工芸ではもう数え切れないくらいにたこ焼屋さんの造形看板を手がけてきました。

たこ焼と言えば冬の食べ物的なイメージがあったけど、今は一年中、大阪だけではなく、日本各地で食べられるくらいメジャーになりましたなぁ。

今回紹介するタコさんも遥々名古屋からのご依頼です。

画像はスチロール原型↓↓

もう何回もタコさん造ってきたけど、毎回この8本足にはウンザリっす・・・

なんで8本も必要なんやろ、造るの大変や。

心が折れそうになる。

今回は吸盤が無いデザインなのが唯一の救い。

たこ1.jpg

FRPを積層する時も心が折れそうになる。

面倒くせっ・・・

たこ2.jpg

8本足のパテ研磨でもうトランス状態。。。。。。*$+¥。~#@%

気が付くと変なタコソングみたいなのを作って歌ってる時も・・

それくらい面倒なんです。足モゾモゾ系のヤツは。

たこ3.jpg

何とか無事パテ研きも終え塗装をして完成なり。

たこ4.jpg

目っ・・・  目が「たこ」って。

なんとも解りやすいタコさんで。

 

今回は既製品のスタンド看板にモーターを仕込み、このタコさんをグルグル回す仕組みになっています。

たこ5.jpg

スイッチ入れたら派手なこと派手なこと!

タコはグルグル、矢印はチカチカ☆☆

動画やったらよく解るやろけど入れ方解らんので今回は割愛させて。

またお勉強しとくし。

こんな既製品スタンド看板にモーターを仕込み、この様な立体造形品を組み合わせたモノを今後、当社でラインナップして格安販売する予定です。

たこ焼、たい焼き、キャラクター等、上に飾る造形品は自由に取り替える事も可能です。

クリスマスなど、季節によって取り替えるのも楽しいでしょう。目立つで~!!

今後の展開に迄うご期待!!

 

ではまた!サバラ!

 

招福行列!商売繁盛~!!

もう皆さんえべっさん行かれましたか?

商売やってはる人やったら当然行かれたでしょうな。

ウチもこの時期になるとえびす祭りで使われるえべっさんの造形の注文を毎年頂きます。

今年は大阪天満宮の天満天神えびす祭を盛り上げようと約70年ぶりに復活された

「宝永(ほえ)かご行列」と呼ばれる招福行列のオリジナルキャラクターのえべっさんの造形です。

画像はパテ研磨中のえべっさん。

この状態ではまだカサカサでとても福を招いてくれそうもありませんなぁ・・・

えびす1.jpg

塗装を施したらイイ感じになりましたよー♪

これならバッチリ商売繁盛間違いなし!

お酒を召されてイイ塩梅です。

えびす2.jpg

めでたい鯛もピッタンコ。えびす3.jpg

そして無事に奉納されいよいよ本番です!!

なんと100人にもおよぶ大行列の先頭を飾っております!カッコイイ!

えびす7.jpg

工場に居た時より、幾分、嬉しそうな顔に見えます。不思議やね。

えびす5.jpg

みこしの先頭には誇らしげに「株式会社ポップ工芸」と。(^^)vえびす6.jpgこの模様は先日新聞記事にも掲載されていましたョ。

えびす4.jpg

このえべっさん造形が行列に加わる事で、お祭りがかなり和やかな雰囲気になってる様に

感じません?

たった1メートル程の小さなお人形ですが立体造形物のパワーと言うか存在感をあらためて感じました。

今後、これが毎年の恒例行事に使って頂けると思ったらホンマに嬉しい限りです。

 

さぁ、次は何のネタ書こうかな・・・

賀正!!

新年 明けましておめでとうございます!

旧年中は数ある造形屋の中、格別のお引き立てを頂き

厚くお礼申し上げます。

本年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

 

 

 

獅子3.jpgさ~て!めでたく年も明けました。

お陰様でポップ工芸、年末年始ともバッタバタのバッタバタ!!!

年末もギリギリまで作業して大掃除の暇も無く、元旦と二日のみお休みを頂き、

3日より全員出社のフル営業!

この流れで年末まで行ったるで~っ!

 

で、肝心の製作日記、サボりすぎですわな・・・

毎日、マメにアクセス頂いているポップファンに何と申し上げれば良いのか・・・

ホンマにすいません。毎日更新目標に頑張りますんでヨロシクです。

早速製作日記を。

上の獅子、大昔にキングオブポップ中村社長が造ったヤツなんやけど、年末ギリギリで修理依頼。

(ちなみに上の画像は修理完了後の画像です)

ご予算の関係でFRPでは無くスチロール原型に樹脂を吹きつけたリーズナブルタイプ。

しかしその分、強度が弱いので乱暴に扱うと壊れます。

かなり酷い暴行を受けたようです。可哀想に・・

鼻先をはじめ至る所バキバキ、アゴは男前に真っ二つ。

獅子1.jpg

獅子.jpg

修理代を考えたら最初からFRP製にすればイイのに・・

と思うのですが。

まぁ、当然ご予算の都合がありますもんね。

でも、どんなにボロボロに壊れてようが修理は問題ありません。

他社で製作されたものでも構いません。

一番上の画像の様に綺麗サッパリお直し出来ます。

ドンドンご相談くださいませ。

 

工場はこのゆるキャラ様のお陰で相変わらず超多忙なり。

遷都型1.jpg

遷都型2.jpg

中身は都合上、お見せする事は出来ませんが。

言わんでも解りますわなぁ(笑)

大小あわせて合計140体(!)もの数を製作しています。

ぼちぼち各地でお目にかかると思います。

近鉄の各駅に設置されます。

見たくて我慢できへん人は、近鉄奈良駅の改札口に行けば既に設置されてまっせ~!

近鉄の名古屋駅までジワジワ増殖していきます。 

ウヒャヒャ!

ではまた。

らいおん

12月も、はや10日。

何と時間の過ぎるのが早いこと。恐ろしや・・

年末の恒例、道路工事の多いこと多いこと。

夜中になっちゃぁモグラの如く、あちこちで地面を掘り返して工事しとる。

そんな使わなアカン予算あったらワタシに少しでいいから分けておくれ、友愛精神で。

 

ポップ工芸もそんな道路工事に負けじと、毎日スチロールほじくり返してるでぇ~!!

って事で、今回はライオンのお顔造型を紹介。

いつもお世話になってる看板屋さんからのご依頼です。

今回も製作にあたって、ラフスケッチと写真1枚のみお預かりしたので、完成後のイメージをお伝えする為、ミニチュアの製作からです。

ライオン1.jpg

この画像は先方様よりチェックOKを頂き、返送していただいた時のものです。

左上に何やら嫌な文字が書き込まれてます・・・

「左向きへ」

そう、当初の打合せでは右向きでのご指示だったんですが本番は左向きに、って事で。

正直、意外と大変なんすよねぇ、これを見ながら本番を反対に彫るのは。

このままだとスイスイ手が動くんやけど、反対となると一旦頭で考えてから手を動かさないといけないので。

よって、頭の中でのズレを抑えるために、コレに位置関係の数値を書き込みます。

ライオン2.jpg

と言っても目と耳と鼻の位置と高さを把握しとくだけ。細かいところは、やっぱり頭で考えて彫る。

それを大きなスチロールブロックに拡大して描く。

目と耳と鼻の+印がその位置↓↓

ライオン3.jpg

あとはザクザク彫るのみ!

よく見ると、目と鼻の先に黒い点がありますやろ。

これは釘を刺してある。

何故かと言うと、さっき描いた下絵、彫れば消えちゃうでしょ。

彫り進んでもその位置がズレてかない様に釘を刺して位置を把握しとくんですわ。

コレはワタシ流のやり方なので、良い子はマネしない様に。

ライオン4.jpg

 

ライオン5.jpg

しまった・・  また途中経過撮り忘れ。

FRP積層の写真を撮り忘れ。

FRP積層の後、パテで細かい部分(毛並み等)を造り込み、塗装。

ライオン6.jpg

心~配~無いさぁ~♪  大西ライオン的。ライオン7.jpg今回、コレ造ってる時、メチャメチャ忙しかったら、原型はワタシ守屋、FRP積層は今お手伝いにきてもらってる兄ちゃん(一級強化プラスチック成型技能士やで!)、塗装は水内クン、ゴージャスな三つ巴の製作でした。

バッチリと三人の力が合わさってエエのが出来たわ♪

お客様にもエライ喜んで頂けましたよーん。

ではまたねー!

カールじいさん

すんません・・・

ご無沙汰しすぎてましたm(__)m

明けても暮れても例の某ゆるキャラの原型製作が続いておりまして大変です。

仕様や個数の変更に次ぐ変更でもう大変!!!

お陰様で今、下の画像の右のお方がテレビでおもろい事言うても正直笑えない位の心境。

 

TKO.jpg

                                            

                                  

                               

                          

                      

 

 

 

 

 

 

今、何のゆるキャラ造ってるかは、この人を見たら大体お察し頂けると思います・・

たま~にテレビで裸で頭にツノ付けて、そのゆるキャラとツーショットで出てますやろ。

でも、昨日、原型の最終チェックが無事に終わり、精神的に楽になってる。

しかし今、精神的に楽になっても、来週からそれの量産で肉体的にキツい日々が待ち受けている・・・・・

追い討ちをかけるかの如く、今日、またまた追加の連絡が。

このゆるキャラの生産、2月半ばまで続きそう・・

 

さてさて気を取り直して本編へ。

あ~、久々の製作日記。ちょっと緊張ぅぅ。

今回は、今CMでバンバンやってるディズニーピクサーの最新作、6日から上映の映画、

「カールじいさんの空飛ぶ家」の宣伝用の造型を紹介。

この物件、かなり前から見積もりを頂いてたんやけど、決定したのが納品の4~5日前。

詳細の打ち合わせを入れると製作に充てられる日数はわずか2日!!!!!!!

一時的な展示であることと、予算的にもかなりキツイ物件なので、今回はFRPでは無く、

スチロールでの製作です。吊り上げるので重さの制限もありますから。

いつも急ぎの物件は社長にお任せ。  ・・・・申し訳ない。

カール1.jpg積み木で遊んでるのでは無いよ。

これといった図面も無く、チャッチャと切り出して行くシャチョー♪

社長が家を造ってる間にワタシ、おじいさんを製作。

忙しい時はみんなで力を合わせて乗り切りましょう!

カール3.jpg
カール4.jpgメガネ無かったら誰や解らんなぁ・・

猪木のフィギュアみたい、や、船越英一郎か?

ワタシも他の作業が忙しいんで1日で製作。

その間に社長も順調に進めてマス! ↓↓

カール5.jpgハイ!完成。

カール6.jpg下の文字板は家のウラに貼り付けます。

現場でこの家の上に大量の風船を飾りつけて完成です。

3日に和歌山で展示、翌日からは梅田のナビオ(たしか・・)の映画館で展示されてる模様。

お時間のある方は是非見に行ってみては?

 

さぁ、次はいつの更新になるのかな・・・

頑張って書かな、こないだ、また打ち合わせに来られた取引先の方に「おい!守屋さん、日記はいったい何日ほったらかすつもりや!毎日楽しみに見てるのに!」言うて叱られてしもた ・・トホホ。  

 

がんばるよ。                                                            

リピーター

ん毎度!!

お久しぶりで。

モリヤ元気に頑張っとります。ヘロヘロながら。

例のゆるキャラの量産、なかなか難航しとりま。

本来なら今週頭からジャンジャン量産はじめる予定やったんやけど、一度OKが出た原型のチェック、再び変更が出て手直し。せっかく量産型まで製作して臨戦態勢でいたのに・・・・。

大きい仕事ほど、こんな急な変更多いです。しかも平気で言われます。

まぁ、言いたいことは山ほどあっても仕方ないっすわ。 

デカい仕事だけに施主様もウチも1つの失敗も許されないんやし。 最初が肝心。

 

さて気を取り直して日記日記。

リピーター。

ウチの仕事、ほとんどが単発の物件が多い中、今回紹介する物件、もうかれこれ何回リピート頂いた事か・・・

何十体造らせて頂いたか記憶が無い位。

大阪の北東部、枚方市周辺をメインに展開されていらっしゃる調剤薬局の看板君です。

ワタシが生息する近辺なので近所でよく見かけます。

さんちゃん1.jpg

画像中にある黒いのが量産型。すなわち造幣局。

ポコポコ型抜きして私達にご飯を食べさせてくれる夢のマシーン。有り難や有り難や・・・・

今回は5体の発注。

さんちゃん2.jpg

数十体も造れば慣れたモンです。着々と作業は進む・・

背中にはお花が咲いております↓↓

カワイイ人形さんなので社長も楽しそうに作業しております。つーか多分、明日どこにドライブに行こうか・・で楽しそうな顔をしているのだと思うのですが・・・・。

さんちゃん3.jpg

台に固定して完成♪

さんちゃん4.jpg

後ろに写ってるマンモスと自由の顔面女神が不気味ですが、そんなの無視して皆ニコニコしております。

メチャ可愛いお人形やけどよく見たら頭に十字が突き刺さってるわ背中から花咲いてるわ・・・

でも可愛いから許しちゃう♪

ではでは また。

ゴルフボ~ルその2

忙しい・・・

かなり忙しい・・・

メチャメチャ忙しい・・・

 

こんな感じでポップ工芸、年末にかけてエライ事になってきておる次第です。

例の、皆様よくご存知の近畿地方の某「ゆるキャラ」を大量生産する話がいよいよ具体的に決まりそうなんですわ。

よって、毎日更新を目標に続けております(どこがや)この日記、年末くらいまで、ちょっと不定期な更新になるかもデス。

スンマセン。

でもオモロいネタがあったらすぐ書くんで皆様、毎日楽しみに覗いてくだされ。

意外としょっちゅう更新してるかも・・よ。

 

で昨日の続き、ゴルフボール。

スチロールで原型を製作した社長、次は型取りです。

原型は半球分だけの製作で、型取りをして2個複製し、くっ付けて1つの球体に。

ゴルフ2.jpg

くっ付けたら合わせ目をパテで綺麗に処理し、サーフェーサーを吹いてお肌を整えます。

支えるポールがティーになってます。

ティーはごっついパイプで出来ていて、先端の部分のみFRPで成型してある。

ゴルフ3.jpg

塗装の前にドッキング!固定方法はその都度違う。ボルトで固定したり樹脂で固定したり。

形状や見栄え、強度等を考慮して固定方法を選択します。

ゴルフ4.jpg

そして塗装

お店のロゴも入れます。

ゴルフ5.jpg

ゴルフ6.jpgこうゆう長~いパイプやらが仕込んである造型、FRP造型本体の重さよりパイプやらの金物の重さの方が重い場合が多いですわ。

 

今週はイヤな雨が続きそう。

雨は塗装の発色やツヤやらに悪影響を及ぼすのでキライ。大キライ。

早く天気になってくれ・・・・・

ゴルフボ~ル

昨日、会社は忙しくバリバリ営業中やったけど、無理を言って休みをもらって出かけてきた。

これから年末にかけて、超忙しくなるかも知れへんから、今のうちに有機溶剤や乱れた生活で腐りきってる身体をリフレッシュしに。

どこかパワースポット的なトコ探して行ってみようかな、と。

選んだ場所は三重県の「赤目四十八滝」 

マイナスイオンを吸い込んで汚れた肺をリセットしてやろう。

はじめて行ったんやけど、なかなかイイ所。

入り口には「オオサンショウウオセンター」なるものがあり、巨大なサンショウウオがニョロってたり。

テレビで、そこに「屁こきまんじゅう」てのが売ってると記憶してたんで食べてみた。

普通にたい焼きの生地みたいなのにサツマイモが練り込んである。

 

へこき1.jpg形はよく解らない人形型。

楳図かずおの「赤んぼ少女 タマミ」に見えて仕方ない。・・・不気味極まりない。

へこき2.jpg

どうやらコレが正体らしい↓↓・・・

似てないにも程がある。

 

へこき3.jpg中にアンコやリンゴやらが入ってるのも売ってたが、ここはあえてノーマルの何も入ってないヤツをチョイス。

しかしシンプルやが旨い!!

 

サツマイモが入って、だから「屁こき」なのか・・・と帰宅して寝る前に気付いた自分がイヤになった。

 

前置き長過ぎ。 製作日記。

 

題名通り「ゴルフボール」の造型。

たま~に街で見かけるゴルフボールの看板。

ホンモノのゴルフボールを良く知ってる人は解ると思うけど、ボールにある無数の窪み、ディンプル。

アレをまともに造型で表現するのは大変。配列や、その個数・・・

でも街のゴルフボール造型を見ると意外とシンプルに造ってあるのが良く解る。

看板としてのゴルフボールは、まともに真似るより、そのディンプルの大きさを大きくし、数を減らした方が見栄えがイイんです。当然造るのも楽というのもありますが・・

例えばたこ焼きの看板のタコ造型。

スーパーで売ってるタコの足、よ~く見て。  物凄い吸盤の数ですやろ。

あれをまともに造型タコに表現したら、気持ち悪くてかえって食欲減退しますわなぁ。

それと同じくゴルフボール造型も見た目のイメージです。

しかも遠く離れた所から見る事が多い看板。

遠目に見ると大きいディンプルの方がそれらしく見えるのです。

ゴルフ1.jpg

いつもゴルフボールを担当するのは社長。

バランスや配置、結構難しいんですわ。

オリジナル秘密兵器でグリグリいっちゃってます♪

 

続きは明日。

 

 

 

踊る海老王!頑張れ海老王!

久々にかぶりものの依頼が来ました。

イベントで某タレントがかぶるらしい。

先方様から届いた図面がコレ↓↓↓

海老王原図.jpg

誰や!笑ったんは!!

これもウチらにとっては貴重な資料となるのですよー!!!!!

このイメージを壊さぬ様、早速製作開始!

海老王原型.jpg

かぶりものは大き過ぎても小さ過ぎてもアカンのでサイズの設定は慎重に・・・

デカ過ぎると重みで首を痛めるし小さいとそれをかぶってるタレントさんがウケないし。

そのあたりは経験でサイズを弾き出す。何に使われるかぶりものかを考慮して。

画像の、ちょうど中央あたりの窪みの部分が被る所。バイク用のヘルメットが埋め込まれてあるねん。バイク用のヘルメット、かぶりもの製作する時、重宝しますねん。

今回は、数回の使用のみ、という事だったので、安くあがる様にFRPのコーティングは無しです。

でもスチロールむき出しではボロボロになるので水性の樹脂で塗り塗りコーティング。

海老王下地.jpg

イベント用なので派手目な色を塗装してフィニッシュ!

海老王完成.jpg

早速、先日行われたイベントで活躍

海老王2.jpg

スーパーゲストにMC海老王と書いてある。  けど・・・ごめんなさい・・・誰?

シュリンピューン!!は世界を救う、とも書いてあるが・・・

海老王1.jpg

      

        ・・・・誰?

 

海老王3.jpg

   

           

          ・・・・・誰?

 

エライ盛り上がってるのは確かな様であります。

そのうち超有名になってテレビやらで見かけるかもですよ。  

さぁ!皆さん、覚えておきましょう。 合言葉は  ・・「海・老・王」  ですよ。

 

ご近所さんいらっしゃ~い♪

こないだ作業中ラジオ聞いてたら、ボジョレーヌーボ-が今年も出荷やら何やら言うてた。

解禁は今月の19日くらいらしいけど。

でもアレって、毎年同じ様な事言ってる気がする。

「過去数十年で最高の出来」とか「今年は気温の影響で原料のブドウが最高の・・」とかとか。

ホンマにそうなんやろか?て疑問に思えるくらいのベタ褒め様。

世界的に温暖化やらで変な天候やのに、そんな毎年ボジョレーに好都合な条件として当てはまるんかな・・・?

たまには「今年の出来は最悪です、面白いくらいマズいから飲んでみては?」とか言ってほしい。

とか言いつつ、一応、毎年買って飲んでみてるけど(笑)

でも個人的に過去一回も「今年はウマイ!」って思ったためしがない・・・なんでやろ。

スーパーで売ってる数百円の紙パックのヤツの方がウマい気も・・・

あれバカにしたらアカンで。中にはウマいのあるで。

 

さて日記。

ウチの会社、以前も書いたけど、かなり交通量の多い国道沿いにあります。

よって通りがかりの方からの依頼も多いんですわ。

今回取り上げる物件も、ウチの会社の最寄り駅、近鉄大阪線「高安」駅前の美容室さんからの直接のご依頼です。

ご近所周りでジワジワとポップ造型が繁殖しております・・

数年後には・・・・・ウシシ

持ち込まれた図面がコレ↓

ネコ1.jpg

注文は目をキリッとシャープに、カワイくなり過ぎぬ様、また招き猫の様にまったりした雰囲気にならぬ様・・と言う事。

早速原型開始

ネコ2.jpg

ネコ3.jpg

ご近所なので原型チェックも数回行い納得のいくまでセッション。

バッチリOKを頂きFRP積層

ネコ4.jpg

ヒゲや取り付け金物を仕込み、パテ研磨で下準備完了。

ネコ5.jpg

クールな感じ出てるでしょ?

今回、目ヂカラを強く強調させる為、鼻や口等のモールドはあえて無しにしました。

そして塗装♪

瞳はツヤツヤ、ボディは半ツヤにしてあります。

ネコ6.jpg

ワタシが本体を製作している間に、社長に看板部製作をお願いして愛の師弟ドッキング。

ネコ7.jpg

近鉄大阪線 高安駅近くからチラッと見える所にありますよ~ん。

秋はスウィ~ツ♪

今朝、エライ何か道が空いてると思ったら、今日は祝日、文化の日やってんなぁ・・

全然曜日の感覚が狂ってる。アカンなぁ。

つーか今日も祝日やのに仕事してる自分に気付く・・・

 

しかし寒い!!!!!!

昨夜あたりから異常な寒さ。

ビールから焼酎へのシフトの季節。

バイク通勤(片道1時間弱!)だと帰宅後寒さで身体が固まって30分ほど何もする気がおこらず、ただじっと体温の上昇を待つ次第。

でもこんな季節になると恋しくなるのがあったかいコーヒーとおいちいスウィーツ。

一昔はスウィーツと言えば女子の天国みたいな感じやったけど、幸い最近は、スウィーツ系男子の地位がグイグイ上昇してる。コンビニ行っても男子系なんちゃらみたいなプリンやら売ってたりで、かなりときめく☆

ウチの会社の男性陣、社長を筆頭にかなりの甘い物好き。

おみやげで頂いたお菓子類は秒殺。

最近はそのスウィーツブームも手伝ってか、ケーキ類やお菓子類の造型の見積もりが多い。

今回はそんな中から今流行の、ロールケーキの造型を紹介。

関西では堂島ロールとかおいしいロールケーキが有名ですなぁ。ワタシも大好き。

今回発注頂いたのは奈良を本拠とするロールケーキ。

まだ、大々的に販売はされてないとの事なんやけど、今後、大阪やらの主要都市での販売も行うらしいくらいのメチャ美味いロールケーキ。しかも安いらしい!!

なぜ美味しいと知ってるか?だと?

当然です。また製作前に実物を持ってきて頂いたから。

以前紹介したヘラクレスオオカブトや伊勢海老の造型の発注を頂いた時も活きた実物をサンプルとして送って頂きました。

それは、ただ単にそれが食べたいから、とかそれが欲しい、から頂戴するのでは無く、実物を見て観察した方が、よりリアルな物が造れるから、です。

いつもは写真やらの資料をかき集めて参考にするんやけど、やっぱ実物には適いません。

細かな質感を表現するには必要です。

で、お持ち頂いた現物がコレ。

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冗談やお世辞抜きでマジで美味しい!!

元、ケーキ職人だった社長(知らんかったやろ)も「これはウマい!」と一言。

寸法比率や生地やクリームの質感やらの資料取りをしっかり行い我々も美味しく頂戴。

バリ旨!!

形状やらは簡単なのでスチロールでササッと製作。

いつもと同じくFRPでコーティング。

出来栄えを左右するのはこの後のパテでの質感表現と、塗装で全てが決まる、と言っても過言じゃない。

そして緊張の塗装

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特にこの様な食べ物系などは色の透明感が重要。ベタ~っと濃い色を塗ってしまってはダメ。

時間はかかるけど少しずつ色を重ねていきます。資料の写真と頭に焼付けた記憶を頼りに・・・

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ハイ完成!美味しそう・・・

コレ、80cmもあります。

端っこの部分からモグラみたいに中に潜って食べて行きたい・・・

皆さんもそんな妄想したことあるやろ?

で~っかいケーキ、一人で誰にも邪魔されんと食べたりする妄想を。

あ、あと、マンガで王様が食べてる骨付きのデッカイ肉の塊も食べてみたい・・・

あ~腹減った・・もうすぐ昼飯の時間や・・・

おしゃぶり乳首・・・

なんともヤラしい題名からで誠に申し訳ない。

セクハラで訴えないで。

 

「おしゃぶり乳首」  アカン・・何回書いてもやっぱりヤラスィ・・

でも男はみんなおっぱい星人。  ・・・のはず。  や、絶対に。

さかのぼれば皆、男も女もおっぱい星人。

哺乳類である以上。

 

くだらな過ぎる前置きはもうやめるとして、製作日記を。

改めて「おしゃぶり乳首」  (まだ言うか!)

だって仕方ない。それ造ったんやし。

皆さんご存知であろう、赤ちゃんや幼児のグッズ関係の最大手の某メーカー様からのお仕事。

今回は二回目の発注を頂きました。

前回は、小さなお子さんが上手にお箸を持てる様にトレーニングする為の矯正グッズで、それのデカいバージョンを造り、展示会で使用するものでした。手に持ったお箸が動くギミックを組み込んだもの。

今回のおしゃぶり乳首も巨大に造り可動させて欲しいとのこと。

我々が小さい頃、オカンに口に突っ込まれたおしゃぶりって、ごく簡単な造りというかデザインやった気がするけど、今のは違うでー!!最新のテクノロジーを駆使して設計された感じ。

吸い口となるシリコンゴム製の乳首の部分なんか人間工学というか赤ちゃんの口の形状や顎の発達を出来るだけ妨げないようにされてたり、口周りに当たる部分なんかも赤ちゃんのお口周りに泥棒のヒゲみたいな丸い跡が付かない工夫がされていたり・・・それはもう気軽におしゃぶりと呼んでいいのか解らなくなる位のハイテクぶり。

よって、製作するにあたっても、その微妙な形状を寸分狂わず表現せんとアカン。

画像はそれらのパーツ。パッと見、何の造型か解らんでしょ。

おしゃぶり2.jpg

何やねんホンマ。訳わからん・・

おしゃぶり1.jpg

そしてパーツを可動させる為、内部にメカを組み込みます。

さっきも書いた様に微妙なハイテク形状で構成されているので内部のスペースは狭くても、こちらの都合の良い様にサイズを変更できないので、取りまわしが大変大変っ!!

おしゃぶり3.jpg

メカの仮組みと試運転を終えたら、一度全てのメカを外してから塗装。

塗装が終わって、また組み込んで完成。

今回は図の様にフタの様なパーツが左右に開閉するものでした。

なぜこの様な開閉するフタが付いているのかは最後まで分からへんかった・・・ハイテクすぎる。

おしゃぶり4.jpg

おしゃぶり5.jpg

今時の赤ちゃん達はこんなハイテクおしゃぶりでも、いとも簡単に使いこなすんやろなぁ・・

おそるべし今時の子。

懐かシリーズ

画像の整理してたら懐かしいの出てきたから紹介しよかな。

ポップ工芸マニアのあなたなら当然ご存知のアレ。

「自由の顔面女神」

コレは元々展示会のブースで展示するために造ったもの。

ブースの大きさは大体3メートル四方の大きさが多い為、設定を2メートルにして製作。

ではどうぞご覧くだされ。

まずは巨大なスチロールのブロック。一個あたり2×1×0.5mの大きさ。

そこに大体のアウトラインを描き込む・・・正面からと側面を。

この段階では何が何やら訳解らんでしょ。

でもこんな塊の中にギリギリ納まる様、ちゃんと勘ピューターで計算してます。

女神1.jpg

で、その横方向から見たラインでまずカット。

すると当然、最初に描き込んだ正面からの下絵は消えてしまうので再び描き込む。

但し次は平面ではなく、曲面に描き込まないといけないので位置的なバランスを取るのが難しい。

でもコレをキッチリしておかないと失敗は許されないので慎重に。

だってスチロール代だけでもン万円するしね(汗)

守屋必死!!!

女神2.jpg

そしてラインが決まったら今度はタテ方向のカット。

こんな下絵でホンマに出来るんかぁ?

守屋の勘ピューターが今まさに計算しております!「今日の昼メシ何食べよう・・・」と。

女神3.jpg

おっと!やれば出来る子やないの!守屋クン(^^)/

最初の画像から見たら、あんなブロック塊からこんなの削り出すって考えられへんでしょ。

女神4.jpg

そして完成した原型にFRPでコーティングしてパテで完成。

女神5.jpg

完成後は日本中の展示会に連れ回し、会場で目立ちまくった女神さん。

その後もテレビの取材を受ける事数回・・

女神6.jpg

その他イベントやらでひっぱりだこ。

女神7.jpg

今は工場のガレージに鎮座して通行人たちをビックリさせるのが彼女の日課。

今でも年間通して数人の方が、彼女売ってください、ナンボですか?と訪れます。

オモロイ人もいるもんやなぁ・・・。

他にも懐かしい画像出てきたから、後日紹介するわ。

ではでは。

となりのトトロ

ある日、ある女性の方が工場を訪れました。

お話を聞いていると、ご近所(八尾市)でバレエを教えていらっしゃる先生だそうです。

その総生徒数、ぬぁんと100人!!凄い・・

その先生曰く、今度のバレエの発表会で小さな子供たちがトトロの音楽にあわせてバレエを踊ることになったそうで、軽い気持ちで子供たちに「今度の発表会でトトロと一緒に踊れたらイイねぇ・・」と言ってしまったところ、子供たちはもう止まりません。「トトロと一緒に踊る~!!」と盛り上がってしまったそうな。

困り果てた先生・・・

そこでポップ工芸を訪れたそうな。

色々相談した結果、ご予算の都合上、御自分達で造られる事に。

何故なら我々プロが製作し製作代が発生するとなると、この様な場合、版権の取得が必要となり、それだけでも莫大な費用がかかります。

しかも、個人で製作しても発表会等、公で使用するには厳密には版権や承諾を得ないといけません。

個人の趣味で製作する場合はこの限りではないけど。

そこで一応、スタジオジブリさんの方に問い合わせをした結果、その発表会で収益が発生しない事と複数回に渡る使用が無い限り製作OK!と。 太っ腹ジブリ!さすが。

で早速製作開始。

今回は、材料費のみ頂き、製作は工場の空いてるスペースを使って頂いて行う事に。

先ずはアウトライン引き。

トトロ1.jpg

アウトラインのカットが終われば次はおおまかにカドを丸めて・・・

トトロ2.jpg

あとは恒例のスチロールの粉まみれ祭り。ワッショイ!

トトロ3.jpg

あれ?社長、ずっと手伝ってるやん!

アカンで!手伝ったら。プロが手出ししたら版権取得せにゃならんのやし。

社長はこんなのほっとけない人やから、つい手伝ってあげてしまうんよなぁ・・(^^;

今回は実際に中に人が入って歩き回る様にしたい、との事なので中をくり抜きます。

そして原型が完成したら生地を貼り込みます。

トトロ4.jpg

シワが出来ない様、慎重に・・・

トトロ5.jpg

ちょっとスリムな感じのトトロさん。

まぁ、これでイイんです。手作りの味があって。しかし我々が造る場合、絶対にジブリ側のチェックでアウトになるはずやけど。

でもこのスリムトトロには訳が。

ご予算の都合で今回2本のスチロールブロックを使用。

本来の姿を表現しようとすると、あと1本ブロックが必要やったから。

いやいや、充分によくできてますよ、ホント。拍手!

お次は細部の製作。

トトロ6.jpg

このへんの作業まで来るとかなり楽しくなってきます♪

あとはヒゲやら付けて完成。

トトロ7.jpg

どうです?なかなかのモンでしょ?

トータルで3~4日くらいで完成させはったかな。

発表会での子供らの笑顔が目に浮かびますなぁ・・・

ポップ工芸では年間あたり数人このように何か造りに来られます。

こんなの興味はあるけど自分ひとりではチョットなぁ・・って方も、いろいろ造ってみたいけど造り方が解らん・・・って方も、悩んでないで一度気軽に相談してみて。

初めての人でもこんなの造って帰られるんやし。

社長はじめ男前スタッフ一同が丁寧に相談にのりますから(笑)

マグロイロイロ

昨日、近大マグロを紹介したんで、ついでに過去に造ったマグロ造形を紹介。

まずはトップバッター、キングオブポップ中村社長の力作、「築地のマグロ」

大きさナント10メートル超え!

もう何回テレビや雑誌で紹介されたことか・・・

もう随分昔に造ったヤツやけど、いまだに問い合わせが後を絶たない超人気ぶりスターマグロ。

画像からそのデカさが伺えマス。

築地で見たことある人も多いのでは?

取付集合.jpg

次はコイツ。かなりグロい・・・

これも大昔に造ったヤツ。

一体、何屋さんの看板やったんやろ・・

コレは水内クンと社長による製作。

マグロ&モリ.jpg

お次はコレ。

このお方は居酒屋さんの看板として店先に設置されていたんやけど、かなりお酒を召されたオジサン達に殴る蹴るの暴行を受け、ヒレというヒレは全てモギ取られ、なんと尻尾のヒレなんか根元の細い所でポッキリ折られてました。

元々はよその造形屋さんで造られたものやったけど、修理依頼でポップ工芸に緊急入院。

ご覧の様に綺麗スッキリ完治して無事退院。ガチガチに補強を入れたので今のところ再入院の気配無し。よかったよかった。

ポップ工芸ではこの様な他社で造られた造形品のリペアも行っております。

色の塗り直し等、何でもお問い合わせ下さい。

CIMG0908.jpg

まだまだあるで。

次はコレ

これまたポップな感じのデフォルメパターン。

デザインの違いでこんなに雰囲気が変わるんやね。カワイイ!

でも3メートルはあろうかのジャイアント鮪。

コレも水内クンによる製作

キャラマグロ.jpg

次!  (もう飽きてきた?)

コレは大阪の黒門市場に吊り下げられています。

コイツはテレビ出演多し!!タレント気取りで調子にノッてるヤツ。

黒門市場でのロケではオープニングでコイツのアップから始まるパターンが多い。

あんまり天狗になるなよ。

これは忙しかった時っだったので手が空いてる人が入れ替わり差し替わりでのジェットストリームアタック合作。

黒門マグロ.jpg

お次!

実にカワイイ!!たこちゃん&お魚コラボ。

居酒屋さんのキャラ。

アレ?これマグロちゃうわ。カツオやった・・・ ゴメン。

まぁエエか。カワイイから許してあげて。

カツオのデザインはおまかせやったんで、グラフィック調のデザインにしてみました。

タコにマッチしてイイ感じでしょ?

コレはワタクシ守屋の製作

タコチャン.jpg

よくここまで付き合ってくださいました、これで最後にします。

どさくさに紛れてカジキマグロ。

エエやんか。マグロはマグロやし。

釣具屋さんの看板。よくあるパターンやね。

画像では解り難いけど、コレ、かなり綺麗な色やってん。

ホンモノのカジキマグロもエゲツナイくらい綺麗な色してるんやで、知ってた?

製作はアルバイトの女の子。なかなかヤルやん。

カジキ.jpg

こうして見ると、一口にマグロ造形、と言ってもデザインや造形師によって出来上がりが千差万別なのがお解かり頂けたと思う。

面白かったでしょ♪

近大マグロ その2

ポップ工芸、年末にかけてかなり忙しくなりそうな感じ。

いつもそうやけど、何でこう、物件が重なるんやろ。もっと均等に散ってくれたらと思う。

しかもビックリするくらい納期が無かったり・・・

どこの業者さんも皆、同じ事ボヤいてる。

でもこのご時世、おかげ様でほんと有り難い話ですわ。

つきましてポップ工芸、年末にかけてお手伝いさんを若干名募集するかもです。パートさんやアルバイトさんを。

まだ具体的な事は会議中なので決定したら何かしらサイトで発表します。

我こそは!と思う人は気にしといて下さい。早い者勝ちやし。

 

近大マグロ、無事に塗装も終わり。

マグロってホンマはこんなに黒いんやで。もっと黒いかも。

良く見かけるマグロの造形って、みんな青いでしょ。

まぁ、あれはあれで看板やから仕方ないわな。鮮やかにせんと。

ウチでも青く塗ってくれ、と言われる事が大半やし。

今回は展示用に大きなアクリル製のケースを用意したよ。  ・・・しかし重い。

近マグ3.jpg

こんなの部屋にあったら毎日楽しいやろなぁ。

シーラカンスとか変な深海魚とか造って入れてみたい・・・

尻尾にはこんなヒレも付いてる。そういえば普段食べてる鯖とかサンマにもこんなヒレが付いてた気がするなぁ。

近マグ4.jpg

木箱で梱包して出荷となりました。

写真撮り忘れたけど、この木箱の横に、大きく「近大マグロ」とロゴを入れて出荷しました。

近マグ5.jpg

近大マグロはちゃんとしたブランド品なんやて。

まだ流通量こそ少ないけど、販売時には「近大マグロ」と明記されてるはず。

普通のスーパーとかではまだあんまり売ってないかも知れんけど有名デパートとかでは、たまに販売してるとか。

売ってたら絶対食べてみよっと。

近大の努力の結晶なんやし。  皆さんも是非!!

 

近大マグロ その1

「近大マグロ」

皆さん知ってはります?

マグロといえば、あの豪快な一本釣りが有名。ワタシは松方弘樹とか梅宮辰夫のイメージ。

何ヶ月もかけた、大海原での帰って来れない漁のイメージもありますな。

ご存知の方も多いと思うけど、このマグロ(クロマグロ)、自然界では乱獲やらで相当減ってきてるとかで、欧米では大西洋クロマグロをワシントン条約の対象種として保護し、乱獲に歯止めをかけようとしてるくらい。

そうなれば食卓からクロマグロの料理が消えていくかも・・・ クジラみたいに。

そんな理由や高級魚の代名詞であるマグロを養殖し、より安く安定した供給を目ざし、水産庁はなんと1970年からマグロ養殖プロジェクトを発足。

それに近大やらその他の機関が取り組み、近大はクロマグロの完全養殖に成功したとか。

完全養殖って書いたけど、マグロの養殖自体はそんなに珍しいものではなく、我々庶民が食べてるのはほとんどその養殖モノ。

でもその養殖と完全養殖とは訳が違う。

普通の養殖モノのマグロは、稚魚を海から捕獲し、イケスで大きく育てたもの。そう、ウナギみたいに。

完全養殖とはイケスで育った親魚から卵を採取し人工孵化させて育て、それが親になりまた卵を孵化させて育て・・・のサイクルをくり返したものを言うらしいですわ。

言葉では簡単やけど、それはもう大変な道のりだったとか。

とにかく稚魚がどうしようもなく困りモノで、皮膚が弱く、手で掴んだだけで死ぬ、車のライトの光とか船のエンジン音等でパニックに陥ってイケスに激突して死ぬ、挙句の果てにはお互い共食いをするという、相当なおバカさんぶり。

でも近大はその壁をクリアし、コンスタントに完全養殖を続けているとか。  スゴイね。

自然界では160キロもの猛スピードで泳ぐと言われるクロマグロ。さすがにイケスでは運動不足の様やけど、逆にそれはトロの部分が多いマグロになるというから面白い。

で、今回の日記はその近大さんからクロマグロの製作依頼があり、それを紹介。

近大さんに、すでに展示されているマグロの大きな(2.7m!)剥製があり、剥製では劣化や損傷が進行するので、それのレプリカを製作して欲しいとか。

その写真から比率を割り出し、型紙を作りスチロールをニクロム線でカットし原型を製作。

近マグ1.jpg

スチロールブロックからムダの無い様に有効に裁断します。

もうウチではマグロの造形、通算で何十体造らせて頂いた事か・・・

お寿司屋さんとか居酒屋さんの看板で。

でもこれ以上の乱獲が進めばマグロ造形の数も減っていくんやろうなぁ・・複雑な気持ちになる。

近大さんに頑張って殖やしてもらわねば!!

で、慣れた手つきで原型完成。FRPでコーティングしパテで細かいところを造り込み。

近マグ2.jpg

今日はマグロについて熱く語ったので疲れた・・これでおしまい。

生き物関係になると、つい熱くなる・・・

粘土コネコネその6

今朝、出勤前、注射してきた。

別に体調悪い訳じゃない。もっと元気になりたい訳でもない。

理由は「迷惑かけない為に」

そう、インフルエンザのワクチンを打ちに。

当然、季節性インフルエンザのワクチンやけど。

我々の様な脂の乗ってる年代には新型のワクチン、いつになったら巡ってくるんやろ・・・

なんか余り物しかまわしてもらえない気がして釈然としないけど。

ワクチンはちゃんと毎年接種してる。

上にも書いたように「迷惑かけない為に」

車のシートベルトみたいに思ってる。

シートベルトは当然自分の身を守るもんやけど、実際、自分か相手のどちらかがシートベルトしてなかったら、両方に被害も損害も数倍、いやそれ以上被るもんやしね。

ワクチン接種したからってインフルエンザにかからない訳じゃないけど、このポジションになると、正直何日も寝込んでられへんしね。もしかかっても一日でもはやく復帰する為に。

ワクチンよりも日ごろの体調管理のほうが大切なんやろけど。

 

さ~て粘土のおっちゃんのヤツ、いよいよ最終工程の塗装やで。

普段はごっついスプレーガンでドパ~ッ!!て塗るんやけど、今回のは小さいのでエアブラシという細かいトコ向けのスプレーガンで塗ります。

コツは一気に塗らないで少しずつ色を重ねていく感じで。

福島氏塗装1.jpg

さらに細かい所は筆塗りで。

で、全体が塗り終わったら、クリアーをしっかり吹きます。

エアブラシで塗った塗装は、塗膜が非常に薄いので、ちょっとしたことで、すぐキズが付くので、全体が塗り終わったら、クリアーをしっかり厚く吹き保護します。

福島氏塗装2.jpg

でもこれだとテカテカして何か陶器の様な感じ。これはこれで綺麗なんやけど、光が乱反射してダメです。つーかローションまみれの怪しいキャラになり兼ねない(失礼!)のでツヤを落とします。

福島氏塗装3.jpg

ハイ!これでOK。

スーツの部分は生地の光沢感を出すため半ツヤ。あと画像では解りにくいけど口まわりはツヤを残してあげてます。

そして、あらかじめ造っておいたベース板に裏からビス留めで完成。

福島氏塗装4.jpg

この方、ワタシは存じ上げませんが結構有名なお方。

いろいろ出版や講演をされてます。気になる方は検索してみては?

 

あ、ひとつ面白いのをご覧頂こうかな。

下の画像、当然、同じ型から抜いた全く同じモノやけど、顔の角度、全然違って見えますやろ。

福島氏塗装6.jpg

これはレリーフ状の造形ならではの現象です。

レリーフというのは限られた厚みの中で、いかに立体感や遠近感を出すか・・・というのが鉄則。

その限られた厚みの世界で、色んな技法や表現法を用いて造られてる。それは前回の10センチシリーズで色々説明したと思うけど、全てパーツの微妙な角度や盛り上げ方、凹ませ方なんかで表現してる。

だからその絶妙な角度やらで構成されてる以上、ほんの少しでも視点が変わればガラッと雰囲気や見え方が変わるんですわ。良く言えばそれがレリーフの面白さでもあり、悪く言えばそれがレリーフの弱点。

真正面から勝負!というわけ。

皆さんも今後、街にある作家さんやらが造ったレリーフ状の作品、注意して観察してみてください。

作家の表現やらレリーフの面白さとか、色んな事がみえて来るよ。

粘土コネコネその5

朝晩、だいぶ涼しいというか、もう寒いくらいやなぁ・・

ここ最近の秋、温暖化やら何か知らんけど、なんかシックリ来ない秋の様な気がして仕方ない。

紅葉もなっかなか来ないかと思ったら一瞬で散ってしもたり。

でも食欲だけは温暖化もへったくれも関係無く、きっちり秋に訪れる・・・・。

旨いモンは旨い!秋は色々旨い!

 

粘土コネコネシリーズ、お人形さん自体はあと塗装を残すのみやけど、その前に人形さんを取り付けるベースの板の製作を。

今回のベースはごく普通の木の板なんやけど、設計様の方から、ベースは木板ですが本体と同じくFRPで製作して下さい、との事でしたので、それに従いFRPで。

こだわりなんでしょな。

 

形状は普通の板なんで、製作の過程は省かせていただくとして、塗装を説明しよかな。

「木目の塗装」

これは木目の種類によって色んな技法があるし造り手によっても違うけど、今回はいつもワタシがやるやり方で。ごく一般的な難しくないタイプの木目です。

まず、ベースの色となる方の色(薄い色の方)を塗ります。塗料はウチでは2液性ウレタン塗料を使います。完全に硬化したら木目(年輪のスジ)を描き込みます。

その木目を描き込む方の塗料はベースのウレタン系では無く、エナメル系とかの塗料がイイです。

ホームセンターに売ってる普通の塗料(水性、ラッカー系はダメ)でもOK。ペイントうすめ液使うヤツ。

ベース側にウレタン系塗料を使うのは、上から描き込む木目の塗料で溶けないというか侵されない様にするため。

まず、適当(ホンマに適当)に筆でおおまかな木目をスラスラ~と描いて、布にシンナーを含ませ、それらしくボカシたりスジ目を際立たせたり・・・  ただそれだけ。

福島氏ベース1.jpg

今回の板のサイズは50×40センチ。

これくらいのサイズだと、ものの15分くらいで描きあがります。

今回の木目は一般的な普通の木目なので、資料とかは一切見ないで勘で描いてしまう。

福島氏ベース2.jpg

ベースと違う性質の塗料を使っているので、仮に失敗しても大丈夫。何回でも拭いて描き直しは出来るから。

で、完全に乾燥したら、描き込んだ木目をクリアー塗装でコートして完成。

指定の文字やらを入れて出来上がり♪

福島氏ベース3.jpg

でもほとんどが上から貼るお人形さんで隠れるんやけどね・・

今回のは小さな板やったから、本来ホンモノの板を使った方が安いと思うけど、屋外で使う大きな銘板なんかはFRPで造るとメリットがいくつもあるんですわ。挙げてみると・・・

①まず、軽い。これは施工する人にとってかなり重要なこと。

②次に風雨にさらされても腐らない、割れない反らない。皆さん、張り込んでゴッツイホンモノの高額な板を使って看板作られていますが、たった数年でものの見事にニスが剥がれて黒く変色して割れて台無しになってるのをよく見かけると思います。勿体無い・・・。

③安い。安いと書いたけど、正直、小さい板だとホンモノの板の方が安い場合があると思うけど、大きな板だと、同等、それ以上にFRP板の方が安い場合もあります。第一、経年劣化の事を考えると断然お得。

その他、細かいコトを言い出したらきりが無いのでこのへんで。

これも以前造ったFRP板です。どうですかイイ感じでしょ?ココも例外に無く、酷く腐ってしまっていた板をFRPでリニューアルした例です。コレも資料を何も見ずに妄想で描いた。

木調1.jpg

木調2.jpg

木調3.jpg

粘土コネコネその4

どーでしたか皆さん、何ちゃら流星群見れましたか? あ、オリオン座流星群か。

ぬぁんと、ワタシ見ましたよ!!

目覚ましセットして夜中見ようかと思ったけど、絶対に挫折すると思って寝る前に観測・・・

12時くらいから観測はじめ。ウチはマンションの3階なんやけど、ベランダに出てみると他の階からザワザワ聞こえてる。  ・・みんな見てるみたい^^

10分ほどボケ~っと見上げてて、もうアカンか、寝よか思て部屋に入ろうとしたら、外から「ワァー」

・・・・クソッ!ツイてねーな。

くやしいから絶対見てやるモードになって見上げる事5分。

「あっ!!」

ホンマに一瞬やったけど確かに流れ星が!

そんな一瞬の出来事やったけど、とっさに思った願い事   ・・・・・「借金完済!」

これホンマ。

もう夢の無い自分がイヤになってしもた。

でチョット楽しくなってトータル30分程観測。見れた流星は4つ。

オリオン座を中心に放射線状に次々流れてた。

さすがに願い事の内容に愕然とはしたものの、やっぱ流れ星ってイイもんやね。

エエ事ありそな気分にしてくれる♪

あっ!話は前後するけど昨日こんな事が。

バイクで帰宅途中、信号待ちでふと思った。

「そういえばこのバイク、購入して何ヶ月経ったんやろ?何キロ走ったんやろ?」

そんなこと普段全然気にしないんやけど、ふとメーターの走行距離を見てビックリ!!!

8888.jpg

わかり難いけど・・・見えるかな?

なななんと!「8888.8キロ」の所で信号待ちしてるやないの!!!!!!!!

思わず写メ。

どんだけ末広がりやねんっ!!!!!

こんな事があるんよ、世の中。

ホンマに狙った訳でも無く、偶然の偶然。

コレはエエ事あるんちゃうの!

そういえばこないだ書いたけど流星群が始まる前日に、ゆ~っくり流れる流れ星に願い事しまくる夢見たり・・・

なんやろ。ホンマにエエことあります様に・・・・・。

そういえば先週、飼ってるペットが2日続けて死んでしもたり全然ツイてなくてかなり凹んでたとトコやっただけに、これは気分的に救われた気がする。

でもこんなラッキーな事、あんまりペラペラ他人に話したらアカンのかな(笑)

まぁエエわ、このブログ見てくれてる人にエエことあるよ  ・・きっと。

 

さぁ、色々書いたし今日はもうこれで終わろかな、って思ったけど、一応製作日記やし。

福原氏サフ.jpg

型から抜いたヤツ、バリを切り離して裏面を平らに削り、ピンホールや欠けてるトコ修正して、表面を整える為、サーフェイサーを吹きます。  以上。

 

何や、全然ヤル気あらへんがな(爆)

 

では皆様、守屋パワーを浴びて、明日も良い一日を!!!

 

粘土コネコネその3

昨夜は例の何ちゃら流星群、曇ってあんまり見えへんかったらしいね。

ラジオやら聞いてたら皆、おそくまで起きて観測してたけど見えなかった!とブーブー言うとる。

今晩あたりはイケるんちゃうかな?

どーしよ・・・・

起きて観測するべきか・・・次は確か、数十年後やいうてたし。

そーゆー表現に弱いんよなぁ・・   数十年後とか最後とかもう入荷しないとか絶滅寸前とか・・・。

まぁ、仕事疲れで即、爆睡してると思うけど。しかも11時とかに。   子供か!

 

さて今日は型取りを。

出来上がった原型を型取りするんやけど、型取りは通常、石膏、シリコン、FRP等がある。

複製する個数や形状の複雑さとかで何で型取りするか決めるんやけど、今回は比較的簡単な形状なのでFRPですることにした。

福原氏型取1.jpg

ただ、FRPで型取りするには予め原型の段階で、よーく考えておかないと後で大変な事に・・

何か言うたら、シリコンゴムやったら全く問題無いけどFRPには柔軟性がゼロ。

だから原型の立ち上がりの部分の形状を垂直もしくは台形にしとかんと型から抜けなくなるから。

台形を逆にした様な形だと絶対に抜けない。でも矛盾して、その台形を逆にした様な感じの形状の方が、よりエッジが効いてシャープというか、よりメリハリのある作品になるんですわ。

でもシリコン高価やしね・・・。その辺は原型の表現力でカバー!!

福原氏型取2.jpg

ハイ!綺麗にポコッ!と抜けましたヨ。

あれだけ軟らかかった粘土も数日でパキパキに硬くなって割れとるがな。

でももうこの原型さんのお勤めは、これにて終~了~♪ 勿体無い気もするけど一気に剥して丸めちゃいます。・・・嗚呼、残酷。

んで、出来上がった型を綺麗に洗って粘土を落とし、離型剤をしっかり塗り込んでFRPを積層します。この辺はいつもと同じ。強度が必要な所なんかは多く積層します。

取り付け金具とかもこの段階で樹脂で固定。

福原氏型取3.jpg

そして完全硬化まで数時間放置プレイ。

で、硬化したら型をポコポコ叩いて中身を抜きます。上で書いた様にちゃんと抜け勾配を巧く考えてたら楽勝やけど、何も考えんと原型造ったらココで泣きを見ます。一生抜けません。

でも大丈夫。ちゃんと綺麗に抜けました♪

福原氏型取4.jpg

見た目は汚いけど、気泡も少なくバッチリ抜けてる。

今回は2個発注頂いたんでもう一個。

明日は塗装やらを書こうかなぁ・・

 

流星群どうしよ・・起きてよか寝よか・・・目覚ましかけて早朝に起きるとするか。

 

粘土コネコネその2

あかん。

最近早く寝ても疲れが取れへん。なんでやろ?

眠りが浅いというか夢ばっかり見たり・・・

今朝は流れ星を何個も見る夢みたわ。スゲーゆっくりの流れ星でメチャメチャ願い事言いまくる夢。

欲丸出しの。

病んどるな、こりゃ。

よー考えたら最近、某有名ゆるキャラの小さい原型を毎日造ってて細かい作業で神経ピリピリしてんのかなぁ?

あ、そーいえば今晩あたりから流星群が見えると今朝テレビで言うてたなぁ。

凄い!夢で流れ星を予知してる!エエ事あるかも・・・

 

さーて昨日の続き、粘土コネコネです。

久々の粘土で、エンジンかかるまで時間が必要かと思いながら作業し始めたけど、思いのほかスイスイ手が動いてくれた。作業始めて5~6時間くらいでこんな感じ。

福原氏原型3.jpg

よし、このペースなら目標の二日間での完成はイケそうやな(^^)d

社長にお尻ペンペンされずに済むわ。

胴体の部分の厚みは5ミリ~1センチくらいしか無いから、これまた頭使っていかんと立体感が出せないから慎重にせねば・・・。

福原氏原型4.jpg

予定通り二日で完成しちゃった♪

アップはこんな感じ↓↓
福原氏原型5.jpg

手を抜かず爪とかもちゃんと造ったで。手は1センチくらいのペラペラやけど立体的に見えるでしょ?

薄い造形やから気をつけないと粘土が乾燥して一晩でヒビ割れが出る事があるから、帰る前にしっかり霧吹きしてビニールとかかぶせて保湿してあげないとダメなのよ。

女性のお肌の様にデリケートなの。

 

いつもはスチロール彫った原型ばっかりやけど、粘土なら皆さんも気軽にチャレンジできるので是非やってみては?何も考えずにコネコネしてるだけでも、かなりのストレス発散になるよ。

普段あまり使わない部分の脳を使うからがボケ防止にもイイとか聞いたしw

明日は、完成したこの原型を型取りしちゃいます。

 

今日は一日中、ずーっと動かずに座って原型造る作業してたなぁ。トータルで50歩くらいしか歩いてへんのちゃうか・・でも腹だけはイッチョマエに減りよるわ。

あ~腹減った。帰ろ。

 

 

粘土コネコネ

インフルエンザ流行ってきてまっせ!

あちこちで休校が相次いでますョ。

ポップ工芸、おかげ様で相変わらず超バタバタでして、年末にかけて今から体調管理をしないとエライ事になりそうです(汗)しかし今日も明日もフル回転!!!!

まぁ、アホは風邪ひかんと昔から言うからワタシは大丈夫かと思われ(^o^)/

毎週、王将の餃子でも食べてたら何とかイケるでしょう。

 

と言う事で、ひっぱりまくった前回までの10センチシリーズの次、何にするか色々考えてんけど、

コレに決めた。

福島氏原図.jpg

前回、ペラペラのレリーフ造形やったんで、それつながりでもういっちょレリーフを。

何?もうレリーフ飽きたから違うのがイイだと?

アカン。これにする。

今回のは小さいよ。

前回の1/10くらいのサイズ。 50センチ。

大きいのも小さいのも造れるのを見て頂こうかな、と。

いつもスチロール造形の原型ばっかで、ウチの会社、スチロール造形専門と思ってる方もいるのではないでしょうか?

今回はちゃいますよ!粘土です。

確かにウチの会社、スチロール造形がやたらと多い。

だから粘土での彫塑の時はトキメクわ~♪

んで早速製作開始!

 

福島氏原型1.jpgこんな感じで平らなプレートの上で。↑↑

資料は横の絵、一枚のみです。

使う粘土は色々あるんやけど、一般的には我々が子供の頃、学校で使ってた「油粘土」と呼ばれるものや、 よく陶芸で使う粘土がありますやろ、「水粘土」とか呼ばれるものがそれ。

どちらも造形では良く使われるんやけど、どちらにも一長一短があり、また造形師の好みもあります。

今回は水粘土を使いました。水粘土はその名の通り、水で煉られた粘土なので、時間が経つと乾燥して硬くなるので時々霧吹きで水分を補います。

よって、保管する時も水分の管理が必要で面倒やけど、とにかく安価なのがイイです。

福島氏原型2.jpg

さぁ、あれこれ書いてるうちに、わたくし守屋、一生懸命に粘土コネコネしております!

粘土の時は非常にリラックスして作業できますねん。

何でか言うたら、粘土の場合、気の済むまで何回でも盛ったり削ったりが出来るでしょ。

スチロールや木材、石材やらの彫刻系は削りすぎたらもうアウト。

でも逆にその緊張感が潜在能力を引き出す気もするけど。

でもたまにはリラックスした気分でやりたいもの。

がしか~し!いくらリラックス気分で作業は出来ても、趣味でやるんと訳が違う。

そう、ダラダラ時間はかけれない・・・。これも原型に3日もかけたらもうアウト!!

2日でやらんとキングオブポップこと中村社長にお尻ペンペン喰らいます。

キビシ~っっ!!

これも前回のヤツと同じく、出来るだけ厚みを抑えないといけないレリーフ造形。

今回のはだいたい1~3センチの厚みの中で立体感や遠近感をフルに出さないといけないので、

よ~く観察したら前回の10センチシリーズで説明した技法が満載です。忘れた人は前回の号、読み直してお勉強してちょーだい。一生懸命書いたんやし。

 

さ、体力温存。はよ帰って呑も(笑)

 

 

10センチの重圧 その10

昨日は打ち合わせで現場を2件まわって夕方帰社して作業やたもんで、日記サボらせてもらいました。すんまへん。

今日、打ち合わせに来られた方に、「その10」の日記はまだなんか?と言われてしまいました。

毎日楽しみに待って頂けてんやなぁ・・・  頑張らねば。

 

さてさて大人気の(?)10センチシリーズも泣いても笑っても今日で最後。

我ながら よーここまでひっぱったもんです。

最後は取り付けシーンを。

無事に現場まで運ばれたワーゲン太郎君(ここにきてやっと命名させていただく)。

事前に設計さんと綿密な寸法打ち合わせを行っていたので難なく取り付け位置に立つ太郎!

下側はコンクリートアンカーでボルト留め。上側は建物の鉄筋にビス留め。実に簡単かつ確実。

gakuya取付1.jpg

次にお顔の取り付け。お顔はウッド部分に裏側からボンドとビス留め。

見た目はデカイが実は軽い!何せ厚み10センチやし♪

gakuya取付2.jpg

次にボディ部にロゴのカッティングを貼ります。慎重に位置決めをして・・・・

コレが入ると一気に雰囲気が変わりますなぁ。実にエエ感じ(^~^)

gakuya取付3.jpg

次は横に吹出しのプレートが入って、いよいよワーゲン太郎君に命が吹き込まれる瞬間です!

アナタには太郎君の声が聞こえますか?ワタシには喧しいほど聞こえるよ、太郎君!

さぁ、吠えまくって注目の的になるのだ!太郎!

gakuya取付4.jpg

で、夢にまで見た完成図・・・・感慨無量。

もう、何も申すまい・・・と言いつつ

どうですかボリューム感じるでしょ?コレがたった厚み10cmチョイには見えないでしょ?

コレはやっぱり立体造形看板にして大正解の良い例だと思う。

夜は夜でスポットライトでこれまたムーディーでエエ感じなんすわ。

ライトで影が出来て立体感倍増やし。

また後日その画像も。

gakuya取付5.jpg

gakuya取付6.jpg楽屋(GAKUYA)さんではフォルクスワーゲン全般を扱っていらっしゃいますが、ご覧の様に、チョイ古め(80年代位)の年式のワーゲンを数多く扱っておられます。ゴルフとかヴァナゴンとか。

かなりのノウハウをもっておられるので気になる方は一度訪れてみてください。ホームページも是非。

このあたりの年式、カッコイイねぇ・・・。欲すぃ~。

場所は東大阪市の170号外環状線、石切交差点から南(八尾市側)へ200メートルの所にありますんで!

 

さて、10センチシリーズも終わった・・・明日は何を書こうかな。   アレにしよw

 

10センチの重圧 その9

10センチシリーズもひっぱりにひっぱること、気が付けばもう「その9」まで来ましたなぁ・・

ちょっとひっぱり過ぎた感もあるけど、どうしても思い入れのある作品は つい、こう長編になってしまう・・お恥ずかしい限りで。

でもまぁ、広い世の中ですから、一人くらいは喜んで読んでくれてる人も居るであろうと都合よく解釈しまして、続きを。

 

いよいよ塗装も終わり、納得できる色ツヤも出た。その晩のビール&焼酎はこれまた格別やったなぁ・・ 安い発泡酒でもプレミアムモルツを呑んでるみたいに感じて美味かった。

翌朝、作品とはいきなりのお別れです。

この仕事、この瞬間のツラいこと・・・容赦無しにその時は訪れます。

今回は、現場がウチの工場のご近所と言う事もあり、オーナー様が自らお店の積載車で引き取りに来られました。

「まいど!」

もうオーナー様はニコニコ満開です!

出来上がった作品を見るなり

「おおっ!スゲーっっ!!!」の連発です。

思ってた以上の立体感にご満悦のご様子です。

ワタシも今までの苦労が吹っ飛びましたわ。

今でもオーナー様の笑顔が忘れられません(泣)

で、早速積込み積込み。

楽出荷1.jpg

楽出荷2.jpg

こうやって改めて見てもやっぱ10センチちょいってペラペラやなぁ・・・・・・

今更ながら、よーこんな条件クリアしたわ。

靴なんて角度変えて見たら凄いヘンな形やもん。

でもこれがアラ不思議、真正面から見たらエエ感じなのよ(^^)v

いよいよホンマにお別れです。

でも今回はいつもと違って別れの悲しさと言うより、むしろ嬉しくてたまりまへん。

何故なら、取り付けする現場、ワタシ通勤で毎日その前を通りますねん。ウシシ。

楽出荷3.jpg

で、もう現場着いちゃいました。

もういきなり取り付けです。

上の画像の向かって一番左の方、ココのオーナー様です!

下向いてはるけど嬉しくてニヤニヤしてはるの解るかな(笑)

嬉しさのあまり、作品を直視できない状況が見て取れます(^^;

や、この気持ち、よ~解りますわ。

 

さぁ、賛否両論ひっぱりまくった10センチシリ-ズ、いよいよ明日でファイナルです(まだひっぱるんかよ・・)

取り付けの様子を詳しく!!

では今日はこのへんで!バ~イ♪

 

 

 

10センチの重圧 その8

さて、いよいよ作業も最終工程、塗装でっせ!

デザイナーさんから色の指定を頂きます。だいたい色の指定はDICという色見本帳で番号を頂いて行うのが多いです。

今回は色数こそ少ないけど、色味がかなり鮮やかなので調色にはかなり気を遣う・・

色味を合わすのにあれこれ迷って色を混ぜていくと必ずと言っていい位に色が濁ってくるので、調色の時は慎重にかつ簡潔に。しかも室内の蛍光灯の光のもとで見る場合と屋外で太陽光のもとでみる場合でもかなりの違いがあるので、そのへんも考慮せんとアカン。

それと塗装の最後にクリヤーを吹くと、これまた色味が違って見える場合もあるので大変。

楽塗装1.jpg

あと、今回みたいな大きな面積の造形の場合、うまく塗らないと塗り始めの所と塗り終わりの所等でツヤがムラになってしまう事が多い。これは塗り始めた時に、霧状になった塗料が粉状になって、これから塗ろうとする所に降り積もり、表面がザラザラになる為。

サッサと塗らないと、それがどんどん酷くなるのでスピードもかなり要求される。

あと塗料の濃さもそれに大きく関与するんで経験がモノをいう。

楽塗装2.jpg

マスキングを剥す時はいつも緊張するわ・・

ちゃんと思い通りのラインが出てるか・・マスキングが浮いて塗装ハミ出てへんか・・とかとか。

でも全部剥し終えた時は何とも言えぬ幸福感というか安堵感に包まれます。

でも次に控えるクリアー塗装が何やかんやいうて一番気を遣う。

タレへんように、かつ綺麗なツヤが出るように、かつ塗装の保護を兼ねるので極力厚く塗る。

楽塗装3.jpg

塗り重ねる程に何とも言えぬ濡れた様なツヤが現れます。

気持ちイイ~♪

楽塗装4.jpg

さ、今日はこのへんで。

塗装に関しては、正直あんまり書くこと無いんよね・・

何せ勘と経験がモノをいう世界だけに解説のしようが無い・・・

10センチの重圧 その7

さぁ、世間はブロンズウィークという無理矢理感あふれるネーミングの連休ですかね?

ポップ工芸はまたもや連休無しのフル回転で作業してまっせ~!

 

FRP作業も無事終わり、次の工程、パテ作業で綺麗に研き平滑が出たらサーフェイサーを吹いて下地を整えます。極小さな気泡やキズ等はここで消えてしまいます。↓↓

やっぱこうして見るとデカい・・・
楽4.jpg

んでこれが右手。

楽3.jpg

左手が無いのに気付いた人、アンタはエライ!たぶんいてないと思うけど(笑)

何故かと言うと、向かって右側の左手、本来なら胴体の部分にくっ付けた状態で一体化で造ったらエエんやけど、何せこの厚み・・・ ほんの少しでも遠近感を出す為に、わざわざ別パーツで製作してん。それがこのパーツ↓↓

楽7.jpg

遠近感を出すために別パーツ?意味解りませんわな。

どーゆー事か言うたら答えは簡単。別パーツで造ってあとから取り付けることによって、ボディ本体と、このパーツとの間に隙間が出来ますやろ、隙間が出来る=強い影が出る=遠近感が出る。っちゅー事ですわ。

当然、別パーツで造ると言う事は、それだけ手間が増えます。取り付け金物仕込んだり、本体に穴あけたり・・・。でも何とかして、ほんの少しでも遠近感を出したいので努力は惜しみません。というかココまできたらもう半分意地というかプライドの問題ですわ(^^;

さーいよいよです。

もう後悔も何もありまへん。出来る事は全部やったし。

次はテンション↑↑↑の塗装でフィニッシュや!

世間は連休中やしワタシもそろそろ帰ってテレビでも見よっと。今日おもろいテレビあったはずやし。

ではでは。

皆様よい連休を~